小鹿野 〜 鳥見山(734.6m) 〜 長谷寺
コース概念図 コース断面図
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2004年06月15日 (火曜日)快晴 メンバー:4名
歩行距離 13.6q/歩行時間 4時間05分 (休憩時間 1時間38分) 所要時間 5時間43分
《レポート画像》
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到着 - 出発 《ルートポイントのあらまし》
torimi010 10:05 “神武天皇が皇祖を祀った地である” と日本書紀に書かれている「鳥見山」から“まほろば湖”を経て長谷寺まで、今回は歴史と自然を味わう(?)べく近鉄大阪線の榛原駅北口から階段を下って東方向へスタートします。
torimi020 10:09 舗装された道路を道なりに数分歩くと分岐が現れますが、左側に設置された手作りの道標(鳥見山⇒)に案内されて塀沿いの少し細い道を左方向へ伝います。
torimi030 10:19 道はすぐ広い通りに出たところが“上町商店街”ですのでアーチ状の横断看板をくぐり抜けて行きます。
torimi040 10:20 商店街を抜けたところで国道165号線と交差しますので、国道を横断して真っ直ぐ進みます。
torimi050 10:26 やがて左への分岐が現れ、右にあるカーブミラーには“≪鳥見山公園”と左へ曲がるように案内標識がありますが、案内書を読んだ記憶で ここで道標に逆らって直進する という記述がありましたのでそのまま直進します。
torimi060 10:28 “暑い!”思わず空を見上げますが雲一つ無い青空が広がるだけです。 再び広い車道(=広域農道)と交差しますが、この道も横断してなおも直進します。

※ラジオで気象情報を聞いてみるとこの日の最高気温は34℃との予報にガックリです。

torimi070 10:30 そろそろ民家(=小鹿野集落)が近づいてきますと、右手に“小鹿野集落センタ”が現れますのでその前を通り過ぎ、緩やかに右へカーブします。
torimi080 10:33 勾配が少し増して来る頃Y字の分岐に着きますが、道標に“←小鹿”と書かれていますので左へ進みます。 後でGPSナビのトレースを確認すると右へ進んだ方が近道だったようです。
torimi090 10:34 相変わらず続く舗装路は自動車も通らないようですので、目の前に広がる田園風景に見とれながらノンビリ歩いて行きます。
torimi100 10:43 10分近く進むと右手に細い山道が上がり“鳥見山公園 登山道”と書かれた大きな看板と“鳥見山公園 0.9q”と書かれた道標が設けられていますので、標識に従って右の山道へ入ります。
torimi110 10:46 細い道ですが手入れが行き届いていますので、快適な山歩きの雰囲気が楽しめます。
torimi120 10:52 - 10:58 暫く進んでゆくと前方に畑が現れ、その先で舗装された道に飛び出しますので、木陰で汗が引くまで少し休憩タイムとします。

