千鳥公園 〜 昭和山(33m)・天保山 〜 天保山公園
コース概念図 コース断面図
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2015年 5月 6日 (水曜日)晴れ メンバー:2名
歩行距離 23q/歩行時間 6時間39分 (休憩時間 1時間33分) 所要時間 8時間12分
《レポート画像》
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到着 - 出発 《ルートポイントのあらまし》
09:54 2010年に逆コースを歩いたのだが途中で断念する事になったので、今回はそのリベンジを兼ねた計画だ。 参加メンバーは僅か2人で、集合時刻の10時を待たずにノムさんが姿を見せたのでJR環状線・大正駅前から府道173号(大阪八尾線)を南にスタートする。 既に手元の温度計は28℃を指しているのでバテるかも・・・・の不安が頭を過ぎる。
10:28 スタートして凡そ35分で左手から千鳥公園が迎えてくれるが、今回は“2山8渡船”をクリアする事が目的なのでやっとスタート位置に着いたと言った方が正確かも・・・・
10:34 このコース最大の問題はトイレだろうと事前に調べておいたので、取りあえず公園のトイレを拝借してから大阪市の最高峰である昭和山への登山口に向かう・・・が
10:46 目の前の樹木に遮られて目標とする山が見えず、取付に予想外の時間を使ってしまう。 (^_^;)
10:50 - 11:01 やっと山頂への階段に取り付くと3分少々で最初のポイントである昭和山(33m)のピークと思われる?地点を踏む事になるが、
山頂からは西方向にこの後向かう事になる千歳橋と背後に重なって見えるなみはや大橋を併せて見る事が出来る。
11:12 一通り大阪市の最高峰を巡った後は東を流れる木津川に向かうが、苦手な街歩きなので渡船場への道を見つけるのに一苦労しながら何とか狭い路地状の突き当たりに落合上渡船場の標識を見つけた時は一安心。
11:13 河岸の船着き場に着くと丁度15分発の便が待っていてくれたので、少ないロスタイムで対岸に渡る事ができる。 といっても、次の便は15分後なので大差は無いのかも知れないがとにかく前回渡る事が出来なかった渡船場をまず一つクリアして大正区から西成区に渡る事が出来た。
11:14 渡船から左手(=北)方向に木津川水門を望みながら目を対岸に遷すと、数人が船の到着を待っているのが見えるので結構よく利用されている渡船ルートである事を実感する。
11:28 1番目の渡船場からは木津川左岸に沿って15分程南に辿ると2番目の落合下渡船場に着くが、コチラは目に付き易い位置に案内表示が付けられているので見落とす事もなく辿り着き、西成区から再び大正区に渡り返す事になる。
11:30 船着き場に降りると対岸を出た渡船が川の中程をこちらに向かっているところで、ここでもベストタイミングの歩行ペースだと自画自賛する事になるが、予想した通り温度計が29℃を示しているので少し不安が蘇ってくる。
11:31 - 11:33 今到着した渡船は自転車で対岸に渡る人ばかりだが、朝夕の時間帯は通勤通学の足として利用する人が殆どだろうと思いながら2分足らずの船旅を楽しむ。
11:44 - 12:04 再び木津川右岸に渡り返すと正面にトイレ設備のある小林公園の緑が目に入るので、暑さ対策を兼ねて木陰で少し早めの昼食タイムを挟む事にする。
12:25 食後は公園前を走るバス道まで戻って南方向に伝うが、薄陽ながらも直射日光は老骨に堪えるので道路沿いのコンビニで買った缶ビールに助けられてほんの少し暑さを忘れさせて貰う。 7〜8分も足を進めれば3番目となる千本松渡船場に辿り着く。
12:29 ここでも殆ど待ち時間不要で、既に準備の整った渡船が待っていてくれるので乗り込む間もなく桟橋を後に右岸を離れる。
12:30 静かな航跡を残して今日3度目となる木津川を東に渡る事になるが、頭上を見上げると千本松大橋が美しいループ状の姿を見せている。
12:31 一瞬の足休めだったが2分弱で左岸に渡り着くと今日2度目となる西成区に上陸して、10人ばかりの客を乗せた船がすぐに折り返して右岸に向かうのを見送る。
13:11 この辺りは工場地帯なので赤茶けた屋根やブロック塀が続き、敷津運河を右に見ながら南に辿ると西成区を離れて住之江区に入り、府道179号・住吉八尾線に出るのでここを右折して敷津運河に架かる柴谷橋を渡るが、ここで一旦東へ戻るように敷津運河沿いを歩かなければならないのに気づかずに府道をそのまま西へ進んでしまう。

