21世紀の森 〜 横尾山〜剣尾山(784.0m) 〜 行場道
コース概念図 コース断面図
↑「地図」上の○印をクリックするとその位置の画像を表示します。
2011年11月05日 (土曜日)曇り時々小雨 メンバー:6名
歩行距離 7.7q/歩行時間 3時間47分 (休憩時間 0時間40分) 所要時間 4時間27分
09:56 昨晩の天気予報で「明日は曇り後雨、15時までの降水確率は0%」を信じて今回の催行を決めたのに、8時51分着の能勢電鉄・山下駅に着いた時には既に小雨がショボショボ・・・
仕方なく改札へ向かうところで思いがけずメンバーのケンさんと合流しますが、準備を整えて改札を出ると既にテラさんとクボキンさんもバス停で待機中で驚かされますが程なくヒゲさんにイナさんと全員の顔も揃い、9時18分発の阪急バスに揺られて終点の能勢の郷に・・・
相変わらず細かい雨が顔に当たりますが、雨具を付けたりザックカバーを被せたり思い思いに準備を整え 09:57 バス道を少し戻って“21世紀の森”へ足を進めます
レストハウス近くの総合案内図で現在地と取付点を確認して 10:11 芝生広場の片隅からカブトムシの道への丸木階段を伝う事にします 10:16 2〜3分で右手にみはらし台を見やると再び丸木階段に変わり、芝生広場から5分で最初のポイントわんぱく砦に着く
改めて道端に建てられた遊歩道案内図でこの後のルートを「冒険の道→小鳥のテラス→おにやんまの道→頂上広場」の順で辿る事を確認します 10:18 冒険の道は平坦に東へ捲くように続き、所々にウラジロに覆われた岩肌を見かけますが“冒険の道”に結びつく風景とは程遠いように感じます 10:22 やがて少し登り坂に掛かると整備された丸太の階段に変わり、尾根筋までジグザグに登ると 10:25 - 10:30 わんぱく砦から10分で一気に展望の広がる見晴らし峠に着きます
まずはここで最初の休憩を挟む事にします 10:33 なおも東方向への平坦な道を捲き進みますが、結局“冒険の道”とは名ばかりの穏やかな中腹道が続き 10:34 岩肌が大きく見えだし少し勾配が増してくると横尾山から南に伸びる岩尾根まで回り込んだ事になり 10:36 ひと休み峠からの道との合流点になる小鳥のテラスを左に採れば 10:40 露岩の飛び出した急な尾根道を伝う事になります 10:58 - 11:00 顔を出していた露岩が見えなくなると勾配も緩やかになり、小鳥のテラスから20分で“21世紀の森”で最も標高の高い頂上広場に登り着きますので汗を抑えて呼吸を整えた後は、 11:01 遊歩道を離れて山道を辿る事になりますので足回りの再確認をして、一旦鞍部への下りに備えます 11:05 下る途中で小雨も上がり鞍部に着く頃には上空も少し明るくなってくるので、この後寄る大鉄塔を見上げながら足を運ぶと 11:17 頂上広場から15分程で先発の4人に続いてクボキンさんと私の後続2人も大鉄塔に登り着いて雨上がりの眺望を楽しむ事になります 11:18 - 11:21 大鉄塔でザックを降ろして雨具を片付けながら雨上がりに烟る北摂の峰々をノンビリと巡らせてから 11:22 大鉄塔の背後に荒々しい姿を見せる岩尾根を伝い登ると 11:24 横尾山と剣尾山が見事な双耳に見えるトンビカラの岩峰に着くので、岩の上でデジカメを構えているとまた小雨がパラついて来て慌ててシャッターを押します

