三ツ口谷出合 〜
鎌ヶ岳(1161.0m)
〜 武平峠
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↑「地図」上の○印をクリックするとその位置の画像を表示します。
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2008年5月26日
(月曜日)曇りのち晴れ
メンバー:3名
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歩行距離 4.7q/歩行時間 3時間58分
(休憩時間 1時間11分)
所要時間 5時間9分
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09:20
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昨年歩いた「雨乞岳」と同じ日に、“なかりんさん”からのお声掛けで鈴鹿山系で5座目となる憧れの鎌ヶ岳へ出かける機会を戴き、武平トンネルから250m程東に設えられた武平峠公共駐車場に到着します。 頭上に広がる雲間からは青空が少し顔を覗かせ、車道(スカイライン)の向かい側から盟主・御在所岳に見守られながら出発準備を整えます。 ほとんど風もなく手元の温度計では26℃と少し暑さを気にしながら行動開始です。
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09:23
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駐車場からの第一歩はガードレールの切れ目から武平峠(813m)と書かれた案内板の前を抜けて左の微かな踏み跡へ足を進めます。
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09:31
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踏み跡は背丈ほどに茂ったササ原を掻き分けて、沢沿いの小径まで露岩や樹木に進路を妨げられながら急な坂を下ると
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09:35
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沢沿いの小径に降り立って三滝川の支流と車道に挟まれた緩やかな傾斜地を湯ノ山温泉のある東方面に下って行き、
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09:37
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突然曲がりくねった車道の横に飛び出しますが、
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09:42
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すぐ樹林の中に戻り二カ所の小さな沢を横切ると
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09:45
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再び折りたたむように急斜面に付けられた車道横に飛び出します。
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車道伝いに急な露岩の道を沢近くまで下り、
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09:58
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車道を通る車の排気音を左上から聞きながら三つ目の沢を横切ると、駐車場から25分程で道標と趣のある石鳥居が建てられた表登山道分岐に着きます。 石の鳥居と石碑に見送られて表登山道を左に見やり湯の山温泉の方向へ進み
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10:00
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四つ目となる沢に迎えられて沢を横切った後道なりに辿ると、
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10:05
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5分程で3本の沢が出逢う三滝川の砂防堰堤に着きます。 ここが三ツ口谷出合で道標に従って右手上流方向に向かって、大きな堰堤の左岸を少し戻り気味に進み
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10:07
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広々とした砂原を流れる三滝川本流を飛び石伝いで対岸に渉ると今回のコース中で最も低い標高655m地点に着きます。
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10:09
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さらに三ツ口谷の入り口に足を進め、鮮やかな新緑を眩しく目に感じていると左手から谷の門番となる7m程の滝が爽やかな瀑音を響かせながら訪れるハイカーを迎え
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10:10
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滝横には自然石で造られた階段が整然と設えられていますので、足下の瀬音を聞きながら鎌ヶ岳への登りが始まります。
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10:12
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山道としてはよく歩かれているようですがばらまかれたように散らばる小石に注意しながらいくつかの小滝を見やって少しずつ高度を上げて行くと
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10:15
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最初の堰堤から15分で2つ目の堰堤が姿を現しますので左手右岸の斜面を捲き上がり、
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10:21 - 10:23
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堰堤上で最初の休憩を挟みます。 右手から見守り続けてくれる御在所岳も少しずつ様相を変え、山頂を行き交うゴンドラがはっきりと見えてきます。
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10:25
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堰堤からは再び三ツ口谷の左岸に沿った快適な山道を辿ることになりますが、
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10:27
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次々と数mの小滝が姿を現すようになると
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10:28
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足下には急な階段や木の根が露出して、ここまで快調に辿ってきたペースは不規則に鈍り出しますがあくまでもノンビリとマイナスイオンを、そしてフィトンチッドを身体一杯に受けて沢沿いを辿ります。
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10:28
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心地よい響きで気分を穏やかに癒してくれる瀬音を耳にしながら、岩の間を流れ落ちる清流を左に右に渉り返し一歩ずつ谷間深く足を踏み入れて行くと、V字に切れ込んだ渓谷は狭く確実に水流も少なくなってきます。
