<ロープウェイ> 〜 香楠荘(1028m)〜紀見峠 〜 葛城神社
コース概念図 コース断面図
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2005年02月27日 (日曜日)曇り後晴れ メンバー:4名
歩行距離 13.8q/歩行時間 5時間10分 (休憩時間 1時間13分) 所要時間 6時間23分
《レポート画像》
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到着 - 出発 《ルートポイントのあらまし》
10:56 今年初めて歩くメンバーに併せて、今回は「金剛山」下りを楽しみます。 河内長野駅から超満員のバスに揺られて35分、そしてロープウェイで山上駅へ、既に一面の銀世界には子供連れの方や老若男女入り乱れて色とりどりの服装で塗りつぶされています。 人混みを縫って一路紀見峠を目指してスタートします。
11:03 “香楠荘”までの登り道には、多くの俄カメラマンがおそらく今年最後となるであろう霧氷を写そうと望遠レンズでポイントを探し回っています。
11:07 香楠荘前の“ピクニック広場”を過ぎると今までの喧噪が嘘みたいに人の流れが疎らになります。
11:12 敷き詰められた白い絨毯を進みますとやがて左に“天ヶ滝”へのコースが下って行きますが、こちらにもいくつかの靴跡が付けられています。
11:13 すぐ先で“念仏坂”へのルートが右へ下る「伏見峠」に着きますが、今回は念仏坂を見送って左のダイヤモンドトレール(通称:ダイトレ)へ進みます。
11:14 樹林帯に差し掛かりますと左手に“天ヶ滝新道”が分岐しますが、こちらにも多くの靴跡が付けられています。
11:22 樹林の中を5分少々緩やかに登りますと、やがてこのコースの最高点“1022mピーク”を境に全般的には下り勾配となります。
11:24 美しく整列した植林の中に続く尾根道は、さしずめ“白いルミナリエ”を連想させてくれます。 頭上にかかる白いアーチを潜って快適な道を辿ります。
11:28 5〜6分で“細尾”への分岐を右に見送ります。
※ここは黒いガウン(?)を着せて貰った小さなお地蔵様に、道中の安全を見守って戴きながら通り過ぎます。。
11:43 やや急な階段道を下りきると、前方には再び急な上り階段が見えてきます。 ここが「久留野峠」で左すると“カラソ”を経てJR北宇治駅へ、また右はロープウェイ千早駅へ続きますが、今回はここを直進します。
11:54 - 12:44 このコース最大の急階段が待ち受けていますのでユックリ登ります。 峠から10分も歩けば右手にベンチが設けられた「中葛城山(937m)」に到着します。 風もなく時折太陽も顔を覗かせる穏やかな天候ですので、見晴らしの良いピークで少し早めの昼食タイムです。
※風がない割には遠望も申し分なく、遠く大峰の山々も少し霞んではいますがハッキリ望むことができます。
12:47 食後のスタートは展望を楽しみながらノンビリと平坦な道を歩き出します。
12:52 道端の桜の小枝には若い霧氷がまるで松葉のように白い華を咲かせています。
12:57 まるで墨絵の世界です。 黒い幹が真っ白な小枝と雪道に上下から挟まれた中を相変わらずノンビリと辿ります。
13:02 食後のスタートから15分、緩やかな木の階段を登り切ると「高谷山(935m)」に着きます。
13:06 左右に見える木々には、載っている雪も少なくなって来ますがまだまだ綿帽子を被ったような霧氷が目を楽しませてくれます。
13:34 さらに30分近く歩きますと高度もだいぶ下がってきました。 流石に小枝に雪は見えなくなって来ましたので、そろそろ霧氷ともお別れです。
13:36 長い葛籠折れの木の階段を下り切りますと、やや暗い雰囲気の千早峠(784m)に着きます。 ここには古くからの道(五条方面とマス釣場を結ぶ)五条林道〜千早越が横切っています。
13:42 すぐ五条林道が右手から合流してきますが10m程先で林道は右に曲がりますので、ここからは林道と別れて直進する細い道を緩やかに登り気味に辿ります。
13:53 5〜6分で神福山への分岐が現れますので一旦ダイトレから別れて左の神福山へ立ち寄ります。
13:56 - 13:58 50mも登れば小さな祠を右に見て「神福山(792m)」ピークに到着します。
13:59 山頂には高天佐太尾神社と葛城第19経塚を示す標柱がひっそりと建っています。)
14:03 少し戻って左方向に下りますとすぐ先程別れたダイトレに合流しますので道なりに辿ります。 2〜3分で樹林帯を縫って急なジグザグ下りが始まります。
14:20 - 14:26 平坦なやや開けた鞍部に着きますと“金剛トンネル”と書かれた標識が現れます。 この下に国道310号が通っています。
※ダイトレの右側に立てられた“金剛トンネル”の標識です。
14:35 10分程で“大沢塞(城屋敷)跡”に着きます。
14:47 - 14:50 さらに10分で「行者杉峠」に着きます。 峠には途中で追い越して行かれた10人程のパーティーが休憩されていますので我々も4回目の休憩を挟みます。 ここまで来ますと道端の雪も殆ど見かけなくなります。
※峠では小さな祠と3本の杉(?)が目をひきます。 ひょっとしてこの杉が何代目かの行者杉なのでしょうか?
