島流社 〜 高取山(583.9m) 〜 壺阪寺
コース概念図 コース断面図
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2004年2月14日 (土曜日)晴れのち曇り メンバー:4名
歩行距離 12.0q/歩行時間 3時間55分 (休憩時間 1時間11分) 所要時間 5時間06分
《レポート画像》
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到着 - 出発 《ルートポイントのあらまし》
10:09 運良く4月中旬並みの温暖な天候に恵まれた一日という最高のコンディションを実感しながら、近鉄吉野線・壷阪山駅からスタートする。
10:16 すぐ傍を通る169号線を横断して更に東方向に進むと、城下町の雰囲気を感じ取れる石畳の道に突き当たるのでここを右折して
10:17 両側に石畳が施された気持ちの良い舗装道路をノンビリ伝う。
10:19 やがて右手に城門風の門構えが目に付くが、石川醫院と昔風の看板がかけられた前を通過すると
10:27 左手に郵便局が現れるところで十字路が現れると、島流社を通るルートと壺阪寺を通るルートとの分岐点になっているので往路では直進して島流社方向へのコースを進み、復路では壺阪寺から右のコースを戻ってくる事をメンバーと確認するが道角からは【右 つぼさか/よしの 道】と掘られた趣のある古い石標が見送ってくれる。
10:30 分岐からすぐの左手には家老屋敷の長屋門があり
10:31 その先にはナマコ壁の家老屋敷(高取藩・植村邸)が続くが
10:47 民家が途絶えて街路を抜けると田園風景が拡がり、舗装された広い道を辿ると再び民家の目立つ上子島集落を通過して緩やかな登りに足を進め、やがて右手下方に小さな水車小屋が見えてくる。
11:00 程なく舗装道路の終点に着くと、いよいよ山道の登りに差し掛かるがここで左手に休憩にはお誂え向きの島流(しまなげ)社が奉られているのを横目で見やって通過する。
11:15 - 11:27 少し勾配も増してくるが依然として歩きやすい山道が続くと、スタートして1時間経過する頃を見計らって上り坂の途中で最初の立ち休憩を挟む。
11:32 すぐに急坂の登りになるが道標には一升坂と記されていて、傍に立てられた案内板には一升坂の謂われが述べられている。
11:34 ジグザグ状の坂道を辿って右手に細い分岐が現れると、道標には岩屋不動・入口と案内されているが、わざわざ枯れ枝で進入禁止の標示がされているのを承知で私一人でこちらの道へ入ってみる事にする。
11:36 案の定本来の道とは異なって倒木が目立ち整備もされていない脇道である事が容易に伺えるが
11:38 ほんの100m程で岩屋不動に到着する。 案内書によると岩屋神社の跡らしく祀られている三体の石仏は不動明王、文殊菩薩、役行者という事だが特に見るものもないのですぐに退散する事になる。
11:43 そのころ、一般のルートを登った他のメンバー3人は猿石に立ち寄ってカメラ休憩で寛いでいたようだ。
11:52 本来なら先程の入り口まで戻って、猿石〜二の門跡と他のメンバーの後を追いかけるところだが、久々にヤブを漕いでみるのも悪くないと思い着いて真っ直ぐ山頂へ向かってヤブ漕ぎを楽しんで国見櫓跡のすぐ下で本来のコースに飛び出し、ここからまた一般のコースを歩く事になるがそのお陰で猿石や二ノ門跡などを観ることが出来なかった。 f(^^;)
12:07 左手に三の丸跡が見えるところにも右への分岐があるが復路に予定しているコースなので、この分岐を見やって宇陀門跡から本丸跡へ足を進めると
12:11 今まで木の間越しに見えていた本丸跡が全景を現すが、さすが国内最大規模の山城だけあってそのスケールの大きさには圧倒されてしまう。
12:13 本丸跡の石組を左から回り込んで階段を上がると天守閣跡が目の前に現れ、
12:16 - 13:15 スケールの大きさに度肝を抜かれたところで天守閣跡の傍にあるベンチを占有してお楽しみの昼食タイムとする。
本丸跡のすぐ下にある下ノ門付近の広場から小天守閣跡を眺めるとこの山城跡の規模が理解できそうだ。
13:27 広大な山城跡の余韻を再確認して下山体制を整え、壷阪口門跡から木製の階段を下って急坂を降ると一旦道に合流するが再びすぐ別れて八幡神社への階段を左に観ながら細い山道を伝い下り
13:31 背の高い石標が現れるところで先程の八幡神社を通る道と合流するところでまた林道に出る。
13:33 やがてV字形に抉れた歩きにくい道になるが、ほんの少しで歩き易い尾根道になり
13:45 10分ほどで五百羅漢遊歩道が右に登って行くのでここを右へ分岐し
13:57 大小取り混ぜた岩肌に細かい石仏が無数に彫られた回遊路を辿ると、何カ所にも亘って作者の執念の化身(?)とも思える石仏が見受けられるが、それぞれには色んな名前が付けられているようだ。
13:58 やがて舗装された一般車道を歩くことになるが壺阪寺の境内近くまで来ると飛鳥方面の展望が開け、壺阪寺の舎利や伽藍を横目で観ながら進み、狭い階段道から急な下りが続き堰堤が見えてくるとなだらかなコースに変わり左上方を通る車道が近づいて合流する。
14:51 ここからは完全舗装された道を自動車に注意しながら進む事になるが、20分も歩いた頃左手に“お里沢市”が祀所に着くので立ち寄ってみる。
14:54 そして左前方に郵便局の見える十字路に着くところで、左に折れて往路と同じ道を壷阪山駅に向かう。
15:04 すぐ右手にはお里沢市ゆかりの伊勢屋屋敷跡を示す石標があり、前を通り過ぎれば城下町らしい古い街並みが続いて
15:15 やがて左方向に国道169号線を横切るとゴールの壷阪山駅が見えてくるので、交差点を横切れば今回のスタートでもある壷阪山駅に到着する。
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