航空母艦岩 〜 道畦谷中央コース〜道畦谷北尾根(Ca.530m) 〜 芦屋川右岸道 |
↑「地図」上の○印をクリックするとその位置の画像を表示します。 |
2012年11月10日 (土曜日)薄曇り メンバー:単独 |
---|
歩行距離 7.4q/歩行時間 4時間23分 (休憩時間 0時間49分) 所要時間 5時間12分 |
---|
《レポート画像》 ↓クリックで画像が拡大します。 |
到着 - 出発 | 《ルートポイントのあらまし》 |
---|---|---|
09:45 | 晩秋の土曜日だというのに人通りもなく閑散としている阪急芦屋川駅前で準備を整えて、青空の下をスタートするが今回は10月にメンバーと歩いた道畦谷南尾根へのリベンジを試みる事とした | |
09:46 | いつもは賑やかな話し声が飛び交う駅前広場から開森橋に続く狭い通りも2〜3人のハイカーしか見あたらないが、人混みが苦手な私にとっては静かな山歩きが楽しめるので大歓迎ではある | |
09:53 | 大僧橋を渡って山芦屋公園を右手に見ると、正面から見慣れた鷹尾山が近づいてくる | |
09:53 |
程なく郵便ポストのある分岐を高座ノ滝道と岐れて右に伸びる芦屋川沿いの舗装路へ足を進め、 ※2013年5月以後、右岸道へは城山登山口から迂回が必要です |
|
10:00 | 芦屋動物霊園前で車止めのチェーンを跨いで未舗装の右岸道に入って | |
10:01 | 小広場を抜けると芦屋川の右岸を伝う山道が始まる | |
10:09 | 急な石段を伝い上がると一気に標高を30m程稼ぐことになり小広場から10分程で手造りのベンチに迎えられ | |
10:13 | 平坦になった山麓道を5分程伝うと緑色の送電鉄塔(広田西線#38)の出迎えを受ける | |
10:20 | さらに5〜6分で頭上に工事用の架線でも通っているのか、歩行者保護用の簡易アーチを潜って | |
10:24 | 落石注意と刻印された落石を右横に見やり | |
10:33 | 快適な雑木に囲まれた山道を10分程たどるとチョロチョロと水を流す陽明水に着く | |
10:43 | 少し荒れてロープの張られた箇所を過ぎると10分で宝泉水に着くが、青色のポリバケツから水が流れ落ちている様子からはとても宝泉水の名前とは結びつきそうにない | |
10:45 - 10:47 | 前回はここから左の急斜面に取り付いたが、今回は一旦右に辿って道畦谷南尾根を回り込んで道畦谷砂防ダムの右岸まで進む | |
10:48 |
堰堤横で道は左上と右下に分岐しているが参考にさせて戴いたレポには全く記載されていない 左は道畦谷南尾根へのショートカットだが、ここは持参したレポに合わせて一旦右手の谷筋に下り |
|
10:49 | 直径1m超の大岩を右手に見て道を伝うと | |
10:50 |
15m程先で次の分岐が現れる 右は弁天岩・ナマズ石方面へ、左の道が道畦谷ルートなのでここでは左へ進む |
|
10:54 | 分岐から谷筋を2〜30m進むと右前方に通称・航空母艦岩と呼ばれている7〜8m程の巨岩が見えてくるので | |
10:56 |
この岩を右下に見やって左手の尾根に上ると堰堤からのショートカットと合流する ※前回はショートカットを辿って、合流箇所の手前で左の南尾根に取り付いた事になる |
|
10:59 - 11:01 | 合流点から右に2〜3分伝うと丁字状の左俣出合に着くが、右は道畦谷右俣への取り付きなのでここは左の道畦谷左俣へ足を進め | |
11:03 | この後伝う事になる中尾根を左へ捲くと | |
11:05 | すぐ右手に中尾根へのルートが岐れるのでこの急坂に取り付く事になるが | |
11:06 | いきなり現れる60p程の段差に「足があと10p長ければなぁ」と自分の足に恨めしく思いながら、岩場に付けられた虎ロープの助けを借りてこの第一関門をなんとかクリアして | |
11:09 | 続いて現れる溝状の岩を伝い上がると少し展望の開けた尾根に乗る | |
11:11 | 尾根からは右手の樹木越しに見える北尾根を背にして道畦谷右俣の巨大な堰堤が目に入る | |
11:14 | やがて4〜5mの岩肌に迎えられるので木の根に助けられてよじ登ると | |
11:17 | 尾根尻と思われる平坦地に登り着くので、左下に見える道畦谷左俣の堰堤を見下ろしながら足を進めると後ろから軽妙なペースで単独行の若い男性が追い着いて来られて、挨拶を交わす間もなく追い抜いてゆかれる | |
11:32 | その後は暫く展望の開けない薄暗い樹林を潜る事になるが、再び急峻な岩尾根に変わると展望も開けて | |
11:34 |
さらに急な尾根道を伝い登ると先人のレポでお馴染みの背丈程の砦状の岩壁が立ち塞がる 手元のレポでも固定されたロープに助けられて小さくハングした岩壁を乗り越えるようだが、どこを見回してもロープは見あたらないので右手の立木に助けて貰ってこの岩をよじ登る |
|
11:36 | 何とか岩の上に出ると平坦な台地になっているので、目の前に広がる見事な展望にほんの一瞬疲れを忘れる | |
11:37 | すぐに手強そうな段差の大きい次の岩場が待ち構えているので、我が短足を恨めしく思いながら伝い上がる | |
11:40 |
