犬鳴山表行場 〜
高城山〜天狗岳(Ca.730m)
〜 天狗岳北西稜
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↑「地図」上の○印をクリックするとその位置の画像を表示します。
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2010年06月30日
(水曜日)晴れ
メンバー:3名
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歩行距離 11.5q/歩行時間 5時間21分
(休憩時間 0時間44分)
所要時間 6時間05分
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10:19
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JR日根野駅で南海バス・犬鳴山行きに乗り換えるために日根野駅前に向かうと既にメンバーの一人がバス停に着いていて、近況を話している内に南海・泉佐野駅からのメンバーを1人だけ乗せた貸し切りバス(?)が到着したところで我々も乗り込みます 終点の犬鳴山で降りて準備を整えている内にバスは泉佐野行きとなって戻って行くのを見送って、
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10:20
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気温26℃のバス停から戻るようにスタートして二瀬川沿いの温泉街に足を進めます
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ほとんど人影も見えない温泉街をノンビリ進んで行くと
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10:21
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正面から、今回最後のピークとなる筈の天狗岳に見守られて温泉街を抜けますが
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10:23
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先程から我々に前後して1頭のワンちゃん(ここではシロちゃんとしておきます)が案内役を兼ねて同行してくれていましたが、二瀬川に架かる犬鳴大橋を渡り犬鳴川左岸沿いを辿るようになるとシロちゃんの案内役も終わったようで、足を止めて見送ってくれます
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10:25
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バス停から5分程で道路の真中に大きな杉の木と石標がデンと居座っていますが、この杉は大阪府下で一番高い杉という事で石標には「大阪みどりの百選」と案内されています
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10:27
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やがて右手に笈掛(おいかけ)岩を見やるとすぐに一ノ橋で犬鳴川の右岸に渡り、広い有料駐車場(=犬鳴山ウッズ)とトイレを過ぎると
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10:28
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再び二ノ橋で犬鳴川の左岸に渡り返していよいよ犬鳴不動渓谷が始まります 途端に周囲の雰囲気も厳かな空気に覆われ出し、日本最古の霊場として役の行者が28歳の時に修験道の行場として開基されたと伝えられる「犬鳴山・七宝滝寺(しっぽうりゅうじ)」の境内に足を踏み入れて、暫く俗界から離れる事になります
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10:30
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参道は一気に自然石で出来た階段道になり右手から屏風岩に見送られると
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10:31
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犬鳴48滝と呼ばれるだけあって大小の滝群が涼しげな瀬音で迎えてくれます
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10:33
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史蹟によると、七宝滝寺も淳和天皇がこの地を訪れた時に選ばれた金銀などの七宝にたとえて名付けられた滝(両界ノ滝《金胎両部ノ滝として2瀑があり、一ノ滝とも呼ばれている》・塔ノ滝・弁天ノ滝・布引ノ滝・固津喜ノ滝・行者ノ滝・千手ノ滝)に因んで名付けられたという事で、まず金胎両部ノ滝(下段)を足下に見やると
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10:34
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すぐ上段に位置する両界ノ滝の出迎えを受けると、胎蔵界を離れて金剛界へ足を進める事になると説明しているサイトもありますが、もっと単純に考えて「俗界から浄土界への入口」と考えても良いのではと思いながら、実際の所はどのような結界になっているのか判らないまま涼しい渓谷の左岸から金高橋を右岸へ渡ると
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10:39
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前方に七宝滝寺の山門となる、朱塗りの瑞竜門が姿を現します
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10:41
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瑞竜門を潜り抜けて苔に覆われた古い境内や石段があり、歴史の深さを感じながら霊場に相応しい静寂に包まれた参道を辿ると
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10:42
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すぐ朱塗りの神宝橋に着きますのでこれを左岸に渡って足を進め
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10:42
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左手に鳥居と護摩場のある広い平坦地に出ます 護摩場の見送りを受けて足を進めると
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10:45
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程なく階段が別れますが、左には霊光殿や神明大権現、出世稲荷大明神、縁切大神など数多くの神社が犇めくように祀られていて今は右への階段を辿る事とします
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10:47
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やがて右手に写真等で見覚えのある塔ノ滝が姿を見せてくれますが、水量が多くて写真で見た景観とは少し異なって見えますので最初は一瞬「違う滝かな?」と疑問が湧きましたが・・・
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10:53
