滝の池 〜 お菊山(320m) 〜 畦の谷地蔵
コース概念図 コース断面図
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2004年06月24日 (木曜日)曇り メンバー:4名
歩行距離 13.8q/歩行時間 4時間15分 (休憩時間 1時間25分) 所要時間 5時間40分
《レポート画像》
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到着 - 出発 《ルートポイントのあらまし》
10:12 今回は、大阪夏の陣で討ち死にした夫の仇を討つべく、大阪城での打ち合わせからの帰途に捕らえられ処刑されたと伝えられる、お菊(豊臣秀次の娘)の逸話に因む「お菊山」を歩くことにしました。

JR長滝駅前から少し和歌山よりにあるコンビニで食料と飲み物を調達し、準備が整ったところでスタートです。

10:13 コンビニから真っ直ぐ府道248号線を山手に向かって歩き出しますが、曇り空とはいえ気温も湿度も高くバテてしまいそうな予感が脳裏をかすめます。
10:14 アスファルト舗装された広い車道は、すぐJR阪和線の踏切を渡ります。
10:24 車道を道なりに進んでゆくと10分程で上之郷の交差点に着きます。 府道248号線はここから左へ分かれますが我々はやや右方向への舗装道路をそのまま直進します。
10:33 水田に挟まれた道はやがてT字路に突き当たりますので、左前方の山裾に見える鳥居と赤い欄干の橋目指して左へ折れます。
10:34 すぐ広い道に突き当たりますのでここを右に曲がります。
10:34 先程の鳥居の手前で樫井川に架かる“意賀美橋”(おがみばし)を渡ります。
10:37 鳥居を右にやり過ごすとすぐに天神川に架かる“宮下橋”を渡ります。
10:37 - 10:38 すぐ右手に“意賀美(おがみ)神社”が現れますので立ち寄って今日の山行の無事を祈願します。

※古くから“雨の神さん”として崇められているそうです。

10:40 広い境内を通って先程の舗装道路へ向かいます。
10:52 10分ばかりで右手に“紀泉伝導所”方面への分岐が現れますので、左のコンクリートの少し急な坂を登って“阪和自動車道”の下を潜ります。
10:56 蒸し暑さのためにここまで来るとうっすらと汗がにじみ出てきます。 やがて“新滝の池”の前で車止めのゲートをすり抜けて“新滝の池”堰堤傍に出ます。
10:59 静かな水面には今回目指す「お菊山」の連なりが映って見えます。
11:01 左には家族連れでも楽しめるように屋根の着いた休憩所などが広い芝生の中に設けられています。
11:13 10数分で“新池・泉佐野カントリークラブ”方面と“滝の池”方面との分岐に着きます。 ここには道標がありませんが右の少し細い舗装道路(=林道)を緩やかに登ります。
11:23 - 11:33 やがて舗装された道が終わり、ここから“馬の背”方面と“大山”方面が分岐しますのでここで最初の休憩を挟みます。
11:35 すぐ分岐点に着きますが、小さな手作りの道標に従ってここは左の道を辿ります。 右へ行けば“滝ノ池”畔へ通じているようです。
11:37 静かな林道を進むと右手に少し急な山道が分岐します。 道標には “佐野高校⇒” と書かれた道標の下に小さく “お菊山⇒” と書かれた道標もあります。 ここが登山口です。
11:42 急坂の登りを5分程で「殿尾山」へのルートを左に分けて、50p幅の右への尾根道を採ります。
11:50 さらに5分少々登ると尾根上の平坦な場所に出ます。
11:54 快適な尾根道はすぐヤセ尾根のコースに変わります。 この辺りが“馬の背”と呼ばれるところでしょうか?
11:57 砂地の登りから岩混じりのコースに変わりますが、よく踏まれて比較的広い道ですので気持ちよく歩けます。 ただ蒸し暑さは相変わらずですので既に汗だくの状態で先へ進みます。
12:08 - 13:07 コースが馬の背から象の背中のように広くなって来ましたので、この辺りでお楽しみの昼食タイムとします。
13:15 ※食後のスタートを切った直後、“滝ノ池”がよく見えるポイントがありましたのでシャッターを押します。
13:16 歩き出してすぐに“ササ峠”〜“大山”〜“竜ヶ岳”〜“殿尾山”と続く縦走路に合流しますのでここを右へ進みます。
13:21 5分程で再びT字形の分岐に突き当たりますので木の枝に付けられた手作りの道標に従って右折します。
13:22 やがてコースは自然林から灌木の中を進むようになります。
13:27 灌木の間を暫く歩くと突然視界が開けて送電線鉄塔の下に出ます。 鉄塔の下は少し広い台地になっていますので少し汗が引くまで足を休めます。
13:41 再び灌木の中を進んでゆきますが、ここからは大分荒れたコースになってきます。 所々で倒木がコースを塞いでいますので乗り越えたり下を潜ったり、場合によっては横からブッシュをかき分けながらコースを辿ります。
13:54 すぐ歩きやすい道に変わりますので、快適なピッチで灌木帯を歩いてゆきますと小広い台地状の展望の良いピークに着きます。 地図の355mピークですので少し先に“昭和池”を経て新家へ下る分岐があるハズです。
14:03 景色を楽しみながらノンビリ進んで行きますとやがて右手に“昭和池”方面への下り道を見送ります。
14:06 4〜5分でまた2方向に分かれますが、うっかりすると見落としてしまいそうな小枝に掛けられた小さな板きれの道標に従って右手の緩やかな下り道に入ります。 左への登り道は手元の地図によりますと“堀川ダム”へのルートのようです。
14:16 - 14:31 小さなアップダウンを繰り返して10分近く歩けばやがてお菊山(320m)山頂に到着します。 当時の“お菊”はどんな思いでこの山を越えたのでしょうか・・・・ ほんの少し昔の情景を想像してみます。
14:35 ほとんど平坦な尾根道を西に向かいますとここにも小さな道標が立てられています。 “↑急な下りを経て林道へ  畦の谷経由新家駅⇒” 直進して急な下りを下ってみたいという誘惑に駆られますが、今日はおとなしく右の畦の谷ルートを採ります。
14:36 少し進んだところでまた分岐が現れます。 直進すれば“高倉林道”方面で、新家駅方面へは右と書かれていますのでここでも右の50p幅の尾根道を進みます。
14:48 暫く灌木帯の道をノンビリ降って行きますとやがて左手に細いロープ(?)が貼られた細いザレ場に出ます。 登りと同様にこの辺りも“馬の背”と地図には書かれています。
14:54 コースも少しずつ勾配がきつくなって、周囲の樹木も灌木から松など少し背の高い樹林が目立つようになってきます。
14:59 やがてコースは尾根道⇒中腹道⇒谷道と変わり、沢の中を滑らないように気を付けながら少しの間沢歩きを楽しんで下るようになります。
15:01 勾配が緩くなり、足下の流れも右に離れると林道に飛び出しますので右へ折れます。
15:15 林道の道幅も広くなり、砂利道から川沿いの舗装道路に変わればやがて左手に“畦の谷地蔵”への道を見送ります。
15:30 遙か上を通る阪和自動車道を潜って約10分、左手に“新家北向薬師如来堂”のある種河神社が現れます。 本来ならば立ち寄って今回の山行が無事だったことのお礼を述べるべきかも知れませんが、そのままゴールに向かいます。
15:48 往路と同じように車道の喧噪に迎えられて今回のゴール“JR新家駅”に到着し、駅のトイレで汗を拭き簡単に着替えて反省会場へ向かいます。
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