西宝橋 〜
赤子谷〜岩倉山(488.4m)
〜 塩尾寺
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↑「地図」上の○印をクリックするとその位置の画像を表示します。
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2011年07月23日
(土曜日)薄曇り
メンバー:5名
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歩行距離 6.5q/歩行時間 3時間24分
(休憩時間 1時間10分)
所要時間 4時間34分
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10:02
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電車が予定通り9時57分にJR福知山線・生瀬駅に着き、宝塚駅で合流した3人がホームに降りて改札を出ると既に1時間前からスタンバイ中の摩耶山さん歩さんとクボキンさんが体力・気力共フル充電済みで我々の到着を待ち兼ねておられ、挨拶もそこそこに準備を済ませ駅前から西方向にスタートです
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10:11
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トンネルを抜けてすぐ西宝橋(せいほうばし)南詰交差点で国道176号に合流、左折して西へ足を進め
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10:12
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最初に現れる分岐、大多田橋交差点を左折して
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10:17
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車の少ない県道51号(有馬街道)を南に伝い、JRの高架下を抜けて南西方向に進路を変えると前方に最初の橋・千都橋が目に入ります
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10:19
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程なく太多田川を跨ぐ千都橋に着きますのでこの橋を渡って太多田川右岸道を南西へ辿ると、
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10:24
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二つ目のまさよし橋から南へ伸びる舗装路と合流して緩やかな坂道を登る事になり
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10:26
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右手から某薬品会社のグラウンド跡に建てられた重機会社の社屋が見送ってくれます
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10:29
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少し暑さが気になり出す頃行く手に見慣れたゲートが見え出しますが、右端の隙間を通り抜けて赤子谷ルートに取付く・・・予定だったのですが、ゲートには鍵が掛けられ周囲は有刺鉄線が張り巡らされて完全閉鎖状態で「◎私有地につき立入禁止 ◎出入口につき駐車禁止」の看板まで付けられていますので、ゲートの少し手前を左折して
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10:32
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舗装路を50m程東へ辿ると赤子谷川が足下で交差します ここで右手の赤子谷川左岸から赤子谷ルートに取付く事になりますが
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10:33
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予想もしていなかったゲートの完全閉鎖で、思いがけず早めの涼しい沢沿い歩きを楽しむ事になります
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10:34
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涼しい沢沿いもほんの一瞬で従来の赤子谷ルートに合流しますが、さすが雑木に囲まれた山麓の地道ですので気温は26℃と爽やかな空気に包み込まれご機嫌な山歩きが期待できそうで
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10:36
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生瀬高台へ続く道を西宝橋(せいほうばし)で左に岐けると道は一気に1m幅の山道に代わり
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10:37
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4本もの立派な鉄骨に小さな朽ちかけた木片が乗せられた不釣り合いな橋で赤子谷川を右岸に渡ると
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10:38
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再び広く平坦な道が涼しい緑の雑木トンネルで迎えてくれます
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10:41
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赤子谷取付きから10分で右俣と左俣が合流する二俣に着きますが、ルートは左俣を徒渉した先に
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10:42
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1m程の小石が積まれたケルンで左右に分かれますが、今回も堰堤だらけの右俣ではなく滝とゴルジュの左俣ルートへ足を進めます
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10:46
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二俣を過ぎて5分程で六甲名物の堰堤が出迎えてくれますので右岸に積まれた小石の足継ぎを頼りに乗り越えて、すぐ次の堰堤も乗り越え
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10:51
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徐々に谷幅が狭まって渓谷の様相を見せ始めると
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10:52 - 10:58
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前方に落差8m程で美しい姿の直瀑赤子滝が細かい飛沫を上げて出迎えてくれます すぐ傍まで近づくと涼風に乗って霧状の飛沫とマイナスイオンにタップリと癒されて今が蒸し暑い夏である事を少しの間忘れさせてくれます
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10:59
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爽やかな涼しさに後ろ髪を曳かれながら右手左岸を捲き上がり
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11:01
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改めて落ち口へ降りる事になりますが、急な滑り易い岩肌を伝うので捨て縄が付けられています 最初に落ち口に着いた摩耶山さん歩さんが振り返って見上げる後続メンバーを
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11:02
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ほぼ同時刻に最後尾から慎重に下るメンバーを写していたようです
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11:04
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落ち口からは右岸沿いに上流へ向かうと、この谷で最も高度差のある堰堤が立ち塞がりますので右岸の樹木に助けられて乗り越え
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11:08
