金剛山寺 〜 矢田丘陵(340.0m) 〜 元山上口
コース概念図 コース断面図
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2004年12月01日 (水曜日)快晴 メンバー:5名
歩行距離 9.6q/歩行時間 2時間59分 (休憩時間 1時間12分) 所要時間 4時間11分
《レポート画像》
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到着 - 出発 《ルートポイントのあらまし》
10:56 雲一つ無い抜けるような青空の下、近鉄橿原線・近鉄郡山駅から奈良交通バスに揺られて矢田寺前バス停に降り立ちます。 コンビニや自販機はありませんのですぐ西方向に向かってスタートをきります。
10:57 コンクリート舗装された緩やかな坂を登り始めますと、紅い涎掛け(?)を着けた石仏が出迎えてくれます。
10:58 石段を登れば朱色の「矢田寺山門」に着きます。 手許の案内書には“矢田山金剛山(やたやまこんごうせん)寺”と呼ぶのが正式であると紹介されていますが、山門には案内書の通り「別格本山 金剛山寺」と書かれた木札が掛けられています。
11:00 山門を潜りますとこのコース最大(?)の急な石段が待ちかまえていますので、ユックリと登ってゆきます。
11:03 石段を登りきりますと白塀に挟まれた石畳が続きますが、季節外れのウィークデイと言うこともあって人影は疎らでひっそりとした情感を味わいながら本堂を目指します。
11:05 - 11:10 本堂前の広場で早速一回目の休憩タイムを挟んで紅葉に彩られた境内を散策します。
後に横たわる矢田山へは本堂の向かって右側から墓所への道を辿って3m幅の快適な“ミニ四国霊場88カ所(?)”を進みます。
11:19 静かな道端では四国霊場の名前が彫られた二体ずつ並べられた石仏がひっそりと見送って呉れます。
11:20 やがて右下に卵形をした巨石を見送りますと右下のコースと合流します。 すぐ左に“頂池コース”への分岐を見送りますと木目模様の付けられた車止めを通り抜けて樹林の中を緩やかに登ります。
11:30 樹林帯に入りますと道もやや急な階段道になってきます
11:31 階段を登り切りますとすぐ右手に分岐が現れます。 “露なし池”への分岐ですがこのあたりに“弘法の井戸”があると案内書には載っていますがどれが井戸なのか判らないままここを右に進みます。
11:31 20mも歩きますと“露なし池”が左に現れますがそのまま通り過ぎます。
11:32 平坦な道を進みますと左への分岐が現れますがここは見送って直進します。 左への道は松尾山方面に至る道です。
11:37 やや急な勾配に変わりますが少しの間ですのでユックリと登ってゆきます。
11:41 - 12:28 やがて右手のピークに木製の展望台が見えてきます。 今回のコースの最高地点、「矢田山山頂展望台」に到着しましたので展望台に上がって眺望を楽しみながら少し早めの昼食タイムとします。
展望台からは素晴らしい展望が拡がりますが、特に西側には大らかな「生駒」のなだらかな山並みが目を楽しませてくれます。
12:31 食後は往路と同じ道を戻るところから始まります。
12:36 平坦で快適な木立の中の道ですのでほとんど足に疲れを感じることなく往路で見送った分岐を右に折れて次のポイント「国見展望台」を目指します。
12:37 分岐を「松尾寺」方面に歩きますとすぐ“管理道”と交差する「矢田峠」に着きます。
※交差のすぐ手前右手には可愛らしい石仏がひっそりと佇んでいます。
12:48 峠を左に登って道なりに10分程辿りますと“南僧坊池”のある「池ノ谷」を通り過ぎたころから左側の展望が少し開けてきます。
12:59 再び自然林の中の尾根道に変わりますので展望は利かなくなりますが、明るい尾根道ですのであまり景色も気になりません。
13:00 緩く左右に曲がりながら尾根道を辿りますとやがて左手に“頂池コース”からの道が合流して来るところで前方にベンチが見えてきます。
13:02 - 13:11 緩やかに右に曲がりますと「国見展望台」に到着しますので、食後始めての休憩を摂ります。
※展望台からは東側に180度以上の展望が拡がりますのでユックリ心ゆくまで眺めます。
13:23 相変わらず続く自然林の中を進みますと、右手に丸太の階段道が登る分岐に着きます。 道標には“松尾山⇒”と書かれていますのでここで右の階段道を登り、ササに覆われた細い道を少し歩きますとNTTの中継アンテナが建つ「松尾山」山頂を踏みます。

※山頂には二等三角点(点名:松尾山 標高:315.39m)が埋められています。

13:32 中継所の金網に沿って回り込み、南側に続く小径を下った分岐で左への車道を下ってクサリの車止めを通り抜けますと「松尾寺」の駐車場前に出ます。
13:33 駐車場から車道を下りますとすぐ「松尾寺」の山門に着きます。
13:34 山門を潜り、“松尾寺霊泉”を右に見て石段を登ります。
13:37 - 13:48 境内では素晴らしい紅葉も目を楽しませてくれます。 お寺の飼い猫でしょうか、よく太った白猫が人なつっこく同行者の膝に乗って居眠りしているようです。 コース最後の休憩ですので境内をユックリ散策します。
13:49 正面に見える“三重の塔”まで登り、左の鬱蒼とした森を縫う「松尾山自然研究路」から裏山に取り付きます。
※左の画像は、三重の塔の由来を説明している立て札です。
13:51 三重の塔からの「松尾山自然研究路」は石段で始まりますが、すぐ快適な地道に変わります。
14:03 登り切ったところで「松尾山」方面への分岐が右に別れます。 ここからは「近畿自然歩道」を10分少々歩きますと白石畑と平群・元山上口方面への分岐が現れますのでここでは右への緩やかな下りを進みます。

※この道は私道のため通行が出来なかった時期が合ったようですが、今では問題なく通行できます。

14:09 長閑なユリ道をノンビリ西北に向かって辿ります。
14:13 先程の分岐から10分、再び白石畑と松尾湿原方面への分岐が現れますのでここでも右の「松尾湿原」方向へ曲がります。
14:24 開けた谷筋を10分程辿ってゆきますと、左下に降りる細い道が現れます。 ウッカリすると見落としそうな小さな道標が足下にあって、「←平群渓谷」と書かれていますので左の分岐に入ります。
14:28 細い道はすぐ沢の左岸に沿って下流方向へと続いています。
14:34 途中で飛び石伝いに右岸や左岸に渡り返します。 沢も浅く水流も少ないので全く危険はありませんが靴が水没しないように気を付けて飛び石をクリアします。
14:38 2〜3回右岸に渡りますと1m幅の林道に合流します。
14:43 ここからは沢沿いに続く林道を忠実に辿ります。
14:47 合流点から5分程林道を進みますと右手にボーイスカウト・サイトが分岐していますので、ここで右の小径に入り小さなせせらぎを渡ります。
14:54 道が判りにくくなってきますと右手に送電鉄塔が見えてきますので、鉄塔の方へ向かえば舗装された道路に出ますので真っ直ぐ“生駒”の連なりを目指します。
14:56 すぐ目の前を自動車が走る国道168号に合流しますので右に折れて始めての信号まで歩きます。
15:07 信号まで来ますと「簡保の宿・平群荘」を示す道標が現れ、今回のゴール平群荘が見えてきます。
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