楊梅ノ滝 〜
ヤケオ山〜釈迦岳(1060.6m)
〜 サクラのコバ
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↑「地図」上の○印をクリックするとその位置の画像を表示します。
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2009年09月26日
(土曜日)晴れ
メンバー:単独
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歩行距離 12.5q/歩行時間 6時間03分
(休憩時間 0時間43分)
所要時間 6時間46分
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09:52
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メンバーとの月例会で京都北山を歩く予定だったのですが、都合悪く参加出来るのは私1人のようですので行き先を久しぶりの比良山に変更し、大阪駅8時45分発の湖西レジャー号で北小松駅に降り立ちます。 頭上には青空が広がり気温は27℃と少し暑さを気にしながらのスタートです
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09:55
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湖西線のガードを潜って右手に走る6m幅の舗装路を一路西へ辿ると
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09:57
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正面にこれから訪れるヤケオ山が端正な山容で手招きしてくれるようです 程なく山岳マラソンのトレーニングでしょうか?楽しそうに談笑しながら追い抜いて行かれるお二人が見る見る間に視界から消えてしまいます
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10:10 - 10:12
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徐々に勾配が急になってくると、駅から15分程で“比良げんき村”の駐車場入口に着きますので、念のため自販機で飲料を補充する事にします
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10:21
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凡そ5分で山岳センター前を過ぎると更に勾配はきつくなってきますが今のところ気になる左足には異常はないようで、更に5分も急坂を進むと行く手正面に石段が見え出し楊梅ノ滝案内板を右手に見やると
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10:24
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間もなく石畳で整備された慕え橋(したえばし)の分岐に着きます 楊梅ノ滝案内板に案内されて滝見台のある登山道を左に見て楊梅ノ滝・雌滝への石段に足を進めると
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10:33 - 10:34
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5分程で最初の滝、左右に流れ落ちる雌滝(15m)に迎えられます 少し足を休めて飛び石伝いに右岸へ渡り、岩肌の斜面に付けられた手彫りの石標に案内されて細い踏み跡を上流方向に辿ります
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10:36
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岩道を伝うと右手に薬研の滝(21m)への踏み跡があったようですが見落として先に進むと、急峻な岩壁に付けられた鉄梯子が現れますのでユックリと伝い上がり
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10:39
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岩場の上に出ると尾根を通る登山道から雄滝に通じる道に合流しますので、谷筋へ下る雄滝への道を伝います
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10:41 - 10:46
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ほんの20mも下ると最上流に懸かる楊梅ノ滝・雄滝(40m)の下に出るので思いっきりオゾンを浴びながら足を休めます 飛沫が掛かる程の水量はありませんが、周囲を圧倒するように聳えるシシ岩を伝い落ちる県下一の名瀑は落差40mの優雅な姿を間近で見せてくれます
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10:47
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充分足を休めた後は登山道からの合流地点まで戻るために右岸の傾斜地に付けられた細い坂道を登り返しますが
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10:48
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滑りやすいザレ道からすぐ自然石の階段を登る事になり
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10:53
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5分程で前方の展望が開けてくると道標の打たれた台地が見えてきます
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10:54 - 10:56
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小さな台地は滝見台を通る尾根道との合流地点で、滝見台とは少し違った角度でシシ岩と静かに流れ落ちる雄滝の勇姿を見下ろすことが出来るので、ここでも気になる左足を休めながら絶景を眺めることとします
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11:01
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露岩の飛び出したやや急な荒れ道を10分も辿ると
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11:06 - 11:08
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小広い台地に着きますが、ここは「畑(はた)のコバ」と呼ばれている地点で心地良いそよ風が汗を吹き取ってくれますのでここでも少し足を休めて
畑の小場 畑の小場から かさ松よ 待ちやこがれる 慕え橋 と書かれた北小松地唄保存会の手による歌碑に見送られて小広場を後にします
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11:17
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露岩混じりの道をユックリ登る途中で、散歩中のご夫婦と初めてすれ違い軽く挨拶を交わし
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11:20
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2〜3分で左手に細いヒモが張られた崩落地を通りますが、ここにも地唄の歌碑があって
花一 涼みむき上げ 花一下る 大滝小滝は 唄でこすと書かれています 手元の地図には載っていませんが地元では古くから「花一」と呼ばれている地点かも知れません
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11:21
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やがて道はV字状に抉れて歩き難くなりますが
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11:22
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すぐY字状の溝に変わって更に進みにくくなります
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11:24 - 11:26
