樫ヶ峰登山口 〜 樫ヶ峰〜観音山(526.0m) 〜 パノラマコース
コース概念図 コース断面図
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2013年03月13日 (水曜日)曇り後小雨 メンバー:5名
歩行距離 14.7q/歩行時間 5時間24分 (休憩時間 0時間40分) 所要時間 6時間04分
《レポート画像》
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到着 - 出発 《ルートポイントのあらまし》
10:05 - 10:06 阪急今津線・逆瀬川駅を9時51分に出るエデンの園行き阪急バスに乗り、ゆずり葉台で下車する予定だったのに話し込んでいて「次は、ゆずり葉台」のアナウンスに一瞬思考が止まったのか全員が降りる事を躊躇っている内にバス停を通過してしまい、仕方なしに終点のエデンの園まで乗り越すハメに・・・
10:16 1停留所分余計にバス道を歩く事になったが、ゆずり葉台バス停はほぼ予定通り通過して岩倉橋近くから樫ヶ峰に取付く
登り口には読み取りが困難になった私製道標が打たれているので思わずパチリ
10:26 登り口からはいきなり雑木を縫って急坂が始まるのでこの急坂に足を進めるが、例によって先行するメンバーとの距離が少しずつ拡がって行くのを気にしながら右膝に負荷が掛かりすぎないよう歩幅を小さく小刻みに足を運ぶと、取り付きから10分程で鉄塔の建つ尾根尻に登り着く
先行メンバーはやっと登り着いた私を見定めたところで早々とスタートするので私もそのまま尾根を伝う事になる
10:38 高圧線に沿って10分程尾根筋を南へ伝うと東に張り出した尾根裾に着き
10:44 樫ヶ峰を目の前にして西方向に進路を変え、見晴らしの良い尾根を伝う事になるので左手方向に拡がる眺望にカメラ休憩を兼ねて少し足を休める
10:47 ここから山頂へのルートは少し荒れて露岩の飛び出した斜面を伝う事になるので、眺望を楽しむのを少し控えて斜面を伝い上がると
10:49 今日最初のピーク樫ヶ峰(457m)に着くが樹林に阻まれ展望はほとんど利かない
少し気になるのは付けられた公設山名版に樫ヶ峰山頂 標高461.1M 甲山より157M高いよ!と書かれている事で、国地院発行の地形図によると樫ヶ峰457mに対して甲山309.2mとなっているので実際の標高差は148mと10mも誤差がある事だが、公設だから無責任でも仕方がないのかなと変に納得する
10:54 ここからは眺望の開けた細尾根を鞍部まで伝い下る事になるが左手に打たれた西宮市公共基準点200に立ち寄って
10:56 さらに明るい稜線を伝うと馬ノ背岩展望台を通過して程なく雑木帯に入り、
11:00 やがて小高い尾根上のピーク東三ツ辻出合と名付けられた地点に着くが、なるほど三叉路になっていて左はキレット峰へ続くようだが今は真っ直ぐ稜線を伝う

※最近は「出合」の誤用が目に余るが、国語辞典には“川や沢などの合流する所。「本流との―」”と明記されているのに公設道標が先導して誤用するようではなにをか況やである

11:14 - 11:17 2〜3分でツツジ谷道乗越を過ぎると10分程でこの稜線上の最高地点である西三ツ辻出合(489m)に着くので少し足を休める事になるが、ここを左に採れば長谷峠からキャンプ場に続くと地図は教えてくれるのでいつの日にか辿る事があるのかも・・・
11:24 起伏の少ない平坦な稜線を西へ5〜6分伝うと外レ峰とキジ谷への分岐となる外レ峰出合を通り過ぎて、5分足らずで最も西のピークで展望のない小笠峰(490.3m)を踏む事になるがここでも国地院の地形図では標高Ca.480mなので公設標識との10mの誤差は何を根拠にしているのか興味が湧くところだ