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左手に義犬の墓を見やって弘法大師作と伝わる十一面観音堂を過ぎると、難切り不動明王に見送られて川の上に設えられたコンクリートの広場に立つ巨大な身代わり不動明王に迎えられます 不動明王像の15m程右手に建てられた鳥居を潜ると2004年に登った裏行場への取り付きがありますが、今はそれらを見やって最上部に建つ朱塗りされた清滝堂に足を進めます
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10:55
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すぐ先で清滝堂とその奥に白い飛沫を巻き上げながら7瀑の主瀑行者ノ滝が目に付きますので
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10:56
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早速清滝堂を通り抜けて
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10:59
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見事に流れ落ちる落差15m程の行者ノ滝と、すぐ右横に糸を引くように細い岩肌を伝い落ちる落差50mの千手ノ滝が主瀑としての迫力を目の前に展開してくれます
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11:01
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再び清滝堂を通って右手に見える朱色の鳥居方向に向かうと「元山上ヶ岳・大天上ヶ岳」と書かれた私製道標が目に付きますが、大峰山より6年早く開かれた霊場という事で付けられた元山上ヶ岳へのルートが「表行場」道で、大天上ヶ岳へのルートは「裏行場」道になっていますので
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11:08
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ひとまず清滝堂裏に注連縄の張られた鳥居を潜り抜けます
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11:09
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小石の散乱した斜面を伝い行者ノ滝落ち口上部に着くと足元に広がるガレキと枯れ枝に行く手を阻まれるようになり、公設道標の打たれた分岐点に着きます ここを右手に辿ると裏行場道への激登りが待ちかまえていますが今回は左の表行場道へのガレ場を登ります
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11:11 - 11:15
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ガレ場の先には表行場への入口となるクサリが固定された一枚岩の地獄岩を登りますが、先行する同行メンバーが直登を避けて左手の岩尾根を無事伝い上がるのを見送って
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私は正面突破で直登しますが、思っていたより容易な岩壁で同行メンバーを写す余裕も感じられます
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11:16
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地獄岩を過ぎるとロープの付けられた急斜面が待ちかまえていますが足元はシッカリとした山道になっていますので迷う事なく犬鳴隧道の通る尾根筋に出ますが
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11:17
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頭上に張られた結界紐が見え出すと餓鬼岩急な岩場が迎えてくれます
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11:18
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久しぶりに参加してくれたメンバーには少し厳しい登りのようで、重い足運びが少し気になりますがシッカリとしたロープも巡らされていますので焦らずにノンビリと伝い上がっています
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11:21
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餓鬼岩を通過すると結界紐が現れてやや傾斜は緩やかになりますが
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11:24
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それでも倒木や浮き石の手荒な歓迎を受けますのでシッカリ気を配りながら伝い上がると
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11:25
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小さな台地になった蟻の戸渡り岩の下に着きます
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11:30
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ここからもほぼ垂直な岩場を伝い上がりますが、捲き道を上る事に決めた同行メンバー2人を見送ってから浮き石に注意して慎重に蟻の戸渡りに取り付きます
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11:34
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岩場の途中には岩溝に埋め込まれた小さな不動明王像が迎えてくれますので、一度帽子を脱いで安全登山になるようお願いします
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11:36
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やがて左手方向に岩場を伝うと狭いテラス場の岩棚に登り着きますので、足場を確保した後今伝ってきた岩場を見下ろしますが、所々にセメントで固められた浮き石が目に付きます
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11:41
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最後の垂直岩を左から回りこんだ所で迂回ルートを辿った同行メンバーに合流しますが、ここで絶壁の上に迫り出したテーブル状の岩が視界に入ります これが表行場道で最後の行場となる西ノ覗き岩ですが岩の先端から見下ろすと一面緑の絨毯が数十メートル下に広がり、タップリの高度感で目も心も洗われます
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11:42
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すぐ上に渡された結界紐を過ぎると
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11:44
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役行者の祀られた護摩場に登り着き、頭痛除不動明王が祀られた祠に迎えられます
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11:51
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祠のすぐ上には小さなコブがあって山上大権現が祀られています ここが表行場の終わりであり元山上ヶ岳である事は容易に推察する事が出来ますが、急傾斜の尾根はまだまだ続きます
