北尾根 〜 銀峰・二上山(Ca.500mm) 〜 ふるさと公園
コース概念図 コース断面図
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2015年 5月 2日 (土曜日)晴れ メンバー:単独
歩行距離 7q/歩行時間 3時間06分 (休憩時間 0時間39分) 所要時間 3時間45分
《レポート画像》
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到着 - 出発 《ルートポイントのあらまし》
13:02 - 13:04 昼前になって突然「急だけど、山に行ってもイイヨ!」と声が掛かったので、状況が変わらない内にと急いでスタンバイ中のザックを肩に自宅を出る。
こういう時のために候補地を決めてあったので鶴橋から近鉄大阪線に飛び乗って凡そ25分、二上駅で下車する。 青空が拡がり気温は夏日の27℃、苦手な暑さを気にしながらのスタート・・・・の筈だったが
13:06 昼食がまだだった事に気付いて駅前のコンビニに立ち寄り、簡単な昼食準備を整えてコンビニの西側から南に伸びる2m幅の舗装路に足を進める。
13:17 本来のハイキングコースとは違うため、道幅は狭いのだが風情があって静かに佇む民家の間を通らせて戴く事にする。
13:22 やがて15分程で本来の広いコースに合流するので、ここからは通行車輌に注意しながら更に南へ伝う事になる。
13:23 道はすぐに信号のある丁字辻に突き当たり、国道165号(長尾街道)に出るのでまずは右折して
13:29 西方向に100mも辿ると正面に二上山駅への道標が目に付く。
道標に従ってこの四差路を左折すると
13:30 左前方に二上山駅が姿を現すので、ここは左に見やって踏切を越える。
13:31 すぐ丁字の辻に突き当たるが、従来は全て左へ辿ったものだが、今回は敢えて道標が案内する右への舗装路を進んでみる。
13:35 左手方向に畑の集落が拡がると次の分岐が現れて、道標はここでも右を指すので専称寺と春日神社を通る左の道を見やり目の前に見える国道への緩やかな上り坂に差し掛かる。
13:38 坂を登り切ると国道165号(大和高田バイパス)に出るが、ここにも道標が付けられているので歩道伝いに南東方向に足を進める。
13:50 相当な遠回りだったが、なるべく民家を避けようと意識されて付けられたコースのようだ。
歩道伝いに300m程辿ると左に春日神社の見送りを受けて、国道を跨ぐ陸橋を南に渡り円筒状の畑配水池を右手に見ると二上山上ノ池横登山口に着く。

