ゼフィウスの森 〜 三草山(564.1m) 〜 サイノカミ峠
コース概念図 コース断面図
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2005年06月24日 (金曜日)薄曇り メンバー:2名
歩行距離 14.5q/歩行時間 3時間53分 (休憩時間 0時間58分) 所要時間 4時間51分
《レポート画像》
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到着 - 出発 《ルートポイントのあらまし》
10:42 能勢電鉄・日生中央駅から阪急バスに揺られること10分、屏風岩バス停に下りたって準備が整ったところでバス道を20m程戻ります。
10:44 猪名川渓谷の中心部を形作る高さ30mの屏風岩を右手対岸に見やりながら舗装道路を左方向(北)に折れます。 青空ではないのですが、薄日が射していますので日陰のない舗装道路ではこの後の暑さが思いやられそうです。
10:46 すぐの槻並川(つくなみがわ)に架かる宝地口橋を渡り
10:48 少し進むと右にも車道が別れます。

本来は直進するところですが、直進は工事中のため「車両通行止め」の柵が巡らされていますので、無意識で右への車道を槻並川左岸へ渡り予定外のコースを辿ることになってしまいます。

10:49 道端に咲くピンクの花が一瞬の暑さを忘れさせてくれますが・・・・ (-_-;)ゞ
11:03 バス停をスタートして約20分、柿ノ木鉱山ハイキングコースへの道が左へ分岐します。
11:13 道なりに10分ほど辿りますと左手前方に猪名川クリーンセンターが見えてきます。
11:26 さらに10分少々で毘沙門堂方面への道が左に別れますので道標に従って左折しますが、正面からは岩ヶ谷山(264m)が静かに見送ってくれます。
11:30 チラホラと民家が見えだしてくると、下阿古谷(しもあこたに)バス停がある府道603号に合流しますのでここからは府道伝いに左(北方向)へ進みます。
11:38 この車道は近畿自然歩道も兼ねていますので、キレイに整備されたトイレも目に着きます。
11:38 すぐ北隣の八坂神社も今日の山行の無事を見守って下さるようにと、ソッと祈って先に歩を進めます。
11:47 更に10分近く舗装道路を辿ると小さな祠が左から見送ってくれます。
11:50 正面の山裾から毘沙門堂の石の鳥居と石灯籠が出迎えてくれますが、道は左へそれて行きますので毘沙門堂へは立ち寄らずに上阿古谷の集落方向へ進みます。
12:00 やがて上阿古谷の集落を前に右を通る林道に合流します。
12:35 林道を道なりに30分近く辿りますと、“ゼフィルスの森”の立て札が目に付くようになりやがて鞍部につきます。
鞍部は四つ辻になっていますので、右後方へ登る山頂へのルートに取り付き50p幅の細いササ道を戻るように登ります。

“ゼフィルスの森”は大阪みどりのトラスト協会が日本の東限として三草山に生息するゼフィルス(ミドリシジミ蝶)を保護するために自然環境保全に活躍されているそうです。

12:39 緑に包まれた樹林の中に続く細い緩やかな道を暫く辿りますと
12:42 少しササの背丈が高くなって来ますが、足下に続く細い道は以前としてハッキリしていますのでヤブ漕ぎの必要はないようです。
12:55 - 13:48 道が左へ直角に曲がりますが、右から更に細い道が合流してきます。 地図で確認しますとどうやらこちらが本来のルートのようですが、今辿ってきた道より狭いため見落としたようです。

“ゼフィルスの森”として区画された手前に、少し広い台地がありますのでここで遅い昼食休憩を挟みます。

13:50 山頂へは先程の角から左の自然林に伸びる道をノンビリと進みます。
13:52 すぐ森上方面へのルートが右に別れますが、見送ってここは直進します。
13:52 分岐からすぐの所に設置された山頂付近の案内板でここからのコースを確認して相棒に理解して貰います。
13:58 道はやや広くなり相変わらずの自然林に囲まれながら快適に山頂を目指すと
14:06 5分少々でやや急な丸太の階段が現れますので、雰囲気的に山頂が近くなった事が判ります。
14:09 一旦平坦な尾根道に変わりますが、再度すぐ少し急な階段道になって目の前が開けてきますと
14:11 - 14:16 三草山山頂(564.1m)に到着です。 山頂は広い台地になっていて、見晴らしも良く適当に木陰もありますので時間配分さえ上手く行けばここでの昼食が最適だったのですが、今更どうしようもありませんのでここで小休憩とします。
山頂には無惨に角が削り取られたような三等三角点(点名:三草山 標高:564.14m)が存在感をアピールするように中央部に居座っています。
山頂から南方向には長閑な山間にとけ込んで佇む猪名川の山村風景?が疲れを癒してくれます。
14:22 下山は山頂から西方向に下るやや急な階段道を辿ります。 途中には通路を遮るように倒木が未整備のまま放置されていますので右側を捲くように新しい道が付けられています。
14:27 暫くざらついた土道の急な階段を滑らないように下り続けます。
14:30 山頂から10分近く丸木階段を下りますと複数の道が集まる変則な辻に到着します。 案内書によりますとここが才ノ神(サイノカミ)峠で、7本の道が集結していて昔から重要な交通の要衝だった事が記述されています。
14:30 辻に立って能勢路最古と言われる寛文11年(1671年)に建てられた石碑を見やり、“能勢町長谷へ”と書かれた標識に従って急な林道を下ります。
14:49 20分近く下りますと急な山肌を利用して段々状に造られた“日本棚田百選・長谷(ながたに)の棚田”が見事な曲線美を見せてくれます。
14:57 やがて現れます分岐を「平野口」方面へ右に採って、10分近く舗装された道を歩きますと北側に“剣尾山〜横尾山〜高岳”と続くなだらかな稜線が目に付きます。
15:02 5分程で右手に“おおさか環状自然歩道”が合流してきます。 ここを右方向に辿りますと長谷集落を通らずに三草山への近道になるようです。
15:04 交通量の少ない静かな舗装路をノンビリ辿りますと、南北朝時代の文和3年に三草山に創建された2m7pの宝篋印塔が天正元年に移築されたと記述されている慈眼寺を右手に見て通り過ぎます。
15:32 稲地集落から左折して国道173号に出ます。 国道の道端を右手に進み30分程で森上南交差点まで来ますと今回のゴールは間近です。
15:33 国道の右手に今回のゴール汐の湯温泉が見えてきますので、ユックリ汗を流した後はお待ちかねの反省会で盛り上がって18時過ぎのバスに揺られて帰途に着きます。
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