妙見谷 〜 葛木岳〜湧出岳(1125.0m) 〜 ロープウェイ
コース概念図 コース断面図
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2006年04月30日 (日曜日)晴一時曇り メンバー:3名
歩行距離 5.8q/歩行時間 3時間27分 (休憩時間 1時間42分) 所要時間 5時間09分
《レポート画像》
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到着 - 出発 《ルートポイントのあらまし》
10:15 近鉄長野線・富田林駅で千早ロープウェイ行きの金剛バスの乗り換えて30分、金剛登山口バス停に着くので河内長野から南海バスで先着していたメンバーと合流して身支度を整え、バス道を進行方向に歩き出す

今日の天気は薄雲が拡がっているが予報では晴、現在気温は19℃。

10:16 すぐ左手に千早城址への急な階段を見やって舗装道路を辿る
10:25 緩やかに右カーブするとバス停から10分で妙見谷橋を渡るので、車両ゲート横から下を流れる妙見谷の左岸沿いに付けられた林道を上流方向へ辿る
10:46 暫くは植林に囲まれたなだらかな谷道を進む事になるが、ゲートから10分少々で広い林道からやや荒れた狭い急な山道に変わって、谷が徐々に深く狭まって来ると樹林越しに6段に連なった小さな滝が対岸の岩肌を伝いながら見送ってくれる
10:46 ゲートから20分、左に沢コースを見やって足を進めると左側が削げ落ちた急な傾斜面に着くのでロープとアルミの梯子を頼りにこの難所を乗り越える
10:48 今下った難所を振り返ると、ハシゴがなくすべて固定ロープに助けられて慎重に通過した2002年に歩いた時の記憶が蘇ってくる
10:54 - 10:56 やがて朽ちかけた丸木橋が現れるが右のスペースを通り抜け、小さな沢の右岸を捲いて再び沢に出ると難所から10分ほどで前方に落差8mと言われる妙見滝に着く
滝下は小さな広場になっているのでここで最初の休憩を挟んで右手(=左岸)の岩肌に付けられた踏み跡をロープ伝いに滝の落ち口へ高捲く
11:02 登り着いた落ち口で右岸に渡って滝の右岸を捲き伝うルートに合流して右岸に付けられた細い山道を進む事になり、滝を過ぎるといよいよ勾配も増して右足下がりの狭い道を伝う事になる
11:08 谷幅も狭まり急な岩場も待ちかまえているので足元に気を配りながら、暫くは渓谷歩きを楽しみ
11:14 小高い樹林の急坂を登って平坦な道を少し辿ると再び谷川に出て
11:18 苔付きの岩に注意しながら沢に絡むように左岸右岸を渡り返して、幾分水量の少なくなった沢身を遡上する
11:22 露岩の飛び出した歩きにくい沢身になってくると一旦沢から外れて右側(=左岸)の傾斜地を沢沿いに伝う事になるが
11:23 すぐ沢に降りて散らばる岩に気を付けながら上流へ向かうと、沢を跨ぐ橋のように倒木が行く手に現れるので潜り抜けて
11:32 殆ど流れが途絶えて来ると再び倒木に進路を塞がれるので足元に注意しながら忠実に谷道を伝い、5分程で3mばかりの丸みのある大岩が進路を塞ぐので右側から乗り越えるが、大岩の手前右下にパイプを使った水場がある
11:35 この丸い岩を越えると勾配がきつくなり、すぐ5m程の小さな滝に迎えられるので左から捲き上がると
11:40 次々に歩きにくい悪場が現れるが、ルートはシッカリしているので迷う心配はないので
11:46 足元に散乱している浮き石に乗ったり、捻挫などしないよう注意をしながらゴーロの散乱する涸れた沢筋を伝い登る
11:49 - 11:52 やがて文殊岩屋直下の二俣に着くので2回目の休憩を挟んでいると、妙見谷入り口のゲートからすぐ後を歩いておられた女性パーティーが追いて来られたので先を譲る
11:48 勾配は更に険しさを増してくるが、前方には山頂に近付いたことを示すシダ類が目立ちはじめたのでノンビリ山頂を目指す事にする
11:52 すぐ前を、歩かれる女性パーティが岩ガレの道を登られている様子を後から確かめながら我々もガレ道を伝うと
12:05 10分程で妙見谷源頭部の二俣に着くので、ここで一層勾配の増してきた右俣に入るとやがてササに覆われた細い急坂の踏み跡に変わり
12:21 さらに15分程でササ原の急坂からやや平坦な尾根筋に出ると左足下に千早本道の階段が見えてくる
12:24 ササ原が途切れると目の前に広場が現れ、進路を遮断するように渡された柵を越えて転法輪寺社務所前広場に出れば、妙見谷コースは終わる
12:27 - 12:30 昼食に先だって国見城址展望台に立ち寄ってみるが、黄砂の影響か春霞の影響かどんよりとした青空の下には展望も開けていないので社務所裏の小高い広場に上がり昼食場所を確保する
12:35 - 13:23 杉木立の高台には既に多くのハイカーが和気藹々と昼食を楽しんでおられるので、我々も昼食タイムを採る事にする
13:30 食後は久しぶりに転法輪寺に立ち寄って、今日の山歩きの無事にソッと謝意を述べて境内を辞し
13:33 コンクリートの坂道を伝って葛木神社の建つ葛木岳山頂に出る
13:41 神社から緩やかで広い遊歩道を下ると、前方に多くの人が行き来する一の鳥居が見えてくる
13:42 鳥居を潜り抜けると左前方からダイヤモンドトレールが合流するが、合流地点には古い書体で掘られた石標が大木の影から見送ってくれる

※石標には右 よしのかうや(吉野高野) 左 いせならごせ(伊勢・奈良・御所) と掘られている

13:51 程なく湧出岳への分岐に着くので葛城第21経塚に立ち寄り、すぐ横にある一等三角点(点名:金剛山 標高:1112.08m)にも立ち寄ってソッと踏んだ後
14:03 山頂に建つ電波塔の東側を辿る細い道を下って、尾根を通る遊歩道に合流して
14:16 千早園地に入ると遊歩道脇から尾根に上がる細い道を5m程入って尾根に出る
尾根のササ原が開けた道端に薄紫のカタクリが数株、明るい陽差しを受けて出迎えてくれる
14:22 - 15:08 冬には見事な霧氷の舞台となる展望台を右手に見やるとまもなく香楠荘に着くが
15:24 予定では昼食のあとは寺谷ルートを下る事にしていたが、メンバーの体調に合わせて下山はロープウェイを利用することに変更したので、ここでユックリ汗と疲れを流して今回の山歩きは終わり、南海バスで河内長野まで移動して恒例の反省会で締めくくる
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