14:50 右手に石見川への道が下り、左後方にはキリサコを経て五条への道が下っていますが、ここは緩い登り道を直進します。
15:08 ノンビリとなだらかなアップダウンを15分少々進みますとやがて「杉尾峠」に着きます。 ここにも分岐がありますが右は鳥地獄経由で石見川方面へ、左は杉尾経由で橋本に続いていますが今は直進します。
15:12 暫くなだらかな道が続きますが、木の階段が現れますと左に“横手尾根”への分岐を見送ります。
15:26 - 15:30 広い道を15分歩きますと「タンボ山(763m)」の肩にある平坦な場所に出ます。 また先程のパーティーが休憩されてますので我々も少し休むことにします。
15:37 数分アップダウンして辿りますと、右下に十字峠へのルートを見送ります。
15:48 緩やかに下りますと10分程で「西の行者堂(733m)」につきます。 左には柱本へ通じるルートが下って行きますが今は尾根道を直進します。
15:55 前方に送電鉄塔が見えてきますと雪道は徐々に雪解け道に変わりますので泥濘に気を付けて歩くことになります。
16:06 暫く進みますと右に“ブンタ谷”から島ノ谷へのルートを見送ります。
16:15 木の階段が暫く続いた後平坦な尾根道を進みますと樹林を通して左下に小さな池が見えてきます。 この後急な階段下りが始まります。
16:17 途中で現れます木のベンチを過ぎますと更に急な階段下りが続きます。
16:24 背の低い灌木が目立ってきますとそろそろ急階段は終わりに近づきます。 下りきったところには小さな沢に架けられた橋を渡り左折します。
16:27 ほんの少しで広い林道に出ますが、すぐ現れる右への分岐を進みます。
16:29 - 16:37 100m程進み先程の林道と合流するところで「山の神(450m)」に到着です。 ここからは林道を横断して正面に見える細い道を辿ります。
16:47 長閑な山麓を辿る1m幅の道をノンビリ歩きます。 付近には“紀伊見峠宿場跡”があるようですが手許の地図にも載っていませんので判らないまま里道を西方向に辿ります。
16:56 やや右下に旧の国道371号が見えてきましたので合流して南方向に進みます。 10分近く歩きますと右手に“紀見峠駅”を示す石標が現れますので右のコンクリート道を進みます。
17:03 5分少々で十字路に行き着きますが右前方の道標に従って鋭角的に右折して、やや緩い坂道を登ってゆきますと五つ辻にでます。
ここでも道標に従って右方向の緩やかな坂道を登りますとすぐに下り坂に変わります。
17:11 やがて正面に見える車道を潜り、少し進みますと右手から先程潜った光陽台に続く車道が合流してきます。
17:14 広い舗装道路を緩やかに下りますと右手に“紀伊見荘”が見えてきますが、既に1時間30分の遅れですので今回は温泉を断念して直接ゴールの紀見峠駅を目指します。
17:19 今年初めて歩いたメンバーにとって、14qの長丁場をこなしてしかも温泉抜きですので相当疲れが堪えた事と思いますが、無事紀見峠駅にゴールです。
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