滝畑ダム 〜 岩湧山(897.3m) 〜 紀見峠
コース概念図 コース断面図
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2005年09月01日 (木曜日)晴れ一時薄曇り メンバー:4名
歩行距離 11.5q/歩行時間 5時間20分 (休憩時間 1時間09分) 所要時間 6時間29分
《レポート画像》
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到着 - 出発 《ルートポイントのあらまし》
09:43 南海高野線・河内長野駅前からコミュニティバスに揺られて35分、終点の滝畑ダムバス停に降り立ちます。
09:45 ダム湖を右手に見ながら府道61号を南に向かいます。 左手からは深い緑に彩られた扇山(762m)が柔らかな山容でダム湖を見下ろしています。
09:48 すぐ新関屋橋が見え出しますと左手に駐車場と自販機の設置されたトイレが見えてきます。
09:57 飲料補給などの準備を整え、トイレ横の「岩湧山登山口」に取り付きます。

※少し蒸し暑く感じるこの時点で手元の温度計は30℃を示しています。

10:05 山道へはよく整備された階段の第一歩から始まります。 やや急な階段ですが歩幅を意識して造られているのか特に歩きづらさは感じません。
10:07 すぐ道標のある林道と交差しますが、向かい側にも同じような急階段が待ちかまえていますので迷うこともありません。 真っ直ぐ林道を横切って正面の階段に取り付きます。
10:11 階段は急ですが扇山の西裾を捲くように小刻みに蛇行して辿ります。

※気温も湿度も高いようで、次から次と汗が噴き出してきます。

10:19 階段が終わりますと右手が開けた植林帯を縫ってやや緩やかな登りが続きます。
10:32 道なりを山裾に沿って南方向へ5分も進みますと左手に水場をやり過ごします。 さらに5分少々樹林の間を辿りますと再び階段が現れます。
10:35 階段を大きく左に曲がりますと平坦なT字路に突き当たります。 手元の地図では“カキザコ”と書かれている地点で、右方向は光滝寺へのルート(点線の道)のようですがロープが張られて通行止めになっています。

※道標も右方向には指標がありません。

10:57 カキザコからは左(=東)方向へ辿りますが、相変わらず小刻みに蛇行を繰り返しながら高度を上げてゆきます。
20分程で道ばたに木製のベンチが現れます。
11:02 やがて頭上を覆っていた樹林が途切れますと、大きく開けた右手方向には千石谷を隔てて南葛城山の豪壮な山容が迫ってきます。
11:04 暫くは右側の開けた長閑な雰囲気を楽しみながら緩やかな展望のよい山道を辿ります。
11:19 - 11:21 先ほどのベンチから20分程で再び木製のベンチが置かれた地点に着きますので、軽く最初の休憩を挟みます。
11:29 コースは相変わらず植林された檜の間を縫って、扇山の中腹道を東へ辿ります。
11:42 やがて左(北)方向への急な階段を上りきりますと樹林に囲まれた平坦地に木製のベンチと道標が見えてきます。
扇山とキトラ山を結ぶ鞍部に登りつきました。
11:55 - 12:47 ここからはほぼ平坦な稜線に沿って植林帯を辿りますが、やがて樹林が途切れ送電鉄塔(#75)の建つ広場に出ますので昼食タイムとします。
手元の温度計では25℃を示していますので、都会ではクーラーの効いた部屋でなければ味わえない自然の涼しさです。

※山頂方面から2〜3名の方が下ってこられますので「こんにちわ」と挨拶を交わしますが、ナント最初に通られた男性が最近ネットでお知り合いになった“あつきさん”だったことが後で判りました。

