松尾神社 〜 行者山(431.6m) 〜 湯ノ花温泉
コース概念図 コース断面図
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2006年05月30日 (火曜日)晴れ一時雨 メンバー:3名
歩行距離 10.8q/歩行時間 3時間52分 (休憩時間 1時間45分) 所要時間 5時間37分
《レポート画像》
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到着 - 出発 《ルートポイントのあらまし》
10:20 京都駅からJR山陰線・園部行きに乗り込んで50分、保津川の流れを縫うように幾度も渡り返して列車は今回のスタート地点、千代川驛(旧字で書かれた駅名)に着くので駅前で飲み物などの準備を整えて
10:23 真っ直ぐ西に伸びる舗装道路をスタートすると、正面にはこれから訪れることになる行者山が静かな佇まいを見せてくれる
10:29 道はすぐ国道9号と交差するが、横断歩道はないので向かって右手に付けられた地下道を潜り抜けて向側にでる
10:34 ウィークデイということもあり閑静な通りに足を進めるが、やがて賑やかな子供の歓声が左手から聞こえてくると千代川小学校の正門前を通り過ぎると左への分岐が現れ、右手に付けられた手造りの道標に案内されてここを左へ進み
10:44 駅を出て25分程で左手にこんもりとした茂みが見えてくる
こぢんまりとした松尾神社の出迎えを受けるので立ち寄って今日の山歩きの無事をお願いする
10:48 やがて前方に京都縦貫道路が見えると、5m幅の道はこの車道を潜り抜けてさらに西へ伸びてゆく
10:54 少し勾配が増してくると前方右手に貯水タンクが現れ、すぐ手前にクサリで車止めされた道が左に続くのでクサリを越えて左の地道に足を進める
10:56 整備の行き届いた広い地道を、緑に覆われた景色に癒されながら辿って気持ちのよい自然林の出迎えを受けると、左手から壊れかけた道標が間違いなく独鈷拠(とこなげ)観音への道であることを教えてくれる
10:58 給水タンクから5分で右手にしっかりした道が下って行くが、ここは左へのやや急な上り坂を伝うと
11:16 手元の案内書ではこのあたりで菩薩岩が出迎えてくれると書かれている地点に着くが、見つけることが出来ないまま文化十二乙亥 八月吉日と刻まれた石灯籠の出迎えを受ける
11:18 15m程先には小さな石組みが見えてくる
中は案外広い石室になっていて石仏(ひょっとして弘法大師像?)が安置されている

※手元の資料に寄るとその昔七道伽藍のあった浄蓮寺の跡地ということだが、祀られているのはやはり弘法大師像なのかな

11:20 道はさらに急勾配に変わり、細く少し抉れた溝状の中を登るようになってくる
11:31 - 11:38 再び2m幅の広い急坂の道になるので、ペースを乱さないよう気を付けて足を運ぶと石灯籠から15分程で見上げる前方に石の鳥居が見えてくる
この鳥居を潜るとやや平坦な台地になっているのでここで最初の休憩を挟むことにする
11:39 ここからはいよいよ行場に入るので道も岩場を伝う本格的な山道になる
11:40 扇状の見上げる大岩に掘られた岩穴には屋根の着いた行場が設えられていて、岩穴の奥には先程の石室と同じように彩色を施された役行者?立像が祀られている
11:42 大岩を回り込むように捲き上がると再び岩室の出迎えを受ける
岩室の中には3体の石像が安置されているが、残念な事にピンボケ・・・・f(^_^;)
11:44 道はさらに樹林を縫うように次の大岩に向かって山肌を横切るように登ってゆき
11:46 やがて大きな岩を背景に祀られた、判読の困難な梵字?が掘られた卵形の丸い岩を右手に見やると
11:48 - 12:21 まもなく行者山(431.6m)山頂に着く
