四斗谷 〜
トンガリ山(620.0m)〜西寺山
〜 今田学校
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↑「地図」上の○印をクリックするとその位置の画像を表示します。
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2009年03月07日
(土曜日)晴れ
メンバー:単独
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歩行距離 10.8q/歩行時間 4時間50分
(休憩時間 1時間07分)
所要時間 5時間57分
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09:11
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今回は白髪岳や虚空蔵山を歩く時いつも見事な円錐形を見せて気になる存在だった丹波槍の別名を持つトンガリ山へ出かけてみることに・・・ 無人のJR福知山線・古市駅で降り、気温10℃・薄曇りの中を少しでも時間を稼ぐため清水寺行き神姫バスに乗ることに決めて線路沿いを300m程南西に伝い国道372号に出ます。
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09:17 - 09:27
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ここに古市南口バス停がありますのでバスの到着を待って今回のスタート地点である小野原バス停に向かいますが、窓外の長閑な景色に見とれている内にウッカリ下車地点を通り過ぎてしまい2駅先の和田寺口(わでんじぐち)バス停まで乗り過ごしてしまいます。
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09:33 - 09:37
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予定外のバス停からバス道でもある県道292号・下立杭柏原線を戻るように北上する事になりますが、
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09:39
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行く手正面に見えるドッシリとした山容の白髪岳と右手後方から虚空蔵山に見守られながら15分程で
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09:53
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予定していた小野原バス停を通って国道372号を横切り、さらに北西に延びる3m幅の県道292号に足を進めると
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09:57
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数分で四斗谷川に架かる井根口橋を渡る事になります。
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09:58
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緩やかにくねる長閑な山間の道ですが、唯一残念なのは苦手な舗装道路を辿ることでしょうか。
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10:07
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やがて10分程で植林帯を過ぎると井根口池畔からトンガリ山の姿が目に付きますが、残念ながら風が強くさざ波で期待していた逆さトンガリ山は望むことが出来ませんので、せめてズームアップ画像で我慢することにします。
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10:13
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池の北側へ廻ると一旦トンガリ山の姿は手前の山陰に入り見えなくなりますが、四斗谷集落に入ると再びその尖峰が姿を現し
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10:15
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火の見櫓の建つ四斗谷公民館前の丁字分岐を左へ進みますが、右手の奥からソッと頭を覗かせるトンガリ山を見やって2m幅の県道を西へ進むと5分程で民家の途切れる地点で右手(=北)方向への分岐が目に入ります。
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10:19
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2m幅の地道が伸びる分岐の先には木製の鳥居と小さなお堂(=薬師如来堂)が見えますのでこの道へ足を進め、
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10:20
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“今田(こんだ)町四斗谷・薬師如来堂”に立ち寄り今日の山行が無事で楽しい山歩きとなるようお願いして緩やかな妙見堂跡への参道を伝うことにします。
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10:21
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参道の両側から見送ってくれる石灯籠を見やって、古くからよく利用されたであろう広い地道を辿ると
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10:25
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道端の樹林が杉檜の常緑樹から季節の移ろいを教えてくれる自然林に変わり、道も落ち葉の敷き詰められた気持ちのよい山道に変わります。
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10:29
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樹林に覆われた山裾をほぼ直線的に10分近く辿ると、右手から3体の石碑に見送りを受ける事になりますが
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10:31
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参道がいよいよ急なつづら折れの登りに変わっても、私の苦手とする階段がまったく姿を現しませんので自身の歩幅でノンビリ足を運び上げる事が出来ます。
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10:36
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ジグザグに付けられた急坂の途中にNHKの共同受信アンテナが見えて来ますと勾配も幾分緩やかになり
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10:38 - 10:40
