四条畷神社 〜 河内飯盛山(314m)〜生駒山 〜 客坊谷
コース概念図 コース断面図
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2008年04月30日 (水曜日)晴れ メンバー:単独
歩行距離 18.6q/歩行時間 5時間29分 (休憩時間 0時間24分) 所要時間 5時間53分
《レポート画像》
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到着 - 出発 《ルートポイントのあらまし》
10:41 春霞に覆われてウッスラと広がる青空に恵まれて気温21℃のJR片町線・四条畷駅に降りるが、平日という事もあり駅前はひっそりとしているのでコンビニでの食料調達もスンナリと終わり、準備も整ったところで線路沿いの舗装路を北方向にスタートする
10:43 100m程で踏切のある舗装路に突き当たるが、この東西に走る道が四条畷神社の参道で左(=西)の突き当たりに楠木正行公の墓所があるが、今はこの長い参道を右(=東)へ辿る
10:46 途中の国道170号との交差点に鳥居がある交通量の多い参道をしばらく歩くと
10:52 参道が緩やかな上りになると突き当たりに境内の入口になる鳥居が見えてくる
飯盛山へは右手の迂回路が近道だが今は正面の階段を登り切ると左手に境内が広がり南向きの社殿が鎮座している

※正成の没後、南朝の武将となった小楠公(楠木正行)は度々敵を打ち破ったが、瓜生野の戦では敗走する多数の敵兵が渡辺橋(現天満橋附近)から落ちて酷寒の中溺れるのを助け挙げ、傷の手当てと衣食を与えて京都に帰したという
戦死した敵・味方の将兵の霊を弔う為に建てたと伝えられる【身方塚・寄手塚】は、味方(身方)に対して敵とよばず寄手(よせて)と名付けて敵(寄手)の塚を味方(身方)の塚より大きく作る等、忠義だけで無く恩情厚い正成の教えを守った
と史実に残っているそうだ

10:58 境内から南に向かい、車輌用迂回路に出たところで飯盛山への石標に従って左折する
10:59 すぐの四つ辻を左(=北)への階段を伝うと御机神社への中腹道から“新登山道”へ、直進(=東)は「さくら広場」を経て旧道へ、右(=南)は古くから利用された旧登山口なので木橋の渡された旧道に取り付く

※この時点では旧登山道は通行自粛となっていて
ハイカーのみなさまへ 旧飯盛山登山道は、法面崩壊のおそれがあり、危険です。 新道へお回りください。 四条畷市
の看板が立てられている

