江文峠 〜 瓢箪崩山(532.4m) 〜 トトギ池
コース概念図 コース断面図
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2015年 2月11日 (水曜日)曇り メンバー:3名
歩行距離 9q/歩行時間 3時間19分 (休憩時間 0時間30分) 所要時間 3時間49分
《レポート画像》
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到着 - 出発 《ルートポイントのあらまし》
10:37 - 10:39 京都駅を9時22分に出る大原行きの京都バス(P系統)が、ほぼ満員の乗客を乗せて出町柳停留所に着いたところで同行メンバーのヒゲさんとバスに乗り込むと、京都駅から乗車したテラさんの笑顔が見える。

予定より10分程遅れて到着した戸寺バス停で下車して準備を整え、

10:40 バス道(国道367号)を40m程戻り、郵便ポストのある辻を「京都一周トレイル」の案内標識に従って右折する。
10:41 道は民家に挟まれて西に伸びる2m幅の坂道を下って高野川に架かる元井出橋を渡り、
10:47 右岸沿いを進むと高野川の支流にあたる宮川に架かる一の橋南詰めに着く。ここも「京都一周トレイル」の案内標識に従って右岸沿いの左(=西)方向に足を進める。
10:52 時々通過する車輌に気をつけて舗装道路を進むと、左横に江文神社への参道が見えるので僅か50m程の間だが苦手な舗装道路を避けて砂利道を伝う事にする。
10:55 再び辿る舗装道路の前方に交差する府道40号(下鴨静原大原線)が姿を現すので、交通量の多い府道を横切って江文神社への道を暫く進むと
10:56 右手から“江文神社”と掘られた石標に迎えられるが、今回は久しぶりの神社との再会を予定していないので
10:58 2分程参道を伝ったところで舗装された江文神社への道から左に分岐が現れるので、「京都一周トレイル」道標に案内されて江文峠への山道に足を進めると
10:59 5〜60m先に獣除けのフェンスが目に付く。先頭のテラさんが慣れた手つきでフックを外してフェンスを通り抜け、続いてヒゲさん私の順で通り抜けると
11:00 小さなせせらぎに架かる鉄骨の橋を渡ると峠までの山道歩きが始まる。
11:08 1m幅の山道は土砂が洗い流された岩石の露出で、歩きにくさが目立ち徐々に勾配も増して峠道らしくなってくる。
11:14 10分少々で左手の山肌を走る車輌の走行音が近づいてきて、木の間越しにガードレールも見えるようになってくると江文峠に着く。
11:15 ここからは、ほんの少し府道40号を西へ伝う事になるので、舗装された車道端を注意して150mも辿ると
11:16 右手に小さな広場になっている金比羅山の登り口が現れ、主の返りを静かに待つ登山者のものだろう数台のマイカーが止められている。
11:17 車道の左側に静原に続く山道が岐れるが、その左手の山肌を登る急な坂道に付けられた道標に案内されて、瓢箪崩山への登り口に取付く。
11:41 そして、目の前に今回のコース中で最大の激登りが待ち構えているが
11:48 沢山のハイカーが通り過ぎた山道は無惨に木の根が露出して、樹木にとっては迷惑以外の何者でもないのだろうが、正式な山歩きルートになっているので我慢して貰う事にして、取付から30分程で道標の付けられた尾根尻に登り着く。
11:52 尾根尻まで来るとウッスラと消え残った雪が目に付き出すので、山頂付近での積雪を期待しながら471m独標に着いたところで軽く立ち休憩を挟む。
11:56 ここからは、緩やかに起伏する稜線を南に伝う事になるが、独標から2〜3分で箕裏ヶ岳方面との分岐に着くので直角に左折すると
12:00 さらに2〜3分で着く鞍部で次の分岐が現れるので、ここは岩倉方面への分岐を右に見やって直進する。
12:15 鞍部を後にして東南方向へ15分も辿ると476m独標から北に伸びるY字尾根に着き、一旦東に進んでUターンするように南方向に回り込んで476m独標の東面中腹を捲き伝う。
12:27 10分少々両側が細く削り取られたヤセ尾根を通過すると
12:28 左から急坂を登って合流する井手町からの長谷分岐を見やる。
12:35 - 13:02 この分岐を過ぎると5〜6分でシットリと北山らしさが今も残る寒谷峠に飛び出すが、丁度10人ほどのパーティーが左の長谷を下降中で、少し遅れて最後尾の女性も下って行かれて貸し切りとなる。
寒谷峠は昔から大原と岩倉を結ぶ生活道として利用されて要衝だと案内書には紹介されている。

予定通りここで昼食する事にするが、ずっと吹き抜けている冷たい風を避ける必要があるため風下となる大原方向へ少し下った斜面を陣取って慌ただしい昼食タイムを切り上げる。

13:03 この峠は長谷と寒谷を辿る旧の谷道と、江文峠から花園町に続く尾根通しの道が交差しているが、花園町方面へは瓢箪崩山に立ち寄るルートと山頂を捲くルートがあって、五差路になっている。
今回は捲き道を右手に見送って瓢箪崩山に向かう事にする。
13:04 コース中唯一の岩場に取り付いて束の間の岩登りを愉しむが、
13:13 すぐやや急な尾根道登りに変わり7〜8分で小さなピークに登り着く。残念ながら山頂の北西にあるピークなので一旦10m程下って再び15m程登り返すと
13:15 - 13:18 今回の最高地点である瓢箪崩(ひょうたんくずれ)山(532.4m)の山頂を踏む事になるが、眺望は樹木に遮られて切り開きを通して僅かに望める程度で、三等三角点(点名:大谷 標高:532.03)だけが何故か目立つ山頂だ。
13:20 山頂で少し寛いでいると単独男性が登って来られたので挨拶を交わし、山頂を辞して急斜面を下る事になる。
13:23 2〜3分で降り立った鞍部は分岐になっていて、左へ下れば登山口バス停へのエスケープルートとして使えるが、今は体調にも異常はないので右(=南)への稜線を伝う。
13:27 地形図を見る限り起伏のある稜線を「点線」が伝っているようだが、実際のコースはピークを伝わずほぼ水平に近い緩やかな傾斜で捲き下るユリ道になっているので、足元にも優しい快適な雑木の道を進む事になる。
13:35 八瀬や上高野方面への分岐を見落として、いつの間にか小さなピークを左右に見上げて少しずつ高度が下っている事を実感する。
13:48 やがてU字になって落ち葉が敷き詰められた平坦な道を辿る頃には、稜線上の小さなコブである八塩山を左手(=南)に見て小広い台地まで来ると、緩やかな勾配なのに何故かS字に付けられた坂道を通り過ぎる。
14:00 そして10分程で林道の通るトトギ池に下り着くので、コースの最終確認を兼ねて少し立ち休憩を挟む。
14:05 池畔からは人通りのない林道を南西方向に進むが、5分もすると花園町最奥の民家が姿を現して道も舗装道路に変わる。
14:28 後は10分程で花園町バス停に着いて、府道105号・岩倉山端線に合流するのでゴールの叡電八幡前駅まで一直線。府道を500m程南下すればに駅に着くので、最後は出町柳経由で京阪電車に揺られてお楽しみが待つ京橋まで65分・・・・
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