《レポート画像》
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到着 - 出発
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《ルートポイントのあらまし》
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9:51
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犬鳴山バス停付近では食料が確保できませんので、今回は日根野駅前のコンビニで調達してバスに乗りました。 上を見上げますと雲一つ無い青空が拡がっています。 天候よし!体調よし!でバス停から左下の犬鳴川に沿って舗装路を進みます。
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09:55
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2〜3分進んだところに“大阪みどりの100選”で指定されている1本の杉の木を道路の中央に見やって不動谷左岸沿いの道をノンビリ辿ります。
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09:58
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“一ノ橋”で右岸に渡り、2〜3分で“名勝 犬鳴山”と掘られた石塔を見送りますと七宝滝寺(しっぽうりゅうじ)の境内に入ります。
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09:59
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すぐ“二ノ橋”が現れ、左岸に渡り返しますといよいよ山域に入ります。
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10:01
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深い緑や奇岩怪石を眺めながら自然石で造られた階段道をユックリ辿ります。
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10:02
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左下を流れる谷川は渓流から深い渓谷に様子を変えてゆき、瀬音が周りの静けさをすっかり覆い尽くしてしまいます。
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10:03
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すぐ左下にはこの渓谷で最初の滝両界ノ滝が白い飛沫を上げて迎えてくれます。
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10:04
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更に上流にも小さな滝が連なって美しい渓流を楽しませてくれ
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10:05
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すぐ上流で「金高(きんたか)橋」を再び右岸に渡り、緩やかな谷筋を辿ります。
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10:08
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瀬音も再び静かなせせらぎに変わり、少しまだ紅葉には早い木々を見上げながら快適な沢沿いの道を進みます。
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10:09
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やがて周りの緑に遠慮しながら(?)こぢんまりと佇む「七宝滝寺山門(瑞龍門)」を潜ります。
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10:10
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すぐ左手に“本坊”と“白雲閣”への石段が登っていますが、今は真っ直ぐ沢沿いを進みます。
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10:13
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次いで左手に“霊現堂”が現れますので少し立ち寄る事にします。 ※境内の伽藍配置図で構築物や七つの滝の位置を確かめますが、やや誇張された配置図と現実の景観とではなかなかイメージを重ね逢わせることが困難だ。
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10:18
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沢沿いの道に戻って先へ進みますと、周囲の風景に溶け込んで朱色の欄干が付けられた「神明(しんみょう)橋」を渡り、なおも右岸を進みますと何やら紅い幟旗が賑やかに建てられた風景が近づいてきます。
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10:22
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そして数分も歩きますと左手の山腹に石で造られた犬の碑が目に入ります。 これが犬鳴山の山号の由来となった“義犬の墓”であると案内板に書かれています。
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10:26
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再び紅い幟旗が現れますと左に石でできた急な階段道が登ってゆきます。 五本松や和泉葛城山へ通ずる分岐ですが今回は真っ直ぐ“鎮守殿”まで進みます。
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10:28
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鎮守殿の左手には「音羽ノ滝?」が静かに流れ落ちています。
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10:32
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先程通った不動堂下の駐車場横にある供養所広場まで戻りますと、青銅製では日本一の大きさと言われる身の丈7mを越える「身代わり不動明王」が威圧するように見下ろしています。
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10:37
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今日の無事を祈って“不動明王”の右手から「灯明ヶ岳」を目指します。 コースはいきなり急坂に付けられた滑りやすいジグザグの道を注意して登ります。
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10:51
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急坂に取り付いて15分程で小さな鳥居が建つ“蛇腹”に着きます。 鳥居を潜り抜ければ“裏行場”から「灯明ヶ岳」へのルートもあるようですが、今回は左の尾根筋をジグザグに捲いて登ります。
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11:07 - 11:13
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尾根筋のルートも急勾配が続きますが、古光山や学文峰の勾配と比べますとやや緩く感じながらグングン高度を稼ぐように足を運びます。 15分程で「灯明ヶ岳」に登り着き、ここで初めての休憩を挟みます
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山頂には石の玉垣に囲まれてご本尊の“倶利伽藍(くりから)不動明王”が祀られているそうです。
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西方向にはこのあと歩く予定の「天狗岳」が“オイデオイデ”と手招きをしているように感じます。
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11:17
