小女郎谷 〜 小女郎谷〜蓬莱山(1174.2m) 〜 (ゴンドラ)
コース概念図 コース断面図
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2012年09月12日 (水曜日)晴れ一時曇り メンバー:5名
歩行距離 7.0q/歩行時間 4時間01分 (休憩時間 1時間23分) 所要時間 5時間24分
《レポート画像》
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到着 - 出発 《ルートポイントのあらまし》

08:59
《プロローグ》
予定より1台早い7時47分発の新快速電車で大阪駅を出て、堅田で各停に乗り継ぎ蓬莱駅に到着するが1人を除いて全員が同じ電車の乗っていたようで一瞬顔を見合わせる
09:00 駅前に出て西に聳える1000mの稜線を見上げると見事な青空が拡がっているので、今日歩く予定の山並みをノンビリ眺めていると残りのメンバーが改札に現れ、全員が揃ったことになる
気温28℃

09:25
《山行レポ》
飲み物を確保して準備の整ったところで駅前の少し北側にある交差点を西へ足を進め、すぐの四ツ辻に建てられた道標に案内されてこの辻を右へ
09:41 道なりに舗装道路を進むと15分程で湖西道路に架かる脇山橋に着く
09:42 足下に車の流れる橋を渡ると道標が左(=南)を指し示すので左に伝い、すぐ右手(=西)に現れる林道へ分岐する

標高88mの蓬莱駅から既に100m登ったようで橋の標高はCa.190m

10:12 少し急な林道を登ってゆくと左手にコンクリート製の橋が目に付く、この橋が凡そ標高400m
自身にとっては少しオーバーペース気味なので首筋には早くも汗が伝いタオルの出番も少しずつ頻繁になってくる
10:20 - 10:24 やがて行く手を遮る堰堤が現れると舗装された林道も終わるので、ここで日陰を選んで最初の休憩を挟む事にするがこの地点が地形図では標高450m

ここからは堰堤を捲いて谷筋の左岸を伝う事になる

10:32 - 10:35 幾分涼しい植林の中を辿る事になるが、ここまでのハイペースが堪えて標高490m地点にある薬師ノ滝まで足を運び上げると息が上がってしまい、他のメンバーが滝壺まで降りて思い思いに寛いでいる間を利用して1人分岐で足を休める事にする
10:40 滝を過ぎて500m地点に着く頃には傾斜もさらに強くなり、岩ガレの露出した沢見を伝う事になるが先ほどの休憩で少しは疲れもましになったので本来のペースに落としてメンバーの後を追う
11:15 グングン高度を稼ぎ700m地点を過ぎるとさらに傾斜が増す
やがて沢見を直接伝うことは困難になり左右の山肌をジグザグに刻みながら登るようになる
11:28 徐々に水流も少なくなってくるが、高度も増してきたためか気温が上がることもなく爽やかな空気が拡がる
11:37 800m地点まで登るとジグザグ道の振れも小大きくなり、最後尾で立ち止まってはシャッターを押している私と前を歩くメンバーとの距離も大きくなる一方だ
11:52 山肌の斜度も45度近くなり、しがみつくように付けられた細い道が900m地点を過ぎると単独行の男性が休憩されているので挨拶を交わして先に進ませて戴くが、大きな杉のある小さな台地に何故かチェーンの外れたMTBが放置されているのを見やる
12:26 そして25分程で1000m地点に着くと道端から1株のトリカブトが迎えてくれるので一呼吸の立ち休憩を挟むが、すぐ上に見える鞍部付近から既に到着したメンバーの話し声が聞こえてくる
12:28 メンバーに遅れること2分程で青空の下に広がる小女郎峠に予定より5分早く登り着く
気持ちの良いそよ風が流れる峠の気温は23℃
12:37 - 13:20 秋空を思わせる開けた空の下で、今1000mを登り切った充実感に満たされての昼食タイムを楽しむ

食後の腹ごなしを兼ねて小女郎ヶ池をピストンするメンバーを見送って私は一人で草の上に寝ころんで思いっきり開放感を味わう

13:23 ウトウトしかけていると戻ってきたメンバーの声で現実に引き戻される
眼下には今日辿ってきた小女郎谷と大きく広がる琵琶湖が、そして緩やかにくねる南比良の稜線を見ながら足を進める
13:25 振り返ると先程まで昼食休憩で寛いだ小女郎峠が静かな佇まいで見送ってくれている
13:26 峠から一段高い広々とした稜線に出ると右手(=南東)に琵琶湖と対岸の近江八幡の街並みまで見渡す事が出来
13:47 南を見やると草原状の稜線と背景の比叡山が大らかな風景を醸し出してくれる
13:51 - 13:55 小女郎峠を後にして25分で、開発という名目ですっかりススキが刈り取られてしまった南比良の主峰蓬莱山(1174m)を踏むことになる
高原状に広がる山頂には一等三角点(店名:比良ヶ岳 標高:1173.9m)が打たれていて、家族連れで長閑な午後の一時を過ごすにはうってつけかも知れないが“第二のヤクモヶ原”にならなければいいな・・・
14:01 アルプス遠征前の目的は達成できたのであとはノンビリと汗を流して遠征の前祝いといきたいところで、いよいよ最後のピーク打見山との鞍部に向かう
14:08 北方向から比良の盟主である武奈ヶ岳と肩を並べるように聳えるコヤマノ岳に見守られながら鞍部に着き
14:14 最後の斜面を伝い登り打見山(1108m)に到着したのでゆっくり汗を流そうとアルプス山荘に立ち寄るが、何か雰囲気がおかしいのでレストランへ回ってお尋ねすると・・・ガ〜ン

「もう、何年も前から営業してないんですよ!」と予想外の回答に、自身の事前確認が不十分だった事を猛省

下山体制に入る前に、まずビールで喉を潤してゴンドラ山頂駅へ

14:49 15時発のゴンドラに揺られて僅か数分で山麓駅に到着、
14:28 そこに停車中の無料送迎バスに乗り込むと15時15分に出発してJR志賀駅には10分少しで到着

ゆっくりと14時40分発のJR湖西線に乗ることが出来たので今日の入浴&反省会場がある高槻まで移動してアルプス直前対策の仕上げを・・・

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