前田橋 〜
多田銀銅山(345.0m)
〜 南田原
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↑「地図」上の○印をクリックするとその位置の画像を表示します。
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2011年06月08日
(水曜日)曇り後晴れ
メンバー:5名
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歩行距離 11.1q/歩行時間 3時間24分
(休憩時間 1時間04分)
所要時間 4時間28分
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10:32
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今回は4日前に下見を兼ねて歩いたコースのスタート地点を変更して、ヤブ漕ぎのない近畿自然歩道をメインに多田銀山へ向かう事とし下見の時のスタート地点である西谷支所前より7つ手前の前田橋停留所で下車します ウッスラと青空も顔を覗かせていますが陽差しはありませんので苦手な暑さも今は感じることなく、バス路線を忠実に戻る事とします
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10:35
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角を曲がってすぐ左手に立派な医王山・満福寺の小さな山間の集落に建つお寺とは思えない程の見事な石垣に圧倒されます そしてすぐ隣からは素盞嗚命(すさのおのみこと)神社の小さな鳥居の見送りを受け
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10:39
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通行量の少ないバス路線の路肩を北東方向に伝うと
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10:42
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バス停から10分程で道の左脇に「←ソエ谷峠・近畿自然歩道」の道標が打たれていますので、ここでバス道と岐れて左へ足を進めます
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10:43
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両側を田圃に挟まれた長閑な3m幅の舗装路ですが車輌の通る気配がありませんので、道の中央をノンビリと“オラが道”のつもりで足を進めると
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10:45
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3分程で大原野・境野方面への2車線道路を横切り、遊歩道入口の案内道標に従って今日初めての地道歩きに代わりますが
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10:47
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幅は広く轍の跡が付いているところを見ると2m幅以上の遊歩道を伝う事になります
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10:57
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遊歩道入口からほぼ水平な道を10分程で尾根道コースが左に岐れますが、行き先はどちらも同じように「大原野・猪名川方面」と書かれています 今回は緩やかに登る近畿自然歩道を直進すると
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11:00
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3分で左手に楕円形状の用水池を見やって直線的に北東に伸びる谷筋を5分程伝ったところで、折り返すように左へ曲がると
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11:12
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程なく山肌を横切るように緩やかな勾配で辿ると稜線に乗り、前方に下見の時にヤブ道から登り着いた記憶に新しいソエ谷峠が目に入ります
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11:13 - 11:20
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峠では下見の時の苦労話など聞いて貰いながら最初の休憩を挟んで足を休めた後は
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11:28
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下見の時に辿ったルートをなぞる事になりますので私にとって不安材料はありません 休憩後のスタートは車輌止めのゲートを抜けてやや荒れた緩斜面を下り、10分程で小沢の右岸から左岸に渡り木漏れ日の穏やかな道を伝えば
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11:37
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植林と雑木の境に付けられた快適な道ですが、時々倒木の出迎えもありますので足下への注意も怠れません
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11:50
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やがてキャンプ場の跡地?、一ノ谷池と通り過ぎると
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12:15
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今回の目的地である銀山集落に着きますのでメインストリートを抜けて
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12:17
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歴史街道へ左折します 道角に建てられた歴史街道の案内板や道標の賑やかさを話題にして少し寛ぎながら
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12:18
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野尻川沿いにある金山彦神社に立ち寄る事とします
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12:20
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野尻川を渡り境内への階段を上りますが、山神宮とのみ書かれた額が掛けられた鳥居を潜って階段を上るとこぢんまりとした社と細長い境内に着きます ※振り返って鳥居を潜りノンビリと階段を登ってくる最後のメンバーの到着を待ち
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12:24 - 12:54
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全員が揃ったところで境内の一隅をお借りして昼食タイムとします
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12:56
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食後は野尻川左岸に付けられた静かな樹間の地道を伝うと
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12:59 - 13:02
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多田銀銅山跡で唯一整備されて一般公開されている青木間歩(あおきまぶ)を見学しますが、天井が170p程の高さですのでメンバー中最も身長のあるオノちゃんは少しお辞儀をしながらの辛い姿勢での見学になりそうです
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12:59
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間歩(=坑道)に入ればひんやりとした涼しさに包まれ、天井も少し高くなり大人2人が何とか並んで通れる程の広さに代わると20m程で突き当たり
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13:01
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釘折れ状の旧坑道が右手に20m程続きますが、公開されているのはそこまで・・・・
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13:03
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一旦、青木間歩を出るとすぐ右手に手掘の旧坑道跡への道が続きますが下見の時に立ち寄ったイメージを紹介して今回はパスする事にします ※画像はヒゲさん提供
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13:06
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野尻川を渡り返して元の歴史街道に戻り右岸を伝う道を北上しますが
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13:12
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5分も足を進めると銀銅山跡分岐に着きますので左への道をピストンする事にします
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13:18
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途中の鉱石の露出した地点近くには「銀山史跡案内板」も建てられていますので、知識の片隅に納めて50mも先に進むと
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13:19
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「台所間歩」、「瓢箪間歩」と続いて往時の盛況ぶりを窺いながら道を引き返す事にしますが
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13:20
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道の反対側には山中鹿之助一族の墓・久徳寺跡と書かれた道標が建てられていますが、実際の墓所と思われる位置には下草が生い茂り墓石らしいものが見えるのみで近くへ行く道もありませんので、下見の時と同じくメンバーから「道標だけが立派やなぁ」との声も聞かれます
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13:48 - 14:00
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元の歴史街道へ出て二つ目の分岐(=道の駅分岐)横の池畔で、時間調整を兼ねた休憩を挟む事としますが
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下見の時には気づかなかったのですが、道標脇から愛嬌のある石のオブジェが見送ってくれています
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※三角形状をした用水池から先程辿ってきた銀山集落に続く長閑な山間の田園風景に癒されます
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14:03
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車輌止めのゲート横から私有地のあるザレ場に出ますが道標通りに峠への緩やかな坂道を伝い
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14:06
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今回最後の登りとなる一本松山南西尾根の鞍部を目指せば5分と掛からずに峠に登り着きます
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14:25
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峠からは少し足場の悪いザレ道からマカ谷池下部に着くと、快適な道に代わりますので足運びも快調になり20分程で青の上池横の車止めを抜けて堰堤を過ぎると
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14:30 - 14:42
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歴史街道入口傍の公園に着きますので、ここで最後の時間調整兼休憩を挟んで石のベンチで少し多めに足を休める事とします
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14:47
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公園から5分程で光台寺横の辻に着きますので、左へ折り返すように伸びる近畿自然歩道を見やって
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14:55
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下見通りに直進して細い畦道伝いに猪名川のコンクリート橋を渡って、県道12号(川西篠山線)に飛び出したところで振り返ると一本松山の尖峰が名残惜しそうに見送ってくれます
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15:00
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残りは県道を80m程北へ辿りゴールの猪名川町ゆうあいセンターに予定通り到着し、汗を流した後は下見の時と同じバス( 阪急バス・日生中央行き 16時03分発)に乗って反省会場の梅田へ移動して仕上げます
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