ハチース谷 〜
長峰山(687.8m)
〜 山羊の戸渡
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↑「地図」上の○印をクリックするとその位置の画像を表示します。
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2010年05月04日
(火曜日)晴れ
メンバー:単独
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歩行距離 10.4q/歩行時間 6時間15分
(休憩時間 0時間33分)
所要時間 6時間48分
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09:56
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ウィークデーともなればこんなに閑散としているのでしょうか。それとも人混みが苦手な私のために調整してくれたのか、思いのほか人通りの少ない阪急六甲駅前からなるべく静かな街路を選んで一旦西へ進み、北丈角橋から北上して護国神社横を辿ると
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10:28
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人通りもほとんど途絶えますが、急な舗装道路を伝って長峰中学校前を通過する頃には気温26℃のお蔭でウッスラと汗が滲んできます
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10:30
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時々通り過ぎるヒンヤリとした風に励まされて急坂を伝うと右手に“灘百選 長峰坂”と書かれた案内標識が目に付きますが、六甲山麓にはとんでもない急坂がまだまだ随所に見受ける事が出来ます
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10:38
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駅前から40分程で最初の目標地点「永峰砂防堰堤」に着きますが、何故か長峰ではないのは、お役所仕事の賜なのかも・・・
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10:46
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堰堤手前の橋を渡って、右岸に付けられた階段を登って堰堤を捲き上がり
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10:54
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杣谷堰堤を過ぎると広場の奥でバーベキューの準備?を楽しみながらに寛いでおられるグループを左手に見やって杣谷道を辿りますが
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10:58
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右手対岸に長峰霊園から谷筋へ下る踏み跡が見える辺りで杣谷道から岐れて右への薄い踏み跡へ足を進めると水量の少ない沢に出ます。この谷が通称ハチノス谷と呼ばれているハチース谷で、すぐ谷を横切るパイプを潜るとすぐ上流で堰堤に阻まれますので左手の右岸道へ一旦巻き上がる事とします ※この谷は六甲山の開祖グルーム氏の友人ハーチス氏が好んで遊んだところで、最初はハーチス谷と呼ばれていたが国土地理院が誤ってハチース谷と原簿登録した事でハチース谷が正式名となったが、縦書きで書かれていたために長音(ー)をカナ文字の(ノ)と読み間違えていつの間にか“ハチノス”の呼称が市民権を得てしまった との説には説得力がありますので、このレポでは正式名とされるハチース谷を使用する事とします
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11:00
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右岸を通る道から堰堤を注意して見ると、やはり堰堤の注意標識にも“ハチース谷堰堤”と書かれているのを確認して再び沢を伝う事とします
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11:02
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小さなナメ滝を進むと目の前に高さ20mはありそうな巨大な要塞が姿を現しますが、何度となく皆さんのレポでお目に掛かった事のある「ハチース谷第2砂防堰堤」です
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11:03
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この堰堤はゴルジェのような2本のスリットを通り抜ける事が出来ると紹介されていますので早速近づいて見ますが、薄暗くヌメヌメとした8〜90pの階段状の水路は私の足で直接登るのは無理ですので、懸垂と片膝を突いて登らなければならずあまり気が進みませんので通り抜ける事を止めて左手(=右岸)をよじ登って高捲いて見る事とします
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11:09
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5〜6分で何とか堰堤の上に登り着いて
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11:10
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これから辿る谷筋を上から眺めてみると、すぐ上流に小さなプレハブ小屋が目に付きます。この建造物が「ハチース谷気象観測所」であろう事は容易に推察する事が出来ますが、右岸に繁るシダ類に掴まりながら急な堰堤横を三たび沢まで降りる事にします
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11:18
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降り立った沢から後を振り向くと多量の土石流を食い止める目的で造られた堅固なシャッターを思わせる鉄の枠が檻を連想させる形相で見送ってくれます
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11:19
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堰堤の上流に3m程のナメ滝が見えますが、左岸に建てられたハチース谷気象観測所のプレハブを右側(=左岸)から捲いてさらに沢を伝うと
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11:21
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2〜3mのナメ滝が向かえてくれますが、苔付きの滑りやすい岩場が続きますので慎重に足を運びます
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11:22
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次に現れる1枚岩の斜面を滑り落ちる3m程の滝は左側(=右岸)を伝い上がり
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11:25
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やがて頭上が開けて陽当たりの良い岩場を伝い落ちる細い流れに沿って3m程の岩を登ると
