権現山登山口<横谷> 〜 サルの前栽・権現山(423m) 〜 レイクパーク
コース概念図 コース断面図
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2014年10月 1日 (水曜日)晴れ メンバー:単独
歩行距離 5.1q/歩行時間 2時間49分 (休憩時間 0時間58分) 所要時間 3時間47分
《レポート画像》
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到着 - 出発 《ルートポイントのあらまし》
11:31 - 11:34 ネットで知り合ったあつきさんのレポートで岩湧山麓にサルの前栽という絶景ポイントがあるという情報を得たので、単独で訪れてみる事にして南海高野線・河内長野駅から滝畑ダム行き(11時2分発)の南海バスに乗り継いで滝尻バス停で下車する。 遅いスタートだがコースを絞り込んで欲張らなければノンビリ出来る筈なので気温27℃のバス停から一旦北東に足を進める。
11:39 凡そ150mで横谷分岐が迎えてくれるので、この分岐を折り返すように右折して林道横谷線を伝う事にする。
11:48 10分近く林道を南西方向に進むと、ほぼ直角に左へ折れて南側を流れる横谷川沿いを南東に進路を変える。
やがて前方にガードレールが姿を現すと右下から爽やかな滝の音が耳に届き、木の間越しに落差10m程の滝が見えるのでガードレールを跨いで
11:49 ロープの張られた急斜面を伝い下るが、途中から振り返ってみると結構な急坂である。
11:49 - 12:03 谷底に降り立つと相変わらず美しい姿の直瀑が水煙を上げて迎えてくれるので、ここで少し長目の休憩を挟んだあと権現滝を辞して元の林道に戻って足を進める。
12:18 人通りもなく静かな林道歩きはご機嫌なのだが、苦手な舗装道路が続くのに少しウンザリしながら15分も辿ると右手の樹木に付けられた小さな私製道標に呼び止められる。 ここは金山谷出合から200m程手前で浅く小さな谷筋が稜線に向かって駆け上がっているので、気をつけていれば道標がなくても見落とす事はなさそう。
12:19 この私製道標には明確にサルの前栽(権現城跡)登り口と書かれていて、シッカリとした踏み跡が付けられた山道が目にはいるので昔ながらの登城口かも知れないと思いながら、当時を偲びながらこの道を伝う事にする。
12:21 道は最初に451m独標のピークに向かって谷沿いに南西方向へ登って行くが、
12:30 やがて一旦谷を離れて右手(=北西)へ捲き登り、続いて左(=南西)方向に折り返すように先程の谷筋に近づいて行くと
12:33 - 12:39 前方が開けて登り口から15分で稜線の鞍部に登り着いたところでアクシデントが発生。 カメラが電池切れのため電源を入れる事が出来ないので、ひとまず電池交換をする。

この鞍部は四差路の峠になっていて、小さな道標によると左は梨ノ木峠経由で岩湧山・右はサルの前栽を経て権現山と案内しているので右への稜線を伝う事にするが直進には案内がない。 位置的に見ておそらくレイクパークに繋がっているのだろうけど・・・。

12:43 細尾根を緩やかに登って行くと左手方向が大きく開け、左手眼下に横たわる滝畑ダムが静かな表情を見せているのでカメラで素晴らしい眺望の一部を切り取ってみるが、この時点ではカメラの操作ミスに気づかないまま・・・・

※せっかく沢山写したのに、見るに堪えないピンボケばかりで帰宅してからなんとか使えそうなのを選り分けるハメに・・・(T_T;)

12:49 いよいよ捨て縄の付けられた岩盤が目に付きだしてサルの前栽に辿り着いた事を暗示してくれる。
12:51 - 13:26 ヤセ尾根の斜面を登り切ると目の前に巨岩が露出して360°の絶景が拡がるサルの前栽(Ca.420m)が迎えてくれるので、昼食場所を探しながらひとまず眺望を楽しむ事にする。
(12:52) 横谷を挟んですぐ東方向には荒々しい岩盤(=奥立岩)が姿を見せ、背後のやや右横には鉄塔の建つ一徳防山と一徳防三角点が見えるので、「展望の良い一徳防三角点でも寛いでいるハイカーがいらっしゃるだろう」と、
(13:18) ズームアップして確かめてみるがハイカーの姿は見あたらない。
取りあえず岩陰で直射日光を避けて昼食を済ませて、この山頂に築かれたと言われる権現城趾に足を向ける。
13:25 サルの前栽から岩尾根を少し北へ伝い左手下方に横たわる滝畑ダムと権現山の組み合わせが見事なのでパノラマで切り取ってみる。

