神津嶽コース 〜 生駒縦走(522.0m) 〜 恩智越コース
コース概念図 コース断面図
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2008年01月27日 (日曜日)晴れ後曇り一時雪 メンバー:単独
歩行距離 15.5q/歩行時間 5時間16分 (休憩時間 0時間47分) 所要時間 6時間03分
《レポート画像》
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到着 - 出発 《ルートポイントのあらまし》
10:20 鉛色の雲が気になるが青空も顔を覗かせているので、今年の初歩きを決行する事にして気温4℃の近鉄奈良線・枚岡駅をスタートする
10:21 駅から東に続く30段程の石段を伝い上がると府道170号・枚岡停止場線を横切って
10:24 鳥居を潜り抜け、枚岡神社の境内を7〜80m進むと枚岡梅林への道が右に分かれるのでこの道に足を進める
10:31 梅林を囲むように急斜面を巡る舗装路を辿ると斜面を登り切るところで神津嶽コースへの取付が左に分かれるが、右手に広がる梅林から膨らみかけた梅の蕾に見送られてこの分岐を左に採る
10:34 左手の谷筋との間に建てられた板塀伝いに150m程辿ると東西に走る谷筋を横切って
10:35 急斜面に付けられたジグザグの階段を北方向に登る事になるが、ここが神津嶽コースのスタート地点になる
10:46 急な山肌をジグザグに伝い尾根尻に登り着くと椋ヶ根橋分岐(Ca.180m)が出迎えてくれるので右の枚岡山展望台へ足を進めると
10:53 7〜8分で次の豊浦橋分岐(Ca.240m)に着くので、ここでも右の枚岡山展望台を目指して足を進める
11:00 - 11:02 分岐から5分弱で尾根上の平坦地に造られた枚岡山展望台(Ca.265m)に登り着いたところで少し足を休める事にして、併せて足元に広がる東大阪市街の展望も楽しむ
11:04 展望台横の鞍部で豊浦橋に伸びる道を左に分けて、やや緩やかに感じる尾根道を辿ると枚岡神社の奥の院となっている神津嶽が正面から迎えてくれるが、今は神津嶽への取付を右に見やって捲き道を伝う事にする
11:04 捲き道が終わるところで車輌止めゲートを通過すると右手から神津嶽を通る山道が合流し、左手方向に舗装された“らくらく登山道”と“神津嶽ふれあい広場”が見えてくるので
11:08 ここでらくらく登山道に飛び出すが、神津嶽ふれあい広場(Ca.300m)には清涼飲料水の自販機が設えられているので数人のハイカーがお好みの飲料で歓談しながら寛がれている

※神津嶽ふれあい広場には整備されたトイレと自販機が設置されています

11:09 らくらく登山道を左へ5〜60m伝うと神津嶽コースは右手の階段を登って行くのでこの階段に足を進めると
11:21 間もなく道は尾根伝いに変わり徐々に勾配が増してくると
11:19 このコース最大の難所でもある胸突き八丁の急登りに差し掛かり、外気温2℃にも拘わらず汗ばんでくる頃あと100m(Ca.420m)の私製標板から檄を受けて一踏ん張りで
11:27 山麓からもハッキリと見る事が出来る電波塔が視界に入って台地状のなるかわ園地案内所(Ca.450m)に着く

※なるかわ園地案内所には整備されたトイレと自販機が設置されています

11:32 再び舗装路を横切って山頂へ最後のやや緩やかな登りに取付いて尾根道を伝い上がると、5〜6分で四阿の建つ休憩所に迎えられるが山頂まではもうあと一息
11:34 2〜30段の丸木階段を伝い上がると万葉植物展示園(Ca.500m)のある山頂部に着くが、ここを右へ辿ると送電鉄塔の建つ“ぼくらの広場”は目の前

