中山寺 〜 中山〜大峰山(552.4m) 〜 武田尾
コース概念図 コース断面図
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2004年04月13日 (火曜日)快晴 メンバー:単独
歩行距離 11.1q/歩行時間 3時間51分 (休憩時間 0時間41分) 所要時間 4時間32分
《レポート画像》
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到着 - 出発 《ルートポイントのあらまし》
09:37 今日は久々の単独行ということで、メンバー確認の必要もないので中山駅に着いたその足ですぐに駅前から線路に垂直方向(北西)に向かってスタートします。
09:40 少し進むと突き当たりには「大本山 中山寺」の石標と“中山寺”への参道を示す赤い擬宝珠が左に曲がることを示していますので、西方向に左折します。
09:41 左に曲がるとすぐ右手から“中山寺”の総門が覆い被さるように迫ってきます。
09:42 総門を潜ると左にある石の階段を登ります。
09:46 階段を上がり切った広い境内からは伊丹市街が一望できます。 さらに境内を西に進むと右手に“奥の院”を示す道標がありますので、道標に従って北西方向に進みます。
09:47 舗装された道は墓地の間を山手に緩やかに下ってゆきますので、道なりに歩きます。
09:48 すぐ道は“足洗川”の左岸を沿うようになると前方に石の橋が見えてきます。
09:49 足洗川に架かる橋を渡ると対岸(右岸)に沿った道に合流します。
09:52 合流点から右方向に2m幅の快適な砂利道を進みます。 すぐのY字分岐は左の道を道なりに辿ります。
09:56 しばらくは気持ちの良い静かな木立の中の広い平坦な道を進みます。
09:59 やがて石ころのやや多い緩やかな登りとなりますが、コースは相変わらず広い道を進みます。
10:00 すぐ、“夫婦岩”へのコースが左に分岐しますが今回は右の“山頂展望台”へのルートを採ります。
10:04 少し進むと再び“夫婦岩”への分岐が左に分かれますが、ここでも直進します。
10:06 道幅も細くなってくると、前方にコンクリートで造られた1番目の砂防堰堤が現れますので右側(左岸)を巻き、さらに50m程先には2番目の堰堤が現れますので流れを左側(右岸)に渡ります。
10:09 流れに沿って上流に向かいますが、まるで“トウェンティクロス”のように何度も流れを渡り返しながら1m幅の道を緩やかに登って行きます。 もっとも水量が少ないので比較にはなりませんが・・・・
10:10 左下に2〜3m程の小滝を見送ると、すぐ上流で3番目の堰堤をやり過ごします。
10:12 堰堤を過ぎて20m上流で右岸へ渡り返し、相変わらず樹林帯の緩やかな道を歩き続けます。
10:14 100mも歩いた頃、左岸に渡るとすぐ4番目の堰堤が現れます。
10:15 ※今までのコンクリート製の堰堤でなく、金属で造られた檻のような中に小石がビッシリと詰められていて始めてお目にかかるタイプです。
10:17 この辺りからコースは岩混じりとなって勾配も増してきます。 水量の少なくなった川を飛び石伝いで右岸へ渡ります。
10:17 すぐのところで“東尾根コース”への分岐を右に見送ります。
10:21 飛び石伝いを楽しみ(?)ながら、右岸から左岸へ、左岸から右岸へ渡り返して進むと、5番目(最後)の堰堤が木の間越しに見え出します。
10:27 5番目の堰堤手前でコースは左岸へ渡りますが、この堰堤も4番目と同じように金属の檻(?)に小石が詰め込まれたタイプです。最後の堰堤を過ぎるとコースは階段状の急な岩場が現れますので、足下に注意してゆっくり歩きます。
10:30 やがて急な岩場が途切れ、“東尾根コース”への分岐が右に分かれます。
10:35 コースは谷筋から左の尾根へ向かって登り出します。 尾根への途中で水のなくなった沢沿いに道標はありませんが右への分岐が現れます。 この分岐を見送り尾根筋を目指して左の急坂を登ります。
10:37 岩混じりの急坂はすぐに尾根筋に登りつきますので、ここを道なりに右方向へ登ってゆきます。
10:47 尾根筋のコースも石ころと木の根が入り混じった急な勾配ですが、道幅は1m程の良く踏まれた道をジグザグに登り続けるとピークに着きます。

ピークには「白龍大神天宮塚」(天宮塚)の碑が建てられています。

10:48 この“天宮塚”からはほぼ平坦な尾根道を鞍部まで緩やかに下ります。
10:53 改めて緩やかに登り返すと“中山寺奥の院”からの縦走コースと合流しますのでここは右へ向かいます。
10:53 すぐ左へ“山頂展望所”へのコースが分かれますので左の道を進みます。
10:54 “山頂展望所”へは30m程歩けば登り着けます。 ここには四阿が建てられていますが見晴らしは期待できませんので、少し先の防護柵まで進みます。
10:57 正面にこれから目指す「大峰山」がドッシリと横たわっていますが、すぐ左には無惨にえぐられた山肌が痛々しそうで複雑な心境にさせられます。
10:57 防護柵に沿って右へ進んで行くと再び先程の縦走コースに合流します。
11:01 緩やかな登り道を暫く歩くと“中山桜台”への分岐が右に下って行きますのでこれを見送って最高峰を目指します。
11:05 - 11:12 やがて右手にフェンスが現れるとすぐ左側に「中山最高峰」への道標が目に付きますので左の道に入ります。
11:06 中山最高峰(478.2m)はフェンス沿いの縦走コースから20m程のところにあって、二等三角点標石が埋められています。
11:14 最高峰からは道標に従って“十万辻”コースを北方向に歩き、右側が削られた様な尾根を歩きます。

