西軽井沢 〜 大野山(753.5m) 〜 柏原口
コース概念図 コース断面図
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2006年02月27日 (月曜日)薄曇り メンバー:単独
歩行距離 8.6q/歩行時間 2時間54分 (休憩時間 0時間25分) 所要時間 3時間19分
《レポート画像》
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到着 - 出発 《ルートポイントのあらまし》
11:01 阪急宝塚線・川西能勢口で能勢電鉄に乗り継ぎ、日生中央駅で阪急バス・後川(しつかわ)行きに乗り継いで25分、西軽井沢バス停に降り立つと、頭上には薄雲が広がっているが時々ウッスラと太陽が顔を覗かせる
手元の温度計では6℃を示して、少し肌寒いが防寒着を着けないままスタートする
11:02 バス道を20m戻り大野山頂へと示された道標に従って右の“別荘村”入り口へ足を踏み入れて
11:12 舗装された3m幅のやや急な道を辿ると左右の自然林から数軒の別荘が見送りを受けるが、どう見てもバブル期の別荘跡としか思えない建物?が無惨な姿を見せている

舗装路が右に折り返すようにカーブするところで登山道への分岐が左に別れると、道標の先で小さな沢が道の下を潜るがよく見ると沢の右岸から小さな石碑の見送りを受けると

11:14 広い登山道は5〜6m先で二つに分岐するので道標に従って左への道へ足を進める
11:15 更に50m程で再び分岐が現れるので、ここは右への急な登り道に取り付くと左手から廃屋と思われる別荘?が自然林に包まれてソッと見送ってくれる
11:17 すっかり葉を落とした広葉樹を通して、大野山(おおやさん)の広い大らかな山頂部を見上げながら足を進めると
11:19 バス停を出発して約20分、快適だった道にも露岩が目立ち始め勾配も徐々に増して右に左にと大きくつづら折りに登る事になり
11:34 大きく右に捲きながら急坂を辿ると、左から手元の案内書に水場と書かれた小さな流れが道を横切る
11:39 山頂部が近くなると広い谷筋を直進的に登るようになり、足元も狭い階段状の露岩帯に変わってくるので冬枯れの景色に見とれないよう気を付けながら急坂に足を進めると、苔庭を思わせる絨毯様の石畳や苔むした石垣を見て疎林の中を進む
11:54 歩き始めて1時間近くで右手に丸太の階段道が分岐するところで、左手に建てられた丸太の道標が⇒登山道と案内しているのでここで右への急階段に取り付くが、ここを直進すると高岳との鞍部に通じている
11:55 気温は0℃を示しているが、風がないので寒さを感じないまま直線的に急勾配の階段を登り詰めると
11:59 階段に取り付いて5分、予想通り稜線のT字分岐に登り着く
左への道は高岳へ続いているので、ここは道標に従って右へ向かう事になるが、分岐に打たれた道標には大野山頂上へ約0.6qと書かれているので迷うことはない
11:59 道標から先には高原を思わせるように一面にササ原が拡がり
12:02 やがて舗装路に変わると正面に大野無線中継所が建つ一つ目のピークに着き、一旦緩やかな坂を下り気味に進むと
12:04 すぐ右手に次の通信鉄塔が姿を現すのでそちらに進む
12:06 左手のササ原には地道が伸びているのでこの道へ足を進めるとすぐ左から大野山荘の見送りを受ける
12:07 この辺りからは右(東)側の眺望が開けて、手前右に高岳(721m)、後方中央に剣尾山(784m)が一際目立つ山容を見せる
12:10 やがて見晴らしの良い丸みのある大野山(753.5m)山頂に到着するが、バス停をスタートして1時間10分の行程を振り返っていると今までの無風状態がウソだったように冷たい横風の歓迎を受ける事になる
12:12 山頂は方位盤やベンチも設けられた広場になっているので春本番になれば多くの人達で賑わう事と思うが、この時期では誰も人影を認めることは出来ない
