宇賀神社 〜
山本山〜賤ヶ岳(421.1m)
〜 余呉湖畔
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↑「地図」上の○印をクリックするとその位置の画像を表示します。
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2009年05月23日
(水曜日)晴れ
メンバー:3名
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歩行距離 10.2q/歩行時間 6時間29分
(休憩時間 0時間53分)
所要時間 7時間22分
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09:24
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5月第2回目の例会として、七本槍の話で歴史上に名前を残す「賤ヶ岳」への縦走計画を提案したところ2名のメンバーから参加表明があり、大阪駅7時15分発の新快速で北陸線・河毛駅まで1時間45分の小旅行を楽しみ、小谷山に続いて今回が2度目となる湖北町のタウンバス「こはくちょうバス(びわこ線)」に乗り継いでスタート地点となる「津里(つのさと)停留所」へ向かいます。 ※山本山へは「山本山登山口停留所」が一番近いのですが、今回は運行ダイヤの都合を考慮して200m程離れた「津里停留所」で下車する事にしました。
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09:42 - 09:45
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気温22℃、薄陽の射す津里バス停を北へスタートすると50m程で丁字路に突き当たりますので
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09:46
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ここを右(=東)方向に足を進めると
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09:48
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正面にこぢんまりとした山本山が目に付きますが、今回はこの山から北方向へ縦走する事になりますので県道44号(木之本長浜線)を200m程東へ伝います。
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09:50
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山本山の南西角に「山本山登山口停留所」はありますが、先程のバスは大きく湖岸を巡ってからこの停留所に着きますので到着までまだ少々時間が掛かりそうですので「津里停留所」で下車して歩いたことが正解だったようです。
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バス停のすぐ横が宇賀神社の入口ですので注連縄の張られた石鳥居を潜って
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09:51
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正面にある宇賀神社への石段を昇り切ると
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人気のない静かな境内に着きますが、地元の方が毎日掃き清められているようで落ち葉やゴミはまったく見あたりません。 境内を横切って社殿の裏へ回ると
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09:52
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「近江 湖の辺(うみのべ)の道」と書かれた案内道標が登山口へ誘導してくれます。
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09:53
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そして整備の行き届いた急な丸太階段から今回はスタートする事になります。
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10:02
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2〜3分で一旦緩やかな尾根道になると右手に山本集落からの登山道が姿を現し
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10:05
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合流地点を過ぎると道はすぐ自然林に囲まれたジグザグの急な尾根道を登る事になり、風の通らない急斜面を伝い上がりますので少しずつ汗が滲み出てきます。
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10:20
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15分も急坂を伝い上がると樹林が開けて、道の両側に木製の手摺りが見え出すと
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10:21 - 10:24
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視界は一気に開けて平安末期の近江源氏、山本義定・義経親子の居城だったと伝えられる山本城・二の丸跡の広場に着きます。 ※一般的によく知られている九郎義経と同時期にもう一人別の義経が存在していた事を初めて知る事になりますが、どちらも正式な姓名が源義経だった事に再度驚きます。
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広場の右(=東)端には朝日山神社からの登山コースが合流してきますが手元の地形図に記載されている点線のルートのようです。
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広場の左(=西)端からは静かな佇まいを見せる奥琵琶湖の静かな水面にチョコンと顔を出した竹生島と背景には対岸に横たわる比良の山並みをうっすらと望む事が出来ます。 そして二の丸広場の北側に巡らされた2m程の低い土塁を通り抜けると