※振り返ると北面が赤茶けたザレ状の少し変わった中山最高峰を見ることが出来ます。

11:15 コースは尾根道から樹林に覆われた道を緩やかに左へ回り込んで下って行きます。
11:17 樹林帯の中の快適なコースをどこまでも緩やかに下って行くと、左の木の間越しに“宝塚高原ゴルフ場”が見え隠れします。
11:23 気持ちの良いコースを野鳥の囀りに癒されながらドンドン下って行くと、やがて“宝塚高原ゴルフ場”のすぐ傍に出ます。 この辺りからはこれから向かう「大峰山」のドッシリした姿が間近に迫って見えます。
11:36 急なジグザグ状の道を下りきると“長尾谷ダム”の下に着きますので、下流の橋を渡って工事用の車道を200m程歩いてゲートの横から県道33号線に出ます。
11:39 県道の向かい側には小さな岩場があり、すぐ横にある木の枝には“←大峰山”と書かれた板の道標が「大峰山」への取り付き点であることを示していますので、ロープの固定された急な岩場を登ります。
12:00 しばらくは急勾配の道が続きますが、やがてなだらかな自然林の中の快適なコースに変わります。
12:03 樹林帯の中を緩やかに登って行くと変則な四つ辻(┳┻)に突き当たりますので、直進的に右前方の山道に取り付きます。 コースはやや急な50cm幅の快適な登りを進みます。

※変則な四つ辻(┳┻)の右方向には“十万辻”からのコースが登ってきています。

12:12 - 12:46 10分程歩くと送電線鉄塔がコースのすぐ傍を通っていますので、昼食休憩のため見晴らしの良い鉄塔下の小広い台地で適当な場所を確保します。
12:56 昼食後のスタートは再びすぐ横のコースに戻って緩やかな登り坂を進みます。 道幅は50cm程ですが良く整備された快適なコースを軽くアップダウンして進みます。

※手元の案内書では“細く迷いやすい道”と載っていましたので少々のヤブ漕ぎも覚悟していたのですが、全く快適な山道のためいい意味で当惑してしまいます。

13:01 スタートして20分もしないうちに「大峰山(552.4m)」のなだらかな山頂に着きます。
----- 山頂には三等三角点の標石が埋められています。
13:04 山頂からは“亦楽(えきらく)山荘 JR廃線敷 桜の園”と書かれた道標に従って西へのコースを下ります。
13:20 こちらのコースも50p幅の快適な地道で、やや急なしっとりとした感じの樹林帯の尾根道を下ります。
13:26 山頂から20分も下ると小広い平坦地に着きます。 その台地には“桜の園3級基準点(bQ) 宝塚市”と書かれた基準点が埋められています。
13:31 やがてコル状の分岐につき、尾根筋から左の平坦地へ続く角に“桜の園(育樹の丘まで0.2q)”の道標がありますのでここを左折します。
13:37 樹林帯の中の緩やかな木の階段道をノンビリと下って行くと四阿のある“育樹の丘”に飛び出します。
13:41 時間的なゆとりがありますので少し遠回りして、取りあえず“亦楽山荘(隔水亭)”へ足を運びます。
13:42 隔水亭からは以前の散策で歩くことの出来なかったコースを歩くことに決めて、“ロックガーデンからもみじの道へ”の道標に従って谷筋を歩くことにします。
13:44 隔水亭のすぐ下にある“ロックガーデン”は以前と同様に岩塊がコースを塞いだままになっていますので、足下に注意して谷筋へ下ります。
13:45 谷筋におり沢に架かっている橋を渡ると、隔水亭の直下に5〜6m程の滝が落ちています。
13:54 深い谷川のせせらぎを聞きながら静かな“もみじの道”から“エントランス広場”へ景色を楽しみながら歩きます。

※先日の雨で桜の花はほとんど散ってしまったようで、ピンクの花はほんの少し目に付くだけです。

13:56 中腹を巻くように付けられたユリ道をノンビリ下ります。
14:01 ※緑一色の世界から“桜の園入口(エントランス広場)”に降り立つと風景もガラリと変わり、沢山の人がノンビリと廃線跡や武庫川畔でくつろいでいます。
14:04 ここからは枕木の残る二つのトンネルをゆっくり歩いて、今日の山歩きで疲れた筋肉を出来るだけ和ませます。
14:40 14時9分にゴール地点の「武田尾」駅に着きましたが、風のない暑い1日でしたので少し戻った食堂で一人反省会を済ませて今回のハイクは終了です。
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