これも見事にピンボケだったが、あつきさんの撮影された画像をお借りして何とか体裁を整える事が出来た。

13:30 狭い権現山(423m)ピークに着くが、予想していた以上に狭い岩尾根なのでどのような山城(=要塞・砦)だったのか余計興味が湧くが、当時の遺構などは全然残っていないので想像する事すら困難だと判ったところで山頂を辞す事にする。
13:34 権現山からの復路で改めて眺めると、サルの前栽がまるで岩湧山と背較べしているように見えてシャッターを切ってみる。
13:38 ついでに背較べの相手、岩湧山もズームアップして見るがハイカーの姿を確かめる事は出来ないようだ。
13:43 先程まで昼食場所だったピークに差し掛かると、岩陵の先に見える樹木が少し色付いている事に気が付いて着実に秋が深まって来ている事を実感して
13:50 岩尾根を往路で右折した峠まで戻ったところでこの後のコース採りを考えてみるが、すっかり慢性化している睡眠不足の影響か疲労感が大きいので下山する事に・・・
折角なので道標案内の無かった右(=西)方向への道を辿って下る事にする。
13:53 道は山肌を捲くように右足下がりの急斜面を辿る事になるが、この道も途中で3m幅の山抜け箇所を通過しなければならないようで滑落に注意して慎重に通り過ぎる。
13:55 細く頼りない山道だがシッカリと刻まれているのでよく利用されていた道だろうと思いながら、谷筋を回り込み緩やかに高度を下げて行くと左手にレイクパークの施設が木の間越しに姿を見せる。
14:06 道はレークパークに繋がることなく尾根を伝うが、やがて不明瞭になり消滅したようなので左横にあるレイクパークに飛び出す。 施設内は静かな様子なのでこの時点で訪れている人はないようだが、本数が少ないバスの時刻も気になるので休憩を採らずに階段を伝ってダム沿いを通る周回道路に下り着く。
階段の下にはポツンと建てられた「滝畑レイクパーク案内図」が佇んでいるのを見やって周回道路を伝うと
14:14 凡そ7〜8分で右岸の天端に到着するが、ここでも人の姿を見る事が出来ない。
堰堤を左岸に伝う事になるが右足下に見える調節放水を眺めながら足を進めていると左岸を走るバス(14:20発)が見える。

ここからでは全力疾走したところで間に合わないだろうし乗らなければならない理由もないので次のバスにしようと自身を納得させる。

14:22 バス停に着いて時刻表を確かめるが・・・次は16時22分発なので2時間も待つ事になる。 仕方なく少し歩いてバス代節約を兼ねて時間調整しようと滝畑第二トンネルを潜ってダム湖を後にする。
14:25 トンネルを抜けるとすぐ三差路に着くが、少しでも早くバスに乗るなら左へのサイクルセンター〜天野山方面に辿るのが正解だろうと思いながらも、先程山頂を踏んだ権現山の見事な尖峰に曳かれて右への滝尻方向に足を進めてしまう。
14:36 10分程で滝尻バス停に着くが発車時刻が16時24分なのでここでも1時間50分待つ事になる。

14:35
《エピローグ》
ここでじっと待つ事も辛いので往路で右折した横谷分岐から左(=北)方向に伸びる府道218号を日野まで歩いて時間稼ぎする事にする。
15:18 - 15:21 滝尻を後に深い谷間を流れる石川沿いの長閑な府道を伝って日野の三差路に着くが、ノンビリ歩いた所為か苦手な舗装道路歩きの所為か2.8km歩くのに45分も掛かってしまったようだ。

折角ここまで移動したのだが次のバスは16時37分までないので、この時間帯はバスのエアーポケットになっているのかも知れないと諦め、更なる移動を考える事に・・・・

16:34 バス道を忠実に歩いて高向に着いたところで「ここまで来たのなら、汗を流そう」と思いつき、風の湯まで歩くが着替えを持ってなかった事に気がついて諦める。

結局、滝尻から6.5kmを2時間掛けて上原口バス停まで歩いた事になるのだが、今回は山歩きよりバス道歩きになってしまった。f(-_-;) 運良く5分程待って16時39分のバスに乗れて河内長野駅に到着したが、ダムサイトからだと500円のバス代を170円で済ませたと言う事はこの差330円分を歩いた事になる。 実際のところ損得としてはどうだったのだろう?と考えながら1人反省会場へ・・・

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