水呑林道 〜 小富士山〜城ヶ峰(555.7m) 〜 生草林道 |
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2004年12月20日 (月曜日)晴れ後曇り メンバー:単独 |
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歩行距離 13.8q/歩行時間 4時間15分 (休憩時間 0時間38分) 所要時間 4時間53分 |
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《レポート画像》 ↓クリックで画像が拡大します。 |
到着 - 出発 | 《ルートポイントのあらまし》 |
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10:08 |
JR阪和線・日根野駅から犬鳴山行きの南海バスに揺られて13分、水呑地蔵バス停に降りたって今回のスタートを切ります。 ※バス停周辺にはコンビニ等はありません。 |
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10:09 | 府道62号を挟んだ向かい側には赤い鳥居が見えます。 “水呑地蔵”の参道入口ですので「泉南小富士山」への登り口の確認を兼ねて鳥居を潜ります。 | |
※参道を少し進んだところで“白住大神の謂(白住大神? 事前の勉強不足のため現時点では内容がよく理解できていません)”の説明板を左に見送って登山口らしいところを探しますが、結局見つけることが出来ませんでした。 | ||
10:11 |
せっかくですから境内を散策させて戴き“池上龍神”(こちらも始めて聞くお名前で・・・・)の小さな社付近にも登山口が無いことを再確認してバス道に戻りました。 ※後で調べてみますと一番奥まった所から西国三十三カ所詣での階段が登り口に続いていたことを知りましたが・・・・ |
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10:14 |
一旦出たバス道付近を探してみるとヤッパリ登り口(?)がありました。 50p幅の道が「小富士山」の山頂に向かっていますので早速ここから取り付きますが、どうやら私有地と見え“入山禁止”の立て札が立てられています。 理由として「山内の草木を採らないで」と書かれていますので、私は採らないからと勝手に理由を付けて登り始めます。 |
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10:25 | 徐々にコース(?)が不鮮明になり、勾配も増してきます。 枯れ葉に足下を掬われてバランスを崩しながら直線的に登り続けます。 | |
10:40 | やがて危惧したとおり完全なヤブを漕ぐ事になりますが、登り始めて25分でピーク直下の尾根筋に着きます。 ここからはしっかりした踏み跡が案内してくれます。 | |
10:42 | 登り着いたピークは手前のいわば前衛峰で、すぐ隣に見えるのが「小富士山」のようですので改めてそちらを目指します。 | |
10:47 - 10:50 | 前衛峰から歩くこと5分、「小富士山(260m)」山頂につきますが、今回は立ち寄りのピークですので少し足を休める程度に休憩を入れます。 周囲の樹木が伸びすぎたのか私の背丈が短すぎるのか、期待した程の展望が得られません。 | |
※山頂には三等三角点(点名:小富士 標高:259.80m)が埋められていますのでお定まりの通りそっと踏んで山頂を辞します。 | ||
10:53 | 下りは南陵伝いで「稲倉池」方面に採ります。 途中の岩尾根は岩の上に砂粒が敷かれた状況ですのでユックリ確実に滑らないよう注意して足を運びます。 | |
10:58 | 5分も下れば小さなコブ尾根に着きます。 振り返りますと先程登った「小富士山」が意外な程遠くに見えます。 | |
11:00 | 少しの間、見晴らしの利かない自然林の中を進みますが道は案外よく踏まれているようで、里山独特の枝道も見あたりません。 | |
11:04 | やがて開けた尾根筋に着きますと、目の前に「稲倉池」と背景には“ボンデン山”やこれから辿る「ササ峠(ラッキーリング)」方面の山並みの拡がりを見ることが出来ます。 | |
11:11 | 再び自然林の出迎えを受けますので展望は利かなくなります。 | |
11:16 | 5分ほどで急な岩肌の斜面を下りますが、すぐ灌木帯に潜り込みます。 | |
11:20 | それも僅かで鉄塔が現れますので、手前の鞍部から右へ続くの関電管理道を下ります。 | |
11:22 | 管理道は途中から例によってプラスチック製の階段に変わります。 | |
11:23 | 最後は鉄製の梯子で舗装された“水呑林道”へ降り立ちます。 | |