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溝状の悪場を過ぎると名前の通り涼しい風が吹き抜ける涼峠(すずみとうげ)に着きますので、ここでも気になる左足を少し休めます
※手元の温度計は24℃を示していますが吹き抜ける風も相まって体感的には20℃前後に感じます
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11:27
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道はすぐ左右に分かれ、右を採れば寒風峠からリトル比良への道ですので左の尾根道へ進みます
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11:31
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右手に大きな窪地になっているオトシを木の間越に見ながら雑木に包まれた緩やかな坂道を伝いますが
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11:54
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徐々に斜度が増して露岩混じりの荒れ道に変わってきます
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12:00
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分岐から30分近くで再びなだらかな樹林の尾根道になると
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12:05
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前方が開けて道標の打たれたヤケ山(698m)に到着です
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12:06
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山頂には分岐があって右へ下ると寒風峠へ、左が今回辿るルートで気持ちの良い風に後押しされて比良山系有数で今日最大の難所が待ちかまえる左のヤケオ山へ向かいますが
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12:11
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快適な雑木の尾根筋を小さく下って登り返すところで、気になっていた左足に何かが引っかかるような違和感が少しずつ強くなってきますので適当に立ち休憩を挟みながら辿ると
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12:16
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5分程で名前の通り大きな石(?)が目立つ大石のコブ(705m)をやり過ごして一旦鞍部まで下る事になります
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12:19 - 12:44
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目の前には壁のように立ち塞がるヤケオ山への取り付きが見えますが、足も気になるのでここで昼食休憩を採り様子を見ることとします 食事が終わる頃単独行と若い3人連れの男性が一足先にヤケオ山への急坂に取り付かれるのを見送った後
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12:45
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そろそろと急な尾根道に取り付いてみますが、最初は緩やかな斜面ということもあってか左足の違和感は影を潜めているようですので、この様子だと大丈夫だろうと判断して
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12:58
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急斜面に付けられたジグザグの踏み跡をユックリとしたペースで伝い上がります
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13:03
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5分近くで山肌に広がる雑木の様相が一変してきます 真冬に降り積もる雪の重さを耐え忍ぶために背丈も低く、山裾に向かって斜めに傾いだ灌木が目立ち始めると眺望も少しずつ広がり始め
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13:05
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振り返ると先程辿ってきたヤケ山と大石のコブが眼下に見え出し、その背後にはリトル比良の平坦な連なりが目に飛び込んで来ます
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13:16
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立ち休憩を織り交ぜながら10分程で勾配が緩んでくると尾根尻の「タンヤマの頭(Ca.780m)」に登り着きます 眺望の開けた灌木の合間を陣取って先程の3人連れが、そして少し離れた場所で単独行の男性も展望をオカズに昼食タイムを楽しまれていますので、邪魔にならないようカメラ休憩を兼ねて足を休めます
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13:33
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眺望に気を紛らわせながら徐々に高度を上げて行くと15分程で大きな岩が左手上部に見えてきますが
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13:35 - 13:37
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大岩を右手から回りこんだところで道標と山名標識の打たれたヤケオ山(Ca.960m)に登り着きます 展望の開けた山頂から西方向にはこれから辿るフジハゲと釈迦岳の端正な姿が目の前に迫って来ます
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13:38
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少し足を休めてから疎らな樹木の合間から展望を楽しみながら緩やかに起伏する尾根道を進みます 木の間越の展望は左手に大らかに広がる琵琶湖と、右手にはツルベ岳〜蛇谷ヶ峰と続く奥比良の山並みが・・・
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13:46
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展望を楽しみながらの尾根歩きも10分足らずでヤセ尾根を伝うことになりますので目線は景色から足元中心に変わります
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13:48
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疎林が途切れると再び左手眼下には大きく広がる琵琶湖と靄った蓬莱山や南比良の山並みが視界に飛び込んできます
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13:51
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左(=南)側が削げ落ちた細い尾根道を上りきった「フジハゲ(Ca.1000m)」のピークからは、この後辿る釈迦岳までのコースが手に採るように見ることが出来ますのでジックリ確認して釈迦岳との鞍部に向かいます
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13:52
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左手に木の間越の琵琶湖を眺めながら緩やかに雑木の間を下りますが
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13:55
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鞍部への途中、小さな起伏を登り掛けたところで左足の違和感が少し強くなってきます 立ち休憩の後コブ状の起伏を越えれば
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13:56
