天狗谷 〜 大和葛城山(959.2m) 〜 天神社
コース概念図 コース断面図
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2005年07月31日 (日曜日)曇り一時雷雨 メンバー:2名
歩行距離 4.5q/歩行時間 2時間54分 (休憩時間 2時間34分) 所要時間 5時間28分
《レポート画像》
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到着 - 出発 《ルートポイントのあらまし》
10:17 近鉄長野線・富田林駅から水越峠行き金剛バスに乗り継ぎ“葛城山登山口”バス停で下車しますが、他の乗客は終点の“水越峠”まで乗られるようで降りたのは我々2名だけでした。

すぐ裏手に見える道を辿る訳ですが、なるべくショートカットすべく選んだ道は私有地でしたのでもう一度バス停まで戻ります。f(^^;)

10:24 改めてバス停のすぐ横にある階段を登って上を通る道に出ます。
10:27 舗装された2m幅の緩やかな坂道を暫くは水越峠方向に登ります。
10:31 やがて右下からは先程のバス道からの道が登ってきますが、ここは左へ緩くカーブしている緩い上り坂を辿ります。
10:33 すぐ変則的な四つ辻が現れますが小さな案内標識に誘導されて左への舗装道路を進みます。

※直進すれば古い登山道のようで2万5千地形図には点線で表されているルートのようです。

※この分岐に付けられた可愛らしい道標です。
10:38 暫くは広い谷間を走る平坦な舗装された道をノンビリと辿ります。
10:42 植林帯に入りますと分岐が現れます。 右はコンクリートで舗装された道が山裾に向かって延びて行きますが、ここは植林の中を縫うように続く左の道を進みます。
10:43 谷筋が少し狭くなりますと小さな谷川に架けられた丸太組の橋を渡り、天狗谷の右岸沿いを道なりに歩きます。
10:46 道は少し細くなってきますが、よく踏まれて歩きやすい道ですので森林浴を楽しみながら沢沿いに伸びる山裾の道をユックリ進みます。
10:56 10分も歩きますと植林は途切れ、道も山道の様相を示してきますと灌木に挟まれた小石の露出した細い沢を左岸に渡り返します。
10:58 いよいよ木ノ根が露出した細い急な山道が始まります。 すぐ左下には天狗谷のせせらぎが爽やかな水音をたてて流れています。
11:01 谷筋の勾配もきつくなって来ますので、所々に小さな滝が見受けられるようになってきます。
勾配が増して来ますと、コースも石組みの階段道に変わってきます。
11:08 丸太組の橋から30分近くで葛城山で唯一のクサリ場に辿り着きます。

※小さな岩場にどうしてクサリが付けられたのか判りませんが、ひょっとして雨などで滑りやすい時に利用することを考慮されたのでしょうか。

11:10 相変わらず続く階段道ですが、この辺りは露岩が散らばり幾分荒れ気味の沢を右岸沿いに上流目指します。
11:13 - 11:14 クサリ場から5分で天狗谷の源流近くの水場に到着です。 この時は中年の男性が早速と弁当を拡げていらっしゃいましたが、右手に見やって通り過ぎます。
11:16 水場からは折り返すように左に折れて急坂を辿って谷筋から尾根筋を目指して急な山肌を横切るように付けられた急坂を登ります。

左側眼下には天狗谷の深い谷筋を覆うように木立の緑が拡がっています。

11:29 15分近く急坂を辿りますと丸太組の階段道に変わりますが、段差や間隔が不揃いで非常に歩きづらいのでなるべく階段のない道端を登る事にします。
11:35 - 11:39 水場から20分程で木のベンチの置かれた尾根に着きますので、したたり落ちる汗が鎮まるまで少し足を休めます。

※ここには道標が設けられていて「葛城山 1.7q/青崩 1.7q」と丁度中間位置で有ることがわかります。

11:51 尾根筋からは広く自動車でも楽々通れる程で、しかもほぼ平坦で緩やかな稜線を進むことになります。
11:54 一瞬、山裾からガスが捲き上がって目の前の樹林が白く靄って来ます。
11:59 見る見るうちに夕闇に包まれたような錯覚に襲われます。
一面のガスに覆われて視界が10m程になってきますとパラパラと頭上を覆っている枝葉が雨の到来を教えてくれますが、少しずつ雨音は激しくなってきますので傘を差して歩くことになります。
12:19 やがて雷を伴い滝のような雨が降り出しますと、道も小川に変身して踝まで水に被りますので靴の中にもどんどん浸み込んできます。
12:35 雨もやや小降りになってくる頃、左から弘川に続く道が合流してきます。
12:42 キャンプ場を後にやり過ごしますと“葛城山ビジターセンター”が左手に見えてきます。 軒先には数名のハイカーが雨宿りをしておられますがここは素通りして、縦走コースに合流します。
12:44 - 13:37 右手に進みますとすぐ白樺食堂が見えてきますので、雨宿りを兼ねて昼食休憩とします。

※食事が終わった頃には幸運にも雨が上がりました。

13:38 食堂の左向かいにある山頂への取り付きから水の引いた階段をユックリと登ります。 途中で珍しい花が目に着きましたので同行の“なかりんさん”がカメラを近づけてお気に入りのアングルと構図で切り取られています。
13:45 - 13:59 葛城山山頂からは西方向のみ展望が開けていましたが、カメラの準備をしている内に一瞬で再びガスに覆い尽くされてしまうので、取りあえず山頂に打たれた二等三角点(点名:篠峰山 標高:959.17m)をそっと踏んでみます
14:05 - 15:27 暫く待ってみますが、一向にガスが飛びそうにありませんので南東方向に少し下ってすぐ縦走路に合流し、葛城高原ロッジに立ち寄ってノンビリと雨と汗にまみれた身体を暖めることにします。
※ロッジの窓からは、丁度南側のガスが切れて金剛山が墨絵のように雲海から頭を出して印象的な姿を見せてくれます。
15:28 ゆっくりと身体も暖まりましたので、雨上がりの葛城高原ロッジを後にします。
15:41 ロープウェイ乗り場に向かって辿る途中、雨に洗われた樹木の活き活きとした緑色に目を休ませながら櫛羅の滝への道を右に、また自然研究路への道を左に見やって歩きます。
15:43 すぐ、右手に葛城天神社と鳥居が現れますが、今回は立ち寄らずに通り過ぎます。
15:45 少し左にカーブしますと今回のゴール“葛城山ロープウェイ・葛城山上駅”に到着します。
15:47 ロープウェイ乗り場からは雨上がりの大和三山をクッキリ見ることが出来ました。

※15時52分発のロープウェイが何故か4分程遅れた事で、連絡バスの発車時刻(16時2分)に間に合わずバスは発車してしまいます。 仕方なしに近鉄御所駅まで歩きだしてすぐご親切な方のご好意で新庄駅まで送って戴く幸運に・・・

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