薬師野ヶ原 〜
弥十郎ヶ嶽(715.1m)〜北中山
〜 農文塾
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↑「地図」上の○印をクリックするとその位置の画像を表示します。
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2009年03月31日
(火曜日)曇り後晴れ
メンバー:単独
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歩行距離 12.6q/歩行時間 4時間20分
(休憩時間 0時間28分)
所要時間 4時間48分
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10:12
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4月期の仕事を目前にして3月最後の山歩きの機会が出来、勇んでJR大阪駅を出発し尼崎で篠山口行きに乗り継ぎますが東西線で発生した事故のため列車ダイヤは大幅に乱れて宝塚行きに変更となります。 篠山口発9時28分のバスに乗れなければ本数が少ないため予定のコースを断念しなければならないので、乗り継ぎ列車がいつ来るのか気が気ではありません。 そんな時辛うじて特急が6分遅れで入線してきましたので630円也の緊急出費で篠山口駅に9時20分なんとか到着し、福住行き神姫バスで波々伯部(ほうかべ)前バス停に予定通り着くことが出来、早速準備を整えてバス停前の「波々伯部神社」に山行の無事をお願いします。
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10:15
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バス道を横切って神社を背に南への舗装道路に足を進め
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10:17
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川沿いを50m程西に辿って交通量の多い国道372号を横断し、真っ直ぐ南に伸びる3m幅の町道を伝うと
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10:20
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時折薄陽の射す曇り空の下に拡がる長閑な田園風景とこれから訪れる弥十郎ヶ嶽の姿に迎えられます。 ※ただいまの気温は12℃を指しています。
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10:30
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静かな舗装路をノンビリ辿って行くと「西光寺」跡に残る樹高21m(通常は2〜3mらしい?)のネズの木(ヒノキ科)が出迎えてくれますのでチョット足を止めて眺めます。
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10:32
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やがて舗装路は鎮守の森を思わせる杉の樹林を潜りますが
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10:33
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杉林が途切れると目の前に鹿除けのゲートが進路を遮りますので、止め金具を外してゲートの中に進みます。 勿論ゲートも金具も元通りに戻すことは忘れません。
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10:36
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2〜3分で右手の樹木越しに静かに水を湛える「途中池」を見やり
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10:37
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50mも進むと人気のない薬師野ヶ原キャンプ場(跡?)を通り過ぎて
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10:39
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100mも進んだところで道標のある二俣が現れます。 道脇に打たれた小さな道標に案内されてこの分岐を左への緩やかな坂道に足を進めると
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10:50
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10分程で2m幅の林道終点に着きますがその先には踏み跡程度の細い山道が「途中谷」の植林帯を伝い上がります。 足元に付けられた手造りの道標に従ってこの踏み跡へ足を進めますが
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10:56
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傾斜が少しずつ急になってくると道も尾根を右手へ捲きながら緩やかに高度を上げる事になり、バス停近くでは12℃もあった気温が樹林に入ると6℃まで下がりますが、暖まってきた身体には寒さより心地よい体感温度と感じます。
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10:58
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林道終点から10分足らずで尾根を捲き上がると吹越峠に到着しますが、峠には立派な道標が打たれていて「←弥十郎ヶ嶽/曽地→」と案内されていますのでここは左に続く山道を辿ります。 右方向は崩落でもあったのでしょうか、枝が積まれて(通行止め)状態ですが細い踏み跡が正面方向に真っ直ぐ下って行きますので迂回ルートとして使われているのでは・・・
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10:59
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畦道状に土盛りされた細い道は自然林の中を伸びて
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11:03
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やがて右へ捲きながら緩やかに下ってゆくと右手から「コマン谷」が近づいてきます。
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11:06
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支谷に架かる丸木橋を過ぎると暫く平坦な道が右下がりの山肌を伝い、程なく「コマン谷」の右岸沿いの道に変わると
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11:14
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徐々に傾斜が急になりますが樹木が途切れると青空の拡がる明るい谷を辿ることになり、正面に弥十郎ヶ嶽北峰から西に派生する稜線が目に付き出します。
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11:17
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吹越峠から20分程で初めて沢を左岸に渉り
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11:21
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冬枯れで踏み跡の分かりにくい沢沿いを遡ると再び右岸に付けられた踏み跡を辿ることになります。
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11:22
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適度な間隔で迎えてくれる道標に案内されて薄い踏み跡を進むと
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11:24
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目の前に大きな岩壁が立ち塞がりますが、左から捲いて虎ロープの付けられた急斜面を伝い上がって巨岩の上に出ます。