11:32 小笠峰を過ぎると急斜面を一気に伝い降りて
11:35 一旦県道82号・大沢西宮線の通る小笠峠に下り立ち、
11:54 県道を西に辿って上磐滝橋の三叉路を左折して県道16号・明石神戸宝塚線を南下、磐滝橋で仁川沿いの旧道を大藪谷出合まで伝ったところでガードレールの切れ間から川原に降りて
11:56 仁川の流れを飛び石伝いに徒渉して大藪谷コースに足を踏み入れる
12:24 堰堤を左岸から捲き上がり三俣まで進んだところで先行するケンさんとテラさんを見失ってしまい、ひょっとすると右手に分かれる薄い踏み後を登ったのかも・・と伝ってみるが、5〜6分辿ったところでどうやら小天狗山への直登ルートだと気づき三俣まで戻る
先行メンバーと合流したところで改めて大藪谷の左岸に付けられた踏み跡を辿るが
12:28 程なく樹林帯を縫う快適な道に変わり、大藪谷を左下に見ながら中腹道を西に捲き登ると
12:45 大藪谷の取り付きから50分程でクマザサ峠への分岐を右手に見やる
12:59 ここからは奥池周回歩道へ続く平坦な道を伝う事になるが、突然携帯電話に自宅から呼び出しが掛かり「なるべく速めに帰宅して欲しい」とのご託宣にお楽しみの反省会をエスケープする事で了解を得ていると奥池の畔に着く
人気のない池畔を時計回りに伝い始めると天気予報通りに小雨が視界を横切るのが目に付くので、取りあえず四阿(あずまや)のある奥池園地に向かい
13:06 - 13:36 昼食タイムも大きく過ぎているのであそびの広場横の休憩所を借りて雨を凌ぎながらの昼食タイムで寛ぐ
13:54 食後は先程の周回歩道を伝って奥池を一周した形で観音山へのコースに取り付き、相変わらず人気のない静かな尾根道を伝うと観音山の150m程東にある岩峰が迎えてくれるので観音山と勘違いしたメンバーが思い思いにカメラタイムを楽しみだすが、「観音山はもう少し先にある」旨を伝えると改めて足を進める
14:06 やがてほとんど目立たない観音山に着くが、先行メンバーはもう少しで気づかないままパノラマコースを下りそうになるが辛くもヒゲさんが山頂表示を見つけて事なきを得たようで、改めて全員揃ったところで山頂に立ち寄ると
14:07 - 14:14 石積みされた観音山(526m)山頂には達筆で山名が書かれた石も置かれ、少し賑やかさが過ぎるようだが相変わらず目の前に拡がる眺望は見事だ
ゆっくりと山頂から眼下に広がる眺望を楽しんだ後は、ドハデな山名が書かれた岩と一緒の記念写真を写して下山準備に取りかかる事にする
14:23 せっかくだから下山コースとして展望のすばらしいパノラマコースを下る事にするが、もう少し進めばと言うところで肝心の鉄塔ルートから外れて先行メンバーはせせらぎコースの方に下って行ったようなので仕方なしに後続メンバーも絶景を断念してせせらぎコースに回り込む
14:39 やがて舗装された観音道に合流するが出口にはフェンスが張り巡らされて居たようだが、今では曳き破られて無惨な姿を見せているので遠慮したいところだがここまで下ってしまえば我々もここから舗装道路に飛び出さざるを得ない
15:02 メンバーに是非楽しんで貰いたかったパノラマコースに後ろ髪を曳かれながら鷲林寺から北山貯水池を巡る甲山大師道を伝うが、最後こそは甲山八十八カ所の静かな道を通って甲陽園駅で締めくくりたかったのだがここでも先行メンバーは地図を無視してどんどんバス道を歩いて行くので最後の目論みも外れてしまい
16:10 大きくバス道を遠回りして面白みもなく苦手な舗装道路を延々と1時間費やして甲陽園駅に着くが、反省会に赴くメンバーと別れて消化不良のまま帰途に着いた
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