神津嶽ルート 〜 大原山(522m) 〜 なるかわ谷ルート
コース概念図 コース断面図
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2015年 9月22日 (火曜日)晴れ メンバー:単独
歩行距離 7.9q/歩行時間 2時間53分 (休憩時間 1時間15分) 所要時間 4時間08分
《レポート画像》
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到着 - 出発 《ルートポイントのあらまし》
11:02 8月に金剛山で途中退却となって以来、凡そ1ヶ月ぶりに「そろそろ、歩いてみようかな」と思いついたが、体調が戻ったわけではないので最も近場の生駒山で調子を確かめることにした。

お馴染みの近鉄奈良線・枚岡駅に着いたところで頭上に広がる青空と無風状態で27℃であるという状況をシッカリ頭にたたき込んでのスタートとなる。

11:02 駅から東側には20数段の石段が待ちかまえているが、何度も素通りしている

枚岡神社への参道にもなっているのでまず手始めにこの石段を登る。

11:03 - 11:06 すぐ南北に横切る府道170号・枚岡停車場線を横断して正面に見える二ノ鳥居を潜って参道広場に向かって足を進めると、
11:11 1〜2分で拝殿下の参道広場に出るのでイシダタミの道を左折して5分程で、本宮のある神津嶽への分岐を右に採る。
11:14 自身にとって初めてのルートだが、いつも利用している尾根道とは違って単調で緩やかな階段が続く谷道を5〜6分伝うと、前方に椋ヶ根橋からの道との合流点が視界に入り、
11:20 椋ヶ根橋ルートと合流するので平坦な道を右手方向に進む。
11:25 やがて4〜5分で、歩き慣れた神津嶽(尾根道)ルートに合流したところが七曲りと呼ばれるつづら折れの上端に当たるので、ここは左への坂道を伝い登る事になる。
11:40 - 11:45 さらに続く急勾配に大きく呼吸が乱れ始め、今回も“イエローランプ”が点滅しだした事を感じると丁度枚岡山展望台に登り着いたので、5人程の先客に混じって最初の休憩を挟む。
眼下に大きく広がる大阪平野と後方にウッスラと望める明石海峡大橋の遠望を楽しむ。
11:46 暫くすると後続のハイカーも到着されるので、呼吸が整った事を確認して山頂方向へ進み出すと左手から豊浦橋ルートが合流してくる。

ここで早くも下山してくるハイカーとすれ違うことになるが、「山頂付近は混み合ってますよ」とのコメントに思わず苦笑いしてしまう。

11:52 すぐ目の前右手に枚岡神社の本宮がある神津嶽への取付が現れるが、今回は立ち寄る余裕も予定もないので左への捲道に足を進めると
11:55 - 12:00 程なく中腹を通る“らくらく登山道”に飛び出す。
ここは立派な四阿風の休憩所が建てられた神津嶽ふれあい広場なので、数人のハイカーが思い思いのスタイルで寛いでおられるのに併せて、僅か10分も歩いていないのに2度目の休憩とする。
12:16 らくらく登山道を斜めに横切って凡そ15分、いよいよこのコース中で最も急勾配が待ち受ける胸突き八丁(Ca.410m)に差し掛かると、「ど〜ぞ、休んで行ってヨ」ときれいに整備されたベンチの誘惑を受けるが、今はまだ呼吸の乱れがそれほどでもない事を確かめて少し頑張ってみる。
12:22 やがて前方に直径3m程の岩が姿を見せると、急斜面を伝う道も終わって尾根尻に登り着く。
12:25 - 12:31 ほぼ平坦になった山道を2〜3分も辿ると、山裾からもハッキリと視認できる中継アンテナとトイレが整備されたなるかわ園地案内所(Ca.430m)に着くので、往路で最後の休憩を挟む事にするが既に数人の先客が談笑されているので少し離れた席を借りる。

