コメカイ道 〜 ツルベ岳〜武奈ヶ岳(1214.4m) 〜 神爾谷
コース概念図 コース断面図
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2006年04月25日 (火曜日)曇り一時雪のち晴れ メンバー:単独
歩行距離 17.6q/歩行時間 7時間33分 (休憩時間 0時間48分) 所要時間 8時間21分
《レポート画像》
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到着 - 出発 《ルートポイントのあらまし》
09:01 京阪出町柳駅から7時45分発の朽木村行き京都バスに乗り換えると、平日にも拘わらず超満員のバスは坊村で殆どの乗客を吐き出し、残りの客は僅か3人で貸し切り状態のまま小雨に煙る鯖街道を1時間10分で朽木栃生バス停で降りる
途中で小雨も上がり天気予報通り雨雲の切れ目から太陽が時折顔を出す ただ今の気温16℃
09:03 バス道を20m程戻ると左手にアスファルト舗装路が現れるので、道端に付けられた道標に従い左折して樹林の中に続く3m幅の道を右に左に折り返しながらノンビリと進む事になる

この道は、その昔コメカイ道として京の都と湖国を結ぶ重要な道で多くの人が往来した、と伝え聞く

09:11 舗装路が大きく左へ曲がると右手に分岐が現れるので、道角の道標に従ってコンクリート舗装された林道へ鋭角的に右折すると
09:13 林道はすぐ左へ曲がるが、ここからは真っ直ぐ竹藪沿いに伸びるハタケ谷沿いに50p幅の細い山道を辿る
09:14 雨上がりの鬱蒼とした樹林を辿ると、道端には濡れたコケが浮き上がるような鮮やかな緑色を見せてくれる
09:15 スタートして15分、やがて左手にこぢんまりとした市営浄水場が見えてくると道は直角に左へ折れる
09:29 すぐ道はホトラ山西尾根をジグザグに登る急坂に変わり、一気に高度を稼ぐと樹林も杉から桧に変わってくる
さらに広葉樹林に変わると道には5p程吹き積もった落ち葉の絨毯が迎えてくれる
09:35 九十九折れの道は尾根筋から一旦右へ捲いて谷筋に出、改めて左の尾根筋に戻り、浄水場奥の急坂に取り付いて20分で尾根尻に到着する
少し緩やかな勾配を伝うと再び尾根筋をジグザグに伝う急坂になる
09:40 傾斜がやや緩やかになるとV字に抉れた道を2〜3分辿る事になるが、振り返ってみると鯖街道を隔てて堂々とした白倉岳が姿を見せてくれる
09:52 スタートして50分程で尾根道が少し平坦になると、コメカイ道分岐に登り着くので←地蔵峠(2.6km)/ツルベ岳→(3.2km)と書かれた公設道標に案内されて右へ登る尾根道に足を進める

2006年4月25日現在、地蔵峠への捲き道「コメカイ道」は崩落のため通行止めとなっています!