ここまでの苦手な舗装路と決別してやっと細い林道を伝う事になる。

13:51 はじめは左手下に横たわる上ノ池を見やって歩く事になるが、長閑な池面で甲羅干し中のカメに見送られる。
13:57 暫くは植林の中の薄暗い道を進むが、左手に親子で釣りを楽しんでおられる新シ池が見えると最初の分岐である北尾根分岐に着くのでここを右に採る。
14:08 少しダケて足元の荒れている急な尾根道を西方向に伝い出すと、下山して来られた年配のハイカーに出ったので簡単に挨拶を交わして擦れ違う。
14:12 相変わらずダケ道が続くが、徐々に植林から自然林に変わり露岩のない急斜面に変わるので足元にあまり神経を遣わなくてよくなった分、少し足運びのピッチが上がったように感じる。
14:19 登山口から凡そ20分、二つ目となる銀峰分岐に迎えられるので、中腹を周回する道から左の銀峰を北東に下る尾根に伸びる尾根道に足を進める。
14:28 そして、分岐から10分程で尾根尻に登り着くので進路を南方向に変える。
14:29 木の間越しの眺望を楽しみながらノンビリと足を運んでいると、不意にブランコしながら風に揺られているムシが目の前に現れて驚かされる。
やはりこの季節の山歩きでは、目の前のちょっとした気配にも気を配らなければならない事を再認識させられる。
14:39 - 14:41 尾根道の取付から凡そ40分で銀峰に到着。 地形図に396m独標として記載された地点とは200m程離れている。
尾根上の小さな台地で眺望はほとんど期待できないが、給水とカメラ休憩を兼ねて少し足を休める。
14:53 緩やかな坂道を伝い上がると道がやや平坦になり、山頂部に近づいた事を教えられると小さな掘り割り状の溝が尾根を横切るように姿を現すが、その昔に二上山雄岳に城が構えられていたとの説もあるので恐らく土塁の跡なのだろう。
14:53 少し前方が明るく見え出すと、往時の城があったとされる小広場の輪郭が視界に入る。
14:56 左から回り込むと今日最後となる苦手な急階段が待ち構えているので、無意識にペースが鈍っている自分に気づいて思わず苦笑いしてしまう。
14:57 - 15:32 階段の上まで登り着くと既に3人の先客が食後の一時を寛いでいらっしゃるので、お邪魔にならないよう挨拶を交わして適当なスペースを物色していると、先客グループが寛ぎタイムを終えられたようで小広場を後にされたので、超遅い昼食タイムを貸し切りで楽しむ事になる。
※帰宅後に知るのだが、この広場は“ノノミヤ広場”と呼ばれているようだ。
15:33 食後のスタートは緩やかな坂道を4〜5分辿るところから始まるが、程なく前方に賑やかな笑い声が聞こえてくると双耳の雄岳と雌岳を結ぶ尾根道に飛び出す。
15:38 山頂へ立ち寄る事も考えたが、美化費名目の料金を支払ってまで苦手な人混みを見に行く事もないと判断して、初めての“ふるさと公園”へ下ってみる事に決め、家族連れのパーティーに続いて馬ノ背への階段道を伝い下る。
15:40 道が右へジグザグに折り返すところで道の駅がある“ふるさと公園”への道が左(=東)方向に別れるので、この道に足を進めてみるが
15:41 連日の日照りで地道がすっかり乾燥しているので小石が散らばる急斜度に気をつけて下るが、それでもいきなり足元を掬われて尻餅を付いてしまう。
15:51 初めて歩くコースでしかも全く道標もないが、却って新鮮な感覚を味わいながら雑木の中の小さな起伏を繰り返して小径を下る。
15:52 一瞬右側の雑木が途切れると眼前に束の間の眺望が拡がり、箱庭のような奈良盆地と大和三山が姿を見せてくれる。
15:58 再び雑木に遮られると、想い出したようにムシのブランコが突然目の前に現れて現実に戻される。
思わずムシに気を取られていると足元への注意がおろそかになってしまい、ウッカリと小石に乗ってしまって尻餅を付く事になる。
16:08 勾配が緩やかになると鞍部に着くが、今度は露岩の飛び出して少し荒れた道を緩やかに登り返すと
16:09 - 16:11 地形図に記載されている小広い台地状のピーク(245m峰)に着く。

ここには四等三角点(点名:神願寺谷 標高:244.76m)が打たれているので予定通りのコースを伝っている事が判る。

16:13 やがて道脇からピンクのツツジにエールを送られて気分良く平坦な道を進むと、踏み跡が輻輳してルートの分かり難い小広い台地に着くが迷うことなく東方向への踏み跡に足を進める。
16:25 2〜3分で明確な分岐が現れるが、右の道は恐らく石光寺(新在家)に向かうと思われるので北東方向への道を辿る事にする。
16:29 さらに4〜5分進むと丁字になった広い道に飛び出すので左手(=北東)方向に辿ってみると
16:30 次の分岐に着くが、右はらくらくコースながら276段の石段が待ち構えていると案内されているのでここでも左への急勾配道を下る事にする。
16:32 左の道にも階段が待っていて、段差は不揃いだが丸木階段なので気分は悪くない。
16:35 先程の分岐から僅か5分でふるさと公園の西端に下り着くと、多くの家族連れで賑わう団らんの邪魔にならないようなるべく人混みのない道を選んで東へ伝うが、
16:39 自宅で確認してみると、ここからは小池に渡された木橋を渡ったほうが駅への近道だったようだが、若干大回りして道の駅・ふたかみパーク當麻に出てしまった。

ここから左右のどちらへ向かえば駅が近いのか判らないので、荷下ろし中の男性にお聞きしたところ「駅を通るから、よかったら乗って行きますか?」。
勿論ご厚意を有り難くお受けして助手席に座らせていただく。

16:49 丁度苦手な車道歩きがカットできた事で、数分で近鉄南大阪線・二上神社口駅で降ろして戴く事になって楽々16時59分発の電車に乗る事が出来た。

後はお馴染みの一人反省会で締めくくるだけだ。

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