出入り口からすぐ横を通る府民の森管理道を見やるとやはり数人のハイカーが目につく

12:41 管理堂を横切ってやや急な斜面を伝い上がると、10分程で山頂手前の最後の階段が迎えてくれるので、ユックリ足を運び上げると目の前に万葉の森の標識が目に飛び込み前方右手に見える鉄塔目指して緩い上り坂を進む。
12:43 程なく大原山の山頂部に広がるぼくらの広場(525m)の北端に着くと、陽当たりの良い斜面で風に揺れている曼珠沙華の出迎えを受ける。
12:44 右手からトイレに見送られると左手にお誂え向きの木陰が目立ち、昼食後の一時を寛ぐハイカーの姿も散見できる。
12:46 - 12:48 100mも進まないうちにお馴染みのサクラの下に着くが、いつもの指定席は多くのハイカーで賑わっているので、山頂広場で昼食休憩を挟む事にしてさらに東に移動する。
12:53 麓からランドマークとしても特徴のある鉄塔横を通り過ぎると、コイとカメが泳ぎ回っている銀樟池を通り過ぎる。
12:53 池までくると山頂広場で寛ぐ人たちの話し声や歓声が耳に入り、車両止めの柵を通り抜けると
12:54 - 13:46 右手に神感寺への舗装道路を見やって山頂広場に着く。
木陰に備えられた一つのベンチを占有させて戴きお楽しみの昼食タイムとするが、今日のコースは標準タイムの1時間程度と較べて凡そ2倍も掛かって登り着いた事になり、体調に併せて休憩を多く取りすぎたようだが急ぐ理由もなかったので特に問題にする事もないだろう。
13:47 先客が寛ぎタイムを終えて広場を後にされたので、今までの喧噪から解放されて本来の静けさを取り戻した大原山山頂だが、束の間の静寂も新たに到着した団体さんの歓声に追い立てられるように縦走路を鳴川峠に伝う事になる。
13:49 多くのハイカー&最近ではMTBも見かけるので、道は抉れて露岩の飛び出した歩きにくい縦走路を緩やかに下ることになる。
13:54 山頂を後に凡そ10分で右手からイシダタミの道の分岐が姿を現すと、丁度単独行の男性が縦走路に登り着かれたので簡単に挨拶を交わす。そして10mも進めばノッペリとした横峰山(474m)を踏む事になる。
14:04 再び荒れて露岩の目立つダケた急坂を10分程で首切地蔵の祀られた鳴川峠(Ca.400m)に着くので、お地蔵さんにソッと手を合わせた後四つ辻になった峠を右手の鳴川谷に下る事にする。
14:06 急斜面をジグザグに昇降するように付けられた丸木階段の道を2〜3分下れば、
14:08 往路で横切った府民の森管理道を横切り、道標の案内通り何度も歩き慣れたなるかわ谷ハイキングコースを伝う。
14:13 やがて5〜6分でルート中で唯一の岩場を下ることになるが、高低差3m程の岩肌に付けられたクサリを伝うかすぐ右(画像では左)側の捲道を利用することになる。
14:19 - 14:21 相変わらず露岩の飛び出した歩きにくい山道だが、5〜6分もすれば岩も影を潜めて平坦な台地に着くと、休憩所として整備された水車小屋跡に到着する。
14:22 ここは二俣になっていて、右手後方にはいしだたみの路が沢沿いに神感寺まで伸びている。
14:23 ここからは緩やかだがやはり露岩の飛び出した歩きにくい道なので、歩き慣れた谷筋といえども浮き石や岩角をウッカリ踏む事のないように下る。
14:24 水車小屋跡から2〜3分も下れば、車止めのような二つの岩が山道の中央に姿を見せる。
14:26 5分近く下って露岩が姿を消すと右手に人工池が現れるが、ここは鳴川谷を堰き止めるようにCa.210mに造られた堰堤で誰が放流したのかよく見ると魚影を確認することが出来る。
14:34 5〜6分で左手に開山堂が目にはいると舗装路に変わる。
15:02 後は何度も歩いた苦手な舗装道路を辿って凡そ30分で、客坊谷コースを併せて瓢箪山稲荷の境内を通らせて戴くと
15:10 5分少々で賑わう商店街を抜けてゴールとなる近鉄奈良線・瓢箪山駅に着くので、出発前の不安から無事に登り着く事が出来た満足感をジックリ実感するため、上機嫌で一人反省会場へ・・・
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