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11:54
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さらに続く急斜面ですので足運びも自然に遅く歩幅も小さくなり、立ち休憩も増えます
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11:57
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高城山の山頂が近くなってくると斜度も幾分緩やかになりますが、無遠慮に足元に頭を出す岩ガレに気を付けながら10分近く足を運び上げると
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12:07
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一旦緩やかな尾根道に変わると地形図上の506m独標に着いたようで、呼吸も整い足の疲れも少しは快復しますが
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12:17
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目の前には次の急坂が待ちかまえていますので、補助用に付けられたロープに助けられて尾根を伝うと
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12:32
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道は山頂を捲くように右手方向へ向か要になり周囲を眺める余裕も出てきたようで、道脇からソッと癒してくれるササユリにも目が止まります
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12:40
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やがて樹間を通る水平道の快適な道に変わると
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12:45
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犬鳴山周回路と高城山への取り付き点となる四つ辻に飛び出しますが、見通しのない山頂をパスして五本松峠のある右(=東方向)への道に足を進めます 気温25℃、時折すり抜けて行く涼しいそよ風が今までの疲れを一瞬忘れさせてくれます
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12:50
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周回路は犬鳴東手川(いぬなきとてがわ)林道に沿って稜線を伝う事になりますので
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13:00 - 13:34
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五本松峠へ向かう途中、風通りと展望の開けた場所を探して林道を見下ろしながら昼食タイムを楽しみ、さらに東へ2〜3度林道に合流しながら伝う事になり
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13:45
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その都度苦手な舗装道路を歩く事になりますが、すぐ左手に周回路が岐れますので急いで舗装路から離れると
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13:56
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五本松峠への中間地点付近で左に露櫛林道へ続く細い道を見やると程なく周回路も右手に走る林道に吸収されてしまい、
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14:12
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更に10分程で左手から登ってくる東手川林道と合流し舗装道路歩きを余儀なくされてしまいます
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14:13
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林道の合流点から10分で前方が開け、右手に「近畿自然歩道」が七宝滝寺に下る五本松峠に到着しますので少し開けた西側の展望を楽しみます
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14:17
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なおも南へ辿ると今回のコース上での最高地点「ハイランドパーク粉河」に着きますので、生憎の靄で遠望は利きませんが特徴のある台形の山容を見せる竜門山が南方向に確認する事が出来ます
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14:37
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道は更に粉河中央林道を南にウンザリしながら辿ると、20分程で右に7m幅の紀泉高原スカイラインが岐れますので小尾道を西へ伝う事になり
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14:58
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2車線の立派な林道を20分程伝うと地形図に「大タワ」と記された地点に着きますので、右手のササ藪を慎重に確かめながら進んで行くと細いヤブ道が分岐しますので右横のフェンスに書かれた「大タワ入口」を確認してこの道に足を進めます
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15:02
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細いヤブ道はそのままセリ谷を下るようですので、左手に見える小高い尾根への踏み跡を辿る事にしますが、小枝に捲かれた赤いテープが目的のルートである事を教えてくれます
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15:20
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一旦鞍部に下ると先程の細いヤブ道が右手から回りこんで来ますので、ヤブ道を進んでも間違いでは無かった事を教えられて鞍部から北西方向に見える大天上ヶ岳(612m)への踏み跡を登ると、
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15:22 - 15:24
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大タワから20分程で山頂を踏む事になりますが勿論展望はありません 前回訪れた時に付けられていた道標はまったく姿を消していますので一瞬この後進む方向を見失う事になりますが、直進的に北西方向へ伸びる緩やかな尾根筋が「行者の滝」横へ下る裏行場道であることを確かめて更に周囲を見回すと南西方向へ下る急坂が経塚権現山へ続く稜線である事を確信して急坂を下ります
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15:37
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急斜面が終わるとなだらかな尾根道を辿る事になり
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15:40
