赤子谷左俣 〜 行者山(415.0m) 〜 逆瀬台
コース概念図 コース断面図
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2004年11月03日 (水曜日)晴れ メンバー:5名
歩行距離 11.0q/歩行時間 4時間37分 (休憩時間 1時間20分) 所要時間 5時間57分
《レポート画像》
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到着 - 出発 《ルートポイントのあらまし》
10:00 駅前のコンビニで食料品を調達して準備が整ったところでJR生瀬駅をスタートします。
10:08 西方向へ緩やかに下り、少し右カーブしてJRの線路下を潜り抜けます。
10:09 やがて“西宝橋南詰”の交差点に出ますので左折して国道176号の車の流れに沿って進みます。
10:13 大多田橋の信号を左に折れて、大多田川沿いの有馬街道(県道51号)を西に辿ります。
10:18 ノンビリ歩きますと5分程で赤子谷出合に着いて、左に“千都橋”が現れます。
10:19 “千都橋”を渡ったT字路を右に折れて大多田川の右岸沿いに進みます。
10:22 すぐ道なりに左へ折れて山手に向かって舗装道路を緩やかに登ります。
10:27 4〜5分で薬品会社のグランドを右に見送ります。
10:29 地道が平坦になったところで車止めが現れますので、右手から通り抜けます。
10:31 すぐに“生瀬高台”からの道が左から合流してきます。 ここには先程と同じ名前の“西宝橋”が赤子谷の流れに架かっていますが左手に見送ります。
10:32 道は赤子谷の右岸に渡りますが、朽ちた橋ですので足下に注意しながら渡ります。
10:35 2〜3分で二つの谷が合流する平坦な台地“二俣”に到着します。
10:36 台地の奥には小さなケルンがありますのでこの前を右に行けば“赤子谷右俣”へ、ケルンの横を真っ直ぐ進めば“中央尾根へ、そして左に行けば今回のコース“赤子谷左俣”へのそれぞれ入口に当たります。
10:37 黄色のテープに示された“←左俣”に従って、左の沢筋を辿ります。
10:40 やがて沢の流れを左側(右岸)に渡ったところで最初の砂防堰堤が現れますので、腕力(?)で乗り越えます。

※右岸を高捲いて越えることも出来ます。

10:41 続いて二番目の砂防堰堤が現れますので同じように左側(右岸)の石積みを踏み台にして乗り越えます。
10:43 ここで左岸に渡り返して沢沿いの道を遡ってゆきます。
10:47 歩きにくいゴーロ帯を進みますと、正面に落差5m程の赤子滝が姿を現します。

※以前は注連縄がかけられていたようですが、台風の影響でしょうか今では名残(?)のロープがガレた斜面に少し見える程度です。

10:48 ※今は水量も少ないのであまり迫力はありませんが、梅雨時などの降雨直後にはコース採りが難しいかも知れません。
10:49 この時期では右手(左岸)から高捲いて越えれば何と言うこともないのですが、ただ滝の上部で流れを右岸に渡るために一旦沢に降りますので滑落しないよう充分な注意は必要となります。
10:56 さらに沢に沿って遡りますが、左岸を進むルートが倒木に塞がれていますのでここは右岸を辿って倒木をクリアします。
11:00 - 11:06 暫く進みますと谷筋が一気に狭まります。 いよいよゴルジュを通ることになりますが、ここで最初の休憩を挟みます。 右手には落差10m程の細い滝が静かに流れ落ちています。
11:08 ゴルジュの通過では靴の水没も覚悟していたのですが、水量の少なさに助けられてほとんど濡れることもありません。
11:12 全長50m程の小さなゴルジュですが、前方には先行の女性パーティーが岩場の上り下りに賑やかな歓声を上げています。
11:13 ゴルジュの中程から後を振り向きますと、西宝橋で休んでいた男性が丁度ゴルジュに取り付くところです。 流石人気のコースと言われているだけあって訪れる人の多さには納得させられます。
11:19 ゴルジュを抜けますと谷筋は緩く右に曲がりますが、正面には岩倉山北尾根に突き上げる支谷が小さな滝を落としています。
11:22 滝の左側(右岸)には崩壊で抉られたルンゼ状の急斜面がありますので、ココを登って小滝の上部へ出ることとしますが朽ちたロープの他には木の根っこしか頼れるモノはありません。

この時、アクシデントが発生しました。 先行メンバーが無意識に足をかけた根っこ脇から10pほどの石が落下して後続メンバーの足を直撃しました。 “不幸中の幸い”とでも言うことでしょうか大事には至らず山行を続けることが出来ました。