※この道は先程の分岐を右に採った場合のルートのようです。

torimi130 10:59 舗装路を左に10m程歩くとまた山道が左に分岐しますので、“鳥見山公園”の案内道標に従って左の山道に取り付きます。
torimi140 11:05 ここからはこのコース初めて静かな樹林帯の急坂を登ることになりますので、少し歩行ペースを落として歩きます。
torimi150 11:15 - 11:24 10分程で樹林帯を抜けますと広い平坦な台地状の“鳥見山公園”入り口に到着です。 ここでも休憩を摂って少し汗を乾かします。
torimi160 11:23 “公園管理事務所”のすぐ横から右へ丸木の階段を上れば“五ツ辻”への近道ですが、今は正面に建つ鳥居を潜って“勾玉池”に立ち寄ります。
torimi170 11:28 池には赤い欄干の橋が架かり、水面には睡蓮が一面に浮かび一瞬暑さを忘れさせてくれます。
torimi180 11:38 - 11:40 こちらからも“五ツ辻”に通じるコースがありますので緩やかな巻き道から“五ツ辻”に登り着き、さらに10m程の高台にある“見晴台”まで登ります。
torimi190 ※“見晴台”から西には金剛山・葛城山を背景に大和盆地や大和三山の素晴らしい眺望を楽しむことが出来ます。
torimi200 ※また南には近景の「熊ガ岳」「竜門岳」をはじめ、遠景には「大峰山」「大台ヶ原」などの山々を望むことが出来ます。
torimi210 11:42 再び“五ツ辻”まで戻って、今度は北に延びる尾根道を緩やかに登ってゆきます。
torimi220 11:58 - 12:54 山頂付近で急な勾配を登ることになりますが、15分程で「鳥見山(734.6m)」山頂に到着しますので木陰を陣取って昼食タイムとします。
torimi230 ※山頂には四等三角点が埋められていますが、角や文字がハッキリと確認できるほど珍しく美しい石標に驚きます。
torimi240 13:19 - 13:21 充分休養を摂った後は“五ツ辻”に戻り、今度は丸太の階段を“鳥見山公園”まで下ります。 ※途中の道ばたに1本の茎に5個の花を咲かせている珍しい(?)ササユリに疲れが癒されます。
torimi250 13:28 “鳥見山公園”の広場を回り込んで南西方向にコンクリート舗装された“東海自然歩道”を緩やかに下ります。
torimi260 13:43 途中に現れる分岐では“長谷寺・桜井”の道標に従って進路を採ります。 アスファルト舗装された林道“西峠鳥見線”と合流しますが、ほとんど車に出会うこともありませんので景色を楽しみながらノンビリ歩きます。
torimi270 13:44 突然左手前方に民家が現れるところで左への道が分かれますので“長谷寺”の道標に従って砂利道に左折します。
torimi280 13:59 - 14:02 また、快適な樹林帯のコースを進むことになりますので木々の緑を眺めながらドンドン歩きます。 食後のスタートから1時間が経ちましたので樹林の木陰で少し休憩を挟みます。
torimi290 14:08 緩やかに登り切ったところに分岐が現れますが、そこに“高束城趾”の説明板と道標があります。 右に進むと“初瀬ダム・桜井”となっていますのでここは右に進みます。 “東海自然歩道”はここで左へ分かれることになります。
torimi300 ※左の画像は“高束城趾”の説明板です。

※高束城趾はこの説明板の裏手から少し登った山頂の平坦地にあって、遺構と思われる石は今でも見ることが出来るようです。

torimi310 14:18 ここからは石畳みの急な樹林帯の下りとなりますので、滑らないよう足下に注意をしながら歩きます。
torimi320 14:21 石畳みからコンクリート道に変わるとやがて集落の浄水施設を右に見て緩やかな下りになります。
torimi330 14:27 樹林帯が途切れるとT字路に突き当たり、正面眼下にまほろば湖(=初瀬ダム)が見えてきます。 ここでも道標に従い左へ進みます。
torimi340 14:29 舗装路を緩やかに下りますが、分岐が現れると道標に従って鋭角的に右へ折れ、やがて手摺りの付けられたやや急な階段道を右に曲がって下ります。
torimi350 14:30 やがて小広い“高 おかみ 神社(口倉神社)”の境内に着きます。

※高おかみ神社の“おかみ”は雨冠の下に龍という字を書くのですが、第二水準の漢字ですので表示することが出来ないため“かな”表現しました。

torimi360 14:38 さらに階段を下った後に現れる分岐も道標に従って進んで行くと“まほろば湖(初瀬ダム)”の東詰に突き当たります。 向かい側には「初瀬山」と「巻向山」がダム湖を見下ろすように並んでいる光景を見やってT字路を左へ進みます。
torimi370 14:52 - 15:12 ダム湖の水面に映る山や木々の緑と空の青を眺めながら左岸の舗装道路の散策を楽しみ、堰堤横のベンチで最後の休憩を挟みます。
torimi380 15:27 “まほろば湖”の水面を右下に眺めながら長い堰堤を右岸へ渡って県道38号線に出ます。 角を左にとって県道の急坂をひたすら下って行きますと右手に“見廻り(みかえり)不動尊”が現れ、説明板には“弘法大師”との関わりが述べられています。
torimi390 15:41 ガランとした長谷寺駐車場前を通り過ぎて緩やかに降って行きますとやがて“長谷寺”の山門が右手に見えてきます。

※長谷寺は西国三十三カ所第八番札所で、境内にはサクラボタンやシャクナゲなど四季を通じて花が咲くことで有名です。

torimi400 15:44 専用道路と勘違いするほど人通りの少ない道を歩いて、今日のゴール“長谷寺温泉”に無事到着です。 立ち寄り湯でユックリ汗を流したあとは最後の階段登りで長谷寺駅に向かい、今回のハイクは終わりました。
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