11:06 良く踏まれた道を伝うと植林が現れ、さくら広場を抜けてきた道と合流して浅い谷筋を辿ると小さな堰堤が目に付くので、堰堤右岸(=左側)を乗り越える
11:13 道は山肌を右(=南)方向へ捲くと樹林越しに麓の街並みが垣間見えて、趣のあるお気に入りの道だ
11:18 やがて北尾根から派生する枝尾根に登り着くと展望も開けて、山容を上手く生かして伝い上がる旧道に感心しながら緩やかに高度を上げて行くと
11:27 やがて旧道で唯一の岩場を通るが、ひょっとするとここが法面崩壊?の予想される箇所かなと思いながらこの岩場を通過する事になる
11:36 溝状に抉れて歩きにくい山頂直下の悪路になるが、それも一瞬ですぐ快適な山道に変わり
11:38 下草に覆われた一見お花畑風の広場に着く
右に回り込むと新道との合流箇所で、旧道側には登り口と同じく通行止め標識が付けられているが果たしてあの小さな岩場以外に危険箇所があったとは考えられないが・・・・(?_?)
11:41 すぐ右手に2m程の小さな岩場が見えるので、その岩場を乗り越えると
11:45 - 12:13 展望台のある山頂広場に着くので小楠公が見下ろす飯盛山山頂で昼食タイムを過ごす
12:14 食後はなるべく苦手な舗装路を避ける事に留意して細い地道を伝い下り
12:17 すっかりリニューアルされた楠公寺を見やって
12:20 広い参道を少し下ると左に黒龍大明神への分岐があるので左に足を進めると程なく小さな地蔵の祀られた黒龍大明神(岩)を右手に見やり、植林の中を伝う細い杣道を下ると
12:25 谷間を走るハイキングコースに降り着くので左へ下れば滝谷楠水の場が迎えてくれる
12:32 さらに薄暗い植林の谷筋を下ると、
12:34 滝谷楠水の場から10分弱で右手に権現の滝方面への分岐が姿を見せるのでここを右に伝い
12:44 10分程で権現ノ滝入口に着くが、この日は水量も少ないので立ち寄らずに通過する
12:57 やや急な坂道を登ると15分程で室池(古池堤)手前のゲートに見送られて足を進めると
13:00 目の前が開けて古池堰堤横に飛び出すので少し景観を楽しんで
13:01 湿生花園の四阿(あづまや)横から中堤への道を伝うと
13:07 一旦尾根上にでるが、その尾根に打たれた道標から右に伸びるやや細いが良く踏まれた踏み跡を辿り生駒縦走路へのショートカットを伝う事とする
13:17 何処までも続きそうな気持ちの良い自然林の中を10分程伝うと生駒縦走路に合流するので右折して
13:20 ものの5分程で東西に走る阪奈道路に出るので横断陸橋を渡り、
13:21 生駒登山口バス停横に付けられた「おおさか環状自然歩道(←くさか園地 2.2q/ぬかた園地 4.4km)」案内板に従って南に足を進める
13:24 すぐ左を通る車道に合流するので暫くは車に気をつけて道路端を伝う事になるが
13:39 枝道の多い農道に惑わされずに道なりに辿って行くと、15分程で自然歩道の案内板に迎えられるので右への細いハイキング道に足を進めると
13:42 山沿いに流れる竜間川の左岸沿いを右手に阪奈カントリークラブを見やって南に伝う事になり
13:49 5分少々で真新しい祠に祀られた巨石の竜王神に見送られる
13:57 徐々に「信貴生駒スカイライン」が近づいてくると灯籠ゲートに迎えられて「くさか園地」に入る
14:03 信貴生駒スカイラインをすぐ左手に見ながら細い地道を辿ると程なく左に聖天口料金所が見えだし、
14:11 10分程で舗装された縦走歩道に合流するのでここからは舗装道路を左へ伝う事になる
14:18 広く整備されたくさか園地を辿ると右手に「くさかコース」が、そして「宮川谷コース」が合流して
14:32 さらに15分程で右手から「辻子谷(づしだに)コース」が合流するところで、左に登る石段に足を進めて舗装路から離れて石畳の生駒縦走歩道を山頂方向に辿ると山頂方面の展望が大きく開ける
15:18 今回は山頂へは行かずに久しぶりにホトトギスの寺(慈光寺)をチョコッと覗いて見る事にして、舗装された縦走歩道を伝ってフェンス沿いに慈光寺に立ち寄ってみるが、相変わらずヒッソリとした佇まいで迎えてくれる
15:19 ここから東に向かい、暗峠への隠れ道を抜ける事になるが
15:24 とても隠れ道とは思えない平坦で快適な地道を伝って
15:28 正面に大原山を見ながら暗峠の西に並ぶ集落の中程で国道308号に出るので少し西に伝う
15:38 改めて縦走歩道(=らくらく登山道)を南へ伝うとすぐ神津嶽コースと交差して、なおも歩道を南へ伝い
15:51 やがて交差する客坊谷コースを右へ下る事にする
16:14 なだらかな階段が済むと、やや急なジグザグから岩場をやり過ごし、らくらく登山道の下を潜って登山口に着く
急な舗装道路を下ると住宅地が目に付き出し、右手に山畑古墳群の一角(2号墳)が見えるとすぐ右手に郷土博物館が姿を見せる
16:28 適当に道標を伝って瓢箪山稲荷に着いたところで今日の「生駒山系・北部縦走」が無事に終わった事に謝意を込めてソッと手を合わせた後
16:34 近鉄奈良線・瓢箪山駅で1人反省会を・・・
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