大堂越 〜 能勢妙見山(660.1m)〜天台山 〜 吉川峠
コース概念図 コース断面図
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2014年10月 9日 (木曜日)晴れ メンバー:6名
歩行距離 13.8q/歩行時間 5時間01分 (休憩時間 1時間17分) 所要時間 6時間18分
《レポート画像》
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到着 - 出発 《ルートポイントのあらまし》
09:52 梅田から阪急電車宝塚線の急行に乗り、川西能勢口で能勢電鉄妙見線に乗り継いで終点の妙見口駅まで凡そ1時間で着く。
集合時刻より15分程早く着いたので「少し早すぎたかな」と改札を出ると既にメンバー4名が先着していて談笑中・・・・、残る1人の到着を待って気温24°の駅前から北に向かってバスの通る里道をスタートする。
10:07 殆ど無風だが湿度が低いためか触れる空気を爽やかに感じながら人通りのないバス道をノンビリ伝うと
10:09 駅前から15分程で右手を走る国道477との合流点に着く頃、やっと他のパーティーに出合う事になる。
10:16 平日という事もあってか行き交う車輌にも殆ど出合う事のないまま、右手方向に妙見の森ケーブル・黒川駅が姿を現すので分岐を右折して黒川駅に足を進める。
10:18 閑散とした駅舎の左(=北)側を通り過ぎると
10:21 舗装された道は歩き易い平坦な地道に変わり、谷間を伝い下る流れに沿って緩やかに勾配を上げて行く。
10:30 その歩き易い道も10分も辿ると今まで右に流れていた沢が道を横切って左に変わるので、露岩を伝って左岸へ徒渉する。
10:32 やがて土砂の崩落によりコースが付け替えられたようで、左を捲く迂回ルートを進む事になるが
10:37 5分程で再び谷筋を伝う事になるが、まるで北摂の里山とは思えない程谷筋を覆い尽くす歩きにくい岩ガレを慎重に通過する。
10:38 - 10:44 散乱したゴーロ帯が少し穏やかになるところでタイムキーパー担当のクボキンさんが休憩を提案してくれるので今日最初の休憩を取る事にする。
10:46 休憩を終えると、すぐ左手から炭焼窯跡が見送ってくれるが
10:50 5分も谷筋を伝うと植林が途切れて雑木地帯に変わるようで、前方が明るく開けて見える。
10:56 - 11:00 そして歩き易さが戻ってきた山道を5分程登ると峠になっている大堂越に登り着くが、風の通りもなく予想外に暑くて気温の割にはシッカリと汗が滲み出てタオルの出番が増えるので少し足を休める。
ここは四つ辻になっていて、直進すると本滝寺〜奥の院を経て歌垣山へ、左は道標がないが547mの三角点峰へ、そして右がこの後辿る妙見山への登山道だ。
11:23 ここからは直角に右(=南東)へ折れて山頂を目指すが、道は一転して急なジグザグ道(=四十八曲り)を辿る事になり25分程でケーブル山上駅と妙見の森広場への分岐に登り着く。
11:43 ここからは自動車も通れそうな広く緩やかな地道を伝う事になるが、依然として他に人の姿を確かめる事ができないまま動物霊園と妙見の森リフト・妙見山駅を過ぎて妙見山上駐車場に着く。
11:51 階段を上って左へ回り込み、土産物販売の露店が並ぶ石畳の道を進んで鳥居を潜り直進すると能勢妙見山本殿に着くのだが・・・・
11:54 本殿に参拝する前に山頂(=三角点)を踏む事が本来の目的なので道標に従って右への分岐に足を向ける。
11:58 すぐ現れる石段を登ると能勢妙見山(660m)のピークに打たれた四等三角点(点名:妙見山 標高:660.06m)が迎えてくれるのでソッと踏む事になるが、左の画像の通り標石の打たれた場所が最高地点ではないので実際の標高は660.1mではなくそれより1〜2m高いようだが・・・・
12:01 三角点のすぐ下にはユニークな矢筈紋章をモチーフにした信徒会館(=星嶺)が建っているので立ち寄って

※寺紋の矢筈紋とは、弓の矢の根元の羽根の部分を抽象化して上下左右に配して十字形の紋章としたもので「切竹(きりたけ)矢筈十字」と呼ばれている。【能勢妙見山・公式ホームページより】

12:02 - 12:37 眼下に広がる眺望をオカズに星嶺前の広場を拝借して昼食タイムを挟む。
12:40 食後は参道に戻り大阪府と兵庫県の府県境に建つ山門を潜って
12:41 - 12:50 妙見山本殿(正式には無漏山真如寺境外仏堂<けいがいぶつどう>能勢妙見山)に着くと、流石に10数人の参拝客が目に付くのでなるべくお邪魔にならないよう静かに拝観する。
昔ながらの佇まいを見せてくれる宿坊を兼ねた旅籠が姿を見せるが、生活感が感じられないのはウィークデイの所為だろうか?