10:07 やがて道は平坦な尾根道になり明るい自然林の中を辿ることになるが、天気予報では降水確率が10%だったのに雲に覆われた空からは先程から気になっていた雪が舞い降りてくる ただ今の気温は4℃です
10:16 さらに雪は激しくなり強い横風のため顔に当たると痛く感じられる
コメカイ道分岐から25分、雪の中をひと登りでササ峠への分岐に着くので、ここでも←ササ峠/ツルベ岳→と書かれた公設道標の案内通り右への道に足を進める
10:25 稜線に近くなってくると左手の窪地に厚さ10p程の残雪が目に付き出す
麓から白く見えていた稜線では、更に多くの雪が出迎えてくれる事だろうと妙に気分がソワソワとしてくるようだ
10:39 今まで上の方に見えていた稜線が目の高さに近づいてくると稜線上の923m独標に到着する
上空にはまだ鉛色の雲が居座っているが、雪も止んで時折雲の切れ間に青空が見え出すと太陽も遠慮気味に顔を覗かせ始め、右手正面にツルベ岳が霞んで見える
10:40 ピークから5mも進むと蛇谷ヶ峰〜武奈ヶ岳を結ぶ従走路に飛び出す
ここがイクワタ峠で、目の前に建てられた道標越しに富士山形の秀麗なツルベ岳が見えるハズだが、頭を雪雲に突き上げているので残念ながら目にする事は出来ない
10:57 ここからは従走路を辿る事になるが、ツルベ岳の北稜にはまだ1m近い残雪が山肌を覆っているので雪の下に埋まった山道を直接伝うことが出来ない
山頂を目指してザラメ状の雪の上を歩く事になるが所々にある空洞を踏み抜かないよう気を付けて慎重に足を運び上げる
11:02 イクワタ峠から20分程雪尾根を伝うと樹木が途切れて後方(=北側)の展望が開けるので、振り返るとガスを通してウッスラと蛇谷ヶ峰が望める
ガスも上がり出すと展望が開けて北東方面は黄砂の影響も薄らいできたようだ
11:19 - 11:21 イクワタ峠を後にして40分、ザラメ雪で覆われたツルベ岳北稜を登り詰めてツルベ岳(1,098m)山頂に登り着く
ガスで展望の利かない山頂の気温は1℃だが、強い風に煽られて相変わらず雪が横殴りに降り視界も期待できないので、山頂の杉に付けられた山名板奥比良の最高峰であることを確認した後、呼吸を少し整えて次のポイント細川越に足を進める
11:32 正面に大きく立ちはだかるように聳える比良の盟主・武奈ヶ岳を見上げながら細川越目指して緩やかに下るが、よく見ると稜線伝いに付けられた従走路を覆っている残雪からも水蒸気が立ち上っているのが判る
11:36 やがて高原を思わせるような、地表をはう草木に覆われた見晴らしの良い高台を通るので先程立ち寄ったツルベ岳を振り返って見ると
11:39 前方にはこれから訪れる細川越を挟んで武奈ヶ岳がドッシリとした風格で周囲を見下ろしているが、薄雲に覆われた上空にも少しずつ青空が拡がって来たようでそろそろ天気予報通りお天気も回復方向に向かっているようだ
11:47 雪の重さに耐えかねた樹木が道を通せんぼうするかのように横に傾いているので、潜ったり迂回したりしながら進む事になるが再びガスに覆われだしたようで稜線から武奈ヶ岳の姿が視界から姿を消してしまう
11:48 - 12:27 予定通りツルベ岳から30分弱で細川越に着くが、稜線上は風雪が強いようで時々ガスの切れ目にウッスラと武奈ヶ岳を望む事が出来る
天候の回復を待ちながらここで昼食休憩を兼ねて暫く様子を見ることとする
12:28 食後は武奈ヶ岳北稜に残る80p程の残雪を踏みしめながら最高峰に向かうが、またもや猛烈な横風と霰に見舞われて視界が遮られ下手をするとホワイトアウトに遭遇?
この吹雪では武奈ヶ岳の姿も確認できないので先程の細川越まで戻って暫く様子を見ることとする
12:32 その後も断続的に雪が吹き続き、山頂からの眺望も期待できそうにないので今回は武奈ヶ岳を断念して広谷を下ることにする
広谷にも少し雪は残っているが、先程までの強い西風がウソのように影を潜めて体感温度も一気に上昇してくる
12:36 広谷の流れに沿った道を辿る途中、まだ倒眠?中の樹木に進路を遮られるがスゲ原湿原の動植物保護地域に指定されているのでコースを外れて歩くことは出来ない
ここでも樹木を跨いだり潜ったりしながら忠実にコースを辿ると
12:43 倒木帯を過ぎて丸太で作られた木道コースに掛かるので、丸太を踏み外さないよう湿地帯を通り抜ける
12:45 広谷の流れを左岸に渡り、名前の通り広々とした谷間の平坦な道を辿ると右後方の武奈ヶ岳もクッキリと見え出す
「もう少し北稜を断念するのを待てば良かったかな」とチョッピリ後悔モードで静かな谷筋を下るが
12:47 細川越から15分で右手に某大学の山荘を対岸に見やってなおも左岸に付けられた平坦な道を辿ると
12:49 左手から水のない支谷が合流してくる
沢筋に10p程残った雪も2〜3日中には溶けてしまうのでは・・・・全く関係のないことを考えながら丸太の渡された支谷を跨ぎ渡る
12:53 山荘から5分程左岸を伝うと突然道が途切れてしまう
よく見ると手前の小枝に付けられた小さな標識に“川横断⇒”と書かれているのが目に付くので
12:54 対岸(=右岸)を見やると少し離れたところに細い道が伸びているので適当な飛び石を探して右岸へ徒渉する
13:04 その後も広谷の流れを2〜3度渡り返しながら伝うと、前方右手に広谷小屋と正面に道標が姿を現す
13:07 静かなせせらぎに沿った道を暫く伝うとやがて広々とした谷筋に出る
13:10 やがてこの陽当たりの良い広い谷筋も一面に敷き詰められた雪で出迎えてくれる
景色を楽しみながら辿るとすぐ前方に広谷出合の道標とイブルキのコバ方向へ向かう丸木橋が見えてくる