12:01 - 12:10 かすかなトレースを頼りに急な斜面を登り詰めますと、岩倉山から393mピークに延びる尾根筋に飛び出します。 2度目の休憩を挟んで少し南東方向へ尾根道を登りますと岩倉山北尾根の送電鉄塔に到着します。 ここでゴルジュですぐ後を歩いていた男性も合流します。
12:14 さらに岩倉山方向に進んで行きますとやがて“東尾根コース”に合流しますので、右に折れて岩倉山に向かいます。
12:16 1m幅の快適な尾根道を緩やかに登って行きます。
12:23 真夏だったらとても暑さで耐えられないコースもヒンヤリした空気のお陰で木の間越しに見える山並み眺めながら歩きます。
12:27 途中でコースを遮るように倒木が現れます。 虫に食い荒らされた幹にはキツツキ(?)に開けられた穴を何カ所か見ることが出来ます。
12:29 やがて“東六甲全山縦走路”に合流しますので、コースはさらに快適さが増してきます。
12:35 - 13:20 岩倉山への登り口を見落としたようで、コースは少しずつ下り気味に変わってきますと右手に岩倉山送電鉄塔(#25)が見えてきますのでここで昼食タイムとします。
13:25 コースを大平山方面にとって5分も歩きますと十字路に到着します。 直進すれば大平山から最高峰へ、右は赤子谷左俣へ、そして左はこれから向かう行者山/ゆずり葉台方面への下り坂です。
13:36 譲葉山と行者山との鞍部に着きますとT字状の分岐が現れますので左折します。 途中から合流された男性がじつはこれから辿る逆瀬台にお住まいの方と判りましたのでコース案内をお願いします。
13:38 再び分岐が現れますが、左は光ヶ丘への下山道になりますので右の行者山を目指します。
13:44 少し道が急になればすぐ「行者山」山頂(415m)に着きます。 山頂は木立に遮られてほとんど視界が開けませんので展望の良い東観峰に向かいます。
13:48 山頂から少し右に回れば突然視界が開けます。 目の前の東観峰を通して宝塚の市街地や大阪方面が一望できます。
13:49 右手前(南方向)にはコンモリとした甲山や深谷貯水池も見下ろすことが出来ます。
13:49 - 14:06 一旦ザレ土の道を滑らないように鞍部まで下って、目指す「行者山東観峰」へ登り返します。 ココには記帳函が設置されていて地元の方達が登山記念によく利用されているそうです。
このピークも行者山ほど繁っていませんが、松の木が視界を遮ってくれますので期待していた程の景観は得る事が出来ません。
それでも台地の端まで出ればほぼ360度近い眺望を楽しむことが出来ました。
14:09 下りは計画とは異なってしまいましたが、途中から同行の男性の提案に従って南に続く尾根道を“青葉台/逆瀬台分岐”から右の逆瀬台へ向かいます。 やや急な見晴らしの良いザレ道を下りますとやがて松の木や灌木が視界を遮るようになります。
14:14 5分程で分岐に着きます。 手作りの道標が付けられていますので迷うこともなさそうですが、地元の方しか判らない地名(?)も書かれていますので我々には判断することが困難です。 これが里山のいいところかも知れません。
14:26 この辺りは手元の地図では全く書かれていませんので同行の方に全てお任せで進んで行きます。
14:28 やがて目の前に石積みの堰堤らしき壁が立ちはだかりますが、左へ回れば堰堤を乗り越えて石段を下ります。 ここにも西山住宅への道が左に分岐しています。
14:33 石段を下りますと広い場所に出ますのでノンビリと“里の秋”を探しながら白瀬川沿いの舗装道路を東に辿ります。
14:35 - 14:40 すぐ西山団地の西の外れに着きますので最後の休憩を摂ります。 このあと同行の男性に謝意を述べて別れます。
15:57 付近の地理がよくわかりませんので白瀬川沿いに“宝塚ゴルフ場前”まで東に歩き、更に逆瀬川沿いに北東へ歩いて阪急“逆瀬川駅”前(15:20)から線路沿いに北西方向に歩きます。 そして阪急“宝塚南口駅”前(15:33)からわざわざ宝塚大橋(15:39)を北に渡って武庫川沿いを西に、最後に“宝塚駅”前(15:57)から宝来橋を南に渡り返し、ウンザリする程遠回りしてやっとゴールの“宝塚温泉”に到着したところでユックリと暖まって反省会の備えます。
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