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11:25
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岩の上から今歩いてきた踏み跡を確かめて見ますが道らしい踏み跡を見つけることが出来ないまま谷筋を更に辿ると
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11:26
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「←弥十郎岩場道/弥十郎頂上迂回路→」の道標が打たれた分岐に着きますので、今は左の岩場道を辿ることとします。 ※“妻恋地蔵”さんの精密な弥十郎ヶ岳略図によると、右への迂回路がどうやら“大正古道”に該当するようです。
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11:28
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殆ど水量のない谷を少し詰めると両岸が迫るゴルジェに3m程の「大滝?」が姿を現しますので早速水涸れの岩場をよじ登ります。
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11:29
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滝の上に拡がる穏やかな渓谷を眺めながら沢を伝うと
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11:31
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すぐ谷は広がって20m程上流で先程の迂回路が合流してきますが、その先には岩場から滑り落ちた倒木が登山路を塞いでいますので屈んで潜り抜けます。 やがて谷筋の道が源流付近に差し掛かり谷から離れ右手(=左岸)の斜面を登る事になり
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11:32
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前方の大きな岩にポッカリとあいた穴が目に付きますが、ここは山窩(さんか)弥十郎が居住していたと伝えられる奥行き5〜6m/高さ4m/横幅3m程の洞窟で中は広くなっています。
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11:33
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道は洞窟を離れ再び道標が目立つ左岸の傾斜地を道標に従って踏み跡を進むと
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11:37
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谷が二俣に出合うところに巨岩が横たわっていますので道標に案内されて左の谷へ足を進めます。
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11:38
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すぐに谷詰めになると道は左の尾根へ捲き上がりますが、「まがり谷」から続く大正古道と合流して
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11:44
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尾根近くで「コマン谷」上部を横切って北峰の中腹を右へ水平に捲き谷の上部を回り込むと
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11:46
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北峰との鞍部に打たれた道標が前方から迎えてくれます。
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11:53
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数分で前方に平坦な山頂部が木の間越に見えてくると
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11:55 - 12:21
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洞窟から20分程で弥十郎ヶ嶽(715.1m)の山頂に着きますので、
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展望の開けた
西北方面の景観をオカズにして、風の無い日当たり良好な山頂で昼食とします。 ※気温は13℃ですが横になると熟睡してしまうのではと思う程の暖かさです。
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12:22
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山頂には
二等三角点(点名:弥十郎ケ岳 標高:715.14m)が打たれていますのでソッと踏んで、食後のスタートは南北に長い山頂を南に辿る事になりますが、手元の案内書には「南側の展望がよく、大野山、深山と北摂の山並みが美しい」と紹介されていますが、今では背丈が10m近くまで伸びた針葉樹に囲まれて南側の展望を期待することは出来ません。
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12:24
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南への道は雑木帯に入ると暫く急な下りが続き
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12:26
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一旦稜線の平坦部に着くと薄い踏み跡がコースを横切ります。 弥十郎ヶ岳略図に書かれている“大正古道”のようで、さらに足を進めると緩やかな登りに掛かるところで
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12:27
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左に急坂を下る分岐が現れます。 案内書に載っている後川方面(竹谷コース)と籠坊方面(温泉コース)の分岐で、前方に「八上山」と彫られた石柱がありますのでチョット立ち寄って左への温泉コースに足を進めます。
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12:29
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落ち葉の敷かれた急斜面で転倒しないよう注意しながら下り
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12:31
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平坦になると土盛りされたような細尾根を辿ります。 道は植林と自然林の境目を忠実に南東方向へ伸びて行きますが
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12:39
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全く人に出逢うことがないまま静かな樹林の中を快適に進んで行くと、直径2m程の岩に根を下ろしてたくましく存在感をアピールしている樹木の出迎えを受けます。
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12:42
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やがて尾根筋を通る道が広くなると左右に踏み跡が分かれますが、分岐には朽ち果てた道標が丁寧に置かれていますので迷うことなく左方向へ進みます。
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12:49
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400mも自然林の中を辿るとこんもりとしたピークに着きますが、ウッカリすると見落としそうな松の根元にもたせ掛かるように途中から折れた「ハハカベ山」と彫られた石柱が目に付きますが、この小さなピークに付けられた古い山名でしょうか?
