五社ルート 〜 高丸山(508.5m) 〜 太陽と緑の道
コース概念図 コース断面図
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2014年06月14日 (土曜日)晴れ メンバー:4名
歩行距離 4.9q/歩行時間 3時間03分 (休憩時間 0時間52分) 所要時間 3時間55分
《レポート画像》
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到着 - 出発 《ルートポイントのあらまし》
10:30 - 10:33 6月の第1回例会が梅雨入り宣言により流会となった事で、今回が梅雨入り最初のトレックとなり集合場所の神鉄三田線・五社駅でメンバー4人が顔を揃えたところで駅前をスタート。
手元の温度計からは既に28℃と暑くなりそうな予感を受ける。
10:34 線路を渡って東側に続く3m幅の舗装道路を左折して
10:36 線路沿いに三田方面へ辿り始め、天真寺(曹洞宗)への入口を右手に見やって市バスロータリーへ続く緩やかな坂を100m程北へ伝うと
10:38 前方に五社バスロータリーへの石段が目に付く。
すぐ手前で右手のフェンス沿いにクサリの張られた細いコンクリート道が現れるのでこの道が高丸山(五社ルート)の取付だろうと判断してに足を進めてみる。
10:39 道は民家の庭へ通じているようで「間違ったか?」と思っていると左に登る石段道が目に入り、石段を登るとれっきとした山道に繋がっているのが確認出来たので「やはり、これが高丸山(五社ルート)だ」と確信に変わる。
10:48 右手に阪神高速7号北神戸線・五社インターの立体構造を見上げながら急斜面の連続する尾根筋を辿ると5分少々でCa.330mにある眺望の開けた切り開きに着く。先程まで見上げていた阪神高速が少し目線より下に見え出すので的確に高度を上げている事が実感出来る。
10:55 一旦平坦になっていた尾根道が再び急登に変わると今までジッと様子を窺っていたように汗が一気に浸みだしてくるが、時折吹き通る爽やかな涼風で一瞬にして汗も出番を失ってしまう程で
10:58 さらにCa.380mの尾根尻に登り着くと見晴らしの良い岩場に迎えられるので改めたところで高速道路との高度差を再認識するが、上から眺める自動車道路もなかなか珍しい光景なのでカメラで切り取ってみる。
11:00 暫くは見通しの利かない窪地状になるが勾配が緩やかになってくると
11:02 - 11:08 小広い台地になったCa.390mピークの肩部に登り着くので、涼風に汗ばんだ身体を晒して束の間の自然冷房を満喫する。

この台地ではスタート時より2℃低い26℃を指している。

11:09 殆ど起伏のない山頂部を東に伝うと露岩の飛び出したピークが現れるが
11:10 - 11:12 立派な石造りの祠と石標が祀られている事に驚かされる。帰宅後に関連のありそうなサイトで入手した情報によると“展望良好な岩峰(Ca.390M)には役行者の祠と立像が祀られている”と紹介されている。
11:12 確かに右(=南)側の眺望は見事で、岩峰の右側は切れ落ちた崖になっていて足下を走る阪神高速と新有野トンネルが箱庭のように目に飛び込んでくる。
11:12 さらに頂上部を東に伝うと明徳院龍王と掘られた石碑が迎えてくれるが由来についての説明等は帰宅後に調べてみたが全く知る事が出来なかった。
11:15 ピークを通り過ぎると一旦道は鞍部まで下る。左手からはロープの付けられた有野台からの細い道が合流してくるが、ここはそのまま稜線を直進すると再び上り坂が始まる。
11:28 小さなコブを越えると道は右(=南)方向にカーブして急な斜面を伝い上がる事になり
11:32 足元の崩落が進む岩尾根を捲くように露岩にロ−プの付けられた急斜面を慎重に辿ると
11:33 上方の疎らな雑木が途切れて明るい山頂部が視界に入る。この辺りは新有野トンネルの真上で登りきればCa.440mのピークに着くので、岩の上からはスタート地点の五社駅からCa.390mピークを経由して今辿ってきた尾根ルートが一望出来る。
11:48 ここからは細尾根を小さく上下して最後の急登に差し掛かるところだが、ふと右横に目をやると道端から顔を覗かせているササユリに気が付き、取り急ぎズームアップでカメラに取り込んで見たが案の定ピンボケだった。
11:57 ササユリに癒された後はロープに案内されて最後の急斜面を登る事になるが、10分近くの急登で高丸山から西に伸びる稜線(Ca.470m)に登り着く事が出来る。ここは合流点になっていて左手から登ってくる有野台からの道に突き当たるところで右折する。
12:09 ここまで来ると今回の目的地である高丸山は目と鼻の距離である。自然林に覆われた明るい尾根道は相変わらず涼しい風が吹き通り、ビッショリ汗に濡れた帽子や衣服が心持ち軽くなったように感じて後を振り返ると久しぶりに参加のなかりんさんも軽やかなそよ風の歓迎を受けてご機嫌なようで
12:12 程なく三等三角点(点名:高丸 標高:508.53m)が打たれた広く平坦な高丸山(508m)のピークを踏む。山頂に備え付けられた丸木の手造りベンチでは単独行の男性が食後の一時を寛いでおられるので軽く挨拶を済ませた後、足元に拡がる唐櫃台方面をジックリ眺めてお邪魔にならないよう我々も適当な昼食スペースを確保する。
12:18 - 13:00 思い思いの昼食タイムを楽しんでいると「お先に!」と先程の男性が山頂を後にされる。