ここを真っ直ぐ辿ると八淵ノ滝・大摺鉢へ続いているが

今は右岸への丸木橋を渡りイブルキのコバへ足を進める
天候は完全に落ち着いたようで、上空には青空が拡がり太陽が明るい陽差しを投げかけてくれるので改めて武奈ヶ岳へも立ち寄ってみようかな・・・・と優柔不断な性格が顔を覗かせる
13:14 右手から流れ込む支谷を越えて沢身伝いに一旦2〜30m上流へ向かうと、やがて右岸(=左手)に残る雪のテーブルにポッカリ地肌が見えるところに着くと道標が出迎えてくれるので、右岸に渡り中腹を捲くように下流方向へ回り込み
13:23 丸木橋から10分程でアシウスギのあるイブルキのコバに到着する
ここで武奈ヶ岳から下ってこられてノンビリとコーヒーブレイク中のハイカーに今日初めて出逢い、「武奈は青空になりましたよ」の言葉を聞いた途端に武奈ヶ岳をピストンすることを即決する
13:26 雪解けで滑りやすくなった岩の上を注意して伝い、沢から支尾根に取り付くと
13:30 抉れた道の上もザラメ状の雪溜まりになっているので、空洞を踏み抜かないよう慎重に足場を固めてコヤマノ岳の肩へのルートを辿るが
13:45 一難去ってまた一難・・・・雪のない傾斜地にも道の崩落箇所があるので踏み外さないよう通過すると
13:55 やがてコヤマノ岳の肩に出る
右手の樹林越しに白いコートを脱ぎ捨てた武奈ヶ岳がいつもと変わらない穏やかな姿を見せてくれる
14:00 コヤマノ岳・中峠への分岐を左に分け、武奈ヶ岳への最後の急坂に取り付く前に雪に隠れた泥濘が待ちかまえているので、ここでも雪を踏み抜かないよう慎重に足を進める必要がある
14:03 所々で道が崩落しているが、もし雪に覆われていたなら雪庇を踏み抜いて大事故に遭遇したのではないかと思いながら大きく崩れ落ちた崖下を見下ろして最後の急坂に取り付く
14:13 山頂への急坂も大きく抉れたダケ道なので、道を埋め尽くしたザラメ雪に悩まされながら雪の斜面をステップカットで一歩一歩刻んで伝う
一息ついて振り返ると青空の下に東から釈迦岳とヤケオ山が、そして手前のコヤマノ岳を挟んで堂満岳・比良岳・蓬莱山と東から南へと続くパノラマが拡がる
14:15 踏み抜いて穴だらけの雪道を何とか登りきり、西南稜への従走路に合流すると流石に陽当たりの良い山頂部はすっかり雪も消えている
14:16 稜線伝いに右に折れて展望を楽しみながら人気のない山頂へ向かうと
14:17 - 14:21 天候に手玉に取られて一旦は断念した武奈ヶ岳(1,214m)に予定外の遠回りで登り着く
見渡す限りの青空とは言えないが、気温6℃の山頂で360度の眺望をユックリ楽しみたいところだ
途中のザラメ状の雪が急速に溶ける事を考えれば帰り道のロスタイムも気になるので、早々に下山することとする

