八淵ノ滝 〜 武奈ヶ岳(1214.4m) 〜 北比良峠
コース概念図 コース断面図
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2002年06月08日 (土曜日)晴れ メンバー:8名
歩行距離 8.5q/歩行時間 5時間6分 (休憩時間 2時間11分) 所要時間 7時間17分
《レポート画像》
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到着 - 出発 《ルートポイントのあらまし》
09:10 山歩き同好会を立ち上げて今回が第2回目の例会だが、参加メンバーも8名に倍増となって元気な顔ぶれが早朝の近江高島駅に揃ったところで、ガリバー青少年旅行村を目指す多くのハイカーで賑わう江若交通バスに揺られて凡そ25分
急ぐ事はないのでひとまず多くのハイカーを見送った後、記念撮影を済ませて我々もノンビリとバス停からスタート。
我々の順番が回ってきたので、まずは細いクサリを頼りに岩場を沢まで伝い下り、こちらも細いクサリに助けられて沢を左岸に渡る。

続いて今回のクライマックスとなる左岸の岩場に付けられたハシゴとクサリを頼りに15〜6mの岩壁を直登して

11:02 - 11:06 全員が滝を見下ろす岩の上に上り着いたところで、初めての峡谷歩きのスリルを存分に堪能したメンバーの興奮が冷めるまで立ち休憩を挟む。
11:14 先程までの荒々しい峡谷の景観からは想像も付かない穏やかな瀬音に変わり、2〜3度の徒渉を繰り返すといよいよ8番目の滝・七編返しノ滝に着くが名前とは裏腹に優しい渓流瀑が姿を見せて迎えてくれるので
11:16 - 11:18 落ち口を回り込んだところで給水を兼ねて疲れた足を少し休める事にする。
11:45 冷たい水で首筋を冷やし、いよいよ谷筋を離れてオガサカへの取付を左に見てウマノセ谷からヤクモヶ原へ続く樹林帯の急斜面を伝い上がるが、岩場歩きで疲れが溜まった足には相当辛い登りなので何度も立ち休憩で呼吸を整える。
12:28 - 13:20 やっと登り着いたヤクモヶ原では、今年の4月に歩いた金剛山で肉離れを起こして以来休養中だったメンバーがロープウェイで先回りしてお待ちかねなので、久しぶりの顔合わせを利用して取り急ぎ近況を確認し合った後ヤクモキャンプ場で待望の昼食タイムとする。
13:50 昼食後はこの場でノンビリ寛ぐメンバー2名を残してメンバー7名で山頂を周回する事になり、ゲレンデ横からイブルキのコバを経由して
14:06 ダケた急坂を伝い登り武奈ヶ岳西南稜との合流点となるコルに出ると一気に目の前が開け、青空の下にスッキリとした武奈ヶ岳の姿が目に入る。
14:09 - 14:38 殆どのメンバーにとって初めて踏む事になる武奈ヶ岳(1214.4m)の山頂には数人の先客がいらっしゃるが、着いた時にはラッキーな事に皆さんは休憩中なので山頂を占有させて戴いて記念撮影。

山頂に打たれた三等三角点(点名:武奈岳 標高:1214.19m)をソッと踏んだ後、見事に晴れた山頂からの大パノラマを楽しむ。

14:58 360度の絶景を楽しんだ後はキャンプ場で待つメンバーの所に向かう事になるが、せっかくの初登頂なので北陵を経由する事にしてササに覆われた山頂から雑木の尾根筋を下って細川越に着いたところで右への分岐を伝い下る。
15:37 コルから50m程急な斜面を下ると広谷源流の静かな湿原が拡がるスゲ原に出るので、流れの右岸左岸を渡り返して下流へ辿ると広谷小屋の建つ広谷出合に着くので
15:45 - 16:10 道標に従って右手に架けられた丸木橋を渡り、イブルキのコバまで緩やかに登ったところで往路を伝ってメンバーの待つヤクモキャンプ場に無事到着。
ここから山頂部を一巡りするのに凡そ2時間の行程だった。
16:19 再び全メンバーが揃ったところでユックリ足を休めて下山準備に取りかかり、ヤクモ湿原を通って北比良峠に足を進めるが
16:27 明るく整備されすぎて昔の面影が全く残っていない湿原で、木道だけはボンヤリと残る記憶とも一致している事を確かめながら今回のゴールとなる北比良峠に着いて、ロープウェイとリフトからバスに乗り継いで夕暮れの近づくJR湖西線・比良駅まで移動して盛会だった山歩きも無事に終了した。
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