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途中に現れる492mの岩峰へ続く左への急下りも見やって経塚権現山方向へ足を進めると
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15:54
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経塚権現山を越えて燈明ヶ岳から蛇腹を下る裏行場への分岐で久しぶりに公設道標にお目に掛かる事が出来ました 右への分岐を見やって真っ直ぐ緩やかな起伏を伝うと
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16:01
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天狗岳への急登りが迎えてくれますが、例によって聖域の入口を現す結界紐を潜って今回のコース最後の登りに取り付きます
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16:05
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登り初めて5分程で鴉天狗の見守る天狗岳(558m)山頂を踏みますので、
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16:08 - 16:12
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同行メンバーのクボキンさんが鴉天狗との記念ツーショットに納まります
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16:13
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撮影休憩が済むと私製道標の付けられた北西尾根を下る事とします
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16:19
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最初はやや急な尾根道を下り始めますが、進路に横たわる巨木を乗り越えると
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16:22
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一級品の激下りになりますので、滑らないように樹木の助けを借りながらの急降下が続きます
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16:13
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山頂から5分程で尾根道が緩やかになると狭い尾根尻に着きますが、右手から尾根尻を捲いて
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16:30
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幾分緩やかに感じる急な尾根筋を下りますが樹幹から垣間見える景色には、人工の建造物は全く見る事が出来ませんので温泉街まではまだまだ急な尾根下りが続くようです
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16:27
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一旦斜度は緩やかになりますが尾根道は少し前方で見えなくなり、その先はまた激下りである事が判ります
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予想通り強烈な激下りの出迎えを受けてジグザグに付けられた踏み跡を
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16:46
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浮き石や枯れ枝に気を付けながら急斜面の山肌を伝い降ります
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16:48
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激下りにウンザリしかける頃山間を流れる瀬音が聞こえて来ますので、ほぼ下りきった事が同行メンバーにも判ったようで
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16:49 - 16:52
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すぐ水平な尾根道に出たのを契機に最後の休憩を考えて、進路を妨げる大石の手前で腰を下ろす事とします
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16:58
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大石をやり過ごすと最後の急下りが待っていますが着実に足を運び下ろすと
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17:05
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眼下に犬鳴温泉センターの建物が視界に入り出し
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17:09
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5分程で犬鳴山温泉「犬鳴温泉センター」前の「み奈美亭・第二駐車場」に無事降り着きます
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17:09
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久しぶりに参加してくれたクボキンさんも疲れ果てた表情で降り着いてホッと緊張を解き放ちます
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17:10
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駐車場のすぐ向い側は温泉センター別館ですが、朝のスタート時にシロちゃんが見送ってくれた場所でした
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17:33
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バス待ちを兼ねてみ奈美亭で軽く汗を流す事としますが、事前にヒゲさんがインターネットで調べて「温泉ご入浴クーポン」を用意して貰っていたので500円で
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17:34
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貸し切りの温泉をユックリ楽しんだ後、
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18:55
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最後のピーク「天狗岳」を目に焼き付けて18時03分発のバスに揺られてJR日根野駅での反省会に向かいますが、来る時と同じように帰りも貸し切りバスですので少し複雑な気持ちになりますが、「表行場はどうでしたか?」との声に改めて運転手さんを見るとなんと朝と同じ運転手さんではないですか・・・ ※運転手さんを交えて面白い会話を楽しんでいるとあっと言う間に日根野駅に着いてしまいました
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