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すぐ鞍部に着きますので足休めを兼ねて振り返ると今越えてきたフジハゲの大きく崩落したガレ場が目に留まりますので、右手(=南東)方向にかけて広がる大展望を楽しみます
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14:02
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程なく左側が垂直に切れ落ちた20pほどの細いヤセ尾根が現れますのでバランスを崩さないよう気をつけてを通過すると
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14:08
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いよいよ今回の最高地点・釈迦岳への登りに掛かりますが、まずは露岩の目立つ急坂で今までの違和感が軽い痛みに変わってきますので休み休み登ることとします
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14:15
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左足を騙し騙しヤセ尾根から約15分、緩やかな勾配になってくると前方に釈迦岳山頂が姿を現し
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14:16 - 14:19
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三等三角点(点名:北比良 標高:1060.30m)が打たれ樹木で殆ど展望の利かない釈迦岳(1060.3m)山頂を踏む事になります
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14:19
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分岐のある山頂からは右手にカラ岳方面への縦走路を見やって、左に伸びる大津ワンゲル道へ足を進めると
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14:25
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5分程で次の分岐に到着します 今回は激下りの大津ワンゲル道ではなく右のシャカ駅跡への道を下る事にします
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14:28
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すぐ左のシャカ谷源頭に大きく露出した岩が目に付きますので、展望を期待して岩に登って見ると
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14:29 - 14:31
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岩の上からは期待通りの眺望が待っていてくれました 堂満岳〜蓬莱山と続く南比良の連なりと左手に広がる静かな湖面の見事な眺望に暫く時間が止まります
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14:49
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岩を辞してやや荒れ気味の道をグングン下って行くと20分程でカラ岳方面からの道と合流するので道なりに左へ採ると
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14:55
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尾根の急斜面を横切るように付けられた尾根沿いの道を
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14:58
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大きく左から回りこむように下るとリフト・シャカ駅跡に降り着きます すぐ右手には無粋な枕木が積み上げられて向こう側を見通すことは出来ませんがカメラで枕木越しに覗いてみると復元工事が施されずにそのまま放置されているロープウェイの駅舎跡地が複雑な気持ちにさせてくれます・・・国定公園内の施設跡でこんな状態を放置して置いても問題にならないのでしょうか?
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駅舎跡から自然石で付けられた階段状の道を下りますが途中からは2〜3度リフト跡の斜面を横切りながら尾根の急坂を下ってゆくと
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駅舎跡から岩混じりの滑りやすい道を30分程で北比良峠からの神爾谷道に合流します
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左足が気にならなければお気に入りの神爾ノ滝に立ち寄りたいところですが、今回は立ち寄らずにここからは尾根筋を大きく捲くユリ道を20分下って、イン谷出合に着くと道は舗装路に変わります すぐリフト山麓駅跡を通りますがここにも駅舎と工事中の仕切り板が放置されたままになっています
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15:57
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舗装路を10分も下ると左からの大津ワンゲル道を併せてすぐ出合小屋が目に入ります
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15:58
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小屋の建つ正面谷出合からは車道を左に進んで比良トピアに立ち寄る事も考えたのですが、今回はやはりどこにも寄らずに帰宅することにします
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15:59
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真っ直ぐ出合橋を渡って永年歩き慣れた比良登山口への道に足を進めることとしますが
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16:00
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マイカー利用の登山者が増え、ほとんど歩く人が通らなくなった道には下草が生い茂っていずれはこの道も廃道になる運命かも知れません そして同じように昔の面影も少しずつ薄れてゆきますが、イン谷口を通る時にはこれからもなるべくこの道を比良駅まで歩きたいものと思いながら
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16:03
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2〜3分も辿ると分岐のあるサクラのコバに着きます
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16:04
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ノタノホリ・堂満岳への道を右手に見やって分岐を直進すると昔の記憶が少しずつ蘇って来ますが
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16:12
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5分少々も感傷(?)に浸っていると道は舗装路に変わり、やがて湖西道路を潜る頃にはすっかり昔の面影は消えてしまい
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16:26
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真っ直ぐ湖岸を目指すと再び当時の面影が残る自然林の地道を5分程辿ることに・・・・ 最後は舗装路になって国道171号の比良登山口に着くので
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16:38
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否応なく色んな排気音が耳に飛び込んできて現実に引き戻されます 出合小屋から40分で、今回のゴールJR比良駅に無事到着です 16:53発の電車を待つ間に簡単な着替えを済ませて帰宅の途につきます
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