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13:05
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さらに15分程で右方向に籠坊温泉郷へ下る「温泉コース」分岐に着きますが、左方向にもよく踏まれた“大正古道”が樹林を下って行くのを見やってこの分岐を「農文塾」方面に直進します。
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13:14
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10分程で右に丈山(浄仙山)への薄い踏み跡が岐れますのでノンビリと立ち寄ってみたいところですが、初めてのコースということもあって今は欲張らずに左への広いメインルートを辿ることとします。
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13:16
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小さなコブを越えるとすぐ今回の下山予定ルートの「農文塾」コースと周回コースを分ける丈山乗越(=大峠)に着きますが、少し時間的な余裕もありそうなので右手への農文塾コースを見やって樹林の疎らな尾根道を直進して見る事とします。
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13:30 - 13:32
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やや急な傾斜も現れますが総じて緩やかで小さな起伏と冬枯れで落ち葉の積もった快適な周回コースを15分程辿ると今回のコース中最高峰のシドロ大丸(北中山・725.9m)に着きますが、依然として見晴らしもなく山名板も見あたりません。 気持ちの良い自然林に覆われた尾根道が続きますので、さらに足を伸ばしてシドロ北峰から飛曽山まで歩いて見たい誘惑に負けてしまいそうですが、立ち寄り湯で汗を流したい気持ちが勝って引き返すことにします。
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13:38
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先程の丈山乗越まで戻り、左への樹林帯を下ることになります。
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13:41
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左折して急な檜の植林帯を下る「農文塾コース」は10分少々で
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13:51
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浅く広い谷筋に拡がる植林が途切れると目の前には長閑な山村風景を楽しみながら茶畑の中を通るとやがて
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13:53
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周囲の景観を引き立てるように茅葺きの農文塾が左手方向から出迎えてくれます。
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13:58
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農文塾から東へ緩やかに下ると「農文塾コース」登山口のある県道309号・福住三田線に飛び出しますので右(=南)方向への舗装された3m幅の道を辿ると
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14:12
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15分程で県道538号・籠坊温泉線との合流点で立ち寄り湯のある渓山荘を右手にみて出合橋に着きます。 ここで用意してきた資料を取り出して考えることとなります。 渓山荘で汗を流した場合…入浴料(\700)+神姫バス(出合橋〜三田・\1200)+JR福知山線(三田〜大阪・\740) 奥猪名健康の郷で汗を流した場合…入浴料(\200)+阪急バス(杉生新田〜日生中央・\670)+能勢電・阪急電車(日生中央〜梅田・\570) 結論はすぐ杉生新田まで約1時間の道程を歩くこととします。
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14:14
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出合橋を左折して県道538号・籠坊温泉線を南東方向へ羽束川に沿って足を進めると
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14:26
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10分チョットで札場橋を渡って
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14:28
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程なく坂下橋を過ぎると
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14:31
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籠坊温泉郷の送迎ゲートを潜ります。
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14:30
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以前には阪急バス・籠坊行きが運行されていた県道601号・杉生能勢線との分岐に着きますのでここで右折して泉郷峠を目指し
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14:43
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交通量の殆どない舗装道路を大きくくねりながら泉郷峠に登り着きますが
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行く手正面(=南)に大野山のなだらかな山容を見ながら峠を越えて杉生新田に続く車道を下って行くと
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14:55
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10分程で県道12号・川西篠山線に合流します。
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14:57
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猪名川に架かる福石橋を左折すると目の前に「奥猪名健康の郷」の入り口が現れますので
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15:00
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左折すると2〜3分で本館宿泊棟に着きますので“休憩利用(\200)”を申し込みます。 入浴としての利用はなく供用の休憩室でノンビリするために\200支払うと入浴は自由となっていますので、ゆっくり汗を流した後は時間調整を兼ねて1人反省会でバスの発車時刻まで休めます。
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16:42
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思いっきり身体を休めた後は先程の県道まで出て17:07発の日生中央行き阪急バスを待ち、ほぼ貸し切りの座席で40分揺られて日生中央へ向かいます。
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