二ノ坂峠 〜 一徳防山〜編笠山(635m) 〜 金山谷
コース概念図 コース断面図
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2011年11月15日 (火曜日)晴れ後曇り メンバー:5名
歩行距離 11.5q/歩行時間 5時間16分 (休憩時間 1時間07分) 所要時間 6時間23分
09:26 予定より20分早く天下茶屋駅を出る南海高野線・三日市町行きの急行に間に合ったのでこれに乗って集合場所の三日市町へ、駅前でメンバーが揃うのを待って9時10分発・南ヶ丘行き南海バスに揺られて15分程で終点の南ヶ丘停留所に着く 09:28 バス道をかいと大橋まで戻ると最後のメンバーテラさんが待ちかねた表情で迎えてくれるので、簡単な挨拶を済ませて 09:29 かいと大橋手前を左折して中山天満宮と中山谷の間を南へ伸びる林道を伝う事になるが、右手の金網に付けられた←一徳防山の道標に安心仕切ったのか、それとも取り付け忘れだったのか・・・

このコースが広域農道工事中で通行止めになっていると言う事を後ほど知らされる事になる 09:32 真っ直ぐ伸びる2m幅の快適な林道を辿ると工事中と思われる重機類の音が聞こえてきて 09:35 2〜3分で車輌通行止めの看板が目に付くが、工事中の土砂運搬中のダンプカーに気を取られてすぐ横に張られていた「ハイカー迂回路」の注意書きを見落としてしまう事になる 09:39 やがて池ノ谷出合まで進むと土石が積み上げられて工事用車輌が慌ただしく行き交う広域農道工事中の現場に出くわす事になるが、前方で作業中の人が顔の前で手を交差させて“通行禁止”であることを教えてくれる
やむを得ず元来た道を少し戻ると左手に中ンボ山への藪ルートと思しき薄い踏み跡を見つけたので辿って見る 10:17 - 10:35 尾根尻に出ると西方向と南方向にやや明瞭な踏み跡があるので取りあえず南に伝う尾根道を進んでみると、先程の工事現場近くに降りる様相なので尾根尻まで戻って西方向へ足を進めて中ンボ山のピークに出る
ピークにはハッキリとした山道が南北に伸びて、桧の幹に捲かれた案内図で初めて大矢船からの迂回路がここにあった事に気づいて、この迂回路を南に伝うのが正しい桧尾ルートに変わった事を知る 10:50 中ンボ山から小さな起伏の快適な稜線を5〜6分伝うと最初の予定で登り着く筈だった二ノ坂峠を通り過ぎるが、ここからの桧尾ルートは「第52回国体(平成9年・1997年開催)」で山岳競技会場となったコースでもあって快適な尾根歩きが期待できそうだ 10:56 国体コースだけあってメリハリのある急勾配が続き 10:57 - 11:01 峠から登り切った尾根尻で最初の休憩を挟むが灌木に遮られて展望はない 11:06 尾根尻からは再び急な尾根登りが続き高度を上げて行く事になるが 11:10 先程の尾根尻から10分も伝い登るとやや平坦なコブに着く 11:14 手元の地図には明確なポイントが記載されていないが、ここでは取りあえず今到達したコブを観音講山(Ca.415m)としておこう 11:19 さらに小さな起伏を繰り返しながら高度を上げると地形図上のCa.465mのピークを踏むが、ひょっとするとこちらが観音講山かな?と思いながら 11:40 短く呼吸を整えた後は最後の頑張りで目の前の稜線を目指して約15分で 11:42 - 11:44 桧尾分岐に登り着いて少し足を休める 11:48 そして昼食前に分岐から一旦一徳防山までピストンするために急峻な山頂への急坂を伝い上がって振り向くと 11:49 この後辿る一徳防三角点の背後には、東の金剛山から南の岩湧山まで見事な大パノラマが広がる 11:51 - 11:56 そして西側が切れ落ちた狭い一徳防山(541m)の山頂を、全員で踏んで束の間の眺望を楽しむ 12:04 再び桧尾分岐を通り過ぎて尾根を南東に伝うと 12:10 - 12:41 一徳防三角点のある送電鉄塔下に着くので、 三等三角点(点名:一徳防 標高:544.1m)を踏んで北東方向に広がるパノラマ富田林市街の絶景をオカズに昼食タイムをノンビリ楽しみ 12:41 鉄塔下を辞す事になるが、正面にはこの後立ち寄る事になる編笠山が待ち受ける南へ続く尾根筋を伝い 12:42 暫くは眺望を楽しみながら足を進める事になるが 12:52 一旦植林の広がる514m独標から緩やかに下ると 13:05 左手に横谷から加賀田へ下る道を見やって、タツガ岩・編笠山方向への道を辿る 13:32 - 13:34 いよいよ最後のピークとなる編笠山西尾根の急斜面を喘ぎながら25分、斜度が緩やかになったところで左手にタツガ岩への分岐があるのでピストンする事に・・・

※林道から見える荒々しい岩壁もタツガ岩(“下”とか“西”とか勝手に命名しているようだが)と呼ばれているようで、混乱を避ける意味でも公的な機関で呼称を明確にして戴きたいものだ 13:41 分岐まで戻ると道も平坦になり、山頂部に着いた事を教えられると 13:43 - 13:46 すぐに今回の最高地点である編笠山(635m)のピークを踏む事になるが、山名板が無ければどこが山頂か判断しづらいところだ 14:00 山頂からは緩やかな尾根道を南に下ると岩湧の森に出て「すぎこだちの道」に合流、目の前に林道加賀田滝畑線が見えてくる 14:00 ここで林道加賀田滝畑線を右折して滝尻方向に舗装路を下り始めると 14:20 20分程で林道が右手方向にカーブするところで岩壁のタツガ岩(別名:立岩とも呼ばれるらしい)が荒々しい様相を見せる 14:24 林道を伝いだして25分で折り返すようにS字カーブが現れるので、右手のカーブミラー横から金山谷への踏み跡を伝い下り 14:33 布引滝の50m程上流から沢沿いに流れを下ると 14:35 滝の落ち口に着くので、各自が足下を見下ろして落差を体感して貰う事とする 14:38 - 14:40 改めて左岸の岩棚を高捲いて滝下へでると姿の良い布引滝が清楚な姿で迎えてくれる 14:48 タップリとマイナスイオンを浴びた後は岩ガレの散乱する沢沿いを徒渉しながら童心に返って下流へ辿るが 14:54 暫く続くV字状の渓谷も徐々に広くなってくると散乱している岩も小振りになってくるが、相変わらず足下が不安定で躓いたり捻挫に注意しながらの沢伝いになる 15:04 大向谷との出合を過ぎると上空も広がってグッと明るくなり、程なく林道フナサコ線の終端に飛び出して今回のトレッキングは実質的に終わった事になる 15:22 3分程林道を伝うと右手に扇畑谷乗越への道を見送って、さらに5分で林道加賀田滝畑線に合流するので右の滝尻方面へ進み 15:49 途中で権現滝に立ち寄って今回の締めくくりとする予定が話に熱が入って気がついた時は既に滝尻分岐の近く、今からわざわざ戻って見る気もしないのでそのまま滝尻バス停へ向かった
無事バス停に到着したが予定より少し早すぎて16時24分発のバスまで30分ばかり雑談して時間を稼ぎ、お馴染みの風の湯でノンビリ汗を流した後は河内長野駅前で反省会でした ページの先頭へ