才ノ神峠 〜 三草山(564m) 〜 ゼフィルスの森
コース概念図 コース断面図
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2010年07月28日 (水曜日)薄曇り メンバー:5名
歩行距離 11.5q/歩行時間 3時間35分 (休憩時間 0時間58分) 所要時間 4時間33分
10:35 能勢電鉄・日生中央駅から阪急バスに揺られること10分で、今回のスタート地点となる“屏風岩”に到着しますのでバス停前のコンビニで飲み物などの補給を行い、県道12号から外れて槻並(つくなみ)川沿いの里道を北へ辿りますが 10:40 槻並川の左岸に衝立のように続く屏風岩を眺めながら苦手な舗装路を進むことになりますが、陽差しがないお陰で暑さに悩まされることはなさそうで 10:43 蛇行しながら流れる槻並川を跨ぐ宝地口橋を過ぎると静かな山村の風情が迎えてくれます 10:52 前方に見え出す槻並の集落を左右に見やって10分程足を進めると 11:03 右手に立派な石の鳥居が姿を現しますが、ここが地図にも載っている素盞嗚(すさのお)神社で、想像していたより造りが新しい社に少し興味が削がれますが・・・・ 11:07 鳥居を後にして5分程舗装道路を辿ると一際色鮮やかなヒマワリが目の前に目映い佇まいで見送ってくれます

※画像はケンちゃん提供 11:15 やがて現れる槻並大橋を左に見やって5分も舗装路を進むと 11:21 右手に赤い屋根の薬師堂を見やることになります 11:26 なおも舗装された里道を5分程辿ると左手に大きな岩峰が姿を現し、周囲の風景とは少し異様な雰囲気を覚えます 11:37 程なく左手に小高い堤防が目につきますが、堤防を上って見ると用水池になっていますのでここが地図に記載されている仁部(にんべ)池のようです
ここからは道の傾斜もやや急に変わり、やがて仁部集落の最奥部に到着します 11:53 2車線あった舗装道路は最奥の集落を境に1車線に変わりますが、ここが兵庫県と大阪府の府県境界となっていますので道幅も一気に細くなって舗装路は緩やかに山裾を捲きながらユリ道となって徐々に高度をあげて行きます 11:58 車がやっと1台通れる程の静かな樹間の道ですので思い思いの会話を楽しみながら“歴史とロマンを秘めた”才ノ神峠への道を進んで 12:20 曲がりくねった緩やかな舗装路を20分程伝い上がると前方が開けてきます 12:23 登り着いたところで7本の道が複雑に交わる昔からの交通の要衝と伝えられる才ノ神峠が迎えてくれますが、昔の面影は草むした道脇にポツンと取り残されたように見える古びた石の道標のみ・・・・ 12:24 道標横に立てられた無粋な案内板ですが、このお陰で何とか昔の要衝であった事を窺い知ることが出来ますので各自が自身の目で往時を偲んで 12:25 - 12:55 歴史とロマンの残るこの峠で、昔の旅人も足を休めた事だろうと想いながらの昼食タイムとします 12:57 ノンビリと至福の一時を過ごした後は三草山へのゲートを抜けて少し急な丸太階段に取り付きますが 13:08 いつものことですが、休め過ぎた足には大休息直後の登り始めはズッシリと堪えますので少しペースを落としての階段登りから再スタートを切ります 13:14 丸太階段が続く雑木林をひたすら登り切ると5分少々で前方に広い台地が見えてくると 13:17 - 13:45 広々とした三草山山頂(564m)に登り着きます
広い山頂は展望が開けていますが、この日は生憎の曇天と靄で遠望を望むことが出来ませんのでノンビリと山頂広場を散策して貰うことにします
広場の南よりには角の欠けた三等三角点(点名:三草山 標高:563.99m)が打たれていますのでいつものようにソッと踏んで登頂を改めて確認します ※画像は、散策途中で南西側に設えられた山座案内標示板を見つけて眼前に広がる風景から山座同定を試みるヒゲさんとオノちゃんを、ケンちゃんが写したものです ゆっくり山頂での散策を楽しんだ後は南東方向に裾を伸ばす東尾根ルートを下る予定ですので 13:46 まずは南東に伸びる尾根伝いに下ることとしますが、こちらも急勾配の丸木階段が暫く続きます 13:53 やがて階段が終わると草原状に広がるササ原の中を東へ足を進めることになり 13:55 雑木帯に着くとミドリシジミの生息地で有名なゼフィルスの森に差しかかりますので 14:00 木枠で仕切られたゲートを抜けて東へ伸びる尾根から北斜面に広がる樹林帯を下る事にします 14:07 広い樹間の道を数分下ると明るく開けた左手方向に長谷の田園風景が視界に入ります 14:11 すぐ道脇からは長閑な田園風景に融け込んだスイレン(睡蓮)の浮かぶ農業用水池が見送ってくれ ここからは北方向に北摂の名峰、剣尾山〜横尾山・高岳の連なりを見ることが出来ます 14:20 ここからは苦手な舗装道路が続きますが、暫く坂道を下ると農水省に『日本棚田100選』として選定された長谷(ながたに)の棚田を左手に眺めているうちに慈眼寺への道を右に見やって長谷川まで下ってしまい、 15:08 鵯坂橋から里道を伝って稻地橋で府道603号を経由し、今回のゴールである国道173号沿いの汐の湯温泉でゆっくりと汗を流した後は軽く予備反省会を済ませて 17:16 汐の湯温泉前のバス停から17時19分発の日生中央行きの阪急バスと、能勢電鉄〜阪急電車と乗り継いで十三駅前での反省会で打ち上げました

※画像はケンちゃん提供 ページの先頭へ