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11:28
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程なく2段に落ちる形の良い7m程の滝が出迎えてくれますので右側(=左岸)を伝い上がります
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11:41
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暫くは小さな落差のある流れが続きますが10分近くで上部がV字に切り込まれた5m程の滝が向かえてくれますので、右手(=左岸)の岩を伝い上がれば
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11:46
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前方に階段状の岩肌を流れ落ちる4mほどの滝が見えてきますので、滑らないよう足元に注意しながら右手(=左岸)の岩肌を昇ります
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11:53
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さらに7〜8分も沢を遡ると水量も徐々に少なくなり、3m程の段瀑が現れますので左岸からクリアすると
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11:56
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ゴルジェの間を流れ落ちるチムニー状の2mの小滝に着きますが、ここは滝芯の左(=右岸)側を伝います
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11:59 - 12:02
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やがて両岸の幅も狭くなってくるとハチース谷で2番目に大きな2段15m程の滝が見応えのある姿を現しますので、カメラ休憩を兼ねて束の間の休息を楽しんだ後は朽ちた残置ロープが付けられた右(=左岸)側の岩肌を伝って大岩の右側を高捲きます
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12:06
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落ち口から上流はほとんど水涸れ状態ですがこぢんまりとしたワイルドな谷筋は長峰山頂を目指してほぼ真っ直ぐ突き上げて行きますが
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12:08
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斜度が緩やかに登り過ぎた分を取り戻すように1〜2m程度の涸れ滝が次々と現れてそれなりに高度を稼いで帳尻をシッカリと合わせているようです
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12:17
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いよいよ谷の切れ込みも浅くなって来ますが、地形図によると標高はまだ350mを僅かに過ぎた辺りですのでまだまだ滝が迎えてくれる筈だと自身に言い聞かせて足を進めると
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12:21
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案の定、2〜3分で水流こそチョロチョロですが2mそこそこの滝の迎えを受けますが濡れた岩に足元を掬われないよう足場をシッカリ確保して滝上に出ます
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12:26
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再び谷を挟む岩壁が高さを取り戻して、1〜2mの小滝が続くゴルジェ状の谷筋を伝うと前方に二俣が見えてきます
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12:30
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手元の地形図には二俣らしいポイントが見あたりませんが、左俣は支谷のようで右俣にはこの谷で最大となる3段20m程の岩壁が立ちはだかっていますので、右の谷へ足を進める事とします 最上部はハングの様相を呈していますので当然のことながら直登する事は無理ですので、左(=右岸)側あるいは右(=左岸)側に付けられた薄い踏み跡を伝う事になります 今回は左側(=右岸)を高捲く事としますが、さらに谷を詰めるには左岸から捲くのが正解だったのかも・・・
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12:50
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右岸を捲き上がるとすぐ支尾根状になっていて谷筋を確かめる事が出来ませんので、右方向へ回りこんで見ますが涸谷が目の下に見えるのみです 谷歩きを打ち切ってこの支尾根を伝う事とします
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13:00
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この支尾根にも踏み跡は付いていますので、今は先人の足跡を忠実に辿る事にしてみます
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13:09
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支尾根を10分程辿れば「ハチース谷西尾根」に登り着き、左手下方に送電鉄塔を見やって右手方向への尾根道を伝います |
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13:11
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よく踏まれた広い西尾根ルートを2〜3分伝い上がると、右手方向から登ってくる急な踏み跡が合流してきますが、ハチース谷からの踏み跡である事は容易に推測できます
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13:27
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さらに15分程で再び右下にハチノス谷からの明確な踏み跡を見やります
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13:33
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合流点を過ぎると今まで見かけた松の木は視界から消えて、5分程で背丈の低い灌木が目立ち始めます
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13:36
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やがて傾斜も緩やかになってくると道も広くなり、前方に稜線の柔らかな丸みのある曲線と青空が木の間越に垣間見えてきます
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13:37
