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2011年10月26日
(水曜日)晴れ
メンバー:2名
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歩行距離 11.3q/歩行時間 5時間06分
(休憩時間 0時間48分)
所要時間 5時間54分
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11:00 - 11:03
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今回はヒゲさんも参加予定だったのですがアクシデントに見舞われて急遽ドタキャンとなり、ケンさんと二人だけの山行となりました 勿論事前に“摩耶山さん歩”さんから戴いた情報で入手した「秋の関西1Dayパス」を携えて・・・ JR北陸本線木ノ本駅で湖国バス・金居原行きに乗り換え古橋停留所まで凡そ15分、簡単な準備を済ませてバス停から進行方向50m程に建つ與志漏(よしろ)神社の石鳥居を目指します 上空には青空が広がり気温18℃と上々のコンディションでのスタートです
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11:05
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與志漏神社の前を右側に回り込んで里道を北に伝うと
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11:08
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長閑な里山風景が目の前に広がり、一瞬山歩きに来た事を忘れてノンビリと散策気分に浸りながら左から己高閣・己高庵への道標に見送られます
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11:10
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民家が途切れると長閑な風景に似つかわしくない目障りな標識が我が物顔で視界を独占しますが、そんな賑やかな標識の中に“鶏足寺(旧福寺跡)への薬草の小径”と書かれた旧跡への案内も紛れ込んでいるようです
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11:12
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すぐ左に己高庵への登り口を見やって右手に目を移すと、緑と紅のコントラストに色分けられた鷹の爪が秋の彩りを見事に添えてくれます 標識銀座を連想させてくれる道脇にポツンと建てられた無人販売所に、ブーケ状に並べられた鷹の爪が目に付いたケンさんが早速2束買い求めてザックに収めて
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11:15
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さらに足を進めると右手に法華寺跡への道が岐れますが、所要時間も判りませんので少し興味を曳かれながら立ち寄らずに中ノ谷沿いの林道を辿る事にします
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11:25
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やがて左右から樹林が迫ってくると集落の終端と思われるところで山ノ神に迎えられて山の領域に足を踏み入れる事になって
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11:30
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バス停から30分程で今伝ってきた中ノ谷が左右に分かれる二俣に着き、北谷と南谷に名前も変わります ここを左に、すなわち北谷に向かうと大蛇(おとち)洞窟があると登山案内図には書かれていますがやはり所要時間が不明ですので今回はパスして右の南谷へ直接足を進めます
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11:34
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2〜3分で左手に土砂浚渫中の砂防堰堤が現れると
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11:36
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山積みされた土砂と行き交うダンプカーに気をつけながら南谷の左岸を伝うと分岐に着きます 南谷もここで左に仏供谷を分けて鏡岩へと続くようですが、初めてのコースでもあってここは素直に己高山登山道の道標に従って左へ採り
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11:39
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すぐ足下を横切る仏供谷を渡ると己高山一合目となる己高山登山口に到着 ただいまの気温は16℃ ここからのコースには尾根コースと谷コースがありますが、おそらく展望が期待できるであろう尾根コースを伝う事として
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11:44
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いきなり急坂の尾根道に取付きます
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11:54
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古くから良く歩かれた道である事を示すように溝状にダケた道を伝い上がると15分程で二合目の朽ちた標識を過ぎますがまだまだ展望は開けそうになく、ひたすら足下を見つめながら足を運び上げます
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12:05
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二合目から10分程で欠け落ちた手造りの木標が三合目に着いた事を教えてくれますが、あの里道で煩わしい程賑わした標識は影を潜めてしまい静かな山歩きが約束されたようです
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12:07
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20mも進むと左手の高台に送電鉄塔が姿を現し、視界も大きく開ける
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12:10
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右手(=南東)方向には下りに通る南陵から派生した東への支尾根に建つ送電鉄塔(湖東#77)が、そしてさらに南〜西方向には琵琶湖に浮かぶ賤ヶ岳や背景の比良・江若のパノラマが急登続きの疲れを一瞬忘れさせてくれます
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12:14
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再び視界が効かなくなると植生が変わり、クマザサが姿を現わすようになり
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12:18
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程なく少し勾配が緩やかに感じると地元の高時小学校卒業生の手造りによる四合目標識が迎えてくれますが、相変わらず息抜き出来そうな平地はなくひたすら急坂を上り詰める事になるので立ち休憩を適度に差し挟む事になります