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10:29
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本丸跡広場のある平坦な山本山頂上(324.4m)に出ますが、綺麗に整備された山頂部に見とれてしまって土塁上に打たれている筈の二等三角点(点名:山本山 標高:324.39m)標石をウッカリと見逃してしまい気が付いた時には時既に遅し・・・
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10:36
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南北に細長い山頂部を北端まで進むと右(=東側)下には綺麗に区画された湖北の田園風景が大きく拡がる光景が目に入り
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10:46
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少し細くなった尾根筋から樹林越しに湖面を垣間見えるようになると、爽やかな風が通りますので汗はいつの間にか乾いて快適な尾根歩きが始まります。
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11:00
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緩やかに尾根道を下ってゆくと湖岸の片山集落と田園地帯の熊野を結ぶ「熊野越」に着きますが
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11:01
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“現在の片山遂道が開通するまでは重要な生活道であった”という主旨の書かれた案内板に、改めて“道”という言葉の意味を考えさせられながらこの峠道を横切って縦走路を辿りますが
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11:02
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雑木が少し疎らになると道は尾根の左(=西)側を捲くように続きますので左手方向に静かな湖面を垣間見ながら、右手に続く小さな起伏が「古保利古墳群」である事を確認する事になります。
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11:17
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熊野越から15分程約140基の古墳が一列に並ぶとされる古墳群の西横を伝い続けると、尾根筋の鞍部に打たれた道標の出迎えを受けますが真下には「西野放水路」が通っている地点だという事で、地形図を見てみると確かにこの下に水路が書かれています。
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11:26
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大きく鞍部まで下り木戸港跡への道が左(=西)に岐れる「木戸峠」を通過すると
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11:27
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ここから“湖の辺の道”は稜線の東側を伝うことになるので、今まで心地よい涼しさを与えてくれた風もすっかり影を潜めて右下には田園風景が拡がる風景に変わります。
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11:31
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やがて地形図の199mピークを踏むと右後方から初めて山本山の見送りを受けることになり
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11:38
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さらに緩やかに尾根道を下ると再び古くからよく踏まれた広い道が稜線を横切る縦走路中の最低鞍部に着きます。 ここは「海老越し」と呼ばれる峠で「←阿曽津(あそづ)千軒跡/西野集落→」と書かれた道標が打たれていますが、かつては山を越えた琵琶湖岸に「阿曽津」村があったそうで、台風による津波で消滅した村跡には今も平地が残っていて「阿曽津千軒」と呼ばれていると入手した手元の資料では案内しています。
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12:06
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やや急な尾根筋を登ると稜線は右(=北東)方向へ伸びて、凡そ30分程で磯野山(Ca.325m)に登り着きますが山頂は展望がなく15名程の先行パーティーが既に昼食中ですので我々の昼食はもう少し先までお預けとします
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12:07
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北へ伸びる尾根道を10数m下ると「←有漏(うろ)神社」と書かれた公設道標が現れますが、まるで通行止め(?)でもするかのように道の左側には木製の手摺りが付けられて左折することはできそうにありませんので「既に廃道と化してしまったのかな?」と推測しながらこの分岐を通り過ぎます。
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12:13
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小さく起伏を繰り返す尾根道を辿ると少し低くなった鞍部で左へ下る細い道が別れ、「赤尾→」と書かれた公設道標が打たれていますので地形図を見てみると「赤尾峠」と書かれています。 地形図には左に点線の道が有漏神社まで続いていますが道標には案内がありませんのでこの道も今では廃道になってしまったのでしょうか?