殆ど風の流れはないが、気温23℃の山頂で爽やかな涼しさを感じながら手作りの山名板や道端に打たれた二等三角点(点名:行者山 標高:430.96m)を少し巡った後で待望の昼食タイムとする
12:38 山頂からは尾根に沿った自然林の中、木漏れ日を浴びながら50p幅の快適な山道を西方向に辿って、すっかり若葉に衣替えした木々で展望は利かないがタップリ森林浴をしながら緩やかなアップダウンを楽しむ
樹林が灌木林に変わるところで左にハッキリした分岐が現れるが、道標がないので一旦疑わしい左の道へ足を進めてみる
案の定足下が怪しくなって来るので先程の分岐まで戻り、改めて真っ直ぐ伸びる細い道を辿り直すと、道標のない分岐から5分少々で平らなテーブル状の岩が道を占有している所に着く
コースは岩を遠慮するように避けて右側を通り抜けて広々とした尾根筋を辿ると、前方左側に道標が見えてくる
地図に記された神前(こうざき)への分岐に着いたようだが、道端に立つ道標には左へのルート以外案内されていないのでここは迷うことなく左への道を進む
12:48 山頂から30分近く緩やかなアップダウンを繰り返して来た道も、樹林の中のやや急な下りに変わってくる
12:58 道幅も細くなってくるが樹間を縫ってしっかりと刻まれた山道には枝道もないので、10分も下ると舗装された千手寺への道に合流する
峠道の向側には細い道が独鈷拠(とこなげ)山へと続いているようだが、今回は舗装された道を左に進む事にした
13:00 峠からは南方面が開けているので眼下に亀岡市郊外を見渡すことが出来るが、朝の天気予報が当たったようで鉛色の雲に覆われた空からは細かい雨がパラツキ出して来たようだ
13:04 遠くでは雷も鳴っているようだが、こちらはさほど強い雨にはならないようなので簡易な雨具で千手寺を目指し
13:15 10分程で弘法大師にゆかりの独鈷拠(とこなげ)観音が祀られた千手寺に到着する
13:18 雨足も強くならないようだが、千手寺への立ち寄りをとり止めてそのまま舗装路を西へ進むことに変更する
13:48 やがて舗装路から地道に変わり、右へ回り込むように足を進めると右手に拡がる草原にワラビが群生しているので童心に還って暫くの間ワラビ摘みに興じるが、この先は雨に濡れた茂みの中を通ることになりそうなので瑞巌寺へのルートを取りやめて千手寺まで戻り、稗田野町への迂回ルートを辿る事にする
13:51 大きく東に膨らむように樹間の回り道を歩くが、この後立ち寄る湯ノ花温泉の営業時間(〜15時まで)が少し気になってくる
幸運なことに先程まで降っていた雨は止んだようなので雨具を乾かしながら歩くことにする
14:36 予定外の遠回りをしたので、予定より30分遅れで国道372号に合流してやっと山内川に架かる宮ノ下橋を渡る
国道の向い側から出迎えてくれる河阿神社を見やって少し急ぎ足で辿る
14:44 宮ノ下橋から急ぎ足で約10分、何とか湯ノ花温泉街に辿り着いたようだが目的の立ち寄り湯まではさらに10分程かかるので気を緩めずに足を進め
14:48 5分近く経過したところで湯ノ花温泉バス停を通過して国道を篠山方向に伝う
14:52 緩やかに坂を登り切ると左手から目的の亀岡ハイツの案内看板が迎えてくれる
どうにか間に合ったようで、時計を確かめながら小高い台地に登り着き
14:55 - 16:00 目の前に真新しい今回の最終地点湯ノ花温泉・亀岡ハイツ(里山の休日・烟河)が姿を見せるので、早速入館して何とかセーフ!
16:13 温泉でゆっくりした時間を過ごした後登ってきた国道を湯ノ花温泉バス停まで戻り、やがて到着した京阪京都交通バスに揺られて戻ってきた青空の下をJR亀岡駅に移動して反省会で締めくくる
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