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瓦礫の散らばる沢路を辿れば2〜3分で右手から4段/10m程の段瀑が迎えてくれます
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11:09
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目の前には赤子谷左俣の核心部にあたるゴルジュが、閉じかけた門扉のように両側からせり出して50m程続く岩壁に挟み付けられるのでは・・との錯覚を覚えながら、土石や流木が積み重なった不安定な足場を頼りに足を踏み入れます
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11:13
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中間部は倒木や流木、瓦礫で予想していた程スムーズには通過させてくれないようですが
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11:17
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ゴルジュの上流部まで進むと荒れた雰囲気はなく2004年11月に歩いた時の記憶が蘇ってきます
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11:19
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通り抜けるのに10分も掛かってしまった僅か50m程のゴルジュを振り返った後、逆S字形にカーブしている谷筋を伝い
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11:21
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すぐ左手に落差10m程の斜瀑を見ながら左岸を左に回り込み、涼しい沢沿いを10分程伝い歩くと
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11:30
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岩倉沢出合で赤子谷左俣は水流の少ない右へ岐れますが、ここからは水流の多い岩倉沢を南へ遡ります 岩倉沢への入口にはまるで門番のように捨て縄が付けられた3m程の直瀑が待ち構えていますので右岸を三点確保でよじ登り
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11:35 - 11:42
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岩肌をナメ状に滑り落ちる流れを右手に見て滑り易い岩場を2〜3分辿ると少し平坦で広い岩場に出ますので少し休憩を挟みます
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11:49
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休憩を終えて再び沢沿いを辿るとこのコース最後となる3m程の段瀑が右手から迎えてくれますが
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11:51
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すぐ上流で流れは瓦礫の下へ潜って瀬音だけが聞こえる伏流水となります それも長くは続かずにいつの間にか音も聞こえなくなって涸れ谷に変わると傾斜も強くなり、
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12:04
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今まで爽やかだった谷道も俄に体感温度が上昇して汗が噴き出してきます
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12:22
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さらに勾配が増すと谷詰めになり、灌木を縫って付けられた細い踏み跡を伝い上がると岩倉沢源頭の鉄塔#25に飛び出し
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12:23 - 13:06
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シンガリのクボキンさんを待って、鉄塔広場の木陰を確保して昼食休憩で寛ぎます
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13:07
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食後は尾根伝いのルートも考えたのですが、今回は全山縦走路を東に伝う事にして
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13:10
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100m程で右方向に反射板を示す道標が打たれた分岐に着きますが、左手には道標のない細い小径が岐れますので足を進めると
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13:11 - 13:14
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すぐ小広い台地に大権現が祀られた岩倉山(488m)頂上に着きます 山頂には三等三角点(点名:小林 標高:488.4m)が打たれていますのでソッと踏んだ後
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13:21
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尾根道を東に伝って縦走路に合流します
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13:23
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暫く緩やかに尾根道を下ると、左方向に塩尾寺の奥の院となる砂山大権現への道が岐れますのでチョッと立ち寄ってみる事になり左へ足を運んでみれば
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13:24 - 13:27
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到着した小広い台地の中央に木製の鳥居と砂山大権現が鎮座しています 少し眺めていると30人の団体ツアーが登って来られて一気に騒がしくなりますが、やがて先に下って行かれるのを見送って我々も奥の院を辞します
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13:31
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ここからは抉れて急勾配のダケた道を浮き石に注意して下り始めると
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13:32
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途中で「人工の石造物?」では・・・と思わせる岩に出逢って好奇心が少し頭をもたげますが、チョット足を止めただけで素通りします
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13:38 - 13:44
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相変わらず続く急坂を下って行くと突然舗装道路に飛び出しますが、奥の院から10分少々で塩尾寺(えんぺいじ)に着きましたので
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休憩を兼ねて境内にお邪魔し、聖徳太子の建立とされる十一面観音菩薩が祀られている本堂を外から拝見します
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14:02 - 14:04
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ここからは舗装された自動車道を伝い下り駐車場を兼ねた眺望の開けた広場に着き、足下に広がる宝塚の市街地を一望した後
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14:38
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広場横の階段を下り浄水タンク下の舗装路までショートカットして今回のゴール、ナチュールスパ宝塚に到着したところでユッタリ汗を流し、軽く反省会のリハーサルを済ませてお土産を買って帰られる摩耶山さん歩さんと挨拶を交わして、本会場の梅田へ・・・
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