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12:17
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長い尾根筋を緩やかに高度を上げて行くと針葉樹が途切れて周囲は鮮やかな新緑に包まれ、視界には若やいだ風景が一面に拡がりますが
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12:22
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やがて左側に手摺りの付けられた丸木階段が現れると傾斜も急になり
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12:28
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赤尾峠から15分程で四等三角点(点名:西山 標高:360.39m)の打たれた「西山」に登り着きますので、ソッと標石を踏んで昼食場所に適したスペースを探しながら山頂部を北へ伝います。
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12:32 - 13:04
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程なく展望はないが疎らな雑木に囲まれた緩い斜面地に着きますので、ここで昼食タイムを摂ることとします。
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13:06
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至福の一時をゆっくり過ごした後は細長い急な尾根に沿った下りからのスタートとなります。
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13:13
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木漏れ日を浴びながら雑木に覆われた尾根道を10分近く下ると前方に日当たりの良い平坦な道が見え始め
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13:15
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開けた道に出ると前方に縦走コースの最高峰である賤ヶ岳の平坦な山頂が姿を現します。
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13:18
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ほぼ水平な道も2〜3分で足下に賤ヶ岳遂道が通る「山梨子(やまなし)峠」に一旦下り着き
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13:19
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峠を横切り山梨子と大音(おおと)を結ぶ古道を左右に見やってこの日最後の急階段を登り返しますが
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13:22
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右(=東)側の視界が大きく開けると形の良い小谷山の背後から見慣れた山容とは異なる姿で伊吹山が顔を見せてくれます。
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13:24
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その眺望もすぐ雑木に隠れ、急な丸木階段を伝い上がると
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13:32
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10分程で賤ヶ岳リフト終点駅のある台地に登り着き、思い思いに展望を楽しみながら寛いでおられる先行パーティーで一気に賑やかな雰囲気に変わります。
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13:33
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登山路の右手には小枝を貼り付けて造られたユニークな道標が目に付きますが「山頂マデ300m→」となぜか逆方向を指しています。ここまで登り着いてうっかりと間違うハイカーはいないとは思いますが、それにしても・・・
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13:35 - 13:37
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山頂への道も目映い程の新緑に囲まれた“緑の回廊”を辿りますので疲れも吹っ飛ぶ程若やいだ気分に浸り
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左手には奥琵琶湖の入江を美しく形作る葛籠尾(つづらお)崎と曲がりくねった湖岸道が静かな水面を包み込んでいる情景を満喫します。。
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13:39
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そして右手に七本槍で知られる賤ヶ岳合戦で亡くなった多くの死傷者の霊を弔う小さな石仏が祀られた祠を右手に見やって
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13:42
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眺望を遮る桧の樹林を潜り抜けると
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13:46
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再び右手の視界が開け、箱庭のように拡がる田園風景と木之本の街並み、そして滋賀県の最高峰・伊吹山(1377.3m)が大らかな光景を目の前に展開してくれます。
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13:48 - 14:04
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やがて最後の石段を昇りきると標高421mの賤ヶ岳山頂に立ちます。
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山頂からはとても低山とは思えない眺望が拡がり、南方向には先程辿ってきた山本山〜磯野山〜西山の連なりが一直線に並び、その右(=西)方向に浮かぶ竹生島をズームアップして見ると、テレビ等で紹介された通り川鵜の糞害により赤茶けた無惨な姿を見せていますので絶景を手放しで喜ぶわけにはいかないようで、少し複雑な気分も顔を覗かせます。
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目を北に向けると羽衣伝説が残る余呉湖が静かに横たわり、北東方向には尖峰を突き上げて一際目を引く蕎麦粒山(1296.7m)が見事な山容を見せてくれます。 ここでも見事な眺望に魅了されてしまい、打たれているはずの三等三角点(点名:賎ヶ嶽 標高:421.13m)を見落としてしまいます。\(_ _ ;)…
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14:06
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ゆっくり景観を満喫した後は余呉湖を西側から回りこむように伸びる尾根筋を下ることにして
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14:18
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鞍部にあたる「飯浦(はんのうら)切通」まで伝うと右に回りこみ
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14:19
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切通直下の分岐を右(=北)方向へ15分程下ると
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14:34
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穏やかな水面を見せる余呉湖畔に下り着きますので
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14:36
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右手目の前に建つ国民宿舎・余呉湖荘に立ち寄ります。 温泉ではありませんがユックリと山歩きの疲れと汗を洗い流した後、最寄り駅まで1時間程の道程を歩く予定だったのですが、宿舎のご好意で送迎車を運行して戴ける事になったので予定時刻の16時50分までノンビリと反省会のリハーサルで気分が盛り上がった後は
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17:07
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JR北陸線・余呉駅まで送って戴き、17時10分発の新快速で反省会場の京都駅まで移動して締めくくります。
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