飯盛山旧登山道 〜 北生駒縦走(642.0m) 〜 千光寺裏行場
コース概念図 コース断面図
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2013年01月31日 (木曜日)晴れ メンバー:3名
歩行距離 18.7q/歩行時間 6時間18分 (休憩時間 1時間10分) 所要時間 7時間28分
《レポート画像》
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到着 - 出発 《ルートポイントのあらまし》
09:05 JR四条畷駅へ定刻に着いた電車を降りて改札を出ると既に待機中のメンバーに迎えられて早速出発準備を整え、駅前から線路に沿って北に進み四条畷神社の参道に出たところで東に向かう
09:21 5分程で国道170号を横切ると少し緩やかな登り勾配を辿る事になり、やがて正面に四条畷神社の石段が見えてくる
09:24 - 09:26 そして駅から15分少々で四条畷神社の石段を伝い上がると広い境内に着くのでこの後の縦走の無事を祈願して
09:26 南に続く飯盛山登山道に足を進めると正面に桜広場が見える
先を歩く中年ハイカーの楽しげな話し声が桜広場の前で左に曲がり、御机神社手前から登る事になる新登山道へ迂回されるのを見送り
09:27 我々は桜広場手前から右手に建てられた通行自粛勧奨の表示板を見やって、自己責任で旧登山道に足を進める事にする

※地元の皆さんは、急階段だけで面白味のない新道を避けて昔からよく歩かれていたこの旧道を今でも好んで利用されているそうだ

09:41 植林の中を緩やかに捲き上がると左手に尾根を直登する新道への分岐を分けて山肌を右へ辿ると
09:43 樹林が途切れて西に拡がる四条畷の市街地が視界に入る
09:54 西方向が開けた山肌を横切るように南に伝うとやがて通行自粛の該当地と思われる崩落地に入るので、周囲に注意しながら足早に通過するが
09:56 この辺りから暫く岩の露出した悪場が続くので足元への注意を怠る事は出来ない
10:01 やがて四条畷神社を辞して35分で山頂直下の小広い台地に登り着くと、地元の方だろうか旧登山道を下って行かれる軽装のお二人と擦れ違う
10:02 - 10:08 ここで今日初めての休憩を挟む事になるが、日溜まりの冬空で風もないために春霞のように靄って遠景を望む事は出来ないので頃合いを見てすぐ前を通る新登山道に合流して山頂に向かう事にする
10:10 楠公寺への道を左に見やってロープの付けられた自然石の階段を伝い、数人のハイカーが休んでおられる飯盛山展望台を通り過ぎて
10:11 高台になっている山頂への階段を登り切ると
10:12 - 10:17 南北朝時代に桜井の別れで知られる楠木正行(小楠公)の銅像が建てられた飯盛山(314m)山頂だ
10:30 ここからはやや左手正面にこの後立ち寄る生駒山を見ながら南に伸びる尾根伝いに足を進めると分岐に着くので、いずれも野崎方面を右手に見やると
10:38 - 10:40 左手に桜池が姿を現すので池畔への道を伝い降りて回り込み、さらに阪奈道路へ通じる道に足を進めるが広い敷地に点在する某大学のグラウンドを縫って車輌の行き交う阪奈道路を歩道橋で渡る
11:13 歩道橋脇に設置された生駒登山口バス停の西に付けられたおおさか環状自然歩道の道標に案内されて川沿いの細い畦道伝いに南に足を進めると、やがて舗装道路に合流して
11:44 15分程で二つ目のおおさか環状自然歩道の道標に迎えられるので右への道を採るが、ここが本来の生駒山縦走登山口ということなのだろう