凡そ700mも行き過ぎたところで「おかしい?」と気づいて、運河沿いの細い道を探し当てる事が出来て事なきを得る。

13:59 右手に新木津川大橋を見上げながら運河沿いを進むと無事に4番目となる木津川渡船場に着くが、
14:01 - 14:16 次の渡船は14時15分なので今回初めて待合所で15分程待つ事になる。
14:22 この渡船場が最も河口に近く川幅が広いので渡りきるのに5分近く掛かったが、僅か5人の乗客に貸し切り状態で住之江区から大正区にある対岸まで運んでくれる。
対岸にはハッキリと判るように案内表示が付けられているのに、何故乗船した住之江側は不明瞭だったのかと訝ってしまうが、それはともかく何とか今回のコースも半分をクリアすることが出来たのだ。
14:40 続いて中州になっている船町を20分程で通り抜けると前方正面に5番目に当たる船町渡船場が姿を現すが
14:41 運悪く40分発の便が出航して行くのを見送る事になり、次の渡船まで20分の時間待ちとなるので今日最大の待ち時間という事になる。
14:42 - 15:00 ほぼ時刻表の通りに対岸からの渡船が着くが乗客を見る事が出来ないまま、折り返す船には5人が乗り込みすぐに岸を離れて再び対岸の鶴町側へ運行される。 この渡船場はどちらも大正区に位置しているのだ。
15:01 振り返ってみると今離れたばかりの船町側渡船場が長閑な佇まいを見せている。
15:03 そして2分もすれば鶴町側に渡りきって、一仕事を終えた渡船は20分間の休憩を貰って次の出番に備える。
15:26 鶴町を20分程掛かって北方向に通り抜けると千歳渡船場への案内表示が迎えてくれるので、標識に従ってY字の辻を右に伝うと
15:28 2分程で千歳橋の橋脚横にある6番目の千歳渡船場が視界に入るが
15:30 20分発の便が出航した直後なので船着き場は閑散として人の気配も感じられない静けさだ。
15:36 渡船待ちを利用して目の前に拡がる風景を楽しむ事にする。
小さな工場地帯の屋根越しに弁天町駅前の高層タワーが一際目を引いて見える。
15:37 - 15:40 程なく対岸の北恩加島側を離れた渡船がこちらに向かって来るのが見える。
やがて到着した渡船に乗り込むと頭上に架かる千歳橋に沿って渡りきるがこの渡船場も大正区内になっていて、残りの渡船場はいよいよ2カ所となって前回の6渡船場に並ぶ事になるのだ。
15:58 千歳渡船場を過ぎて北恩加島に足を踏み入れると今回は無事に完歩出来るようにと、スズメの一団が前方からエールを送ってくれているようだがこの辺りはまだ16q地点なので、残りの5q程は苦手な舗装路歩きで疲れてきた足に頑張って貰わなければならない。
16:19 そんな事を考えながら足を進めていると、20分程で7番目の甚兵衛渡船場に辿り着く。
16:20 - 16:29 乗船場で4〜5分待っていると30分発の渡船が着き、待っていた10数人が乗り込んで2分程で大正区と港区の区界になる尻無川を渡る。
17:25 - 17:28 いよいよ残りは1山1渡船のみとなったところで萎えかけていたテンションも少し持ち直したようで、国道172号・みなと通りに突き当たって地下鉄中央線沿いを西へ辿り、大阪港駅前を北方向に伝うと安治川畔の天保山公園に行き着く。
ここに日本一低い三角点峰があるので仕上げの前に立ち寄る事にして天保山(二等三角点・点名:天保山 標高:4.53m)を踏み、大阪市で一番高い昭和山と日本で一番低い天保山の2山を踏んだ事になる。
17:31 後はすぐ傍に横たわる安治川を渡る天保山渡船場をクリアすれば、予定通り“2山8渡船”を達成した事になるのでノンビリと充実感を味わいながら
17:32 - 17:44 船着き場に降りると45分発の渡船が乗船手続きを始めたようなので最後尾からユックリ渡船に乗り込む。
17:48 4〜5分掛けて港区から対岸の此花区桜島に着いた時には、暑さにバテながらもなんとか無事すべての予定箇所を巡る事が出来たが、ゴールまでまだ1qばかりの舗装路歩きが控えているので手放しでは喜べない。

背後から天保山埠頭と大観覧車、海遊館が「お疲れ様〜」と見送ってくれているようだ。

18:03 回り込むように阪神高速5号湾岸線をやり過ごし、USJの西側を南に伝うとウンザリする程延々と続いた舗装路もようやく終わり、 目の前にJR桜島線・桜島駅が姿を現す。
18:06 さらに南側から回り込むと、やっとゴールに到着して道迷いも含めた23qの舗装路歩きも本当のピリオドで、この後は弁天町の反省会場まで移動して歩ける幸せを実感して充実の一日を終える。
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