道脇には昨日降った雪が・・・

11:37 万葉植物展示園を後にすると右手に整備の行き届いた立派なトイレがひっそりと見送ってくれる
11:39 - 11:41 目の前に送電鉄塔が姿を現すとぼくらの広場(522m)に登り着くので少し足を休める

山上に設えられた木製のベンチに腰掛けて、お気に入りのアングルで生駒山を眺めた後は

11:42 昼食タイムも迫ってきたようなので、山頂直下にある“森のレストハウス”へ足を進める
11:46 - 12:26 森のレストハウスは相変わらず多くのハイカーで活気に溢れていて、真ん中に置かれたストーブも不要な程暖かい室内にカメラのレンズも曇りそうな中で至福の一時を過ごす

※森のレストハウスには自販機とストーブ、屋外にトイレが常設されています

12:33 食事の後はトイレの横から舗装道路を伝って八大竜王・光明山神感寺で東に向かう
12:37 急なコンクリートの坂を登ると生駒縦走コースに合流するのでここを右に伝うと
12:40 3分程で鳴川谷の水車小屋跡へ下る分岐が現れ、さらに1分程で道脇に石ベンチを見かけると山頂の判りにくい横峰山(482.4m)を通り過ぎて
12:49 少し荒れて露岩の飛び出した尾根道を下ると首切り地蔵が鎮座する鳴川峠に下り着くので、今は橋を渡って縦走コースを直進する

※ここを左に下れば千光寺から近鉄生駒線・元山上駅へ、そして右に下れば鳴川谷水車小屋跡から近鉄奈良線・瓢箪山駅へ続く

12:58 峠から少し急な登り返しで休憩小屋のある三国山(439m)に着くので、展望の開けた北西方向にカメラを向けて見ると予想に反して六甲の連なりまでバッチリ
13:05 急坂の尾根を下ると野外活動センターへの車輌ゲートが姿を現すとし、縦走コースはガードレールに沿って南に辿る事になる
13:04 やがて車道から離れると道脇にキノコ形の休憩小屋がポツポツと姿を見せるが整備がされていないのでここで休憩する人はいないのでは・・・・
13:16 10分程ですぐ左下に車道を見下ろす位置にベンチの置かれた展望広場の誘惑を受けるが今回はこのまま通り過ぎる
13:17 広場を右に折れるとU字型に抉れたダケ道を伝う事になるが
13:24 5〜6分で再びガードレールに挟まれた車道沿いを伝う事になると前方に緩やかな上り坂が見えてくる
13:28 - 13:31 坂道を登り切ると手すりに蜘蛛の子を散らしたように見える無数の南京錠が取り付けられた鐘の鳴る丘展望台(460m)着くので、後を振り返って今辿ってきた生駒山方面の大らかな景観を望んで足を休める

※今では南京錠も取り外されて本来の景観が戻ったが、当時はあまりにも薄気味悪い南京錠で展望台の先端は立ち入り禁止となっていたのだ

13:31 階段を車道方向に下って行く事になるが
13:32 100m程下ったところに右への分岐があるので、道標に従ってここを右折して縦走コースを南西方向に進むと
13:38 急な下りが現れるので伝い下ったところでウッスラと薄氷に覆われた丁字ヶ池に迎えられる
13:42 池を過ぎると縦走コースで唯一の歩道橋で車道を横切り
13:57 車道沿いの道をノンビリ伝い、小高い丘陵への坂道を登ると文化財に指定されている十三塚に到着する
14:00 すぐ横に水呑地蔵尊と福貴畑を結ぶ峠道が交差する十三峠を車道沿いに南へ辿ると
14:00 歴史を刻んだ古い石仏の見送りを受けて車道と離れて道標通りに縦走コースを伝う事になる
14:04 一旦車道と岐れた道は右手に反射板の立つピークを捲いて左へ進むと
14:10 5分程で福貴畑へ伸びる広い道から右に下る細い道に足を進める
14:12 少し開けた明るい湿地帯にはハス池が静かに水を湛えているが池の真ん中付近はウッスラと氷が張って、気温もさらに低くなって来たように感じる
14:13 池を後にして車道に向かう頃には予想していたとおり何やら白いモノが舞い降りて来たようで、一層寒く感じてくる
14:20 やがて車道に合流するがちらつく雪は地表ですぐに溶けてしまい、積もる気配は全くないようだ