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程なく石積みの上下2段に整地された小広場に着きますが、ここが妙見堂跡で堂宇が麓へ移設された跡に残された灯籠や小さな祠が迎えてくれます。
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跡地に打たれた石標からは「平成4年10月」に山麓へ移設された事が判りますが、この妙見堂も他の山岳社寺と同様に維持される方の高齢化に伴い整備の容易な麓へ移設されたようで
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ここから先、山頂まではヤブっぽい踏み跡を辿ることだろうと覚悟していると広場横の幹に捲き付けられたテープがルートを案内してくれますので
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10:41
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テープの道標に従って跡地に残された三基の祠の左端(=西側)に回り込むと
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10:46
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幹に捲かれた赤テープが山頂への取り付きであることを教えてくれますので山肌の急斜面に足を進めます。
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10:50
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すぐ50p幅のハッキリした快適な山道に変わり一気に高度を上げて行きます。
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11:00
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勾配が幾分緩やかになると露岩が目立ち始め、数分で尾根尻に登り着きますが
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11:08
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せっかく稼いだ高度も一旦鞍部まで緩やかに下る事になり、標高にして20m程下ります。 鞍部からは冬枯れの雑木越しにチラチラと見え隠れするトンガリ山の尖峰を見上げながら足を運ぶと正面に大きな岩が現れ
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11:14
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踏み跡は青と黄色のテープに案内されて大岩を捲くように左(=北西)方向に斜面を横切りますが
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11:16
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大岩を大きく巻き終えると露岩の目立つ尾根を伝う事になり
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11:18
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行く手に段差のある岩が迎えてくれると山頂直下最後の急坂が待ちかまえています。
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11:24 - 12:10
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麓の薬師如来堂から気持ちの良い自然林に覆われ、階段などの人工物に出逢うことなく1時間程でトンガリ山(620m)山頂を踏みます。 今まで雑木に遮られて目にすることが出来なかった風景が突然目の前に広がり、南側の一部を除いてほぼ360度の眺望を暫く独り占めにしているうちにこの山頂にも小さな祠が祀られている事にやっと気が着いたところで、この絶景をおかずに祠の横で少し早めの昼食タイムを楽しむこととします。※正式な山名は判りませんが古くから「会ケ峰(あいがみね)」、「妙見山」などとも呼ばれていたそうで、入手した情報では“由来は源平時代まで遡り寿永3年(1184)に平家を追って四斗谷に入った源氏軍は、この山の上空に輝く妙見星(北斗七星)を目標にして山麓に集まって居を構え、また延元元年(1336)には不来坂(このさか)まで敗走して来た足利尊氏が山の上にきらめく妙見星を拝み、大願成就できれば山上に妙見大菩薩を祭ると誓って九州へ落ちたが、その後東上して幕府を開くと誓願通り山上に妙見堂を建立したと伝えられている(兵庫県歴史研究会会報 2004年5月)”と紹介されています。
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12:26
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北東方向には一際目立つスッキリとした山容の白髪岳と松尾山が、そして白髪岳の手前に深く刻まれた四斗谷や山肌を刻む何本もの谷筋、目の前に広がる大きな自然の佇まいに圧倒されます。 また北西方向には美しく波を打つ笠形山から千ヶ峰の稜線が見事な景観を見せてくれます。 さらに雑木に付けられた山名板も視界を妨げないよう考慮されているようです。
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12:11
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気温7℃・少し風が強いようですが貸し切りの絶景を貪っていると大阪から来られたという中年男性2人が到着されて、「これから白髪岳まで稜線を辿る予定だけど今まで5〜6回挑戦したのに途中でルートを間違えてばかり、いつもとんでもないところへ出てしまうので今日こそ白髪岳の山頂を踏むつもり」と言い残して早々と山頂を後にされますので、「お気を付けて」と見送った後私も山頂を辞す事にします。 北西に続く尾根筋を伝うため、まずは西への急な岩場を下る事になり
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12:12
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岩場を過ぎると背丈を超す4〜5mの雑木帯を伝う事になりますので視界は勿論効かず、道標もない状況に加えてGPS信号も寸断されますのでコンパスと地図だけを頼りに西寺山を目指す事になります。
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12:26
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最初のピークから南西へ派生する尾根道をドンドン下りますが、雑木を縫って続く尾根筋のルートは予想外にハッキリとした踏み跡が樹間を伝いますので小さな起伏を繰り返しながら南西へ伸びる稜線を辿りますが
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12:41
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快適な尾根道を15分も緩やかに下ると最後に急な下りが現れ、雑木に助けられながら急斜面を伝い降りると四つ辻になった峠に下り着きます。 地図で確かめると左(=東)の四斗谷と右(=西)の黒石を結ぶ道で古くからよく利用されていた峠道のようですが、今回は正面の急斜面を伝い上がりますので落ち葉に足元を掬われてずり落ちながら樹木の助けを借りる事になります。