山頂には三等三角点(点名:武奈岳 標高:1214.42m)が打たれているのでソッと踏んで山頂を辞す

北西方向には昨年歩いた白倉岳が深く刻まれた山襞を見せつけ
そして北方向からは今日歩いてきたツルベ岳と背景に横たわる蛇谷ヶ峰が優しい表情を見せている
14:25 帰路に予定している西南稜との分岐からは、東方向にこれから辿る北比良峠の彼方に、広々とした琵琶湖と対岸近くに浮かぶ沖島がウッスラと霞んで見える
14:58 下りは危惧したとおり雪の下に溶けて出来た空洞を踏み抜いて、何度か腰まで雪に埋まりながらやっとの思いでイブルキのコバまで戻り着くが、往復するのに1時間30分も掛かったことになる

※←画像の穴も誰かが踏み抜かれたようで、穴の中にはその時に脱げたと思われる軽アイゼンが残ったままになっている

15:05 踏み抜かないようにと大きく回り込んでヤクモゲレンデへの道を注意深く辿るが・・・やはりズボッ f(^^;)

山頂から45分掛かってやっとヤクモヒュッテに到着すると、何やら重機の音と作業服姿の人で賑わっている
リフト等施設の撤去作業をされているところのようだ

15:06 ここからはヤクモ湿原を巡って北比良峠までの道を進む事になるが、見事に開発されてしまったヤクモヶ原湿原からは40年昔の面影は全く姿を消してしまって、再びモリアオガエルの生息地に戻る事はないのだろう
15:19 15分で人通りのない静かな遊歩道から北比良峠に着くと、撤去工事中のロープウェイ山上駅舎がそのまま何事もなかったかのように迎えてくれる
15:21 駅舎周辺でも撤去作業中の人が慌ただしく働いておられるので、少し離れた場所へ移動してこれから下る神爾谷への降り口に雪が残ってないことを確認する
15:29 カモシカ台への道を少し進んで見ると、昔の面影がないほど神爾谷への降り口となるクサリ場は浸食が進んで無惨な姿に見える
15:25 ふと気が付くと閉鎖されている筈のロープウェイが往時のように動いているので、不思議に思って注意して見てみると乗っているのは先程撤去作業をされていた人達のようで、今日予定の作業が終わった事で下山されるところだと判って納得
15:29 ダケ道との分岐にある降り口からクサリ場を見下ろすとすっかり様相が変わってしまい、砂地に覆われて柔らかな雰囲気を見せていたザレ場もすっかりやせ衰えて岩の飛び出した狭い溝状の急坂が目の前にあるだけだ
15:31 久しぶりとなるクサリの感触を確かめながらこの急坂を下ると、谷への途中にやはりスケールの小さくなった砂岩のオブジェが懐かしい姿で迎えてくれる
15:35 しかしここまで伝い降りてきて想定外の事象に戸惑う事になる
懐かしいオブジェを過ぎると懸念していた残雪がザレ場を覆い隠し、先程まで横に垂れていたクサリも雪に埋もれて姿を隠してしまった
雪を軽く踏んでみると幸いなことにザラメ状なのでここからはステップカットしながら谷筋まで下ることになる

谷筋近くまで下って後を見上げるとザラメ雪の向こう側に突っ立っているオブジェが不思議な景観を演出してくれる

15:42 谷筋に降り着いて、下流へ辿るに従い支谷が流れ込んで水流も少しずつ増してくるが、足元はシッカリした岩場なので滑らないように気を付けてダイナミックな景観を楽しみながら渓谷を伝い
15:44 足元に注意しながら変化に富んだ岩壁を見ながら徐々に水流の増える谷川を伝い下る
15:55 やがて砂防堰堤が現れるが、ここで一旦右岸に出るため少し不安定な丸木橋を踏み外さないように渡り
15:58 右岸の斜面を下って再び沢伝いに下るが、すぐ次の堰堤が現れるので左岸への踏み跡を辿って堰堤を捲くと右下に神爾ノ滝群最上部のf7が狭い岩の隙間に隠れるように見送ってくれる
16:00 左上部が少し開けたところに着くと、急な崖の上から小さな2基の鳥居が出迎えてくれる
上には祠でも祀られているのだろうか?との40年来の疑問をそのままに足場の悪い岩道を下る
16:02 少し進むと斜面を横切る道が崩落しているところに出るが、慎重に歩けば特に危険はないので景色にばかり気を取られずに通過する