12:14 山名板が付けられた南方向には大船山(653m)や羽束山(524m)など特徴のある独立峰が頭を連ねて自己主張している
12:22 また、方位盤の近くには三等三角点(点名:柏原 標高:753.52m)が打たれていて、人通りが多い所為か無惨に角が欠けて文字が読み取りにくくなっている
12:23 山頂広場からは360度近い眺望が開け、北には弥十郎ヶ岳(715m)や多紀アルプスが、東に深山(791m)・剣尾山(784m)・高岳(721m)が、そして西には白髪岳(722m)・虚空蔵山(596m)がそれぞれ特徴のある山容を見せ
12:24 さらに南に見える大船山(653m)・羽束山(524m)の尖峰と三草山(564m)・背景の六甲連山の大らかな山容が対照的な展望を楽しませてくれるので寒さも気にならずに大観望を楽しむ
12:25 - 12:28 既に昼食タイムに入っているが、風通しの良い山頂なので-2℃の気温と相まって食事場所に相応しい場所を探して西に見える天文台の方向へ降って見ると
12:35 - 12:57 すぐ下に整備された大野アルプスランドの避難小屋が目に付くので、風の吹き込まない軒下をお借りして少し遅めの昼食タイムとする
12:59 下山は避難小屋の前を通るNTT専用道路を南に50m程辿ると左手に大野口・柏原口⇒と書かれた小さな道標が現れるので、ガードレールの切れ目から左への山道に入る
13:01 2m幅の緩やかな下り坂はササ原に囲まれた自然林の中に付けられた快適な道で、野鳥の囀り以外全く物音も聞こえないのだが
13:05 突然行く手がテープで遮断される
よく見ると右手の樹幹に手造りの道標が付けられていて、どうやらこの道はマウンテンバイク(MTB)とハイカーの共用道路のようで分岐になっているようでテープを越えて直進が登山道、左へ下る荒れた道がMTB専用道と書かれているのでここはテープを跨いで直進する
13:27 通る人も少ないのだろう、道はその分荒れていないようだが踏み跡程度の分岐が何カ所か現れ、何度かMTBコースと合流したり離れたりしながら林道柏原新田線に合流するので、MTBコースと別れて広い林道を左へ折り返すように下る
13:29 一旦道は踏み跡程度の細い灌木帯を辿る事になるが、右手に浄水ポンプ?が現れるとすぐ2m程の広い道に変わり
13:32 やがて右手に段々畑が山裾まで広がって見下ろせる所に出る
長閑に広がる柏原新田の山里を見ながら少し荒れた林道に足を取られないよう気を付けながら少し急な地道を下る
13:35 右手に小さな社が木の間越しに見えてくると、大きく道は裏手から正面に回り込んで社の前に出るので今回の山歩きの無事を感謝して、ここからは舗装された町道を下る
13:45 10分も疎らな集落の中を下ると目の前に車道が見えてくるので、少し近道をして車道に降り立つ
すぐ右手に柏原口バス停が見えるので念のため時刻表を確かめると、12時27分発の次は14時27分までバスがないようなので予定通り杉生(すぎお)までバス道を歩くことにする
14:14 バス道を歩き出して30分で杉生の交差点が見えてくるがまだバスの到着時刻には早すぎるので、右手に伸びる道に入りショートカットしてバスの本数が多い大島小学校前へ向かう事にする
左手には愛宕山(514m)の美しい尖峰が見えるので見上げながらユックリとほとんど車の通らない舗装道路を歩く
14:19 5分も伝うと愛宕山の北東にドッシリと構える堂床山(584.4m)が見え出し
14:20 程なくバス道路に合流するとすぐ右手から今日のゴール大島小学校前バス停が迎えてくれる
14時34分発のバスが来るまで堂床山と美しい山容の愛宕山をノンビリ眺めた後、バスに25分揺られて能勢電鉄・日生中央駅に向かう
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