残念なのは、ここから引き返して辿って来た道を戻り苦手な舗装道路を歩く事になってしまった事だが、このまま奥の院方向に進んで郵便局の先を右に取って山頂を周回するように伝えば清滝の近くまで趣のある山道を歩く事が出来ると判った事だ。

12:53 結果としては往路を戻る事になったので同じ石畳の参道を戻るが、やはり擦れ違う参拝客が見あたらないのはシーズンでもなく、しかもウィークデイだからだと思う事にする。
13:07 妙見山上駐車場からは苦手な舗装路(=府道605号・国崎野間口線)を伝う事になり、清滝へ向かう途中で左手に道標の付けられた山道が見えるがどうやら山頂からのショートカットコースのようだ。 道路の右側にも天台山への山道が案内されているが次に立ち寄る山が光明山という事で無意識に舗装道路を辿る事になってしまう。
13:17 前方にあと少しで清滝分岐の道標が見える前に、先程の天台山への山道が右手から合流するので事前の調査不足だった事に気が付く。

やがて清滝分岐に着くので右へ取る。

※帰宅して調べてみると2004年5月に歩いた時に、これらのショートカットを歩いていた事が判ったが・・・忘却力の豊かな自分に改めて感心 f(-_-;)

13:19 ここからは府道4号・茨木能勢線と絡んで天台山取付まで伝う事になるが、分岐を少し進むと右手に2004年5月に歩いた初谷コースへの入口が見える。
このコースはこの時点で山抜けにより通行禁止と案内されているが、今は右手に見やって府道を南東に伝う。
13:28 行き交う車輌に出逢うことなく10分近く府道を伝うと左手に小さな道標が付けられた細い踏み跡が岐れるので、
13:29 ここで府道と別れて左の天台山コースに足を進める事にする。
13:38 静かな山道をノンビリ辿って行くと10分程で最初の分岐に着く。 右は光明山を捲いて府道沿いに伸びる山道で、左は余野・光明山へ続く道なのでこの分岐を左へ取る。
13:41 2〜3分で次の道標が現れて右へ曲がるように案内しているので分かり難い踏み跡を右へ進む。
13:43 さらに2〜3分で次の分岐が現れるので、余野への分岐を左に見やって右の光明山へ向かう。
13:48 - 13:54 分岐から緩やかな勾配の尾根筋を辿ると5分程で今回2座目となる光明山(639m)を踏む事になるが、このピークも植林に覆われて眺望は全く期待できないので5分程の立ち休憩を挟んで天台山を目指す事にする。
13:56 - 14:08 山頂を辞して直感的に一番明確(と思われそう)な道を下り始めるが、すぐに右下に見える筈の府道が見えず樹林が深くなってくるのでGPSとコンパスで確かめてみると、やはり南東への尾根道を下っているようなので余野へのルートだろうと判断して山頂まで引き返す。
14:09 - 14:11 改めて南への尾根道を下ってみるが徐々に左へ曲がっているようで、やはりすぐに見える筈の府道が見えない事からこのルートも余野へのルートかも・・・と考えて引き返す事にするが、すぐにこのルートで間違いではなかった事が判る。
14:19 取りあえず手元の地図に記載されている通り西へのやや不鮮明な踏み跡を下ると、2〜3分で捲き道に飛び出すので左(=南)方向に進むと先程の道が左方向から下ってきて合流してくる。
14:26 程なく府道4号・茨木能勢線に飛び出し2〜3分で天台山への取付に着くが、以前には無かった広い林道も通っているので自信の無いまま府道沿いの側壁横を登ると、すぐにこの道が正解だと道標が教えてくれるので一安心。
14:37 植林に囲まれた薄暗い山道を10分程たどると今まで見え隠れしていた林道に一旦合流するが、再び岐れるので薄暗い植林の中を通る山道を伝い登ると
14:44 数分で建造物のある山頂部に着くと前方にまた林道が姿を現すが、ひとまず三角点を踏んでからと言う事で目の前の土石流警報施設の前を左へ進む。
14:45 20mほどコースから南東に外れたところに今回の3座目となる天台山(640m)の三等三角点(点名:川尻 標高:639.66m)が打たれているので、ソッと踏んで他のメンバーが待つ林道との交点がある広場に移動する。
14:47 交点を通る林道は右手後方(=北東方面)からヘアピン状にカーブして左手後方(=南東方向)に下って行くので、ここからは府道とも林道とも別れてひたすら小さな起伏を楽しみながら西南西方向に伸びる稜線を伝う事になる。
15:04 少し急な尾根筋を伝う事になるが、視界に入るのは相変わらず続く植林地帯でウンザリし掛ける頃
15:11 やっと左手方向に青貝山への分岐が現れ時間と体力が許せば立ち寄って4座縦走を目論んでいたのだが、この先も代わり映えのしない植林の中を歩かなければならないと思うとウンザリ感もあり、通過時刻も15分程遅い事を考え合わせると少しでも早く反省会場に駆けつけたいだろうと判断して4座目はスキップする事に決める。
15:17 分岐を境に植林が姿を消すと雑木帯が拡がり、周囲が明るくなったように感じながら緩やかに高度を下げて行く。
15:29 途中、少しダケた悪場の急坂下りが単調な山道歩きにメリハリを付けてくれ、たまにポツンと道標が現れると不明瞭だが左方向に踏み跡が岐れるのを見送る。
15:35 5分程で右手に小さく口を開けた炭焼窯跡の見送りを受けると
15:43 7〜8分で道標のある分岐が現れるが、付けられた道標には案内がないのでどこへ続く道なのか不明のまま今は左へ伸びる道を見やる。
15:45 すぐ現れる円筒形の配水施設を過ぎると、左手に東ときわ台住宅が見渡せる吉川峠に着くが
15:58 峠を過ぎると苦手な舗装道路を辿る事になるので長閑な田園風景に気を紛らわして貰いながら足を進める。
16:07 後は国道477号を横切って
16:10 右手の小高い丘上に見える西方寺を大きく回り込むと今回の「能勢妙見山周回トレック」のスタート&ゴール地点である妙見口駅に無事到着して、我々の到着を待ってくれている反省会場へ向かう。
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