※画像は後を振り返って見たところ

16:13 やがて道はよく踏まれた比較的緩やかな左岸中腹沿いの地道に変わり前方が開けてくる
谷と琵琶湖を同時に見渡せるところで石の灯籠の出迎えを受けるが、ここが比良明神に纏わる悲話の舞台となったところとご存じの人は少ないのでは・・・などと考えながら石灯籠を後にする
16:15 -16:18 中腹を捲く道を緩やかに辿ると北比良峠から1時間足らずで道脇から久しぶりの道標が迎えてくれる
右へ下ると神爾ノ滝群(f5:雄滝)への分岐なので立ち寄って滝壺まで降りる事にする
細い左下がりの急斜面を下りると落差20m程の雄滝が勢いよく飛沫を上げて歓迎してくれるので、勇姿をカメラに納めマイナスイオンをタップリ浴びて先程の分岐まで戻る
16:28 快適な道を10分程辿ると左後方からシャカ岳ルートが合流してくるので振り返って見ると今下ってきた道がいかに広くて快適な道か、改めて昔から利用されてきた道の歴史を感じながらイン谷出合を目指す
16:30 雄滝から10分程で静かな樹林を縫って尾根を左へ捲くと旧リフト山麓駅横に着き、リフトの下を潜り抜けて更に左へ捲いてシャカ谷へ向かう
16:32 カマブロのあるシャカ谷に出合うと沢沿いを下流(=右方向)へ辿る
16:35 シャカ谷右岸の露岩が飛び出した歩きにくい道を緩やかに下ると、右手の尾根が切れたところで先程まで下ってきた神爾谷と合流して名称もイン谷と変わる
16:39 イン谷の清冽な流れを見下ろしながら少しで旧リフト山麓駅に着くが、撤去作業から解放された人達が降りてこられるのでしょう、軽やかな音を響かせて営業終了した筈のリフトが上下している
16:47 ここからは暫く舗装された旧バス道をノンビリ辿り、やがて昨年釈迦岳からの下りで歩いた大津ワンゲル道への分岐を左に見送る
16:49 旧山麓駅から10分で出合小屋のあるイン谷出合に着く
舗装道路は左へ折れるが、今は直進して出合橋を渡りサクラのコバへ向かう

ここを右へ辿ると正面谷を遡って金糞峠やカモシカ台へ続く

16:54 露岩の飛び出した自然林の静かな50p幅の道を5分も辿るとノタノホリ・堂満岳方向との分岐を示す道標が打たれたサクラのコバに着くので左へ続く静かな道に足を進める
16:58 やがて道が2m幅のアスファルト舗装に変わると湖西道路を潜って更に舗装道路を横切り
17:04 道は舗装路から自然林の中を辿る地道に変るがひたすら道なりに真っ直ぐ足を進めると
17:08 数分でY字状の三叉路に着くので、足元に付けられた手造りの小さい道標に従って斜め右への道を辿る
17:10 100m程で右手からの道と合流してなおも直進します。
17:13 やがて前方に国道161号が、そして更に湖岸よりにはJR湖西線が見えてくるので、国道を20mばかり右へ伝って
17:14 こんもりとした森に囲まれた天満宮を右手に見て国道を横切り
17:15 左折して湖西線へ続く広い舗装路を前方に拡がる琵琶湖目指して進む
17:16 振り返ると丁度山並みに太陽が沈むところだが、一際目を引く美しい山容の堂満岳が「また来いよ!」とばかり暖かく見送ってくれる
17:22 イン谷出合から30分、楽しかった山旅の余韻を味わいながらJR湖西線・比良駅にゴール

※今回は反省会を諦めて洗面所をお借りして汗を拭いた後、簡単に着替えを済ませて大満足で17:38分発の京都行きに乗り込んで帰宅する

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