5〜6分も辿ると右手に広々とした阪奈カントリークラブの草地が拡がってくる

11:55 やがてゴルフ場に見送られて山道を伝い始めると左手の大きな石に龍王神と掘られた祠を見やる
11:59 道は緩やかながらも確実に高度を上げて左手に信貴生駒スカイラインがチラチラと木の間越しに姿を現すと
12:02 - 12:04 右手に張られたフェンス伝いの道に変わり、フェンスが途切れると園内遊歩道の北の始点となる灯籠ゲートに着くので少し足を休める
12:04 ここからは舗装された園内遊歩道を辿っても良いのだが、予定通り車止めのゲートを抜けて地道の縦走歩道を伝う事にすると
12:18 樹林の疎らな緩斜面を15分程伝うと左右に伸びる園内遊歩道が目に入り
12:18 合流したところでくさか園地に続く左方向へ足を進めると
12:26 - 12:57 7〜8分でくさかコースへの分岐となるアカシア広場に着くので、ここで昼食休憩を挟む事にする
食後は宮川谷コースへの分岐興法寺への分岐を右手に見やり、左手に石積みが目に付くと辻子谷コース分岐に着くので苦手な舗装路から山頂を通る生駒縦走(展望)コースに進路を変更して石畳の道に足を進める
13:24 途中であじさい園を通る舗装路と2〜3度交差するがかまわずに山頂へ突き上げる地道を真っ直ぐ伝うと
13:31 - 13:33 生駒山上遊園直下の駐車場に出るので車道を横切って山頂への階段を辿り
13:31 背後に大きく拡がるパノラマを楽しんでから北ゲートを潜って山上遊園に入るが、残念な事に遊園地の休業日という事で山頂に打たれた一等三角点(点名:生駒山 標高:642.0m)を踏む事が出来ないので南ゲートを抜けて摂河泉展望コースへの分岐を右に見やって眺望の良い南尾根を伝い下る
14:00 - 14:03 尾根道を15分程下ると信貴生駒スカイラインと交差する事になるが、ここで眺望に恵まれた南展望台を通るので少し展望を楽しんだ後鞍部まで下り着く
鞍部には“ホトトギスの寺”で知られる慈光寺への分岐を右に見て竹藪の中に続く細い山道を伝うと
14:33 - 14:40 仲良く寄り添うように二つの石が置かれた四つ辻に飛び出す
ここが昔から河内と大和を結ぶ暗越(くらがりごえ)が通る暗峠で、趣のある石畳が残る国道309号だが勾配が強い上に道幅が狭く車両の通行は殆どない

暗峠を横切って神感寺への道を伝うと10分程で大原山(522m)に着くので少しユッタリ目の休憩を貪り、北生駒縦走計画の最後となる鳴川峠へ足を進める事にする

14:49 生駒縦走路の小さな起伏を10分程南へ伝うと、ほとんど山頂と判らない内にベンチの並ぶ横峰山(474m)を通過して溝状に荒れた坂道を大きく下って鞍部に着くと
14:57 今回計画した北生駒縦走コースの終点である鳴川峠に到着するので、ここから車道を潜り抜けてひとまず千光寺に向かう事にする
15:00 大阪側とは異なり、奈良側の道はいずれもなだらかな道が多いがこの千光寺へのルートも例外でなく緩やかに山肌を捲きながら少しずつ高度を下げて行くと
15:02 鳴川峠から5分程で最初の分岐に着く
どちらを採っても千光寺に出るのだが今回は千光寺裏行場を伝う予定なのでこの分岐を左に進む事にする
15:14 相変わらず緩やかに下る捲き道(ユリ道)を10分ちょっと辿ると次の分岐が待ち構えているので、千光寺への道を左に見やって右の行場道に足を進める
15:28 西に伸びる行場道を5分程伝うと右手方向に3番目の分岐が現れ、右に辿れば2〜3分で西の覗き岩に出るが今は真っ直ぐ進むと2分程で
送電鉄塔に着く
ここで4番目の分岐が右に下って行くがここは尾根道をさらに直進すると2分で5番目の分岐に着き、右の表行場への道を見やってここも直進してなおも尾根道を伝うが鉄塔から10分足らずで判り難い6番目の分岐に着くのでここは右の谷筋へ下る道に足を進める
15:30 急斜面の右側が谷になっているので敷き詰められた落ち葉で滑落しないよう慎重にクサリ場を通過すると
15:33 尾根の先端を回り込んで右手の岩場に取り付き
15:36 - 15:38 裏行場の核心部を慎重に伝い下り
15:42 - 15:50 よく整備された丸木階段を下る足下に千光寺のゥ堂が姿を現して、程なく行者堂の裏口に降り着くので
15:50 境内を一巡りした後は正門を抜けて千光寺を辞し
15:58 いつもは揺(ゆるぎ)地蔵の右側から清滝石仏群を経て元山上駅に出るのだが、今回は左側を通って東山駅への道を辿る事にして
16:34 舗装道路を凡そ35分伝って音ノ花(ねのはな)温泉に立ち寄り冷えた体をユックリ温めながら汗を流した後はお楽しみの反省会場に移動して充実した一日が終わった
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