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10:30
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周囲を取り囲む自然林の緑は優しく柔らかな光を放ち、木漏れ日との絶妙のコラボレーションで目映い程の景観を演出してくれる中、ノンビリと左岸に伸びる道を辿ると、
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10:32
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二つ目の堰堤から10分も足を進めると左下を流れる静かな渓流に持ち込んだバケツで追い込み漁?を楽しんでおられる風景を見やって程なく
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10:35
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左側が崩落した急斜面の捲き道を通過する事になりますのでほんの一瞬景観を楽しむ事を中断して足下に神経を集中することとします。
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10:40
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やがて谷筋が少し広くなると小さな谷との出合に着きます。 右手の岩陰にうっかりすると見落としてしまいそうな小さな手造りの道標が打たれて「右 鎌ヶ嶽 皇大神宮/左 鎌ヶ嶽 御瀧」と読み取ることが出来、この道が古くから山岳信仰に使われていたことを窺い知ることが出来ます。 手元の案内書にも大滝(御滝)が書かれていますので一般道への分岐を右に見送って沢沿いに左へ辿ってみます。
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10:41
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岩ガレの転がる歩きにくい沢ですが浮き石に乗らないよう気をつけて遡るとすぐ心地よい瀑音が聞こえだし
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10:42 - 10:45
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目の前に落差10数mの三ツ口谷大滝(御滝)がその姿を現しますのでカメラ休憩を兼ねて足を休めます。
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10:58
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ここからは先ほどの分岐まで戻っても良いのですが、10m程戻った所に左手の急傾斜を登る細い踏み跡が見えますので、木の根に助けられてこの踏み跡をよじ登り一旦滝の落ち口に出ます。 再び急峻な山肌を這うように登ると10分程で中腹を通る一般道に合流し
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11:06
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やや勾配が緩やかになるとコースは暫く沢に絡みながら辿ることになります。
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11:10
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勿論何度かの徒渉で左岸から右岸へ、そして右岸から左岸へと渉り返して
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11:15
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2〜3m程の小滝に何度か迎えて貰いながらササ原の中に続く細い道を進むと
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11:16
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谷は狭いV字状に変わりますので道は沢を離れて右手の急峻な岩壁を高捲く事になります。
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11:18
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岩壁の上部はルンゼ状に抉れた急斜面ですが岩角や木の根の助けを借りて2分程でクリア出来たようで、傾斜地を横切るように付けられた平坦な中腹道に足を進めると
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11:20
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先ほど別れた沢にまた出逢いますが、ここが長石尾根への分岐点ですのでコースの重複を避けるために右手の樹木に付けられた手造りの道標(←尾根道 ↑三ツ口谷)に従ってこの沢を渉って
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11:26
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前方に見える長石尾根への細いササ道を分け登ります。
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11:28
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5分少しで同じように手造りの道標(↑長石尾根 鎌ヶ岳→)の付けられた尾根上の丁字分岐に着きますのでここを右へ向かいます。
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11:30
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分岐から50m程で頭上を覆っていた樹木が途切れると立派な道標が目に付きますが、どうやら右手を登ってくる細い踏み跡が三ツ口谷からの正式なルートであると自己主張しているのを横目に見て
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11:32
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いよいよ山頂部への急な登りが始まったようで前方上方に見える鎌ヶ岳の尖峰を身近に感じながらザレた急坂に足を運び上げます。
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11:43
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ますます傾斜は急になりますが左右にそして後方にと広がるブナ等若緑の絨毯に一瞬疲れを忘れ
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11:51
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暫く見晴らしの良い岩肌を登るとザレた砂地から樹林に入ることになりますので、その前にずっと見守るように何度も姿を見せてくれる御在所岳をもう一度振り返ります。
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12:02
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樹林に入ると勾配は更に強烈な登りになり、岩角や木の根に掴まり時々現れるトラロープの助けを借りて
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12:11
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見晴らしの良い岩肌を後にして20分で山頂から東に伸びる稜線の肩に登り着きます。 ここからは南側の視界が一気に広がり、右手には意外なほど雑木に覆われた山頂が手を伸ばせば触れる程の近くに姿を現します。
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12:17 - 13:19