貸し切りとなった山頂で食後の寛ぎタイムを楽しんでいると久々参加のなかりんさんは広場の端に咲いているササユリの撮影に余念がないようだ。

13:06 タップリ昼食タイムを堪能した後はロープの付けられた急な階段を伝い下る事になるが、毎日登山でよく利用されているルートだと言う事で足元に不安は見あたらない。
13:22 急斜面の東尾根を鞍部まで下ったところで右方向への分岐が現れるが、ここは東に延びる稜線を登ってCa.460mピークを過ぎたところで神戸三田線#44の送電鉄塔を潜る事になり
13:28 - 13:30 緩やかに尾根道を下るとすぐ太陽と緑の道が通る四差路に着く。ここには明確な道標が見あたらないので少し休憩を兼ねて高丸山付近概要図でこの後辿るルートを確認する。
13:31 ここからは太陽と緑の道を落葉山方面に歩いてみようという事になり、右後方への道に足を進めると目の前にフェンスが立ち塞がるので、フェンス沿いの“取って付けた”様な無粋なコンクリート道を伝って右へ回り込む。

※正面には隧道配水池 有馬側接合井と読める朽ちた標板が取り付けられているので、水道施設だと思われるが今も機能しているのだろうか?

13:33 フェンスの途中に左への急な石段が続いているのでこの石段もコースに入っているのだろうと、下ってみる事にする。
13:36 とても太陽と緑の道には似つかわしくない急斜面に張り付くように付けられた無粋な石段を下る事になるが、ウンザリする程ではないにしても二度と歩いてみようと思わないだろう石段を下りきると「お疲れ様!」と声を掛けてくれそうなササユリに癒される。
13:53 2〜3分で右手に分岐を見やってさらに10分程平坦な地道を伝うと突然目の前に神鉄の線路が進路を遮るので、左右を充分確認して足早に線路を横断すると
13:54 やがて耳障りな排気音が耳に届き県道51号・通称有馬街道に飛び出す。

予定ではこの車道を横切って落葉山へ向かう事になっていたが少しでも早く温泉で汗を流したいという雰囲気が漂って来たので、このままショートカットして温泉に直行する事になった。

14:13 車の行き交う道を緩やかに登りきったカタ越峠から緩やかに下って行くと温泉街の賑わいが伝わって来るが、週末の午後という事もあって多くのお客さんで混雑するのは当然の事かも知れないと思いながら予定していた金の湯に着くが、ナント入浴待ちの客が表まで溢れている状態ではとても並ぶ気持ちにならないので慌てて行き先を銀の湯に変更して早足で移動する。
14:28 急遽変更した銀の湯は余裕を持って入浴する事が出来たが、ノンビリと浴室から出てくると入口付近が騒々しい。見てみると表は多くの入浴客でごった返している混みようで、ショートカットが大正解だった事を自画自賛しながら銀の湯を辞し、15時50分発の梅田行き特急バスで反省会場を目指すが所要のあるなかりんさんは宝塚経由で一足先に帰宅するということになった。
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