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すぐに急な登りも待ち受けていますので木の間越しに見える稜線を目指して急坂に取り付きます。
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11:19 - 11:21
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「灯明ヶ岳」から急坂を5分少々で「経塚権現山」のピークを踏みます。 切り立つ山容ですがあまり展望は期待できません。
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ここにも石の祠とその前には灯籠や狛犬が祀られています。
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11:24
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少し時間をおいてから先程「灯明ヶ岳」から望んだ「天狗岳」へ向かいます。 山頂から尾根筋を南に2〜3分でT字の分岐に出ます。 左は“大タワ”方面で、右は“天狗岳”方面ですので迷わず右へ進みます。
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※←左の画像は分岐を右側からみた所です。
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11:26
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静かでなだらかな尾根沿いの道を西に辿ります。
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11:34 - 12:24
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少し勾配が増してきますと“天狗魔王尊”の石像が建つ「天狗岳(558m)」に着きます。 この日は他のパーティも先着して楽しい昼食タイムを過ごしていますので、少し早いようですが我々も少し離れた場所にシートを広げて昼食タイムとします。
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12:28
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食後はまず先程の分岐まで戻りますが、やはり台風の影響でしょうか倒木が散見されます。
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12:35
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往路と同じく10分で先程の分岐に戻りました。 左は往路で歩いた「経塚権現山」方面ですので今度は直進します。
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12:43
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緩やかな自然林の尾根道を南に進みますが、あまり通る人がないようでコースは踏み跡程度の細い灌木帯を縫って尾根筋を辿ります。
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13:02 - 13:04
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やがて尾根筋は東に延びて行きますが大天井ヶ岳に近づくに連れて勾配が徐々に増してきます。 天狗岳をスタートして概ね40分でやや急な勾配を登り切って「大天井ヶ岳(612m)」のピークに到着します。
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※ここにも手作りの山名板が小さな幹に取り付けられていますが、標高は書き込まれていません。
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13:05
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いよいよ“裏行場”コースを下りますが、暫くは「大天井ヶ岳」の北尾根の快適な樹林を緩やかに下って行きます。
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13:13
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少しずつ下り勾配が増してきますが、まだまだ緩やかな下り道には変わりがありません。 この先どのような「裏行場」が待ち受けているのか大いに興味が湧いてきます。
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13:22
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やっと「裏行場」の下り口に着きました。 青銅の“魔王像”が門番のように鋭い眼差しで通る人を見据えています。
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13:42
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早速トラロープのお出迎えです。 45度を超える急な下りに足を滑らせないよう気持ちを張り巡らせて谷底を目指します。
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13:48
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所々で大きな岩を伝って下降しますが、張り巡らされたトラロープは古く朽ちかけのものも混じっていますのであまり体重を掛けないよう慎重に下ります。
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13:50
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裏行場を下り始めて30分、渓谷の滝音も大きくなって来ますと不動谷がすぐ足下に迫ってきます。
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13:53
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沢筋に降り立ちますと始めて「裏行場」コースの道標が現れます。 降りたところは丁度「行者ノ滝」の落ち口上流5mと言ったところです。
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※行者ノ滝落口にも小さな祠が祀られています。 横の石標には“黒龍大神”が祀られているように表示されています。
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13:57
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不動谷を左岸から飛び石伝いに右岸に渡り、「行者ノ滝」をゴーロ道で捲いて朱色の鳥居を潜って“清滝(せいりゅう)堂”横へ下ります。
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13:59
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予定時間より少し早く下りましたので「行者ノ滝」をゆっくり拝観させて戴きます。
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14:03
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14:26
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ここからは往路と同じ右岸をゆっくり下って行きます。
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14:31
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往路では立ち寄らなかったので、途中にある「白雲閣資料館」に立ち寄るべく石段を上がりましたが生憎閉館中でしたので、仕方なく同じ階段をすぐに下るハメになります。
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14:57
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ふたたび往路と同じ道を歩きますが、丁度時間も予定時刻の15時になりましたのでゴールの犬鳴山温泉 不動口館に立ち寄って汗を流し、今回の山行も終了です。
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