鬼ヶ牙登山口 〜 鬼ヶ牙〜臼杵山(760m) 〜 臼杵山登山口
コース概念図 コース断面図
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2012年05月10日 (木曜日)薄曇り メンバー:2名
歩行距離 7.4q/歩行時間 6時間41分 (休憩時間 1時間04分) 所要時間 7時間45分
《レポート画像》
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到着 - 出発 《ルートポイントのあらまし》
09:15 最近になって道路事情が変わり、鈴鹿にハマっているなかりんさんから久しぶりの鈴鹿トレイルへのお声掛けを戴き当然のように二つ返事
JR片町線・京橋駅から待ち合わせ場所の松井山手駅に着いた時には既になかりんさんがスタンバイ

薄曇りの空の下を凡そ1時間40分揺られてスタート地点の石水渓に着き、そそくさと準備を整えて気持ちの良い自然林に見送られてのスタートとなる 気温16℃

09:18 東海自然歩道の通る橋を左岸に渡って林道船石線を100m程上流に向かうと
09:21 橋の手前で右手に鬼ヶ牙登山口が姿を現すのでここから取り付く
09:50 いきなり急登の出迎えを受けるが2〜30mも登ると勾配は緩やかになって、道はザレた滑り易い尾根道に変わり程なく眺望の開けたザレたピーク(展望台)に着くので、早速睡眠不足の目を休める事にする
10:12 - 10:19 傾斜が少し緩やかになった尾根筋を20分程伝うと360°の展望が広がるザレた鬼ヶ牙最高点(488m)を踏む

低山ながら南鈴鹿の山並みが大きく広がる好展望のピークで少しの間パノラマを楽しみながら最初の休憩を挟む事にする

10:20 東に目を転じると険しい岩肌を見せる尾根続きの鬼ヶ牙北峰との間に横たわる小さな岩尾根にこの後立ち寄る事にして
10:22 好展望のピークを後にするとすぐ長坂の頭と鬼が牙への分岐に着くので、ここは右へ伝い鬼ヶ牙をピストンする事にする
10:27 一旦鞍部まで下って固定ロープの付けられた急峻な岩壁を伝い登ると先程の小さな岩尾根のコブに出て
10:33 ザレ尾根から鞍部に下り根っ子に助けられて岩場をよじ登ると
10:37 - 10:43 鬼ヶ牙・北峰(Ca.470m)に着くが、幹に付けられたプレートには488mと案内されているが、地形図で見る限りでは480mには満たない岩峰でさらに南東方向に東峰(Ca.450m)が目に付くがここでは眺めるだけで分岐まで戻る事にする
11:12 分岐を北に伝うと30m程下ってかくれ谷乗越に着き、
11:14 長坂の頭への稜線を登り返す事になるが目の前に巨大な岩壁が進路を遮るので左(=南)側から捲き上がる事になり、ロープの付けられた強烈な急登で巨岩を捲き上がると
11:40 少し平坦になった稜線を詰める事になるが
11:44 鞍部を過ぎると長坂の頭直下の痩せ尾根への急登を伝い登る事になる
11:50 - 11:54 やがて鞍部から凡そ15分で長坂の頭(Ca.610m)に登り着くのでここでも少し足を休めた後
11:56 せっかく上り詰めた狭い山頂からロープの付けられた急峻な岩場を下る事になる
12:00 少し開けた岩尾根から樹林に挟まれた細尾根を伝って雑木の茂る鞍部への踏み跡を辿り
12:12 15分程掛けて70m程低地の鞍部に着くが、
12:29 若やいだ緑の風景を楽しむ間もなくガレた痩せ尾根を登り返す事になり
12:30 50mも登り返すと築山を思わせるような高台に着き、見事な枝振りの松が迎えてくれる