程なく前方に航空レーダーが姿を現すと雪も少し激しくなる

14:28 やがて縦走コースは左の久安寺方面から合流してくる舗装路に遮断されるので、
14:31 ゲート手前を横切ってササに囲まれた高原ムードの道を辿る頃には気温も0℃まで下がる
14:39 車道沿いを7〜8分辿ると道路の向い側に立石越ハイキングコースへの降り口を見やり
14:46 さらに車道沿いを伝うと下を潜って道路の向い側に出る
14:41 ガードレールの内側には高安山方面に伸びる舗装道路が車道から分かれるのでこの道を南へ伝うと
14:43 すぐに久安寺方面への分岐が現れるが、これを左に見やって真っ直ぐ足を進める
14:55 やがて右手から一元の宮に見送られて丁字状の三叉路に突き当たるので、信貴山への道を左に見やって右の高安山方面に足を進める
14:54 すぐ右手に展望のない高安山が見えるので
14:55 少し進んだところからササ原に付けられた細い踏み跡を伝い
15:00 小広い山頂に二等三角点(点名:峰山 標高:487.44m)の打たれた高安山(487.4m)をピストンしてみる
15:04 元の道に戻って2〜3分で左手に高安山気象ドームを見やって道を辿ると
15:08 少し捲き下ったところで開運橋の出迎えを受ける

この橋を潜ってダケた道を下れば信貴山口駅や服部川駅へ通じている

15:14 さらに縦走路を5〜6分で近鉄西信貴ケーブル・高安山駅乗客待ちのケーブルカーを右手に見やり
15:12 ひっそりと人気のない駅舎に見送られて
15:13 バスターミナルを右(=西)方向に横切ると
15:15 そこには信貴山霊園墓地への入口が通じているので、高尾山方面への縦走コースはこの入口へ進む
15:18 2〜3分で右手に八尾市街が一望できる展望台が姿を見せるが今は立ち寄らずにこのまま素通りする
15:20 すぐ道標のない分岐に着くが左は行き止まりとなっているのでここは右へ採ると
15:25 再び道標のない分岐に着く
ここを左に入ると信貴山公園墓地を通って縦走コースに合流するが、今は右への縦走コースに足を進める事にする
15:27 やがて公園墓地を周回するように伝う縦走路は墓地の外れでササ原を伝い
15:37 南に隣接する高安山霊園の周回道路に続き見晴らし台に建つ展望台に出て
15:37 見晴らしの良い稜線を南に伝うと
15:41 東西に走る広い地道に着くが、ここが古くから良く利用された恩智越で、木製階段を下ったところで西へ辿る
15:39 すぐ道は2分して、高尾山への縦走には左へ伝う事になるが今は右を採って大阪環状自然歩道(縦走コース)から離れてゴールの恩智駅へ足を進める
15:47 道は急な山肌を横切るように緩やかに下り
16:02 分岐から20分程で恩智越コース途中の水場に着く
水場には整備の行き届いた休憩所が設えられていて、足元に広がる恩智の街並みを見渡す事が出来る
16:08 5分程下ると立派な造りの恩智神社参道に着くが、今回は神社に立ち寄らず参道を西に辿ると
16:15 5〜6分で高さ15m程の鳥居を見上げて潜り抜けると
16:22 5〜6分直進して近鉄大阪線のガードに突き当たる手前で
16:26 右に折れて近鉄南大阪線・恩智駅に着いたところで今回の生駒山南部縦走は終了である
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