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3段/20mの「ハチース大滝?」から1時間少々で公設道標に迎えられて天狗岩の20m程東で伯母野山ルートに飛び出しますので左へ足を進めますが、振り返るとメインルートである筈の伯母野山ルートと見分けの付かない程のルートを登ってきた事に驚いてしまいます
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13:38 - 14:08
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何人かの先客を覚悟していたのですが、時間的にも恵まれたのか天狗塚の上は完全に無人空間のようですので右手から上がり込み、
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360度の展望をオカズに超遅い昼食タイムを楽しみながら疲れた足をユックリ休める事とします 昨年12月に登られた摩耶山さん歩さんが三角点が 新しくなっていたと書かれたいるとおり、2年前の四等三角点(点名:天狗塚 標高:687.82m)は埋め直されたようです
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14:12
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食後のスタートは一旦鞍部まで下がって登り返す事になり、この登りが結構休憩あけの足には堪えます
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14:27
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小さな起伏を切り返して稜線を辿ると15分程で杣谷峠への途中に現れる丁字分岐を右へ採り、「自然の家」方向へ足を進めます
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14:28
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道はロープの張られた急坂と階段を下って、左手に自然の家を見やって緩やかな尾根道を登ると
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14:33
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スッカリ開けた山羊の戸渡への分岐に着きますのでここを右へ伝います ※因みに2005年に歩いた時の記憶を頼りにお楽しみのワイルドな細尾根を伝う事にしますが分岐の状況は単なるハイキングコースの入口に変身してしまったようです ササ尾根に薄い踏み跡が付けられただけのヤブ道だったのですが、今では随分メジャーに変わった事に驚かされます
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14:40
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すっかり様変わりした山羊の戸渡には以前のようなヤブ道は見あたらず、唯一の難所だった筈の岩場も姿を消してなんの変哲のないごく普通の山道に変えられてしまった事に幻滅を感じながら尾根道を辿る事になります
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14:57
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それでも細尾根など所々に面影は残っていますので少し気分を持ち直しながら小さな起伏や
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スッカリ整備されて(?)虎ロープまで付けられた小ピークを乗り越えると
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左手方向に表六甲ドライブウェイを通る自動車の窓ガラスに反射する陽光を眺めながら、カメラ休憩を採っていると同好メンバーのなかりんさんからの電話に驚かされます 話を聞いて見ると「明日(5月5日)、鈴鹿へ出かけようと思っているがご都合は?」との嬉しい内容に是非メンバーに加えて貰う事をお願いして岩尾根の下りに取りかかります
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15:10
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尾根尻に着くと大きな岩が立ち塞がり道は右手を捲いて、巨岩の東側に回りこみ
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15:27
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灌木を縫って急な岩肌を下ると左足下にキ賀谷源流直下の早瀬と爽やかな瀬音が近づいて、尾根裾まで降りてきた事が判ります
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15:29
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やがて自然石の急階段を下りきると西谷出合で右手から西谷が合流してきますので
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15:29
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都賀谷を左岸に徒渉して沢沿いの踏み跡を伝うと程なく
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15:31
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表六甲ドライブウェイに飛び出しますので少しの間ここからは舗装路を伝う事になりますが、今降りてきた出合方向を振り返ると公園にでも整備されるのか広い道が途中まで拓かれている事を確かめて
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15:52
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舗装路を100m程伝い下ると右手に六甲堰堤の工事用道路?が岐現れれますのでこの道に足を進め、程なく道路の終点に着きますのでそこからは川沿いのゴーロ帯を伝うと六甲堰堤に着きます 休憩を兼ねて堰堤の中程まで伝うと南東方向が大きく開けてループ状の新六甲大橋が目に入ります
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15:57
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堰堤からは右岸の樹林に付けられた薄い踏み跡を伝うとやがて新六甲大橋に辿り着きますので信号待ちの車列を縫って車道を渡り、川沿いの旧道を伝う事になりますが右手の岩肌を眺めているとまるで石仏を連想させるような不思議な岩に興味を引かれながら
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16:06
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山羊戸渡から下りきった西谷出合から35分程で六甲ケーブル下に着きますが、バス待ちが煩わしいのでこのまま市道神戸六甲線の苦手な舗装路を南に伝い
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16:44
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いつも立ち寄る篠原温泉へ向かいますが、阪急六甲駅への途中で今回は初めてとなる富士温泉で汗を流す事にします ユックリと汗を流した跡は梅田で簡単な一人反省会で仕上げ、明日の鈴鹿歩きに備える事としました
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