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12:28 - 13:01
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四合目の標識を見やって10分、やっと尾根尻に登り着いたようで初めて平坦な広場が右手に現れます
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広場には近江で一番古いと言われるお地蔵さんが如来像の両脇に三体ずつ立ち並ぶ六地蔵だそうで、予定通りここでお地蔵さんに見守られながらの昼食タイムとします 気温は14℃ですが木漏れ陽を浴びて快適な一時を過ごした後は
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13:02
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如来像と地蔵様に見送られて心持ち細くなった急なササ道を伝い始めると
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13:05
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2〜3分後に左から谷コースが合流してきます
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13:06
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この合流点近くの道端に朽ち落ちた五合目標識の見送りを受け
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13:12
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再び急な勾配が延々と続きますので、休憩直後の足に怠さが蘇り毎度の事ながら少しペースを落とす事になります
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13:18
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六地蔵を後にして凡そ15分、道の両側から門番のようにせり出した狭い岩場が馬止めで岩を跨いで乗り越えると
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13:21 - 13:23
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50mも進まないうちに見晴らしの開けた六合目に着きますが、ここが牛留で展望台になっていますので束の間のカメラ休憩とします
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展望台からは南西方向に目映く光る琵琶湖と小さく浮かぶ竹生島と2009年5月に歩いた山本山がクッキリと眺められ
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13:26
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六合目を過ぎるとやや勾配も緩やかになり、木間越しにチラチラと稜線が目に着きだします
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13:33
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さらに急斜面を5〜6分で杉や桧が植林された“水源かん養保安林”の標柱が目に付きますが、倒木や立ち枯れも多くてとても間伐されているようには見えません
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13:35
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そしてほんの一登りで西支尾根に登り着くと朽ち果てた七合目標識に迎えられ、道は尾根上を小さく起伏しながらほぼ水平に東へ続きますが
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13:40
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平坦な道を5分も伝うと「横懸道」と書かれた標識が、暫くは平坦な道が続くと言う事を教えてくれます 西尾根の南側を快適に捲き伝うと
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13:45
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10分程で殆ど高度差もないのに八合目標識に出逢います
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13:50
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程なく一面に広がるササ原の台地が左手に広がり、ここが鶏足寺の境内跡に着いた事を実感し
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13:51 - 13:53
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少し高台となったところから鶏足寺跡の標識が迎えてくれます 足を進めると4段程に整地され苔むした石垣跡などから往時は相当規模の寺院だった事が容易に推察出来ますが
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本堂跡に設置された“鶏足寺跡”案内板と
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“己高山鶏足寺(旧跡)配置図”案内図を見ると案の定、古代から中世にかけて隆盛を極めた事が窺えます
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14:00
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さらに「横懸道」を南西尾根方向に伝うと賑やかな動物の叫び声が飛び交い、近くの樹木が大きく小さく揺れ動くと野生猿の一団が威嚇?を兼ねて木の枝を飛び渡り、大騒ぎしている様子を見上げながらソッと通り抜けると
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14:01
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南西尾根に辿り着いたようで九合目標識が置かれた横懸道と頂上への分岐に着きます
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暫く辿った横懸道のお陰ですっかり急坂登りの疲れも和らぎ、最後の南西尾根を直登する脚力も復活したところで山頂を目指します
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14:17 - 14:24
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立ち休憩を挟んで約15分、喘ぎながらも何とか予定より20分程早く己高山(922m)山頂を踏む事が出来て
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小広い山頂広場の中央に進むと山名標柱と三等三角点(点名:己高山 標高:922.6m)が待ちかねたように迎えてくれますので、例に習ってソッと踏みます 眺望の開けた東〜南東方向にはブンゲン〜伊吹山の山並みが広がりズームアップした伊吹山の穏やかな山容を楽しみます陽当たりの良い山頂は現在11℃ですが寒くは感じません
