小百合道 〜 扇山〜岩湧山(764.7m) 〜 砥石谷 |
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2008年11月19日 (水曜日)曇り一時小雨 メンバー:単独 |
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歩行距離 11.5q/歩行時間 5時間26分 (休憩時間 0時間39分) 所要時間 6時間05分 |
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《レポート画像》 ↓クリックで画像が拡大します。 |
到着 - 出発 | 《ルートポイントのあらまし》 |
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09:37 |
南海高野線・河内長野駅前を9時4分に出る滝畑ダム行きの南海バスに揺られて約35分、乗客は10人程だが終点一つ手前の夕月橋バス停で下車したのは私だけ 手元の温度計を見ると18℃で小雨がパラついているが午後から晴れとの天気予報を信じてバス停横から林道千石谷線への里道に足を進める |
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09:44 |
3m幅の舗装路を伝い、滝畑集落の静かな佇まいを過ぎると樫原谷右岸に付けられた白いフェンス前に着く フェンスの左側壁に打たれたクサビの階段が手元の地図に記載されている小百合道コースの取付と思うが、今はフェンス横から樫原谷沿いに記載された点線の道を遡る予定なのでフェンスの横を擦り抜けて |
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09:49 | 小雨が上がった谷筋に残る?右岸沿いの踏み跡を伝うと、急斜面を登る丸木階段が迎えてくれるのでこの階段を上がるとベンチのあるトタン屋根の作業小屋を左手に見やる | |
09:58 | なおも水涸れの右岸に続く踏み跡を辿ると朽ちかけた丸木橋を2〜3回渡り返すと | |
10:05 | 左岸に付けられた踏み跡は消滅して涸れ沢を辿る事になる | |
10:09 | その谷道も倒木や崩落が著しくなり、通行が困難となるのでやむを得ず“点線の道”遡行を断念して左手(=右岸)の山肌を這い上がる | |
10:20 | 植林帯と苗木を区切る細い踏み跡のような急斜面を地図に記載された尾根道目指す | |
10:30 | 尾根道への途中で立ち休憩を繰り返しながら振り返って見ると、少し色づき始めた木立越しに猿子城山や槙尾山、上山が姿を現し | |
10:32 | 山肌に取り付いて10分、傾斜が緩やかに感じると尾根を通る道に合流するが意外に良く踏まれた道が伸びているが | |
10:35 | 地図では谷筋が“点線の道”として記載されているのに何故尾根筋にこんな明瞭な道が?・・と疑問を抱きながら掘割り状のやや急な小百合道を伝う | |
10:48 | 徐々に勾配が増してジグザグに刻まれた植林帯を縫って高度を上げるが、手元の地図では“難路・このルートは登路には不適!”と書かれているのが少し気になる | |
10:53 |
一旦緩やかな捲き道になって再びジグザグに付けられた薄い踏み跡になる やがて植林の中に横たわる大きな露岩を左手に見ると、優に30°を越える激斜面を小さく左右に折り返しながら立ち休憩を織り交ぜて伝い上がるので、温度計は4℃を示しているが汗が一気に吹き出してくる |
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11:09 | 足下の土道もフリクションが効かずズルズルと滑るので根っ子や小枝に捕まりながら、ところどころに現れるテープを拾って心細くタフな激登りを15分あまり続けると | |
11:13 |
前方に尾根尻が見え隠れして勾配も少し緩やかになってくる この激登りが“登路には不適”とコメントされる所以なのかも・・ |
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11:24 | ひとまず尾根尻に登り着いた辺りで本来の“点線の道”と合流するようで、踏み跡はシッカリとした尾根道に変わる | |
11:44 | 緩るやかになった尾根道をノンビリ辿ると山頂部に着くが、残念な事に周囲一帯は代わり映えのしない植林に覆われて眺望はほとんどないまま扇山(764.7m)を踏む | |
11:48 | 程なく植林が途切れると、千石谷の南側にドッシリと大らかな山容を見せる南葛城山の山襞がクッキリと目に映る | |
11:50 |
すぐ薄暗い植林を抜けると右手後方から登ってくるダイトレに合流する ここからは一面に広がるカヤト原と植林の境目を進む事になるが |
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11:54 | 階段を上りきると尾根上から仁王立ちで迎えてくれる送電鉄塔(#75)に着くので少し足を止めて眼下に広がる絶景を眺めた後 | |
12:02 | 雑木が広がり平坦で山頂の判りにくいキトラ山(790m)を通り過ぎる | |
12:11 | 岩湧山との鞍部になっている平野から薄い初雪の乗る岩湧山山頂への階段をノンビリ伝うと | |
12:25 |
一面にカヤトが広がる岩湧山最高地点に登り着く 振り返ると先程辿ってきた扇山とキトラ山、背景の三国山と見事に広がる和泉山系が素晴らしい |
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12:28 - 13:07 |
ウッスラと雪の乗った岩湧山(897.2m)山頂も、談笑しながら到着された中年パーティーに譲ってカヤトの中で風を避けての昼食タイムとする 食後は、北側に広がる富田林から生駒山系までの大パノラマを堪能して山頂を辞す |
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13:15 | 東峰との鞍部に建つ綺麗に整備されたトイレを拝借した後東峰への薄暗い植林を伝い上がる | |
13:19 | 植林で陽の当たらない東峰もウッスラと雪化粧が施され、左に四季菜館への兼松新道(きゅうざかの道)を見やってダイトレを東へ辿る | |
13:35 | 相変わらず続く鬱蒼とした植林帯の切れ目で、左(=北)にいわわきの道と富田林の市街を視界に入れて東に伝う | |
14:15 | 南葛城山分岐を過ぎてなおもダイトレを東に辿ると根古峰(749m)に着く | |
14:25 | ここで下山ルートを模索するが、適当なルートが思い浮かばないので取りあえずもう少しダイトレを伝うと10分程でベンチの置かれた三合目に着いてしまうが、すっかりお馴染みとなっている腰ヶ滝(=二合目)への下りは右に見やってダイトレを直進して | |
14:42 | 植林の急坂を下ると右(=南)側が開けて送電鉄塔の見送りを受けるが,鉄塔越しに大峰の連なりもハッキリと遠望出来る | |
14:44 | 掘り割り状に抉れた雑木帯の急なダイトレを下ると | |
14:46 | 鉄塔から5分程で丁字状の砥石谷分岐に差し掛かるので、この時点で右へ続くダイトレを見やって左の砥石谷を下山路に決める | |
14:55 | やや急な斜面に曲がりくねって敷かれた丸木の階段を伝い、静かな砥石谷に沿って下ると | |
14:58 | 分岐から10分少々で広くなった道が姿を現すと林道砥石谷線の終点に下り着き | |
15:16 | 2m幅の林道をノンビリ伝うと右手から2m程の小滝の瀬音が癒してくれる | |
15:19 | 小滝に見送られて林道の終点から20分程伝うと流谷集落の近くに飛び出し、林道流谷線に合流するのでここを右手に進むと | |
15:27 | 5分程で左手に流谷八幡神社の朱色の欄干が目に着くので橋を渡り、無事下山の報告を兼ねて立ち寄る | |
15:42 | 舗装路を北東に伝うと国道371号(高野街道)を出合ノ辻で横断して北に辿ると今回のゴール南海高野線・天見駅に到着して難波行き急行で帰宅の途に |