※パノラマは2005年4月に歩いた時の画像を引用しています 11:39 程なく左の鹿除けフェンス伝いに緩やかな斜面を伝い上がると 11:48 トンビカラから凡そ25分で横尾山から西に延びる府県境稜線に登り着き、東へ辿って横尾山に向かいます 11:50 横尾山への途中から南〜西方向に特異な山容で自己主張している北摂の連なりを楽しみながら 11:53 横尾山頂への府県境稜線を東に伝うと 11:54 稜線に出て5分程でウッカリすると見落としそうな平坦地に横尾山(785m)山頂に到着します 11:55 - 11:57 山頂には二等三角点(点名:土ヶ畑 標高:784.8m)が打たれていますが、2005年4月に歩いた時とは山頂の様子も大きく変わり一面に広がっていたササ原も遠慮気味に僅かなスペースに残っているようで 山頂からは北方向が開け、北北西方向には大阪最北端に位置するレーダードームの建つ深山を目と鼻の先に望む事が出来ます 12:02 北東に延びる尾根道を伝うと突然目の前に2mほどの石柱が現れ、よく見ると“摂津と丹波”を分ける国界石柱である事を教えてくれて道はここで右(=南東)方向へ直角気味に折れて 12:11 吊り尾根を緩やかに下って鞍部を過ぎますが、広い草原に変わってしまいここでも以前の面影を見る事は出来ません 12:23 吊り尾根を緩やかに登り返して剣尾山北陵の国界石柱を右(=南)方向に伝い 12:36 今回のコースで最後となる剣尾山への北尾根を登り出すと、懸念していた小雨がまたパラつき昼食場所の確保に悩む事になりそうですが 12:38 - 13:06 全員が剣尾山(784m)の頂を踏む頃には小雨も止み、各自が思い思いの岩に腰掛けて墨絵の風景をオカズに昼食タイムを楽しみます 昼食が済んでも灰色のガスに包まれて絶景を楽しむ事が出来ませんので、出発予定を20分繰り上げて早めに下山準備にはいり 13:08 雨上がりで滑りやすくなっている丸木の急階段を外さないように下り始めます 13:10 2〜3分で平坦な左手に月峰寺跡の広大な台地が広がり 13:12 さらに天文年間(1531年〜)消失以来の遺構として今も残る石塔や石積み・堂宇跡が往時の隆盛を偲ばせてくれます 13:15 さらに緩やかに高度を下げながら2〜3分伝うと右手から六地蔵の見送りを受けて 13:25 ほぼ平坦な山道を辿りますが、右手に四等三角点(点名:行者山 標高:684.0m)の打たれたピークを南に回り込んで炭焼き窯跡を過ぎるとやや急坂を下る事になり 13:48 次に着く平坦地が行者山(469m)ですがピークがないので標柱がなければ山とは気が付かない程で、中学生の野外学習と思われる一団から
「コンニチハ!」
「今日は!」
と元気な声に挨拶を返して足運びも軽やかになります 13:50 ほんの2〜3分で巨岩で出来た岩壁が右手に現れますがこれが天の川 13:52 やがて覆い被さるようにせり出した行者堂手前の弥勒岩に圧倒されて 13:54 行者山の本堂にあたる行者堂 13:58 そして百畳岩とでも呼ばれそうな巨大なテーブル状の平らな巨岩を捲くように伝うと 14:00 岩盤に大日如来座像が彫られた大日岩の見送りを受けます 14:03 山麓が近くなって来ると“能勢グリーンランド”でバーベキューを楽しむ家族連れの声が賑やかに聞こえだして 14:09 5分程で「剣尾山登山道入口→」の道標と「行者山の史跡と由来」の案内板が建てられた林道に降り付きます 14:11 予定では林道を伝って行者口バス停から浮峠を経て汐の湯温泉で汗を流す事になっていたのですが、予定より早く下山できたので急遽能勢温泉で汗を流す事に変更です 14:23 バーベキュー施設の中をショートカットで近道を通り能勢温泉でノンビリと汗を流していると強い雨が・・・
あのまま汐の湯温泉まで歩いていたらびしょ濡れだったのだと考えるとゾッとします

15時40分発の最終送迎バスに乗る時には雨も止み、山下駅16時03分発の電車で反省会場の梅田へ向かいます ページの先頭へ