※鈴鹿の管理人?山の休日さんによると、この松は存在感を示す一本松という事らしい・・・

12:37 やがて樹木に囲まれた急な尾根を伝う事になると
12:40 程なく長坂尾根(Ca.620m)に合流してやや緩やかな稜線に変わるが、よほど風通しが良いのだろう横殴りの強風に見舞われて体感的には12〜3℃の肌寒さを覚えるので避難を兼ねて少し足を早め穏やかな地点に進み
12:50 右手が崩落した地点を過ぎると広尾根の急登が待ちかまえる
13:10 県境尾根が近づくと直下の大岩が姿を現すので
13:16 - 13:19 左(=南)から捲き上がる
756m独標のある県境尾根に鎮座する大岩の上からは絶景が広がるので疲れを忘れて北東〜南東に広がる大パノラマ北東にソッと顔を覗かせる鎌ヶ岳の表情をズームで楽しみ、束の間の休憩を過ごす
13:24 明るく気持ちの良い県境尾根を南西へ5分程緩やかに登ると
13:28 - 14:00 左手の樹林が途切れたところに平らな石が目に付く
ここが今回のコース中最高地点となる舟石(Ca.760m)で昼食タイムにうってつけのビューポイントでザックを降ろし、貸し切りの特等席で遅い昼食を摂る
14:01 食後はベンケイに立ち寄る計画だったようだが、
14:16 オーナーのなかりんさんが分岐を見落としたようで道は尾根伝いにグングン高度を下げて行くので見落としに気づいたようだ
まあ展望もなさそうなのでそのままスキップして樹林帯のフカフカを踏みしめながら県境尾根の小さな起伏を南に辿る事にする
14:35 ガレを左に見て小さな起伏を伝い右手に鹿除けのネットを見やると臼杵ヶ岳への県境尾根を急登する事になる
やがて平坦な山頂部に出ると安楽越分岐が現れるので
14:48 - 15:00 一旦右へ20mも辿ると臼杵ヶ岳(697m)を踏む事になる

この後再び分岐まで戻って

15:09 県境尾根から外れ東へのガレた稜線を伝うと二次林が広がる
稜線の左脇からピンクの石楠花が可憐な姿を見せて疲れを癒してくれる
15:19 ガレを左手に見て次第に急登に変わる尾根筋を伝い登ると
15:21 - 15:23 5〜6分で今回のコースで最後となるピーク臼杵山(638m)の頂を踏む
15:24 山頂を後に30m程北東方向に稜線を伝うと優に2mを越える大岩がデンと居座っているが、サイトによってはこれが臼岩と紹介しているものもあるが“臼”の形状でもないので正式には知る事が出来ないまま通過すると
15:28 さらに100m程北東に伝った尾根尻にも複数の岩が重なり合って存在感をアピールしているが、杵岩と紹介しているサイトもあれば臼岩・杵岩と紹介しているサイトもあって形状からではどちらとも判断できないので何となくスッキリしないまま激下りに足を進める
15:31 展望は広がるが急なヤセ尾根なので降下しながらの眺望は避けて、途中の岩尾根で一段と大きく見える仙ヶ岳と野登山の山容をジックリ目に納めて
15:44 急坂を下ると15分程で樹林に視界は遮られるようになり緩やかな歩き易い山道に変わる
16:07 やがて谷筋が目に付き出すと左手に窯跡が姿を現す
ここまで来ると安楽川横の駐車地まで残り凡そ400m・・・・
16:13 さらに沢伝いに徒渉を交えて5分で今度は右手から窯跡の出迎えをうけると
16:18 左下に安楽川の瀬音が聞こえだし、5分程で駐車地が見えてくる
16:20 最後の急斜面を下ると臼杵山登山口の道標が建つ駐車地に降り着く

※この後、なかりんさんのご好意で亀山温泉 白鳥(しらとり)の湯に立ち寄る事が出来てゆっくりと汗を流した後は、集合場所のJR片町線・松井山手駅まで便乗させて戴いて久しぶりの鈴鹿トレックは大満足で終了! 車の提供と運転、お疲れ様でした。

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