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暫く樹木に視界を遮られた急斜面を辿ると先ほどの肩から5分ちょっとで憧れていた“鈴鹿の槍ヶ岳”標高1161mの鎌ヶ岳山頂に到着しますが、ハイカーの姿は僅か2人しか見ることができません。 ただ、山頂からの展望も全体的に靄って遠望を期待するのは無理なようです。
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※山頂のすぐ右手には下山で歩く事になる武平峠道を見下ろすことが出来、垂らされているクサリは比良・北比良峠の神爾谷ルートを連想させてくれますがこちらのクサリは遙かに細く、それだけ利用する人が少ないということでしょうか。 丁度そのクサリを伝って登ってこられるお二人が・・・
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山頂を南側へ回り込むと小さな鳥居と天照皇大神宮社の祠が建てられ、
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その先には岳峠から鎌尾根に続く稜線の眺望を楽しみながら昼食を終えられた8人程のハイカーが寛いでいらっしゃいますので、邪魔にならないように最初に歩いた入道ヶ岳や南方面に広がる大らかな山並みをゆっくり楽しみます。
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北側へ戻ると丁度最後尾を歩いていたなかりんさんが登り着かれたので、北側の岩場で御在所岳や以前に歩いた雨乞岳やを眺めながらの昼食タイムとしますが、風の強かった南側とは異なり岩場のある北側は風も穏やかで気温22℃という快適さに浸ってゆっくりと時間が過ぎて行きます。
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13:20
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名残惜しいのですがそろそろ下山の時刻ですのでクサリに助けられて崩壊が著しいと言われる北側のルンゼ状岩壁を落石や滑落に注意しながら下り始めます。
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13:22
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大きな岩の露出した急斜面の途中でクサリは途切れますが岩場の急下りはまだまだ続きますので、気を緩めることはできません。
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13:28
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5分少々で樹木が姿を現し、幾分傾斜も緩やかになりますが、
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13:33
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すぐ前方が大きく開けたガレ場の急な下りが迎えてくれますので景色に見とれてばかりは出来ず、足下にも注意を払いながら高度を下げて行きます。
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13:36
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急な斜面が終わりに近づいた頃右手に三ツ口谷への分岐を見やると、
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13:39
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まもなくブナ等の木々に覆われて視界は効かなくなりますが、木漏れ日を浴びながらフィトンチッドが満ち溢れた?緑のトンネルを潜り抜けます。
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13:39
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道は相変わらず少し歩き難い溝状の斜面が続きますが
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13:42
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樹林を抜けると目の前の尾根上に見晴らしの良さそうな岩頭が見えてきますので立ち寄って岩の上から山頂を振り返ります。
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13:46
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再び樹林の中を下りますので景色を眺めながら下ることは出来なくなりますが、
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13:54
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道も平坦な鞍部から樹木に覆われて露岩の散らばる溝状に抉れたザレ道などを下ることになりますので、あまり景色を楽しむ余裕がなさそうですが
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14:01
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それでも樹林から飛び出して少し傾斜が揺るやかな岩場では、足を止めてデジカメで風景を切り取る余裕も戻ってきたようです。
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14:10 - 14:14
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岩場から10分足らずで御在所岳との登り口を分ける武平峠に降りたちますので賑やかな案内板の前で最後の休憩を挟むこととします。
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14:21
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峠からは駐車場のある湯の山温泉方向に右への坂道を下って行くと
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14:22
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2〜3分で鈴鹿スカイライン武平トンネル東口の北側に着きますので
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14:24
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ガードレールの切れ目から車道を渡ってもいいのですが、今はそのまま車道沿いに東への細い地道を辿り
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14:25
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車道を潜る谷川の中を歩いて車道を南側に横切り鉄製の階段から車道に出て
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14:26
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走行中の車両に気をつけながら車道端を東に辿ると
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14:29
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程なく武平峠公共駐車場に着き、今回の鎌ヶ岳周回は無事終わりました。 ※帰路はなかりんさんのご好意で一旦湯の山温泉方面に向かい、
片岡温泉でゆっくりと汗を流した後帰宅の途に・・・・ なかりんさん! 車と往復の運転を提供して戴きありがとうございました。お陰で憧れの鎌ヶ岳ピークを踏むことが出来大変楽しい山歩きとなりました。(^人^)感謝です♪
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