続いてコースの右手にテラス状になった大岩が現れるが、岩は少し前傾しているので滑らないよう気をつけて立ち寄ってみる 岩の上からは芦屋川の市街地と大阪湾が一望でき、前回辿った右手の道畦谷南尾根や左に伸びる道畦谷北尾根と比べると今登ってきたルートは尾根と呼ぶにはあまりにも貧弱なのは一目瞭然だが、敢えて尾根と呼ぶならやはり中尾根とでも呼ぶのが正しいと思われる ただ変な混乱を避けるためにもここでは他のサイトで多く使われている道畦谷南尾根としておくが、公式な呼称を定めて戴きたいものだ ※サイトによっては「道畦谷左俣東尾根」と案内されているものもあるが、こちらの方がより正しいと思われる |
|
11:48 - 11:51 |
岩尾根を7〜8分辿っていると何か南の方でバラバラと騒がしいローター音がしているので見晴らしの効く岩に登ると、高座谷の上空でヘリコプターがホバーリングしているのが見える 下からはうっすらと砂埃が舞い上がり、機体には「ひょうご」の文字が見えるが特に遭難救助でもなさそうなのでそのまま尾根道を伝い上がると |
|
11:56 | 5分程で広い尾根に代わり飛び出した露岩を覆うシダをかき分けて幾分緩やかになった斜面を伝うようになり | |
11:59 | さらに傾斜も緩やかになると少し小振りの岩が目立ち始め、山頂部に近づいた事を教えられる | |
12:00 | すぐに岩梯子からのコースが左手から合流してくるので、荒地山山頂方向に足を進めると | |
12:12 | 10分程で山頂方向と芦有ゲート方向との分岐に着くが、今回は山頂を踏む予定もないし「なるべく4時頃までに帰ってきてほしい」とのお達しもあるので、そろそろ昼食場所を探すことにしてとりあえずここを右に採ってみると | |
12:15 |
すぐ右手に薄い踏み後と立入禁止の看板が目に着くので、立入禁止ということはルートが通っているはずだと思いつき途中まで足を進めてみるが、方向から見てどうやら道畦谷右俣へ下るルートのようなので展望が期待できないと判断して分岐まで戻る この間約10分のロスタイム |
|
12:26 | 再び芦有ゲートへ下る道に戻って右に伝うと今日二人目に出逢う事になる女性ハイカーが10mほど前を歩かれるので、同じようなペースで足を進めるが | |
12:29 |
150m程進むと右手に薄い踏み後が樹林を縫って南に伸びているのが目に止まり暫く辿ってみると、やはり南へ向かっているようなので道畦谷右俣へ下るバリエーションルートらしいと判断して戻るハメに・・・・ ここでも10分近くのロスタイム f(^^;) |
|
12:42 |
元の道に戻り東に5分程下って行くと公設道標が見えてくると明らかな分岐になっている ここに右への案内はないがはっきりとした踏み後が伸びているので伝ってみると、南東に伸びて行くようなので道畦谷北尾根へのルートだろう |
|
12:46 | 静かな雑木帯で眺望はないが暫く我慢すれば眺望の開けた岩尾根にでる筈だ | |
12:48 | 分岐から5〜6分で前方が少しずつ開けてきたようで程なく尾根尻に着くと露岩が目に付き出し、間もなく絶景に出逢える予感がしてくる | |
12:49 | 予感は的中! 岩尾根に飛び出すと見事な眺望が目の前に広がるので、昼食のオカズになる景観を探りながら足を進めてゆくと | |
12:50 | 絶好の小広場に着いたので遅めの昼食タイムはここでと思ったが、よく見ると既に5〜6人の中年男性パーティーが歓談中なので「こんにちは」と声をかけて見るが「・・・・・」、改めて「こんにちは」といってみるがやはり「・・・・」、どうやら日本語の通じない方か挨拶の苦手な方達のようなので、せっかくの昼食場所を断念してもう少し下って見ることにする | |
12:52 - 13:34 | 累々とした巨岩群を縫って2分も下ると左への分岐が現れるので左へ足を進めてみると、南東方面に見事な展望が広がる岩場に出るので、ここを貸し切りの昼食ポイントと決めて至福の一時を寛ぐ | |
13:37 | 食後は巨岩で埋まる分岐まで戻って岩尾根からの絶景を楽しみながら下る事になるが、勿論二度目の捻挫骨折だけはゴメン蒙りたいので足元への注意は怠ることはできない | |
13:42 | 巨岩帯を抜けると気持ちのよい雑木の中を伝うことになり再び展望は効かなくなるが | |
13:43 | 左に弁天岩への分岐を見送って右へ下る尾根道を伝い下ると樹木の背丈が心持ち低くなってくる | |
13:45 | 今下ってきた尾根道を振り返って見ると馬の背状の尾根筋だった事が窺える | |
13:47 | やがて少し樹木が途切れると右前方の絶壁上にチラチラと人の姿が見えるが、ひょっとして遭難でも・・・と気になって思いっきりズームアップしてみると、どうやら景色を楽しんでおられるだけのようなので一安心 | |
14:03 | やがて誰かが並べたのではと訝るほど規則正しく並べられた自然の造形による飛び石や階段が続くと | |
14:06 | 稜線上にポッカリと雑木の途切れた異空間のような小さな台地を通過する | |
14:09 | 少し急な斜面を伝い下るとナマズ岩からのコースと合流するので、ここから芦屋川右岸道を右(=南)へ伝い | |
14:14 | 5分程で道畦谷砂防ダムに着くので後は往路を忠実に辿って | |
14:57 | 予定通り芦屋川駅にゴールして、16時までに帰宅するとの約束を無事に果たせたようだ |