11:30 | 林道を右手に5分少々歩いてゆきますと木の間越しに「稲倉池」が見えてきます。 | |
11:35 | 水面はあまり見ることが出来ませんが東側に伸びる“水呑林道”を南に辿りますと橋が現れます。 | |
11:36 | 橋を渡ったところで「水呑林道」は「長谷池」道と別れ、左の“稲倉谷”沿いに延びて行きますので忠実にここを左折します。 | |
11:46 | 林道はやがて地道に変わりますが相変わらず快適に、そして緩やかに登って行きます。 | |
11:47 | 分岐から10分ほどでY字状の分岐点に着きます。 “タキ谷出合”ですのでここは右への道を緩やかに登ります。 | |
11:56 | 10分ほどで支谷からの小さな流れに架かるコンクリートの橋を通り過ぎます。 | |
12:13 - 12:17 | さらに5分少々で左手に「←笹峠」の道標が現れます。 このときは快適な林道に気を取られてここを一旦通過してしまいましたが2分ほど行き過ぎたところで引き返しました。 | |
12:17 | 改めて仕切り直しで道標に従い左への山道に取り付きます。 | |
12:19 | コースは細い急坂の登りですが少しで峠らしき鞍部が見えてきます。 | |
12:20 | 上がりきったところが「ササ峠」です。 | |
12:20 |
「ササ峠」は四つ辻になっていますが、“近畿自然歩道”になっていますので道標も整備されています。 今回はここを左の「三峰山」・「城ヶ峰」方面に辿ります。 |
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12:24 | やや急な尾根道は「カマ尾根」と呼ばれるところで両側が削り取られたようなヤセ尾根ですが、足下に注意して歩けば素晴らしい眺望を楽しみながら歩く事が出来ます。 | |
12:33 - 13:01 | 今回は「カマ尾根」を登り切った見晴らしのいい広尾根(320mの小ピーク)で少し遅めの昼食タイムです。 | |
13:05 |
食後のスタートは今回の最高峰、「城ヶ峰」までの高度差235mをアップダウンしながら登り始めます。 ※この辺り一帯は松茸山になっていますので、道脇には立て札やロープが散見されます。 |
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13:08 | 所々で見かける道標も“近畿自然歩道”に似つかわしくなくほとんどが手造りですが、却って素朴な雰囲気が醸し出されて落ち着いた山歩きが期待出来ます。 | |
13:17 | この尾根筋は丁度“大阪府と和歌山県”の県境界になっていますのでそこここに境界石柱を見やりながら広く静かな山道を辿ります。 | |
13:25 |
突然地図にもない分岐に突き当たりますが道標が見あたりません。 「自然歩道なのに道標もないなんて・・」と思ってよく見ますと、正面の松の幹に小さな道標が隠れています。 どこまでも素朴な“自然歩道”を道標に従って右に進みます。 |
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※左の画像が松の幹に隠れるように取り付けられた道標です。 | ||
13:31 | 右へ続く広い尾根道も自然林に囲まれて東に伸びて行きます。 | |
13:40 |
やがて「ボンデン山」への分岐を右に見やって進みますと台風の爪痕に進路を遮られてしまいます。 ここでも「自然歩道なのに・・」整備されないままとなっていますので、適当に左の木立を抜けて迂回します。 |
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13:46 | 木の間越しの展望を楽しみながらやや急な登りを辿って行きますと、ここにも爪痕でしょうか老木がコースを跨ぐように倒れています。 倒木のトンネルを潜り高度を上げて行きます。 | |
13:57 - 14:00 | 倒木のトンネルから約10分、「城ヶ峰(555.7m)」山頂に到着します。 展望もありませんので少し足を休めて先に進みます。 | |
山頂にも県境界を示す境界石が埋められています。 | ||
14:05 | 山頂から僅か5分も下りますと開けた鞍部に出ます。 | |
14:06 |
鞍部に着くと始めて“近畿自然歩道”の標識に出会い、今まで自然歩道を歩いてきたことをやっと知る事ができます。 また、ここからは広く快適な「生草(きくさ)林道」が府道62号まで導いてくれます。 |
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14:56 | なだらかに樹林帯を縫って1時間近く歩きますと府道62号へ飛び出します。 | |
15:01 | 府道を緩やかに下って行きますと5分ほどで今回のゴールの「犬鳴山バス停」に到着です。 時間がありますので犬鳴山温泉・不動口館でユックリ汗を流してからバスに乗り込みます。 |