12:53 鉄塔から自然林の中を5分程辿りますと尾根上のピークキトラ山(790m)を通過します。
12:56 右手(南)方向からの木漏れ日を受けながら貸し切り状態の稜線をノンビリ辿ります。
12:58 再び檜の植林帯を縫う道に変わりますが、歩きにくい剥き出しの木の根道が現れますと山頂は間近です。
13:01 樹林を抜けますと目の前に一面のカヤトが圧倒的な迫力で拡がります。
13:02 道はカヤトの中に付けられた急階段を最後の頑張りで一気に登ります。
13:28 山頂部の肩に登りつきますくと目指す「岩湧山(西峰)」がすぐそこに見えてきて、肩から今辿ってきた西方向を振り返りますと、靄ってはいますが先ほどの送電鉄塔を扇山の手前に見ることが出来ます。
13:40 - 13:42 広々としたカヤトに出迎えられて「岩湧山(897.2m)」山頂に着きました。
一面が金色に輝く秋の山頂風景には程遠い時期ですが、目の前のカヤト原が夕日を浴びて金色に輝く風景を想像するだけでも感慨無量です。
一面のカヤトに隠れてヒッソリと咲くコオニユリが道端から見送ってくれます。
13:41 ※山頂のコース横には二等三角点(点名:岩湧山 標高:897.30m)がほとんど無傷のまま顔を出していますのでソッと踏んで感触を確かめます。
13:46 一旦、東峰との鞍部に降りますと今までのカヤトから杉の植林が迎えてくれますので、樹間に付けられた急な丸木の階段を登り返します。
13:49 ほんの少しで「岩湧東峰」を通過します。
ここには左から「きゅうざかの道(兼松新道)」が合流してきますが、今は真っ直ぐ稜線を東に辿ります。
14:02 やがて急な丸太階段の下りが待ちかまえていますので足下に注意しながら樹間を縫うように下ります。
14:04 階段が途切れ平坦な尾根道になりますと「岩湧寺」への分岐(いわわきの道)を左後方に見送ります。
14:09 更に5分で緩やかな下りが始まりますと「五ツ辻」につきます。
14:23 阿弥陀山の北側を捲いて広い平坦な道になりますと右手に「南葛城山」への分岐が別れます。
14:26 すぐ「山田・横尾方面」と表示された分岐が右後方に別れますが、この分岐を右に採りますと三石山へのルートにもなっています。
14:47 樹林の静かな稜線から右手には三石山のなだらかな姿を垣間見ながら、平坦な道を北東方向に辿ります。
14:49 - 14:52 やがて前方に少し高くなった墳墓のような「根古峰(749.6m)」が見えてきますので、コースを進むメンバーと外れて三角点の打たれた山頂に寄り道することにします。
※山頂は少し広い台地になっていますが当然のように視界は全く利きませんが、その分小さい木の幹に取り付けられた手作りの山名板が存在感をアピールしています。

山名板に見守られて三等三角点(点名:加賀田 標高:749.57m)が恥ずかしそうに少し頭を出していますのでソッと踏んで先ほどのコースに戻ります。

14:55 100mも東に進みますと案内図とベンチが置かれた広場につきます。
小鳥達の会話を聴きながら丸太の階段を下り植林帯を辿ります。
15:01 - 15:09 5分もしますと「三合目(654m)」に着きますので、この後の急下りに備えて休憩を挟みます。
15:09 三合目からは尾根沿いに伸びるダイヤモンドトレイルから別れて右への急な丸太の階段道で一気に標高を下げて行きます。
15:10 いきなりの急階段ですので、膝に不安を持つメンバーは階段を避けて樹間の踏み跡を辿ります。
15:19 階段が途切れますとU字形にダケた道に変わります。
15:28 再び急な丸太階段が現れます。
足下には小石が散らばっていますので踏まないように注意しながらユックリ高度を下げます。
15:29 やっと丸太階段が終わりました。
膝へのダメージをチェックしてから右(南西)へ山腹を捲きながら緩やかな林道を暫く辿ります。
15:41 - 15:45 三合目をスタートして約30分、「二合目(越ヶ滝)」に着きますので最後の休憩を入れます。
この時の気温は手元の温度計では26℃と示しています。
16:03 舗装された道を15分程歩きますとコンクリート舗装された紀見峠駅への道を右手に分けますが、我々は紀伊見荘に立ち寄りますので真っ直ぐ進みます。
16:10 ※紀伊見荘への最後の登り(?)で気になる膝を気遣いながらチェックするメンバーも、今回の山歩きの結果で下旬に予定している後立山遠征を断念することにしたそうです。
16:12 ※今回も何とか無事にゴールの紀伊見荘にたどり着くことが出来、ゆっくり足の疲れをほぐし汗を流しますが心は既に反省会場へ・・・ f(^^;)
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