木器山田 〜 羽束三山(524m) 〜 鏑射山登山道
コース概念図 コース断面図
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2008年03月02日 (日曜日)晴れ メンバー:単独
歩行距離 15.6q/歩行時間 6時間51分 (休憩時間 0時間40分) 所要時間 7時間31分
《レポート画像》
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到着 - 出発 《ルートポイントのあらまし》
09:57 JR福知山線・三田駅北口から波豆川行きの神姫バスに乗り、伊丹市民健康村口で下車して進行方向右手に分かれる舗装路を野外活動センタ方面に足を進めると前方に木器山田集落が見える
10:05 集落に足を踏み入れるとすぐ道標のない三叉路が現れる
この辻を右へ折れるとすぐ次の分岐が現れるので左に採ると
10:13 道は砂利道に換わる
そこから15m程先で右への踏み跡が分かれるので、今回はこの脇道に入ってみる

※予想が当たっていれば、コチラから宰相ヶ岳への北側の取付があるはずだ!

10:17 雑木の中の踏み跡を伝うと周囲20uほどの小さな池に出逢うが、明確な踏み跡はここまでのようで他にはウッスラとした踏み跡しか見つける事が出来ない
宰相ヶ岳から北に伸びる尾根筋にテープの付けられたヤブ道が気に掛かるので、この踏み跡を辿ってみる事にするが
10:26 5分少々伝ってみると予想していたとおり殆ど踏み跡は消えて、灌木に覆われた尾根筋はテープも探し出す事は出来なくなる
それでも取りあえずピーク目指して尾根を伝って見ると
10:54 30分程で灌木の茂みがポッカリと途切れた空間に着く
その中央部から大きな岩の出迎えを受けるので少し周辺を確かめてみると、木の間越しに羽束山の尖ったピークが目を曳く
11:00 - 11:04 さらに5分も雑木の間を掻き分けて辿ると北尾根のピーク(Ca.390m)に登り着くので、左手に羽束山の鋭く突き上げるピークを望みながら少し足を休める
11:29 ここから一旦鞍部に下って宰相ヶ岳を目指したいところだが、なおも深いヤブに阻まれるので前進を諦めて左手の谷に沿って南東方向に下ると20分程で本来の登山道に下り着き、さらに5分で左に野外活動センターへの道を見やる
11:30 分岐を過ぎると荒れてV字に抉れた谷道を辿る事になり
11:39 勾配が増してくると倒木が目立ち歩きにくい谷筋に変わる
11:42 さらに傾斜が急になると鞍部がすぐ頭上に見えて来て滑りやすい山肌を慎重に伝うと
11:43 分岐から15分程で四ツ辻になっている鞍部に登り着くので、一旦ここから右にピストンして宰相ヶ岳に立ち寄る事にする
11:55 急斜面を伝い登ると、まるで人工的に並べたような規則正しく並ぶ大石に案内されて踏み跡を辿れば緩斜面になって
12:00 - 12:05 程なく三等三角点(点名:香下村 標高:500.46m)の打たれた宰相ヶ岳(500.5m)の頂上を踏む

