千刈ダム 〜 大岩ヶ岳(384.1m) 〜 砂山尾根
コース概念図 コース断面図
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2009年10月04日 (日曜日)快晴 メンバー:単独
歩行距離 11.1q/歩行時間 3時間54分 (休憩時間 0時間58分) 所要時間 4時間52分
《レポート画像》
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到着 - 出発 《ルートポイントのあらまし》
11:09 自宅を出発するのが遅かった事もあって、JR福知山線・道場駅に降りた時には他にハイカーの姿は見あたらないので静かな駅前に少し戸惑いながらのスタートとなる。
11:13 4〜5分で左手に直立した不動岩と、岩壁に取り付くクライマーの姿を見上げながら千刈浄水場を通過すると復路で渡る事になる東山橋を右手に見て波豆川沿いの道を北へ伝う。
11:31 駅を出て20分、やがて正面に千苅貯水場と4〜5台が駐車している千苅広場を横切り
11:37 広場横に巡らされたフェンスに沿って川沿いを北に回り込むと高さ42.4mで神戸市最大の千苅堰堤下に出るので、波豆川を跨ぐ千苅橋を渡り
11:40 対岸を戻るように伝って北方向に伸びる金網沿いの石積み道に足を進める。
11:51 - 11:53 5〜6分見通しのない谷道を辿る事になるが、程なく既に廃道となっているダムからの道と合流するところでエメラルド色の水を湛えたダム湖を見渡せる明るい尾根に出るので束の間のカメラ休憩を楽しむ。
12:15 青空の下に見え隠れする北摂の山々がそれぞれ自己主張しあって特徴ある山容を覗かせてくれるが、何処までも山並みの続くこの大らかな風景が一番のお気に入りになってしまいそうだ。
12:36 やがて大岩ヶ岳から西に延びる尾根への取付(=大岩ヶ岳登り口)を、一旦北へ伝うと西側のニセピーク(?)に登り着くので東を望むと意外に丸みのある大岩ヶ岳と東の岩峰、そして馬の背が一列に並んで見える。
12:45 そして一旦鞍部まで降りて山名の由来となったのであろう露出した岩尾根を登り返すと
12:47 - 12:57 低山ながらも“隠れた名山”の一つに数えられる大岩ヶ岳(384.1m)に到着する。

二等三角点(点名:千苅 標高:384.1m)が打たれた山頂からは西側と北側が開け、羽束三山や大船山に代表される北摂の峰々が目の前に大きく拡がる。

13:01 山頂からの大展望を堪能した後は北東側の鞍部まで下って道標の打たれた三叉路に着いたところで砂山・千苅りダムへの分岐を右に見やって東へ伸びる境野・丸山方面に足を進め
13:07 5分程で小高くなった鞍部状の分岐に着くが、ここに打たれた道標にはこれから進む左方向への案内がない。
分岐を左の斜面に向かって伝い登ると5〜6分で大岩ヶ岳東の岩峰に登り着く。

※このピークに誰が勝手に命名したのか「東大岩ヶ岳」の山名板が目に付くが、地元の人にとっては何とも迷惑な事だろう

13:17 - 14:03 東の岩峰から北側に派生する岩陵まで足を伸ばして待望の昼食タイムとするが、この岩陵が通称馬ノ背と呼んで親しまれているがこの岩陵の小ピークから見る景観も見事としか表現できない自分がもどかしい。
14:43 東の岩峰に戻り岩尾根の薄い踏み跡を伝って凡そ35分東に向かうと植物センターを経由して丸山の北側を通る散策路に飛び出すので、散策路を南西方向に伝うと2〜3分で丸山湿原への分岐を左に見やって大岩ヶ岳(西コース)方向へ足を進める。
14:44 左に丸山湿原を見やりながら少し泥濘んだ道で足元を掬われないよう少し小刻みに足を運ぶと
14:56 10分程で砂山分岐に着くので、右への大岩ヶ岳(南コース)を見やって左の砂山方向に進む。
15:07 砂山(314m)を過ぎると道脇にはシダ類が目立つようになり、周辺が湿原地帯である事を教えてくれているようだがこの樹林帯が程なく途切れるとザレた尾根道に変わる。
15:27 明るく開けた砂山尾根も終端に近づいた所で鉄塔(#177)から最後の展望を楽しんで
15:38 波豆川の左岸に降りたって東山橋に着くと20分程でスタート地点の道場駅に無事到着して、今回のトレックは終わった。
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