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山頂広場の少し南の位置には山頂を示している?のか注連縄の懸けられた小岩が興味を曳きますが、疑問を残したまま南尾根を下る事にします
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14:34
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緩やかな傾斜の南尾根を10分程伝うと丁字状の分岐が現れます 道標はありませんが左は薄い踏み跡なのでここは右へのハッキリした道を辿り
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14:44
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少し色づき始めたブナやミズナラに癒されて気持ちの良い尾根道をノンビリ伝い下ると
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14:49
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突如樹木が途切れて鉄塔下の草地に飛び出しますのでここでも左右に広がる景観を眺めます
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14:53
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鉄塔から5分程でY字状の分岐に着きますが、左は紐と枯れ枝で通行止めのようですので右に辿ると
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14:56
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分岐から3分程で地形図の778m独標を通過しますが、とりとめのない話題に熱中していてすぐ現れるはずの縦走路分岐を見落として10分程直進してしまい、変則な分岐に着いた時点で疑問を感じて先程の独標まで戻る途中、左(=東)方向への薄い踏み跡を見つけ改めて石道寺方向(=西尾根)へ伝います この間約20分のロス
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15:14
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薄い踏み跡を進んで西への支尾根に登ると判りにくい所に石道寺(しゃくどうじ)への道標があって、この道が正しいルートである事を確信します
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15:21
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道は徐々に良く踏まれた広い道に変わりやや急な階段を下ると平坦な鞍部が目に入り
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15:22
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階段下の倒木をやり過ごすと樹木が途切れて
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15:23 - 15:24
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三合目から見上げていた送電鉄塔(湖東#77)に到着です
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15:30
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鉄塔下から5分程で地形図の629m独標に出るとY字状の分岐になっています 右は恐らく鏡岩のある南谷へのルートと思われますが運良く枯れ枝が積まれていますので、ここでは左の“旧福寺・石道寺”の道標に従い左へ
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15:45
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緩やかに西尾根を下ると15分程で地形図の532m独標に着きますが、この辺りにある筈の尾寺跡への分岐が見当たらないため急遽予定コースを変更して西尾根をこのまま辿る事とします
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16:19
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グングン高度が下がり、里の佇まいが身近に感じられる頃分岐が現れますが、直進は薄い踏み跡で旧福寺(鶏足寺)への近道かも・・・ 少し冒険してみたい気持ちもありますが夕暮れが近づいてきた事もありしっかりとした「←旧福寺・石道寺」と書かれた道標に案内されて左を下ると
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16:25
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杉林越しの前方に広い林道が見えて、無事山麓に降り着いた事を実感します
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16:26
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程なく林道に降り着いて下山ルートを振り返って見ると文字の読み取れなくなった朽ちた道標が見送ってくれます
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16:30
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林道を5分近く辿ると丁字辻に着きます ここには「古橋歴史の小径」として整備された遊歩道が敷かれていて、辻に打たれた道標には左が石道寺、右方向は山頂部から移設された鶏足寺(旧福寺)と案内されていますがバスの時刻も気になるので今は右方向へ辿る事にします
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16:36
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右手の坂道を下るとすぐ左手方向に茶畑が広がり、丁度茶畑に沈む夕陽が長閑さを象徴しているようで
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16:50 - 16:53
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やがて右手に鶏足寺への入口が見えてきますが案内によると多くの寺宝類はすべて己高閣、世代閣に収納保存されているようで、見事な紅葉の時期にはまだ早い事もあって今回は立ち寄らずにバス停近くの與志漏神社でバス待ち時間を過ごす事にします 神社の境内をノンビリ散策していると、往時の己高山七大寺の隆盛ぶりが描かれた己高山・鶏足寺鳥瞰図が目に付きます
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16:57
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一通り境内の散策が済み古橋バス停でノンビリ休んでいると、地元の男性から「一週間程前に己高山から石道寺に降りる予定だった人が、分岐の辺で遭難しかけてその夜は大騒ぎやったんや」と教えて下さいます 丁度我々が見落とした分岐付近で遭難されかかったようですが大事に至らなかったとの事で他人事ながらホッと安堵しましたやがて17時29分発のバスで木ノ本駅まで移動して18時14分の新快速に乗り今回の反省会は高槻駅界隈でした
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