山頂から西方向に有馬富士公園が広がり、形の良い尖峰を突き上げる有馬富士と南東に衝立のような山容を見せる羽束山の景観を楽しんで、先程の四つ辻の鞍部まで戻る

12:15 今度は鞍部を直進して壁のように見上げる羽束山を右(=南)側から大きく捲き上がる事になり
12:22 中腹まで登ると岩場に歓迎されるので、ロープに誘導されてこの岩場を乗り越える
一旦トラバース気味に北へ辿ると次の岩場が現れるのでこの岩場もロープ伝いに越える
12:32 5〜6分で山頂部の一角に建つ観音堂横に登り着くので
12:33 傍に近寄って、古くは「七堂伽藍十二坊」をもって栄えたと伝わる往時の雰囲気を乏しい知識を総動員して偲んで推測して見るが、所詮貧弱な知識では当時の情景を空想する事すら無理だと思い知る
12:35 山頂広場を横切って一段高いところにある鐘楼の横を通り過ぎて
12:36 最上段となる羽束山頂(524m)に鎮座する羽束神社の裏手から回り込むと、鳥居の建つ正面の広場に出る
12:37 - 13:03 南北に細長い広場を南に辿ると南〜西〜北に眺望の広がる展望所が迎えてくれるので、西の有馬富士〜北西の宰相ヶ岳の間に広がる眺望をタップリ眺めながらノンビリと昼食タイムを過ごす
13:04 食後はなだらかに下る南方向へ伝うと1〜2mの灌木に視界を遮られるが、
13:05 すぐ百畳敷きとでも呼べそうな大きな岩棚の上に出るので絶壁になっている岩棚の先端に祀られた小さな石仏に迎えられ、ついでに南〜南東方面の展望を少し楽しんだ後
13:08 岩棚の右端を慎重に伝い下り
13:14 正面にこれから辿る甚五郎山を目指して露岩の上を伝い
13:19 5分程で岩尾根から六丁峠直近で参道に飛び出すので、右手に下る香下寺への参道を見やって尾根筋を真っ直ぐ進むと
13:26 - 13:28 50m程で展望の全く無い甚五郎山(413m)を踏む事になる
13:29 甚五郎山を後にして20m程戻ると樹木越しに今下ってきた羽束山の端正な山容が目に付き、
13:35 さらに六丁峠の10m程手前で右手に岐かれる明確な踏み跡に足を進める
13:40 道は一旦鞍部まで下った後ロープの巡らされた尾根筋に登り返し、
13:53 東に伸びる尾根を辿ると中腹の捲き道に合流するのでこの捲き道を右へ伝う
14:01 捲き道は意外な程良く踏まれた道で、心地よい落ち葉の音に癒されながら緩やかな斜面を下ると香下と木器を結ぶ4m幅の舗装道路に飛び出すので左の木器方面に足を進める
14:02 5〜6分で舗装路がほぼ直角に左へ曲がる辺りで右手を走る県道68号・川西三田線へ通じる細い私道を通って
14:13 一旦関西大学千刈キャンプ場への専用道経由で県道に合流すると
14:22 左手前方に広がる千刈水源池に架かる朱色の橋が見える
14:27 県道をノンビリ東へ辿ると10分程でその普明寺橋に着くので水源池を対岸に渡る事になるが、橋の途中から右手後方に大らかな羽束山が見える
14:40 橋を渡ると近畿自然歩道・山陽路ルートを辿る事になり情緒のある石碑の見送りを受けて水源池沿いの古道に足を進めるが
14:42 足を滑らせればそのままザブン!となりかねない急斜面のササ原をトラバースしたり
15:38 崩落の著しい谷筋を辿ったりと、自然歩道?らしい未整備の道は水源池から離れて高度を上げると千刈カントリークラブ横を伝うように続く
15:59 やがて武庫ノ台ゴルフコースとの境界で丁字分岐が現れて、ここで近畿自然歩道は左の千刈ダムへ下るので今は右の光明寺方面へ進む
16:06 武庫ノ台ゴルフコースを左に見てフェンス沿いを10分程辿ると通行を遮断するように倒木が進路を塞ぐがかまわずに直進すると
16:16 5分程で舗装された道路に飛び出すので左折して広い光明寺の周回路を伝い
16:20 広い周回路を5分程辿ると右手に太陽と緑の道への案内道標が現れるので、右への「鏑射寺・JR道場駅」方面に足を進める
16:28 やや急な山道を登るとやがて稜線近くで丁字状の分岐に突き当たるので左の千刈水源池へのルートを見やって右への道を伝うと
16:32 左手に武庫ノ台ゴルフコースとの境界となるフェンスが現れ、フェンス沿いの道を辿ると広々とした灌木の中を通る快適な道になり、右手(=北)方向の展望が開けると木間越しに特徴のある羽束三山が見送ってくれる
16:53 - 16:56 さらに道を進むと見晴らしの良い展望所に着くので少し足を休めて目の前に佇む夕暮れ前の三田の街並に癒された後は
17:02 南へ10分程伝って小さな谷筋を越え、ロープの付けられた急な自然石の階段を登り切ると
17:05 鏑射寺への参道を兼ねた車道に飛び出すが、今回は鏑射寺に立ち寄る予定はないのでこの道を右に伝い下る事にする
17:22 坂道を下り着いたところでJR福知山線の踏切に差し掛かるが、少しタイミングが悪かったようで駅まであと5〜6分を残して電車が到着したのでこの電車を見送る事になる
17:28 人混みの途絶えたJR道場駅に着いて少しノンビリしていると次の電車が到着し、心地よい疲れに浸りながら帰宅の途につく
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