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13:21
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幹に捲かれた古びたテープを拾いながら展望のない強烈な坂を登り切ると15分程で565mの独標に着きますが、全く展望がありませんのでそのまま左へ鋭角的に折れて南東方向への急な尾根を下ります。 この下りでも落ち葉の積もった急斜面ですので何度も尻餅を着きながら5分少しで鞍部に下り着き、改めてやや緩やかになった斜面を登り返すと10分程で3m四方程の狭いピーク・570mの独標に登り着きますがこのピークも同じように見晴らしはありません。
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13:25
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少し足を休めて再び落ち葉の降り積もった急な稜線を樹木に掴まりながら5分も下ると南側が少し開けた狭い平坦地に着き、空間からはこの後訪れる予定の西寺山がなだらかな山容を見せてくれます。 後方からは木の間越に白髪岳・松尾山・トンガリ山の連なりが見送ってくれます。
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13:28
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暫くヤセ尾根を伝うことになりますが、尾根筋に飛び出した小さなコブを抜けると
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13:29
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二こぶラクダの背のようにすぐ次の小さな岩のコブが迎えてくれますが、右手を捲いて付けられた踏み跡を無視してこのコブを越える事にします。 コブから木の間越の景色を楽しんでから西寺山との鞍部に着くと今日最後の登り返しが待ちかまえています。
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13:44
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依然として展望のない狭い尾根ですが、緩やかな登り斜面には明瞭な踏み跡が続きますので木漏れ日を浴びながらノンビリと垣間見える丹波の山並みを楽しんで伝い上がる事にします。
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13:49 - 13:54
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鞍部から10分で最後のピーク、三等三角点(点名:宇土奥 標高:646.17m)の打たれた西寺山(646.2m)に到着します。 予想通り背丈を超す雑木に囲まれていますので景観を確かめることは出来ませんが、展望よりいつまでもこの豊かな自然が荒らされることなく残ってくれる方が良いことだろうと自身に納得させて少し足を休めることとします。 山頂からは西方向と南東方向に踏み跡が付けられていますが、ここからは心持ちよく踏まれていると思われる西方向へ伸びる踏み跡を辿ってみることにします。
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13:55
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西への踏み跡はすぐ南へ派生する尾根伝いに緩やかに下りますが
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13:56
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予想外によく踏まれたルートのようで麓に広がる今田(こんだ)の街並みや正面に垣間見える和田寺(わでんじ)山を目標に快適な尾根道歩きを楽しみます。
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14:09
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山頂から15分程で緩やかに下る樹林伝いの尾根道も少しずつ踏み跡が怪しくなってくると、突然目の前に急峻な崖が現れ露岩を縫いながら樹木に掴まって下る事になりますが
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14:21
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さらに10分も下ると踏み跡は完全に消滅・・・・ 雑木とシダ類を掻き分けながら獣道か踏み跡か判らない急坂を滑り降りるように眼下に見え隠れしている街並みを目指します。
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14:34
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10分少々のヤブ漕ぎを楽しんでいると突然ヤブが途切れて、今田(こんだ)町の浄水施設横に着きますがここでもイバラの歓迎を受けますので、強烈なスクラムに手こずりながらなんとか浄水施設の専用道路に飛び出す事が出来て少し下ると丹波立杭焼の窯(でしょうか?)の前で舗装された林道に合流します。
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14:36
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林道をさらに下り今田小学校裏から
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14:40
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今田郵便局前で国道372号に合流して大きな貯水池を左に見て西へ辿りますが、振り返るとつい先程ヤブ下りを楽しませてくれた西寺山が静かな表情で見送ってくれます。
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14:43
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池の西側には「今田学校」バス停がありますが今回は更に国道を西進して支所入り口の分岐を左折しますと
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15:07
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程なく篠山市役所今田支所前を過ぎ、左手に横たわる和田寺山の麓に今回のゴール「こんだ薬師温泉」が見えてきます。
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15:08
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曲がりくねった舗装道路を15分程辿るとこんだ薬師温泉・ぬくもりの郷に着きますのでゆっくりと汗を流し、軽く一人反省会の後16時15分発の神姫バスで相野駅まで移動して「丹波路快速」に揺られて帰宅しました。
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